2022年9月3日土曜日

台湾有事が起きた時、日本は主導権をとれるのか―【私の論評】台湾・尖閣有事のシミレーションに潜水艦を登場させれば、全く異なる風景がみえてくる(゚д゚)!

台湾有事が起きた時、日本は主導権をとれるのか

長尾 賢 (米ハドソン研究所 研究員)

 今、台湾情勢の緊張が続いている。そんな中、2022年8月6~7日、日本戦略研究フォーラム主催で、台湾危機に関するシミュレーションが行われた。

 台湾周辺で危機が高まり、尖閣諸島へも武装した漁民などが上陸し、次第に台湾への攻撃が開始されるシナリオに基づいて、首相役、各大臣役の政治家が、どういった対応が可能なのか、検証していく取り組みだ。

 首相役には、小野寺五典元防衛相がつき、各大臣役も現役の名だたる政治家であり、国家安全保障局長には元国家安全保障局にいた専門家が務めるなど、内部事情に詳しい人が行った検証である。そこから問題点を洗い出し、実際の危機において、日本の対応能力を高めることができ、大変有意義な取り組みであった。

シミュレーションには、筆者(中央後ろ)もオブザーバーとして参加した

 筆者もオブザーバーとして入れてもらったので、その意義を感じ、勉強になったところが多い。その上でこのシミュレーションをさらにリアリティーを持たせるため、本稿では、筆者が感じた改善点として次の3つの点を指摘しておきたい。

意思ある人の意向をどう反映させるか

 1点目は本シミュレーションでは、日本の民間人が協力するということがシナリオになかったことである。例えば、台湾有事が迫り、台湾にいる日本人、中国にいる日本人、沖縄の先島諸島や与那国島にいる日本人を避難させようとするときである。

 日本の民間航空会社やフェリー会社などが、攻撃を受けるかもしれず、協力しないことが想定に入る。たしかに、これは問題としてしばしば指摘されている。しかし、危機になって、生命が危うい状況に陥った人がいるとき、本当に日本人は協力を拒否するだろうか。

 例えば、第2次世界大戦初期にダンケルクで起きたことは、日本では起きないのだろうか。当時、フランスに派遣された何万人もの英国軍が、ドイツ軍に追い詰められ、海岸で皆殺しになろうとしていた。

 その時、英国の民間人は自らの船を出して、助けに行ったのである。国が協力を求めて動いた船もあるが、自ら出ていった船もあった。

 英国人だけではない。2020年に中国の襲撃を受けて、インド兵100人近くが死傷した時、インドでも起きた。貧しい子供たちが、国境地域に行って中国と戦う、といいはじめ、集団で家出をして、国境へ行ってしまったのだ。

 親たちが慌て、警察へ行き、警察官らが説得して、家に連れ戻した。戦争という危機に瀕し、何かしなければならないと思った人の、自然な反応をよく示している。

 そういったことは日本でもあるかもしれない。日本人もロシアがウクライナに侵攻して以降、安全保障に関して見方が変わり、ウクライナ人支援を積極的に行っている。東日本大震災の時に、多くの日本人が、被害者のことを思い、協力しようとした時と同じだ。そういう人は珍しいだろうか。

 日本の場合、もし仮に、全人口のたった10%しか、協力しようとしなかったとしても、それは1200万人が協力することを意味する。24万人しかいない自衛隊に、1200万人の意志が支援するのであれば、例え10%にすぎなくても、それは無視しえない力になるはずだ。

 その1200万人をどう使うのか、検討しても良いのかもしれない。やる気のない人をどう説得するか、という視点のみならず、やる気のある人にどう答えるか、である。

柔軟で国際的な発想をもっているか

 2点目は、日本が対策を検討した際に、国際的な見地が十分にあったかどうかだ。台湾にいる日本人、中国にいる日本人、沖縄の先島諸島や与那国島にいる日本人を避難させようとする時、船や飛行機が足りない状態になった。日本の民間航空会社やフェリー会社が協力しないからだ。

 その時、閣僚役の一人から「日米豪印『クアッド』の各国から輸送機を出してもらえないか検討する」という提案が出た。素晴らしい提案だと思う。ただ、この発想は、もっと先に進んだものにしてもいい。

 もし軍用輸送機が必要なら、世界には、民間軍事会社がある。そういったところに依頼して、輸送機と乗員を送ってもらうこともできるのではないか。

 そもそも、日本の船についても、船員の多くには外国人が沢山いるのではないのか。そのリスクに見合う給料を受け取ることができるならば、多少のリスクは覚悟のうえで、船を操縦することに挙手する船員が出てくる可能性がある。

 外国人に、日本のために命を懸けろと要求するような任務は無理かもしれない。しかし、戦争が始まる直前に、避難民を避難させるための乗員だとすれば、よりリスクは低い。もし日本人が、日本人を助けるために、その程度のリスクも負えないのならば、外国人ではどうか。そういった国際的で、柔軟な発想が、もっとあってもいいのではないか。

危機における主導権をとれていたか

 3点目は、中国がすべてを決めて、日本がそれに対応するために奔走するという、受け身の姿勢だったことだ。つまり、戦いなのに、主導権をとれていないのである。これでは、負けるのではないか。

 フォークランド紛争について描いた映画に『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』(2013年)があり、当時の議論を短くまとめている。そこの議論で、「エスカレーションが起きるなら、われわれから起こした方がましだ」という表現が出てくる。

 これはどういう意味だろうか。これは戦いにおいては、主導権をとらないと勝てない、という意味である。

 今回のシミュレーションを見てみると、常に中国が攻撃して、日本は対応に追われる。どのような状況を作り出すかは、中国がすべて決めるのである。これで、いいのだろうか。

 サッカーであれば、防御しかしていないチームは、勝つことができない。攻撃しているチームが、常にどこを攻撃するか、決める。どのような試合運びにするか、も決める。防御だけでは勝てないことは、常に考えておく必要がある。

 そのような状況において、日本側の問題点は何か。それは、法的にも、装備にもあるだろう。

 日本では、自衛隊の行動に関する法律は、「ポジティブリスト」で書かれている。どのような状況で何をしていいか書いてある方式だ。これは逆に言えば、そこに書いていないことは、やってはいけないのである。

 一方、他国では、「ネガティブリスト」で書かれている。軍隊が何をやってはいけないか、書かれており、それ以外は、やっていいのである。これだと政府は、柔軟に軍隊を動かして対応する。柔軟に動ければ、戦いで、より主導権をとれる。

 装備品についても、問題がある。今回のシミュレーションにおける日本は、防御しかしていない。攻撃力がなければ主導権は取れない。

 今、日本は、敵の攻撃に対して反撃する能力の保有を検討している。例えば、長射程で、陸地を攻撃できる、巡航ミサイルの保有を考えている。つまり、防御だけでなく、攻撃を行うことを考えているのだ。

 それは戦いにおいて主導権をとることにつながる。日本に攻撃力があれば、中国は、日本から攻撃を受けるかもしれない、そう想定して、駆け引きを考えるだろう。中国としては、日本が中国のどこを攻撃するか、わからないから、かなり広い範囲を防御せざるを得ず、困るだろう。

 ただ、日本の攻撃力は限定的だ。中国に比べ、予算がないからだ。だから、効率的な方法を考える必要がある。

 巡航ミサイルを水上艦に搭載すれば、中国は、その位置を正確に把握してしまい、日本がどこを攻撃するか、簡単に予測されてしまう。しかし、同じ巡航ミサイルを日本の潜水艦に搭載して運用するならば、中国は、日本がどこを攻撃するか、わからない。

 仕方ないから、中国は広い範囲に防衛線をはり、戦力を分散させるだろう。巡航ミサイルを潜水艦に搭載するほうが、水上艦に搭載するよりも、日本が主導権を握りやすいことになる。

 シミュレーションでも、こうした反撃能力の運用についても検証してほしかった。

「負けない」ために準備を

 今回のシミュレーションは、大変意義あるものであった。しかし、実際に検討してみると、日本が台湾有事に対応できるのか、不安になるものでもあった。戦争が避けたくても避けられない可能性が出てきたとき、日本には、重要な問いがあるはずだ。

 次の戦争も負けたいか……。それだけは、避けたい。

【私の論評】台湾・尖閣有事のシミレーションに潜水艦を登場させれば、全く異なる風景がみえてくる(゚д゚)!

この手の記事を読んでいつもがっかりするのは、必ずといってよいほど、台湾有事のシミレーションに潜水艦が登場しないことです。日本戦略研究フォーラム主催で、台湾危機に関するシミュレーションにも登場していないようです。

これは、米国の国防総省や海軍大学のシミレーションでも同じことです。米海軍は強力な攻撃型原潜を持っているにもかかわらず、彼らのシミレーションにはそれは登場することはありません。

それはなぜなのかについては、以前このブログにも掲載したことがあります。その記事のリンクを以下に掲載します。
ペロシ米下院議長、アジア歴訪を発表も訪台は明示せず 割れる賛否―【私の論評】ペロシの台湾訪問は米国による対中国「サラミスライス戦術」の一環(゚д゚)!

詳細は、この記事をご覧いただくものとし、以下にこれに関わる部分のみを引用します。

米国国防省や米海大の台湾有事のシミレーションでは、なぜか米軍は、攻撃型原潜を用いることはありません。なぜそのようなことをするかといえば、米国の攻撃力に優れた攻撃型原潜をシミレーションに参加させれば、米海軍の中国に対する絶対優位性が証明されることになり、シミレーションの本来の目的が達成されなくなってしまうからです。

本来の目的は何かとえば、米海軍の脆弱な部分を補うための予算を獲得すること、さらに米海軍の脆弱な点に対して、世間の耳目を惹き付けることです。

そのシミレーションの目的は、十分とはいえないものの、ある程度は効果を現しているようです。しかし、そこにたとえば、オハイオ型攻撃型原潜を参加させれば、これは比較的大型の艦体や動力ゆえに、トマホーク巡航ミサイルを154基も搭載でき、これは米誘導ミサイル駆逐艦の1.5倍以上、米海軍の最新鋭攻撃型潜水艦の4倍近いです。
米オハイオ級攻撃型原潜
トマホーク1基では、爆発力の高い弾頭を最大1000ポンド(約450キロ)搭載可能です。さらに、現在の米国の大型原潜は、巡航ミサイル以外にも、対艦ミサイル、対空ミサイル、魚雷等を多数配備し、さながら海中の大型ミサイル基地のようであり、その攻撃力は半端ではありません。

このような大型攻撃型原潜が1隻でも、台湾近海に潜んでいれば、台湾有事には最初の一撃で、多くの艦艇、航空機、中国の防空施設、監視衛星の地上施設を攻撃すれば、中国海軍は壊滅的打撃を受けることになります。

それを覚悟の上で、無理に中国が台湾に上陸部隊を上陸させたにしても、米攻撃型原潜が台湾近海に潜んでいれば、中国海軍の艦艇や航空機が、台湾に近づけばこれがことごとく破壊され、上陸部隊への補給ができず、上陸部隊はお手上げ状態になります。

中国はASW(Anti Submarine Warfarea:対潜戦)においては日米に著しく劣る中国海軍には、これに対抗する術はほとんどありません。中国軍は、米攻撃型原潜が台湾沖に恒常的に潜むことになり、米軍がそれを公表する事態になれば、第三次台湾海峡危機(1995年-1996年)において、米軍の空母に対応できず、軍事恫喝を継続することができなかったときのように、再度米国の攻撃型原潜に屈服することになります。
このことに関しては、米国の著名な戦略家ルトワック氏も語っていますが、他の複数の著名軍事専門家も同じようなことを語っています。

日本でも、台湾有事というと、判で押したように、必ずと言ってよいほど、潜水艦は登場しません。上の記事でもわかるように、日本戦略研究フォーラム主催で、台湾危機に関するシミュレーションにも登場していないようです。

これは、米国防省や海軍大と同じく、潜水艦を登場させてしまえば、圧倒的に日本が有利なるため、それでは海自の脆弱な部分を補うための予算を獲得すること、さらに海自の脆弱な点に対して、世間の耳目を惹き付けることができないからなのでしょうか。

それとも、潜水艦の行動は昔から秘匿するというのが普通なので、その慣例に従っているからだけなのでしょうか。あるいは、単に中国を刺激したくないだけなのでしょうか。

その真偽は定かではありませんが、皆さんも少し調べてみれば、台湾有事や尖閣有事での日本の対応ということになると、ほとんどのメディアや軍事専門家たちの論説には潜水艦が含まれていないことに気づくでしょう。

米国の攻撃型原潜など、攻撃力は高いですが、原潜は構造上どうしてもある程度は騒音が出てしまうので、発見されやすいです。ただ、スクリューの駆動を止めて、深海に潜んだり、潮流に乗っていたりすると、これは発見しにくいです。

ただし、この状態であっても、魚雷やミサイルを発射すると、発射の時点で、さらに発射地点から退避行動をとるためスクリューを駆動させると、発見されやすくなります。ただ、米軍は対潜哨戒能力が中国軍よりはるかに高いので、中国軍に対してはるかに有利に戦うことができます。

それに大型の攻撃型原潜であれば、一度の攻撃でかなりの中国の艦艇、潜水艦、地上施設を破壊してしまうので、攻撃型原潜への攻撃も防ぐことになり、かなり有利に戦闘を進めることができます。

これに対して、日本の通常型潜水艦は、最近はハープーンミサイルも発射できるなど攻撃力も増しましたが、それでも米国の大型攻撃型潜水艦と比較すれば、劣ります。

しかし、利点もあります。先に述べたように、日本の潜水艦はステルス性がかなり高いので、魚雷などを発射するとその瞬間は発見されやすくなりますが、退避行動で全速力で逃避行動をとったにしても対潜哨戒能力の低い中国には、かなり発見しずらいのです。

「おやしお」型潜水艦「まきしお」の発令所。艦尾から艦首方向を見ている。右手の円筒形は潜望鏡

そのため、現在22隻体制になった潜水艦をうまく運用すると、かなりのことができます。

まずは、台湾や尖閣などの島嶼が中国軍に攻撃された場合、これらの島嶼を複数の潜水艦で包囲してしまえば、中国軍はステルス性の高い日本の潜水艦を発見するのが困難であるため、これを恐れ、補給のための艦船等を台湾に近づけることができなくなります。近づけば撃沈されることになります。そのため、中国軍は陸上部隊に補給ができなくなりお手上げ状態になります。いずれ、投降することになります。

次に、上の記事にある、戦争に協力する意思ある人の意向をどう反映するかというところでも、言われていたように、たとえば台湾有事で邦人や、台湾の人々が非難するのを助けるために、民間人が船を出したとき、それを日本の潜水艦が守ると宣言すれば、中国海軍はこれに手を出すことがかなり難しくなります。

このように潜水艦をシミレーションの中に含めるか否かで、現在でも大きな違いがあります。

さらに上の記事では、将来的に潜水艦を利用することも提言しています。それが、いままでの記事とは大きく異なっているといえると思います。その部分に以下に再掲します。
 巡航ミサイルを水上艦に搭載すれば、中国は、その位置を正確に把握してしまい、日本がどこを攻撃するか、簡単に予測されてしまう。しかし、同じ巡航ミサイルを日本の潜水艦に搭載して運用するならば、中国は、日本がどこを攻撃するか、わからない。
 仕方ないから、中国は広い範囲に防衛線をはり、戦力を分散させるだろう。巡航ミサイルを潜水艦に搭載するほうが、水上艦に搭載するよりも、日本が主導権を握りやすいことになる。
これは、かなり有効だと思います。これを装備すれば、日本の潜水艦も米国の攻撃型原潜の攻撃力に近づくことになります。日本は第2次世界大戦中もかなり優秀で航空機を3機搭載できる大型の潜水艦も製造できました。

ただ、その運用方法はあまり上手くはなく、米軍は潜水艦は当時の水準からすると至って凡庸なものだったそうですが、それでも運用方法が優れており、多方面で活躍したとさてれています。たとえば、第2次世界大戦中には米軍潜水艦は、東京湾の深くまで踏み入り、情報収集活動を行っていたそうです。

さらに、米軍は潜水艦を用いて、日本の通商破壊を徹底しましたが、日本海軍の戦争戦略に通商破壊という概念がなく、これをほとんど実施していませんでした。偶発的なものはありましたが、日本海軍がこれを戦略的に実行したことはありません。日本の優れた潜水艦を用い、これを実施していれば、戦況がかなり変わった可能性があります。

上の記事では、「次の戦争も負けたいか……。それだけは、避けたい」と結論づけています。私もそう思います。であれば、日本はせっかくの22隻をどのように使うかを真剣に考える必要があると思います。

そうして、本気でそれを考えれば、かなり日本の潜水艦隊は、専守防衛には有効であることがわかると思います。最近中露海軍は、日本を挑発していますが、実際に海戦ということになれば、日本の潜水艦にかなり痛めつけられることを覚悟していると思います。実際に海戦になれば、日本側は、宗谷海峡、対馬海峡、豊後水道、対馬海峡など主な海峡等々を潜水艦を配置し封鎖するでしょう。また、機雷封鎖もすることになるでしょう。

たとえば、ロシア極東軍はウラジオストックから補給を受けており、宗谷海峡が封鎖されれば、その補給はかなり難しくなります。

ただ、専守防衛だけでは、日本の独立が守れたにしても、日本の国土が攻撃にされてしまい、多くの国民の人名や財産が失われてしまいかねません。それを抑止するためにも、日本の潜水艦もトマホークのような巡航ミサイルを装備できるようにすべきです。

専守防衛だけでは、国民の命や財産は守れないことが、ウクライナ戦争で明らかに・・・・

そうして、台湾有事、尖閣有事のシミレーションには潜水艦を登場させるべきですし、そうすれば、戦況はいままでとは全く異なることになることが理解できるでしょうし、これをさらに強化するには何が必要になるかがはっきり、みえてくると思います。

日米とも台湾有事のシミレーションには潜水艦を参加させ、細かいことは発表しなくてよいですから、その結果が潜水艦なしのときとではどのような変わったかくらいは発表すべきと思います。

その上で、米海軍は米海軍の本当の危機とも言える、米空母などの艦艇や潜水艦の稼働率の低下を招いている工廠の問題などを明確にして、それを是正するための予算獲得に尽力すべきと思います。米国民も台湾有事に米海軍が有効に対応ができないというのなら、さらに大金を投入するのはためらわれると思います。

日本でも、自衛隊が尖閣有事、台湾有事に自衛隊がせっかく長い間かけて巨費を投じて、潜水艦隊を育ててきたにも関わらす、これを参加させずに、その結果現状ではあまり有効な手立てを示すことができなければ、中国と海で戦えば、日本はすぐに負けると思い込む人もでてくるかもしれません。

すぐ負ける自衛隊に大金を投じることは、無意味と感じる人も大勢出てくるかもしれません。そうなれば、中国の思う壺です。そのようなことは避けるべきです。

中国軍は張り子の虎 米台日で連合を―【私の論評】中国海軍最大の弱点、黄海を既に2017年から監視活動を続け中国を牽制していた日本(゚д゚)!

ペロシ訪台の陰で“敗北”した人民解放軍―【私の論評】海中の戦いでも負けていたとみられる中国海軍(゚д゚)!

0 件のコメント:

中国が優勢、南シナ海でのエネルギー争奪戦-米国には不愉快な実態―【私の論評】中国の南シナ海進出 - エネルギー・ドミナンス確立が狙い

中国が優勢、南シナ海でのエネルギー争奪戦-米国には不愉快な実態 まとめ ベトナム、フィリピンは国内の天然資源開発を計画していたが、中国の南シナ海における一方的な領有権主張と強硬な行動により妨げられている。 中国は法的根拠が不明確な「九段線」「十段線」に基づき、南シナ海のほぼ全域に...