- 岸田内閣の支持率は25%で、前回調査から1ポイント減、3カ月連続で30%を下回った。
- 支持率低下の要因は、マイナンバーカードのトラブルや、物価高騰への対応などが挙げられる。
- 岸田首相の内閣改造・自民党役員人事は、支持率浮揚にはつながらなかった。
岸田改造内閣 |
支持率低下の要因は、マイナンバーカードのトラブルや、物価高騰への対応などが挙げられる。岸田首相は8月に内閣改造・自民党役員人事を行ったが、支持率浮揚にはつながらなかった。
今回の調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯449件、固定581件の有効回答を得た。
さくらんぼの試食をする岸田首相 |
- 岸田内閣の支持率が低迷している。
- 保守層の離反が原因と考えられる。
- 岸田首相は、保守的な政策を追求していない。
- 保守派は、信念や価値観を貫くリーダーを求めている。
- 岸田首相は、保守派を取り戻すために、真摯な姿勢で臨む必要がある。
岸田政権の支持率が戻らない原因として、保守政党を謳いながらも、実質的にはリベラル左派的自民党から、保守層が逃げている可能性があります。
岸田首相の支持率が低迷する原因は、大きく分けて2つあります。1つは、政治的な駆け引きや自民党各有力派閥への配慮に重点を置いているため、国民へのメッセージが曖昧で弱々しいことです。
岸田首相は、自らの政治的野心を満たすために、各派閥のバランスをとり、誰も不満を抱かないように努めています。そのため、保守派の期待に応えるような政策を打ち出せず、国民からの支持を得られていません。
もう1つの原因は、岸田首相が保守的な政策を追求するよりも、自らの権力を維持することを重視していることです。
自民党会館 |
来年の自民党総裁選に向け、岸田首相は、保守派の支持を固めるために、さまざまな政策を検討しています。しかし、その姿勢は、保守派の支持を得るどころか、逆に疑念を抱かせています。
保守派は、自らの信念や価値観を貫くリーダーを求めています。しかし、岸田首相は、政治的な風潮に流され、常に自分の立場を守ろうとしています。
岸田首相は、政治的な駆け引きや自らの権力維持を優先する「桜吹雪」のような政治家です。彼は、国民の声を無視し、自らの利益のために政権を運営しているようです。ちなみに「桜吹雪のような人」とは、桜の花びらが舞うように、一言で言い表せないような人のことを指す言葉です。
桜吹雪はやめて、保守なら保守、リベラルならリベラルの旗幟を鮮明にしていただきたいものです。保守派としては残念ですが、リベラルとはっきり打ち出せば、支持率は確実にあがるのではないでしょうか。無論、保守派議員は自民党を抜け出すなどのことをするかもしれませんが、その数は意外と少ないかもしれません。それはLGBT法案の成立の過程でよく認識できました。
桜吹雪 |
保守岩盤支持層を取り戻すためには、岸田首相は、真の信念やビジョンに基づいた政策を打ち出し、国民に真摯に向き合うことが必要です。そのような姿勢を打ち出せるか否かが焦点となることでしょう。
そのようなことが期待できないからこそ、百田氏は、日本保守党を設立しようとしているのでしょう。
ただ、岸田首相が退陣に追い込まれたとしても、次の総裁が保守派となる可能性は低く、ますます自民党がリベラル左派に傾いていく懸念は払拭できません。
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