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2015年1月24日土曜日

野球映画ブーム!? 台湾で大ヒット、甲子園に出場した台湾代表チームの感動実話―【私の論評】日本の真実がかいま見えるこの映画を見れば、自虐的歴史観が払拭される!戦後70年の今年こそ、日本人は修正された歴史観を捨て去り、その呪縛から自らを解き放つべき(゚д゚)!

野球映画ブーム!? 台湾で大ヒット、甲子園に出場した台湾代表チームの感動実話


舞台は日本統治時代の台湾。この地の学校で簿記を教えていた近藤兵太郎(永瀬正敏)が、地元の嘉義農林学校の野球部監督になるところから物語がはじまる。近藤はかつて、野球の名門校・松山商業で監督をつとめ、同校を初めて全国出場に導くなど黄金時代の礎を築いた人。

その近藤が「甲子園出場」という目標を掲げ、松山商業仕込みのスパルタ教育で野球部員たちを徹底的にしごいていた。当時は台湾にいても、野球部員は日本人のみで構成されることが多かったのだが、近藤は打撃力のある台湾人(漢人)、俊足の台湾原住民、守備に長けている日本人と、3民族の強みを生かし、選手を分け隔てなく起用していた。

“鬼監督”と呼ばれる一方で、選手たちのために骨を折るその姿が信頼を呼び、選手たちも飛躍的に力を付けていく。なかでも近藤監督に才能を見出されエースピッチャーとなった呉明捷(ご・めいしょう/通称アキラ)の成長ぶりは目覚ましく、台湾予選大会で決勝戦まで勝ち進むと、日本人のみの常勝チームであった台北商業を打ち負かし優勝。台湾代表として甲子園への切符を手にすることに。



映画はここから舞台を甲子園に移し、まったく無名の台湾代表・嘉農野球部が次々と強豪を破っていく快進撃、そして豪快な投球フォームと実力で人気を集めていくピッチャーの呉明捷の姿をつづる。

見どころは、盛りだくさんだ。台湾の片田舎の、練習場と呼ぶにはあまりにもデコボコな空き地で、サボったり、文句を言ったりすることはあるけれど、それでも近藤監督の指示に従い、暗くなるまで白球を追い練習する部員の姿。

これまでに1勝もしていないゆえ、強豪校からバカにされる辛さ。親の都合で野球部をやめなければならなくなる悲しみ。淡い恋心を抱いていた幼なじみの結婚による失恋など。それでも彼らは前を向き、明るい笑顔を忘れずに野球に取り組む。

決して、テクニック的にうまい映画ではないと思う。もっと上手に作ることもできるだろう。にも関わらず魅了されるのは、登場人物1人ひとりがスクリーンで見せる頑張りに、いつの間にか引き込まれ、劇中の観客同様、いつの間にか嘉農野球部を応援したくなるから。決勝戦になるころには、彼らのファンになってしまうだろう。

この記事は、要約です。詳細は、こちらから(゚д゚)!

【私の論評】日本の真実がかいま見えるこの映画を見れば、自虐的歴史観が払拭される!戦後70年の今年こそ、日本人は修正された歴史観を捨て去り、その呪縛から自らを解き放つべき(゚д゚)!

このブログでは、以前は映画の話や、音楽の話も掲載していたのですが、最近はほとんど掲載していなかったので、本日は久しぶりに掲載します。

この映画予告編だけしか見ていませんが、なかなか感動的なようです。是非見に、行きたいです。

どうして、そのように考えるかといえば、私の子供の頃の思い出もあるからです。父の同僚の方が、台北帝国大学の出身であり、その頃台湾の話など聴いたことがあるからです。

これについては、以前このブログにも掲載したことがあります。

その記事のURLを以下に掲載します。
【ガジエット通信】国会で語られた「朝日新聞の慰安婦捏造」問題をどこのメディアも報道しないのはなぜ?―【私の論評】今度こそ何が何でも、中山先生を守りきろう!!守れなければ俺たちの「戦後体制からの脱却」はさらに遠のくばかりだぜイ!!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に台湾に関係する部分のみコピペさせていただきます。
中山議員の説明を聴いているうちに、私は子供の頃に、父の先輩の台北帝国大学(台湾に設立された日本の帝国大学)出身の方話で、台北帝国大学医学部1〜2割程度は、地元台湾人であったことも思い出しました。1~2割は少ないのではという話もあるかもしれませんが、たとえば、地方の大学などでも、地元の人が少ないという大学もあれば、東京でも、東京以外の地方の出身者であるものもあります。 
ただし、どちらの場合も皆無ではありません。だから、当時の台北帝国大学の学生の1~2割が地元台湾出身というのは、区別や差別をしたということには当たらないと思います。当時の帝国大学というと、そもそも、入学するのが難しいし、今とは異なり、学費もかなり高く、ある程度のお金持ちであり、しかも、学力もあるというような人しか入れなかつたという実情を考えると、地元の人が1割~2割ということは普通のことだったと思います。 
旧帝国大学が、国立大学になってからは、学費も相当安くなりましたが、戦中戦前までは、慶応、早稲田大学のような私学のほうが、帝国大学よりも学費が安かったなどという話は、今ではとうの昔のことで忘れ去られているものと思います。私の出身の北海道大学も、バンカラなどといわれたのは、戦後の少しの間のことであり、戦前は、貧乏な人たちの師弟など入学できませんでした。そういう人たちは、師範学校や軍の学校に行くというのが普通でした。
旧台北帝国大学医学部附属病院
このように、日本の場合、朝鮮であろうが、台湾であろうが、一端日本の国土となったからには、他の国のように区別するなどということはなかったことが良くわかります。そんな日本国が従軍慰安婦問題においてのみ、朝鮮人を区別して、性奴隷にしたなどということは全く考えられないことです。 
これに比較すると、他国では、植民地人と本国人との間には厳然とした区別があるのは普通です。たとえば、ロシアでは、ロシア人が大多数の民族ですが、それでも他の民族も多数存在するにもかかわらず、ロシアの公的機関たとえば、科学アカデミーのメンバーのほとんどはロシア人です。そのような例は、世界中にありました。あのアメリカですら、黒人がまともな市民権を得たのは、60年台の公民権運動後のことです。
私は、この映画はこのような私の考えを実証するものではないかと考えています。この映画は台湾人の監督が製作したものです。日本人の監督によるものではありません。このような、映画を日本の方々も大勢見ていただければ、自虐的歴史観など払拭されるのではないかと思います。



ジャーナリストの西村幸祐氏はこの映画について、以下のようなツイートをされています。
確かに、甲子園大会は、朝日新聞が主催しています。戦後70年の節目にあたる今年は、中韓がまたぞろ、とんでもない反日キャンペーンを繰り返すのは必至です。彼らは、歴史的事実を歪めて、日本に対する強い外交カードを持たんがためにこのようなバカ真似を繰り返しているだけです。

このような時期に、このような素晴らしい映画が日本で放映されるのは、本当に時宜にかなっていることだと思います。

このような映画がこれからも、どんどん放映されるようになれば良いと思います。そうして、多くの日本人が観ることにより、欧米、中韓による歴史修正の呪縛から、自らを開放するようになれば良いと思います。

修正された歪んだ歴史を押し付けてくる欧米、中韓朝ですが、台湾は歴史の真実を日本人に身近な野球を通じて、表現しています。この歴史の真実を私達自身が忘れてはならないと思います。



この真実を多くの人々に知ってもらい、自虐的歴史観の呪縛から解き放たれんことを願ってやみません。

そうして、戦後70年の今年はその幕開けとなれば良いと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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朝日内定者イベント 慰安婦報道への学生質問に会場静まった-【私の論評】朝日新聞社の正体見たり!リスク管理が全くできない、烏合のエゴイストたち(゚д゚)!

【緯度経度】歴史的同志?オランダ礼賛の不思議―【私の論評】中国、南北朝鮮の歴史捏造に惑わされることなく、自虐的歴史観の呪縛から解き放たれて、真の誇りを取り戻し祖国を率直に愛せ!!



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2014年11月15日土曜日

【緯度経度】歴史的同志?オランダ礼賛の不思議―【私の論評】中国、南北朝鮮の歴史捏造に惑わされることなく、自虐的歴史観の呪縛から解き放たれて、真の誇りを取り戻し祖国を率直に愛せ!!

【緯度経度】歴史的同志?オランダ礼賛の不思議 ソウル・黒田勝弘

日本を訪問されたオランダ国王夫妻 手前

オランダのウィレム・アレクサンダー国王夫妻が日本訪問の後、韓国を訪れた。韓国に王室はないし歴史的にオランダと特別な関係があったわけでもない。あえて関係を探れば、2002年の日韓共同開催W杯サッカーで韓国をベスト4に導いたヒディンク監督がオランダ出身だった。

その後、17世紀中ごろ船の事故で韓国に漂着し13年間、抑留されたオランダ船の乗組員ハメルらの話が浮上し各地に観光用の“ハメル記念施設”ができた。ハメルは迫害を逃れて脱出に成功し日本に保護された。後にその体験を『朝鮮幽囚記』として書き残したことで知られる。

韓国とオランダのかかわりはそんな程度だが今回、国王の日韓訪問には異様(?)な関心を示した。

まず国王が日本での宮中晩餐(ばんさん)会の際、戦時中の日本とオランダの過去に触れたことに飛びつき「オランダ国王、日王の前で“心痛む過去を忘れずにいる”と発言」などと大々的に報道した(10月31日付、朝鮮日報)。

さらにその後、韓国を訪れたオランダ国王に対し朴槿恵(パク・クネ)大統領が日韓関係に触れ「歴史認識の問題が懸案になっており、とくに慰安婦問題の解決に努力している」などと述べたことも大きく伝えた。

オランダは戦時中、日本軍によって植民地支配のインドネシアから追い出されたが、その後、民間人収容所にいたオランダ女性が慰安婦として日本軍の現地の将校らに連行された事件があった。上層部は軍の方針に違反したとして慰安所を閉鎖し、関係した日本軍人は戦後、戦犯として有罪判決を受けたが、韓国はこの慰安婦問題に目を付け“同じ被害国”としてオランダを持ち上げているのだ。

オランダはヨーロッパではナチス・ドイツに支配され「アンネの日記」のようなユダヤ人迫害が起きている。韓国マスコミはそのことを紹介しながら今回のオランダ国王の対日発言をこう論評している(11月1日付、東亜日報)。

「オランダはナチに融和的だったことを大いに恥じている。恥を知るオランダが恥を知らない日本に訓戒を与えた」

韓国は今度は「オランダに学べ」と言いだしたのだ。「ええっ?」である。

オランダは300年以上もインドネシアを植民地支配したが、そのことで明確な謝罪も補償もしていない。

韓国は過去、日本に植民地支配されたとして「その被害者の気持ちを知るべきだ」とし「謝罪と反省」を言い続けてきた。それがオランダと“歴史認識”が一致するかのようにほめているのだ。インドネシアが知れば驚きあきれるだろう。

韓国は同じく植民地だったインドやインドネシア、ベトナムなどとの比較を避けたがる。日本からすれば逆に韓国に対し「インドネシアを見習ったらどうか」と言いたいくらいだ。日本非難さえできれば何でも飛びつくが、今回のオランダ礼賛もその歴史認識のいいかげんさを物語るものだ。

この記事は、要約です。詳細は、こちらから

【私の論評】中国、南北朝鮮の歴史捏造に惑わされることなく、自虐的歴史観の呪縛から解き放たれて、真の誇りを取り戻し祖国を率直に愛せ!!

オランダ王室も、この韓国の反応には、戸惑いを覚えているでしょう。本来だと抗議をしたいところかもしれませんが、そもそも国家元首の訪問に関する韓国側の身勝手な妄想の吐露に過ぎないため、国際儀礼上の観点から黙っているのだと思います。

しかし、私たち日本人の中にも、こうした韓国の反応に正しく反応できない人も多いのではないかと思います。

なぜなら、私たちの多くが学校で習った日本の歴史は、自虐史観に基づいたものだったからです。私たちが洗脳された母国日本の歴史と、狂った隣国を除いて、世界が視る日本の歴史とは、全く異なります。

今回のオランダ王夫妻の韓国訪問における韓国側の異常な対応ぶりを機会として、私ここに改めて、大東亜戦争(太平洋戦争)の意味を見つめ直したいと思います。

さて、オランダというと、私は『アムステルダムの光芒』というYouTubeの動画で、再認識された、現代史的事実を思い出します。

平成三年、日本の傷痍軍人会代表が大東亜戦争の対戦国であったオランダを訪問した折、同国の傷痍軍人会代表とともに、首都アムステルダム市長主催の親善パーティに招待されました。

その時のアムステルダム市長・エドゥアルト・ヴァン・ティン(Edvard van Thijn)氏の歓迎の挨拶です。その動画を以下に掲載します。



以下に歓迎の挨拶を文章で掲載します。
あなた方日本は、先の大戦で私どもオランダに勝ったのに大敗しました。 今、日本は、世界一、二位を争う経済大国となりました。 私たちオランダは、その間屈辱の連続でした。 すなわち、勝ったはずなのに貧乏国になりました。 
戦前はアジアに本国の36倍もの面積の植民地インドネシアがあり、石油等の資源産物で本国は栄耀栄華を極めていました。 今のオランダは、日本の九州と同じ広さの本国だけになりました。

あなた方日本は、アジア各地で侵略戦争を起こして申し訳ない、諸民族に大変迷惑をかけたと自分を蔑み、ペコペコ謝罪していますが、これは間違いです。 あなた方こそ、自ら血を流して東亜民族を解放し、救いだす、人類最高の良いことをしたのです。 
あなたの国の人々は、過去の歴史と真実を目隠しされて、今次大戦の目先のことのみ取り上げ、あるいは洗脳されて、悪いことをしたと、自分で悪者になっているが、ここで歴史を振り返って、真相を見つめる必要があるでしょう。 
本当は私たち白人が悪いのです。100年も200年も前から、競って武力で東亜民族を征服し、自分の領土として勢力下にしました。 植民地や属領にされて、永い間奴隷的に酷使されていた東亜民族を解放し、共に繁栄しようと遠大にして崇高な理想を掲げて、大東亜共栄圏という旗印で立ち上がったのが、貴国日本だったはずでしょう。 
本当に悪いのは、侵略して、権力を振るっていた西洋人の方です。 日本は敗戦したが、その東亜の解放は実現しました。 すなわち日本軍は戦勝国のすべてを、東亜から追放して終わりました。 
その結果、アジア諸民族は各々独立を達成しました。 日本の功績は偉大です。血を流して戦ったあなた方こそが最高の功労者です。 
自分を蔑むのを止めて、堂々と胸を張って、その誇りを取り戻すべきです。
最近のヴァン・ティン氏
ヴァン・ティン氏はやがて、国民から推されてオランダ国王の内務大臣に選ばれました。 アジア諸国だけではなく、戦勝国の多くの人達も大東亜戦争における日本の正当性を認めています。

日本は、戦争には負けましたが、多くの日本兵が終戦後も自主的にインドネシアなどの国々に残り、独立運動に協力しました。
インドネシアでは、約2000名の日本兵が戦後もインドネシア国内にとどまり、オランダからの独立に尽力しました。この史実は、『ムルデカ(インドネシア語で独立という意味)』というタイトルで、日本で映画化されています。


インドネシアなどはじめ、アジアの諸国結局すべて、独立しました。これでは、一体勝者がどちらなのでしょうか。日本は、確かに戦争には、負けましたが、アジアの解放ということでは、戦争の大義は、まさに実現されているではありませんか。

現在、日本に謝罪と賠償を求めている国は、日本とは、正式に一度も戦争をしたことのない、共産党中国と南北朝鮮だけです。 世界から見ても日本の「私たち日本が悪」という自虐史観は異常なのです。それに、韓国、中国、北朝鮮の日本に関する歴史観も、そうとう脱線した単なる捏造にすぎないのです。



インドネシアを含むアジアの国々のほとんどの独立のきっかけをつくりだし、はやめたのは日本なのです。それは、中国や南北朝先も例外でありません。日本が、戦争をしなかった場合、植民地となっていたアジア各国の独立は50年くらいは遅れたと思います。

それに及ばす、中国の満州および、朝鮮半島は当時のソビエト領となっていたことでしょう。中国の大部分も、西洋列強の領土となっていたことでしょう。日本は、それを未然に防いだのです。

しかし、そのためにはおびただしい数の日本兵の犠牲や、一般国民の犠牲があったことを私達は決して忘れるべきではありません。

私達は、アジアの侵略者ではなく、アジアの解放者なのです。

私も、すべての日本人が、自虐的歴史観の呪縛から解き放たれて、真の誇りを取り戻して祖国を率直に愛せるようになることを願ってやみません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年5月14日水曜日

【西村幸祐氏ツイート】Hideki Tojo and Jewish refugees ユダヤ人難民を救った知られざる日本の人道主義者たち―【私の論評】東條英機閣下はユダヤ人から「ユダヤ人を救った英雄」と言われていることを知らない自虐的歴史観にまみれた日本人は、もう一度歴史を真摯に見なおせ(゚д゚)!

【西村幸祐氏ツイート】Hideki Tojo and Jewish refugees ユダヤ人難民を救った知られざる日本の人道主義者たち

東條閣下
【私の論評】東條英機閣下はユダヤ人から「ユダヤ人を救った英雄」と言われていることを知らない自虐的歴史観にまみれた日本人は、もう一度歴史を真摯に見なおせ(゚д゚)!

週間新潮4月13日号、「『東條英機』はユダヤ人から『英雄』と称えられていた」という見出しで、以下のような記事が掲載されてます。
A級戦犯の代表といえば東條英機。彼が合祀されている靖国神社への小泉首相の参拝を、「戦後ヒトラーやナチスを崇拝したドイツの指導者はいない」と非難したのは、中国の李肇星外相だが、その東條はなんと、ユダヤ人から「英雄」と称えられていたのである。
(「週間新潮」4月13日号より引用)

この記事のモトネタはラビ・マーヴィン・トケイヤー氏著「ユダヤ製国家日本」。氏は日猶同祖論やユダヤ教のタルムードに関する書籍で知られています。私は、古代ユダヤ教の儀式と神道の祭、古代ヘブライ語と日本のカタカナの相似をもとに展開される日猶同祖論に一時かなり興味を持ったことがあります。

さて、ユダヤ人が東條閣下を「英雄」と称える理由として以下の二つをあげることができます。

1937年、ナチスの暴挙を世界に喧伝するためにハルビンで開催された極東ユダヤ人大会。ハルビン特務機関長だった樋口季一郎らが大会に出席したことに対し、当時、同盟国であったドイツが抗議。その抗議を東條閣下が握りつぶされました。

樋口季一郎
ナチスの迫害から逃れたユダヤ人を満州国に入国させたことに対するドイツ外務省の抗議に対して、東條閣下は、「当然なる人道上の配慮によって行ったものだ」と一蹴されました。

エルサレムの中心地にユダヤ民族に貢献した人、ユダヤ人に救いの手を差し伸べた人達を顕彰するために、「ゴールデンブック(黄金の本)」なるものが展示されています。

ゴールデンブックの第一巻目

この「ゴールデンブック」には二人の日本帝国陸軍軍人、樋口季一郎中将と安江仙弘大佐の名が刻まれています。特務機関の幹部として、ハルビンのユダヤ民族協会を通してユダヤ人社会との交流があった樋口、安江。一方、東條閣下はユダヤ人と親交を結ぶ機会がありませんでした。

それゆえ東條閣下は「ゴールデンブック」入りができませんでした。しかし、「もしユダヤ民族協会との交流があれば、ゴールデンブック入りは勿論のこと、東京裁判の判決に対し世界中のユダヤ人から助命嘆願書がマッカーサーのもとに寄せられたことだろう」と、トケイヤー氏はそう記しています。

ユダヤ人映画監督スピルバーグ氏は、ユダヤ人を救った男の実話を描いた「シンドラーのリスト」について、トケイヤー氏は以下のように語っています。
「シンドラーの行為は無料で使える工員を集めて金儲けするという私欲から発したもの。人道的な精神からユダヤ人を救った日本人とは根本が違う」。
スピルバーグ氏

日本では、ユダヤ人を救った日本人ということになると、外交官の杉原 千畝(すぎはら ちうね)が有名です。第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。外務省からの訓令に反して、大量のビザ(通過査証)を発給し、およそ6,000人にのぼる避難民を救ったことで知られています。その避難民の多くが、ユダヤ系でした。海外では、「日本のシンドラー」などと呼ばれることがあります。

しかし、東條閣下が、ユダヤ人に対して救いの手を差し伸べたことなど、歴史の彼方に消え去り、振り返られることもほとんどありません。これは、やはり、第二次大戦の戦勝国からみるとこの事実は隠蔽しておきたいからかもしれません。

杉原千畝

ユダヤ人に救いの手を差し伸べた閣下が、一方では残虐非道の独裁者であるかのような振る舞いをしたなどということは、はなはだしい矛盾です。そんなことがあり得るはずがありません。

東條閣下をはじめとする、いわゆる東京裁判における戦犯の方々は、すべて戦犯などではなく勝者の裁く一方的裁判でリンチにかけられ、死刑となったものです。これは、重大な戦争犯罪です。日本人たるもの、この事実は永遠に忘れてはならないと思います。日本軍は、ナチスドイツのSSなどとは明らかに違います。日本が軍国主義だったとか、軍人が何もかも権力を握って好き勝手をしたなどというのは、著しい歴史の歪曲です。


スピルバーグは、第二次大戦は自分にとって最も重要なテーマであると語り、実際、第二次大戦を扱った映画をいくつも発表しています。スピルバーグが東條閣下や、樋口、安江、杉原のような日本人を映画化してくれたなら、東條英機閣下の名誉も回復され、呪われた自虐史観も一掃されると思います。こんなことが実現したら本当に素晴らしいことになると思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2013年8月20日火曜日

「はだしのゲン」閲覧制限は事務局決定―【私の論評】はだしのゲンは、有害図書!!その本質は、残虐描写ではなく、自虐的歴史観の植え付け!!アメリカには、日本に原発を8個落とされても文句のつけようがない借りがある(゚д゚)!


はだしのゲンから
中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」を、松江市教育委員会が市内の小・中学校の図書室で子どもが自由に読むことができなくするよう学校側に求めていた問題で、要請は事務局が決定し、教育委員を交えた会議には報告されていなかったことが分かりました。

教育委員会は22日に開かれる会議で制限を続けるか協議することにしています。

漫画「はだしのゲン」は、去年12月亡くなった被爆者で漫画家の中沢啓治さんが、原爆の被害を受けた広島で力強く生きていく少年の姿を描いた作品です。

この「はだしのゲン」について松江市教育委員会は去年12月、一部に過激な描写があるとして、子どもが図書室などで自由に読むことができなくなる「閉架」の措置を小・中学校に要請していました。

この要請は口頭で行われていましたが、教育委員会の事務局が決定し、5人の教育委員が出席して毎月行われている定例の会議には報告されていなかったことが教育委員会への取材で分かりました。

清水伸夫教育長は、「要請に関して教育委員を交えて議論する義務はないが、反応の大きさを考えると報告するべきだった」と話しています。

松江市教育委員会では、22日開かれる定例の会議で、教育委員に各学校の現状についてアンケート結果を説明し、制限を続けるか協議することにしています。

【私の論評】はだしのゲンは、有害図書!!その本質は、残虐描写ではなく、自虐的歴史観の植え付け!!アメリカには、日本に原爆を8個落とされても文句のつけようがない借りがある(゚д゚)!

あの漫画、随分前に少年ジャンプという週刊誌に掲載されていたものです。私は、子供の頃にリアルタイムで読んだ記憶があります。少年ジャンプに掲載されていたので、特に読みたいとも思わなかったのですが読んでしまいました。私の当時の友人は、「この漫画気持ちわるい」と言って、全く読んでいませんでした。私も、最初はそう思ったのですが、なぜか惹かれるところがあって、少年ジャンプは、毎週購読していたので、最初から最後まで全部読んでしまいました。

「はだしのゲン」については、つい最近NHKクローズアップ現代でその特集が放映されたばかりです。ご覧になっていない方のために、以下にその動画を掲載させていただきます。


世界をかける“はだしのゲン” 投稿者 tvpickup

この番組が放映されて以来、「はだしのゲン」が注目されたのでしょうか、松江市には閲覧できるように要望する声が寄せられています。また、この閲覧禁止措置に賛成する声も寄せられているそうです。

そうして、本日は上の記事の他に、ニコニコニュースで以下のような報道もされていました。
はだしのゲン、鳥取でも閲覧制限 図書館の事務室に移す 
 【村井七緒子】戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」について、鳥取市立中央図書館が約2年前から児童書コーナーから事務室内に移し、自由に手に取れない状態になっていることが分かった。来館者から指摘を受けたためといい、閲覧や貸し出しには応じているという。 
 この作品をめぐっては、松江市教育委員会が残虐な描写があるとして市立小中学校の図書室での閲覧制限を指示、子どもたちが自由に読めなくなっている。
私自身は、子供の頃にこれを読んだときには、その時には気づきませんでしたが、いわゆる自虐的歴史感をある程度植え付けられたと思います。はだしのゲンは、確かに実際に被害に直接あったものでないとわからない原爆の悲惨さを余すところなく伝えているのですが、その一方で、自虐的歴史観を否応なく植え付けるというカットも数多くありました。こんなとき、一昔前だと、話をするしかなかったのですが、現在は、インターネットという便利なものがあり、検索すれば、実際にどのようなカットなのか皆さんにお見せすることができます。

自虐的歴史観のカットとはどのようなものか以下に掲載します。


天皇陛下に戦争責任がないことは明白なのですが、中沢啓治氏は、天皇陛下を「最高の殺人者」呼ばわりです。


中沢啓治氏は、「原爆投下がなければ日本人は戦争を続け、日本民族は滅亡した」。原爆が、「天皇はじめ戦争狂の指導者をふるえ上がらせ戦争は終わった。」と語り、「日本人は広島長崎の犠牲に感謝しろ!」と自虐的歴史観を展開しました。

実際には、日本は米国に対して、かなり以前から和平の意思を伝え、米国も承知していました。しかし、米国は、懲罰と人体実験、更にはソ連などに力を誇示するため、日本の市民の上に原爆を投下ました。それも、ドイツ、イタリアには投下せず、日本にだけ投下したというのは、明らかに人種的偏見も見られます。


中沢啓治氏は、「はだしのゲン」の中で、食事をしながら母親に、強制連行されてきた朝鮮人や支那人の悲惨な境遇について誤った事実を語らせています。


支那人が通州事件などで行った支那特有の残虐行為を日本軍が行ったかのように描く中沢啓治氏は、自虐的歴史観を信じて疑ってないようです。


以上念のために、以上漫画の文字起こしを下に掲載しておきます。
「あの貧相な つらをした、じいさんの 天皇 今上裕仁を 神様として ありがたがり デタラメの 皇国史観を 信じきった女も大バカ なんよ…」  
「首をおもしろ半分に切り落としたり、銃剣術の的にしたり、妊婦の腹を切りさいて、中の赤ん坊を引っ張り出したり、女性の性器の中に一升ビンがどれだけ入るかたたきこんで骨盤をくだいて殺したり」 
「わしゃ日本が三光作戦という 殺しつくし 奪いつくし 焼きつくすで ありとあらゆる残酷なことを同じアジア人にやっていた事実を知ったときはヘドが出たわい」  
「その数千万人の人間の命を平気でとることを許した天皇をわしゃ許さんわい」「いまだに戦争責任をとらずに ふんぞりかえっとる天皇を わしゃ許さんわいっ」  
「君が代なんかだれが歌うもんかクソクラエじゃ」「君が代なんかっ 国歌じゃないわいっ」 
この罵詈雑言、どう考えても戦中や終戦直後の一広島の少年が聞き及んだり、体験したものを超えています。漫画が実際に掲載されたのは、1972年ですから、原爆の被害や悲惨さは、 中沢啓治氏自身が体験したことかもしれませんが、それ以外は、戦後しばらくたってからの、左翼などによる自虐的歴史観により事実を歪めたものではないかと思います。

私は、一地方の広島の少年ならば、単純にアメリカ憎しと思うのが当たり前だと思います。私自身は、このブログにも以前掲載したように、アメリカは日本に原爆を8個落とされるだけの借りがあると思っています。そのブログのURLを以下に掲載します。
【変わるか日本 参院選 教育改革】自虐史観脱却、教育委制度是非、費用負担減…多様な焦点―【私の論評】日本人なら、アメリカには広島型原爆8個を落とされるくらいの借りがあると腹の中で思うくらいが妥当だ(゚д゚)!
詳細は、このブログを読んでいただくものとして、以下に何をいいたいのか判る部分のみコピペしておきます。
どういうことかといえば、非道に対処するのは、無論倍返しというのが原則であるから、アメリカは4個の原爆を落とされるだけの借りがあるということです。そうして、人口をみてみると、当時からアメリカの人口は日本倍以上あることから、比例原則からいって、アメリカは日本に原爆を八個落とされるだけの借りがあるというのです。
私は、このくらいの歴史観を持つのが日本人として当然のことと思います。無論、私は、アメリカに対して原爆を八発落とせなどと主張しているわけではありません。そうではなくて、アメリカはそれだけ非道なことをしたと言いたいだけです。どう考えてもあれは正当化されるものではありません。

さて、私が、子供の頃この漫画を読んで、どうなったかといえば、無論自虐的歴史観を植え付けられました。しかし、それは、あるとき完璧に払拭されることになりました。それは、上のブログ記事にも書いてありますが、あるとき、父が原爆の番組をみていて、アメリカ側の識者が原爆を落としたことを正当化しているところに酷く憤っていたことがあります。そうして、その憤りの理由を訪ねたところ「原発八発の借り」について語ったのです。このときに、完璧に払拭されました。

これに関しては、日下公人先生も似たようなことをおっしゃっていました。さすがに日下先生は、「原発8個」ではなく、倍返しの「4個」です。日下先生は、親しいアメリカ人などには、「アメリカは、日本に原爆を4個おとされるくらいの借りがある」と平気で話されるそうです。それを聴いたアメリカ人は、「そうなんだろうなあ。日本人は、腹の中では皆そうおもっているのだろうな」という反応を示すそうです。アメリカ人だって、まともな人なら、逆の立場であれば、そう思うのが当然と考えるのです。
はだしのゲンの作者中沢啓治氏
私は、親しくなったアメリカ人には、「原爆8発の借り」の話を話したことがありましたが、私の場合も、日下先生の例のごとく、誰もあからさまに反論するものはいませんでした。誰もがやはり、逆の立場であれば、そう考えるのが当然という反応でした。

私自身、「はだしのゲン」は違和感を覚えながらも、全部読みました。それは、やはり、現実に体験してものではないと表現しようのない、真実が含まれていたからだと思います。こうした真実ほど、人々を魅了するものはありません。しかし、真実の他にも、自虐的歴史観がいたるところに、ちりばめられていたということです。

私自身は、中沢啓治氏は、戦後しばらくしてからの日本を熱病のように覆っていた、左翼系の考え方に多大に影響を受け、自虐的歴史観を信じこむようになり、「はだしのゲン)の中にも、そうした歴史観を盛り込むことになったのだと思います。

私は、中沢氏には、「はだしゲン」を生きているうちに、自虐的歴史観など抜きにして、本当に当時の広島の一少年の考えにたちかえって、その時の自分の原爆体験の悲惨さをそのまま描いて欲しかったです。そうすれば、「はだしのゲン」は人類の歴史にも残る不朽の名作になったと思います。

もう少し長生きされて、自虐的歴史観が薄れつつある現在、再度挑戦されたら、本当にそうなったかもしれないと思い残念です。「原爆4発の借り」程度の考え方で書いていれば、また違った作品になったものと思い残念です。

ただし、「はだしのゲン」は、後世になってから、自虐的歴史観が付け加えられた部分もあると納得して読めば、現在でも、素晴らしい資料の一つだと思います。ただし、高校以下の人たちには、自虐的歴史観の描写が数多くあることと、描写内容があまりにも残酷であることことから、自由に読むことができないようする措置は妥当だと思います。どうしても読みたければ、教師などの立会のもと、自虐的歴史観が入っていること、描写が残酷であることなどの意味を説明しながら、慎重に扱うべきものと思います。

それから、一般の人々にとっても、「はだしのゲン」の中に、ある程度説明書きをする必要もあると思います。これは、何も図書でなくても、古い映画などの冒頭に「この映画の中には、不適切な表現もありますが、これはこの当時の社会慣習にもとづき作成されていることを予めご承知おき下さい」などと、テロッフがついていることがあります。この程度のことをしても良いではないかと思います。そういうことを予め知ってから、「はだしゲン」を読めば、現代史的な資料として歴史的な価値を持つことになると思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

最後に、広島、長崎で原子爆弾投下によって、命を奪われた方々、その後の被曝で亡くなられた方々に、謹んでご冥福をお祈りさせていたたぎます。

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2013年5月22日水曜日

【朝日新聞】「韓国人が日本人を辱めている」中山成彬・維新衆院議員―【私の論評】自虐的歴史観を吹聴した朝日新聞許すまじ(゚д゚)!しかし、最も悪いのは恥知らずの韓国だ!!

【朝日新聞】「韓国人が日本人を辱めている」中山成彬・維新衆院議員


■中山成彬・日本維新の会衆院議員

韓国人が米国の各州で従軍慰安婦について、日本への非難決議を議会に働きかけたり、高速道路に看板建てて「日本は20万人の朝鮮人をセックススレイブにした」というのを掲げたりして、日本人の名誉をおとしめたいという運動をしている。(党を除名された)西村真悟さんもそれを知っていて、ああいう発言をした。

韓国人が、従軍慰安婦というありもしなかったことを世界中に悪宣伝し、日本人を辱めている。大事なところは「20万人もの朝鮮の若い女性」というが、当時は人口は2000万人ちょっと。ということは100人に1人の自分の娘や知り合いが強制連行されるのをだまってみていたのか。朝鮮の親たちもそんな弱虫じゃなかったはずだ。

橋下徹市長もね、言ってはいけないこと言ってますよ。国際感覚がない。橋下氏が米国にいったら大変ですよ。集中砲火を浴びるでしょう。だけど、彼がそれを乗り越えられたら、大変なことだよね。

女性を活用という発言は本当に耐えられない。私はそういうこと大嫌いだ。僕は橋下さんと会ったことも話したこともない。自分の息子よりも若いから。類いまれな発信力だけど、もう少し勉強してほしい。日本を背負って立つ政治家になるには一皮も二皮もむけないといけない。

【私の論評】自虐的歴史観を吹聴した朝日新聞許すまじ(゚д゚)!しかし、最も悪いのは恥知らずの韓国だ!!

上の朝日新聞の記事、中山さんのコメントを掲載するだけで、朝日の謝罪はどこにもありません。こういうのを厚顔無恥とか、鉄面皮などというのでしょう。

もし、朝日新聞が、従軍慰安婦に関する捏造記事を掲載さえしなければ、河野談話もなく、今日のこの中山議員の記事も存在しなかったはずです。それに、韓国からいらぬ中傷も受けないですんだはずです。なのに、朝日新聞はまったく反省の色がありません。

朝日新聞による、捏造記事に関しては、このブロク゛も掲載したことがあります。その記事のURLを掲載します。

日本人の思考力を奪っているのは平和主義ではないだろうか―【私の論評】従軍慰安婦問題でも何でも最悪の事態を考えておくという基本中の基本を忘れた多くのニッポン人!!日本人に戻るには武士道精神の復興が必要だ!!

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、朝日新聞の従軍慰安婦捏造記事に関する部分のみ以下に掲載させていただきます。
◆慰安婦強制連行の話は朝日新聞の捏造記事から始まった!
「FLASH」(9.11号)





なお、このFlashの記事は、以下のように結ばれています。「慰安婦強制連行問題は、朝日新聞が捏造し、それに韓国が乗っかって花を咲かせたのだ。で は、この問題を大きく育てた朝日新聞は『捏造批判』にどう答えるか。『締め切りまで時間がないので回答できません』。日韓関係をここまでめちゃくちゃにし た謝罪の言葉は、いっさいなかった」

※なお朝日新聞の記事に乗じて、慰安婦関連団体の多くが1992年に誕生しています。
上記の記事は、完璧に捏造で、新聞記事の中で語られていることもほとんど出鱈目であったことが確認されています。

それに、上記の中山議員の話からも、韓国の主張はほぼインチキということがすぐにわかります。 「日本は20万人の朝鮮人をセックススレイブにした」というくだりは、どう考えてもあり得ません。これが本当であれば、かなりの数ですから、これをいくら隠蔽しようとしても、人の口には戸がたてられないという諺どおり、韓国に行っても、日本国内でも、誰にもわかり、誰もが納得する証拠が残るはずです。それに物的証拠もはっきりと、明確に残るはずです。

しかし、現実は、調べれば調べるほど、玉ねぎの皮を剥ぐようにむきつづけると、中身が全くありません。二十万人が事実であれば、どこか図書館にでもいけば、韓国の主張するような、間接的な情報ではなく、直接的な情報が残っているはずです。それも、終戦直後であれば、 物的証拠がごろごろ転がっていたことでしょう。

それに、二十万ということであれば、現在だって、伝聞などではない、誰も疑いようのない明確な証拠が多数必ず出てくるはずです。歴史学者や、考古学者は、随分前のことでも、物的証拠を探しているではありませんか。韓国は、そのような証拠を出してから、批判をすべきでしょう。今のところ、そんな証拠はでていません。無論、伝聞、間接的な情報はありますが、直接の証拠はでてきません。

さて、ありもしなかった事実を探すのは本当に大変です。私も、以前いろいろい探してみましたが、本気で探そうとすれば、するほど、証拠がありません。 そのとき、ないものは、ないのだと思いあきらめました。そうして、もともと、ないものを探そうとしても所詮無理なのだということに気付きました。

そんなわけで、私自身は、韓国の主張するような、従軍慰安婦問題がなかったことを証明しようがないので、以下にその証明となる動画を掲載します。



「20世紀最大の人身売買こそが、慰安婦だ」と盲目なNY州議員たちが2013年、日­本に公式謝罪を要求。堂々と立ち向かおうではありませんか。歴史の捏造に屈すざるべし­です。それにしても、現代アメリカだって、この種の深刻な問題があるというのに、馬鹿なNY州議員たちは、そちらのほうは全く問題にしないのでしょうか?従軍慰安婦問題は、過去のものですが、こちらのほうは、現代アメリカの軍隊の問題です。これは、先ほど引用した記事の中に含まれてますので、そちらをご覧になって下さい。

さて、この動画の内容について、文字起こしをしているブログを見つけました。動画で見るのも良いですが、やはり、文字にしたものは、読めば速いです。ですから、以下にそのURLを掲載します。

 「慰安婦=性奴隷」ではない証拠 谷山雄二朗氏の欧米メディアに向けたメッセージ

それにしても、終戦直後からごく最近の1992年まで、従軍慰安婦問題などなかったのに、朝日新聞が1992年に朝日新聞が、捏造報道をして以来この問題が複雑化しています。わざわざ、日本国や、日本の軍隊を貶めた捏造報道をして、韓国などに付け入る隙を与えた、朝日新聞許絶対すまじです!!

それにしても、韓国の主張する従軍慰安婦問題について、調べても、まるで玉ねぎの皮をむくようにむきつづけていくと、何もなくなってしまうのですが、韓国についてはそうではありません。その一つが、以下の写真です。


上の写真は聯合ニュースが報じた日本軍慰安所の光景です。これが、彼らにとっては、日本の従軍慰安婦問題の動かぬ証拠の一つだそうですが、Off limit??? Keep out???これは米軍相手の慰安所としか考えられません。日本軍相手ではこのようなことがあるはずがありません。そうして、もちろん経営者は韓国人。こういう捏造をして何とも思わないのが韓国人とそのメディアです恥を知れ!といいたいです。朝日新聞は悪いに決まっていますが、恥知らずの韓国が問題であることはいうまでもありません。

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2012年10月13日土曜日

百数十年間先進国であった日本 中韓にはない知恵と経験あり―【私の論評】正しい歴史認識をすることから、日本の覚悟が始まる!!

百数十年間先進国であった日本 中韓にはない知恵と経験あり


国際情報誌・SAPIOが11月号で『いまこそ日本人の「誇り」と「自信」を謳い上げる。中国よ!韓国よ!「ニッポンの覚悟」』との大特集を打ち出した。その狙いは何か、以下は同特集の巻頭言だ。

 * * *
 文明と人間が、そして国家が進歩するものならば、かつての日本人にできたことが、今できないはずはない。

 長く泰平が続いた封建社会から近代国家を築いて百数十年、日本は「三度目の建国」を迫ら... 続きを読む

■著者データ
NEWSポストセブン
「NEWS ポストセブン」は小学館が発行する「週刊ポスト」「女性セブン」「SAPIO」「マネーポスト」4誌を統合したニュースサイトです。各誌の最新記事・コラム等をネット用に再編集し、掲載するほか他のニュースサイトにも配信します。


ウェブサイト: http://www.news-postseven.com/



【私の論評】正しい歴史認識をすることから、日本の覚悟が始まる!!

私自身は、上記のサピオの記事は、読んではいませんが、いいたいことは良くわかりますが、やはり、正しい歴史認識の上にたって、論を展開しているのかどうか、上の紹介記事の一部をみていても、不安になるところがあります。

ペリー来航
たとえば、上の記事で、ペリー来航のことを以下のよう記しています。
明治維新から遡る黒船来航の折、ペリー総督は日本人を驚かせて屈服させようと蒸気機関や大砲を見せつけた。すると浦賀奉行所の与力・中村三郎助は、それが「蒸気機関車と同じ仕組みである」「大砲の型は××である」と正確に指摘し、ペリーが示した地球儀を指さして、ワシントンとニューヨークの場所を言い当てた。日本人の知識と科学技術のレベルに驚いたアメリカは、他のアジア諸国のように日本を植民地にすることは無理だと悟ったのである。
現在は、上記のようなことが、頑なに歴史的事実として、多くの人が信じています。しかし、これは、事実なのでしょうか。特に、上記の太文字にしたところは、事実ではありません。当時の幕府は、弱体化していて、ペリー来航にも及び腰しで臨んだように受け取られていますが、そうではありません。

ペリー来航時には、幕府は、砲台から大砲を打ち放しながら、ペリー来航を待ったとされ、ペリーなどにも最初は、けんもほろろの態度で接したことが記録に残っています。これは、特使として日本に訪問しているにも関わるらず、将軍にも謁見できなかったことから考えてもうなづけることです。

これに関しては、以下の動画などごらんいただければ、良くわかります。


 

上の動画に出演している倉山充氏は、「憲政史家」であり、『嘘だらけの日米近代史』の著者でもあり、この動画でも、その書籍に関していろいろ述べています。この書籍など読むと、いかに私たちが、日米関係の歴史に関して、誤った認識を持っていたかを思い知らされます。

ペリーが来航したころの、米国は、世界的な水準からみれば、まだまだ、小国であり、日本を脅かそうなどという意図はなかったはずです。他の列強とごしていくため、日本と協定を結びたかったということです。

日米関係史に関しては、上記のように、いろいろな意味で誤解があります。たとえば、モンロー主義などですが、モンローが大統領だったころの、アメリカはまだまだ、弱小国で、海外に多数の兵力を派遣して、戦争を遂行できるほどの力などありませんでした。アメリカが建国当初から、今日のような大国ではありませんでした。日本と、アメリカは互いに戦争をするような国ではありませんでした。事実開戦の10年ほど前には、そんなことは誰も思いも寄らないことでした。などなど・・・・・・。

この書籍を読むと、いかに私たちの歴史観が誤っていて、その誤ちの上に日米関係の虚像がつくられていることが理解できます。


たとえば、以下のようなことがあります。いくつか、列記してみます。

通説1
信仰心の篤い敬虔なクリスチャンたちがメイフラワー号という船に乗ってはるばるアメリカ大陸に渡り、厳しい自然や現地インディアンとの戦いなど幾多の困難を乗り越えてフロンティア精神で開拓したのがアメリカ合衆国の成り立ちだ。苦労をしながら開拓した土地からの利益を英国国王ジョージ三世は無情にも搾取したので、耐えかねたアメリカ人たちは独立戦争を起こし、独立を勝ち取って建国したのがアメリカ合衆国だ。
以上、何か一つでも信じていたら、それは歴史に対する無知としか言いようがありません。これは、「金日成建国神話」のようなものであり、後から、人為的につくられた話であるにすぎません。これに関しては、歴史的にも古い話ではないので、いくつもの文献からこれらが作話であることがはっきりしています。
通説2
第二次世界大戦の最大の戦勝国は、アメリカだった。
これも大きな誤りです。第二次世界大戦の真の最大の勝者は、ソビエト連邦です。


あまり書いてしまうと、この書籍を読む楽しみをなくしてしまうので、このへんでとどめておきますが、多くの人か、学校で習った歴史を鵜呑みにしています。アメリカが、戦後に日本弱体化のために、導入した教育委員会制度、自分たちを自ら労働者とみなす、日教組の影響を多大に受けた教師たちがいる学校。唯物史観で構成されている歴史教科書もあります。このような、学校や、教師たちから教えられた歴史観が正しいものであるはずがありません。180度ねじり曲がって、無責任この上ありません。

にもかかわらず、多くの人々が、自分で本当の歴史を調べようとしません。田母神さんが、現役のときに、物議を醸した論文など、物議を醸すこと自体が異常であり、歴史的(学問的)には、特に新しいこともなく、当たり前の真ん中を書かれているだけです。多くの人々が未だマスコミなどが流すデタラメな、自虐的歴史観に浸っていたりします。滑稽ですらあります。

多くの人々が、このような歴史観に浸っているうちは、「日本の覚悟」は始まりません!!「日本の覚悟」は、正しい歴史認識を持つことから始めるべきと思うのは、私だけでしょうか?



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2012年7月11日水曜日

現代の経済界を引っ張るのは? リーダー探しの旅―【私の論評】小説、伝聞に惑わされず本当の歴史を知ろう!!

現代の経済界を引っ張るのは? リーダー探しの旅



企業や経済官庁を舞台にした城山三郎さんの経済小説には、熱いドラマがあり、生き生きと輝く実在のモデルがいた。城山さんの筆力や登場人物にあこがれて新聞記者を志したのは、もう20年以上も前のことだ。先輩記者には「松下幸之助氏(松下電器産業=現パナソニック創業者)と本田宗一郎氏(ホンダ創業者)に会いたくて新聞社に入った」という人もいた。こうした一流経済人の多くは、昭和史の中の人になってしまったが、ぜひ、経営の神様といわれる幸之助氏の世界観に直接触れてみたかった。

年明けから連載している「The リーダー」の前回のシリーズ(第4部 指導者はつくれるか)では、幸之助氏が創設した松下政経塾を取り上げ、その人物像にも迫った。今もなお、「リーダー」として高い評価を受ける理由は何か。戦後や高度成長期に、国民に夢を与える家電製品を次々と世に送り出した経営者だったからか、でっち奉公から世界企業を起こした成功者だったからか。

中国の改革開放を進めた最高実力者、、トウ小平氏は、松下電器本社を訪れて幸之助氏と会談し、工場を熱心に見学した。晩年に開塾した政経塾には多くの人材が集まり、後の首相まで輩出した。

この記事の続きはこちらから!!

【私の論評】小説、伝聞に惑わされず本当の歴史を知ろう!!

上の記事、書いた記者(後で気づいたのですが、記者じゃないんですね!!驚き!!)の勉強不足がありありと伝わってきます。まずは、城山三郎氏の書いた経済小説では、歴史的事実ではないものも多数あります。ファンの方には、申し訳ありませんが、それが真実です。それに、この手の時代小説など、所詮つくりものにすぎないことを認識すべきと思います。

このことに関しては、憲政史研究家の倉山 満のブログより以下に転載させていただきます。


城山三郎が美化する官僚とはカテゴリー:
 - kurayama @ 14時16分59秒
ふとしたきっかけで読んだ『官僚たちの夏』であるが、血も凍った。 我、件の友人に伝えて曰く、「あれが理想の官僚なのか?城山三郎は、佐橋滋に個人的恨みがあって、手の込んだ意趣返しとして、ああいう作品を書いたのか?」と。 友人答えて曰く、「素直に感動したけどなあ。城山さんの作風から考えてないでしょう。」と。 私、暗然となった。なぜあれに感動できるのだ? 以下、城山三郎が美化しているらしい主人公、風越信吾の特徴を挙げよう。1. とりあえず、社会人として礼儀知らず2. 政治家に対する矩を超える3. 大臣の政治介入(=自分が次官になれず)に激怒4. 業者に対して居丈高5. とにかく権限が大好き6. とにかく出世が大好き7. 労組の委員長として上司の首切りに協力8. 職務権限を使ってコネを使う9. 頭を下げるのは嫌いだが、結局は大蔵省主計局に弱い10.お役所差別の格付け主義者すべて城山三郎が美化している点なのだが、これらのどこが美徳なのか。世の勤め人に城山作品が受けるとはどういうことなのか。 『官僚たちの夏』をまじめに読んでみてそれなりに調べてみたが、城山三郎という人の影響力、かなり大きいではないか。しかも、彼の主張が、特定の人たちの既得権益にとって非常に都合が良いと言うことも見えてきた。それは、まじめに大学で勉強して、まじめに社会で働いているだけでは絶対にわからないことでもあるのである。(つづく)


特に、『落日燃ゆ』と『官僚たちの夏』は、史実とはかなり異なります。登場人物たちの扱いが史実とは正反対といっても良いくらいです。

落日燃ゆで、広田弘毅役をした北大路欣也氏
これは、倉山氏も語っていたことですが、これに似たこととしては、池田理代子の「ベルサイユの薔薇」についても同じことがいえます。



「ベル薔薇」に登場するマリー・アントワネットは、「ベル薔薇」の中では、以下の様な扱いです。
マリー・アントワネットは、甘やかされて育った為、少々わがままな所もあるが、素直で明るく、活発な性格ゆえ周りの人々から愛されていた。勉強嫌いで読書は一番苦手だったという。しかし…ダンスだけは誰もが驚くほど上手だったという。
14歳の時、フランスへと嫁ぐ。あまりにも美しく、可憐な王太子妃の姿に皆、夢中になったという。 
1774年、ルイ15世の逝去に伴い、18歳で王妃となる。ちょうどこの年、フェルゼンと仮装舞踏会で出会う。 
王妃となってからというもの、ドレス、宝石、賭博などで浪費三昧・・何もかもが思い通りなる日々を満喫しているうちに、国の内情は悪化していった。 
そして、マリー・アントワネットは子どもを三人産む。(男子2人に女子2人)そして、子どもを宝物のように、愛情深く育て、とても良き母親だったという。 
しかし、フランス革命が起こり、投獄される際に、子ども達とは引き離されてしまう。
どちらかというと、悲劇のヒロインのような描きかたですが、私が、「ベル薔薇」をはじめて読んだ時は、フランスのこの時期の歴史を学んだ直後であったので、非常に違和感を覚えました。


なにしろ、マリー・アントワネットといえば、圧政の権化のような人物であり、悪鬼のごとき人物という認識をもっていたからです。実際、大方のフランス人は、そのような考えを持っています。

ここでは、本題ではないので、マリー・アントワネットに関する史実は、wikipediaのURLを以下に掲載しますので、詳細を知りたい方は、こちらをご参照下さい。

http://goo.gl/u6Rf

それにしても、私自身城山三郎氏とは、直接お話をしたこともあり、何かの仕事の関係で、原稿をいただいたこともあります。だから、あまり深く考えたことはなかったのですが、ただし、「官僚たちの夏」に関しては、大方の人が読んで感動したなどしているのですが、私はどうも素直に感動できませんでした。それに、テレビ化されたときも、あれを見て感動したということはありませんでした。

これは、このブログにも掲載したことのある、ドラッカー氏による、日本の官僚についての記述を読んでいたからかもしれません。ただし、ドラッカー氏は、日本の官僚を擁護していたものですが、それにしても、特に通産省など「通産省主導でかかわったことはすべて失敗」「先延ばし戦術は成功」という内容を読んでいて、それが、頭に入っていたので、「官僚たちの夏」に関しては、全く感動できず、絵空事に見えました。

ボンクラ養成学校「松下政経塾」

それに、上の記事、「松下政経塾」に関しても、評価が高いようですが、これも違います。現在、あまりに、この塾の出身者が、野田総理を含めて、ボンクラばかりなので、批判が高まっています。

このブログでも、「松下製家塾」からは、リーダーが出ないことの理由を掲載したことがあります。その詳細については、以下の【関連記事】のところに掲載しておきますので、そちらをご覧になって下さい。

さて、このようなことは、他にもあります。それは、中国や、北朝鮮、韓国などの酷い歴史の歪曲です。韓国の歴史など、このブログにも、歪曲されていることを掲載したことがありますが、特に、テレビで放映されている韓国王朝の話など、デタラメもいいとろです。

中国では、明の時代の高句麗を部隊とした韓国歴史ドラマ「朱豪(チュモン)」
高句麗の時代などのことも、出てきますが、この時代の朝鮮は、明国の領土であり、明からみればたんなる、辺境の地に過ぎず、あまり重要視していなかったためか、歴史にもほとんど残っていません。歴史も、わずか、三行くらいしかでてきません。その三行と、当時の明国の歴史や、風俗などから、韓国の監督が、想像を膨らませて、作成したというのが事実で、ほとんどが作り事、絵空事です。これにたいして、日本の場合は、この時代も歴史としてきちんと残されており、史実を確かめることができます。

しかし、無論のこと、日本だって、この時代を小説や、映画や、テレビドラマにすれば、史実としてはある程度事実だとしても、いくら時代考証をしたからといっても、ストーリーは、その監督が特定の目的があって、脚色しているものとみるべきです。こんなことから、同じ歴史を描いたドラマや、映画でも、ある特定の人物が、あるものでは、良い人物に描かれ、他で、悪人として描かれていることもあります。ただし、最近では、恥知らずな監督などもいて、あの視聴率が異常に低いNHKの大河ドラマ「平清盛」のような、最初から、時代考証も史実も間違いなどというもののでてきています。


それに、歴史も、原点を丹念に調べたというのならともかく、意外と教科書に掲載されていることでも、デタラメなこともあります。たとえば、中学の歴史教科書の一部には、信じられないことに教科書検定を受けているにもかかわらず、唯物論的歴史観により、構成されているものもあり、このような歴史を学んだ子供たちは、考えが歪んてしまうと思います。城山三郎の小説を読んで、素直に感動する人は、自分の子供がこのような教科書で学んでいても、何も気にもとめないかもしれません。末恐ろしいことです。


ちなみに、唯物論的歴史観とは、「人間社会にも自然と同様に客観的な法則が存在しており、無階級社会から階級社会へ、階級社会から無階級社会へと、生産力の発展に照応して生産関係が移行していくとする歴史発展観」。平たくいうと、いわゆる左翼思想です。ソ連が崩壊した今、唯物論的歴史観によって、歴史教育をするなど、日本だけだと思います。


また、私達が、子供の頃、教えられた歴史も、後には、違うことがわかり、訂正されていることもあります。その大きなものが、江戸時代の鎖国です。鎖国というので、多くの人は、今でも、江戸時代の日本は、外国と全くやり取りがなかったものと信じこんでいる人もいます。しかし、それは、全く異なります。確かに、民間人は、交易などできませんでしたが、外国とのやりとりを一切しないということではなく、幕府が一手に引き受けていたということです。だから、交易も、人の交流も行なってました。ただ、民間が参入していなかったので、確かに、量的にも質的にも少なかったということは事実です。

鎖国の象徴 長崎出島
それにしても、城山三郎の小説を史実として信じこんでしまう人が大勢いるわけですから、韓国、北朝鮮、中国などの歪曲された歴史観をみても、そのまま信じこむ人がいるのも無理もないのかもしれません。しかし、そんなことで、自虐的歴史観を刷り込まれてしまっては、とんでもないことになりす。それにしても、上の記事を書いた人、勉強不足も甚だしいです。困ったものです。

やはり、私たちは、普段から外国のものであろうが、日本のものであろうが、小説、伝聞に惑わされず本当の歴史を知るように努力すべきです。特に、日本の歴史はそうです。そう思うのは、私だけでしょうか?


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