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震源地近くにある各施設プラント821の航空写真
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私は、前から今回の大地震による核施設の倒壊などによる放射能漏れを危惧しており、第二のチェルノブイリが起こらないにと願うばかりです。
2008/05/17-09:20 スパイ衛星で核施設監視=中国地震の影響警戒-米紙 【ワシントン16日時事】16日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、中国四川省で起きた大地震で、米国がスパイ衛星を使って、地震による影響で同省の核兵 器製造施設から放射能が漏れている兆候がないかどうか監視していると報じた。米政府当局者の話として、現時点では懸念される兆候はないとしている。
同紙などによると、震源地の北東約270キロには、プルトニウム製造用の原子炉を持つ「プラント821」と名付けられた核兵器製造施設がある。上の写真は、その航空写真である。位置関係は、上の航空写真を操作して写真を縮小したり、移動したりみて確認していただきたいと思います。
軍事用プルトニウム生産炉「プラント821」は1974年稼動開始したといいます。建造から既に30年以上経過している、そしてなによりも・・・中国が混乱の極みにある文化大革命後半期に建造された施設です(文化大革命:1966年~1976年)。この時期には、既に中ソ国交は険悪化していて技術指導は無かったはずだと思います(中ソ国境での軍事衝突:1969年3月~8月)。
さらに、以下のサイトでは、同じような核施設で働いていた女性の証言があり、核漏れ危機と、核廃棄物疑惑などが生々しく語られています。
大紀元時報-中国四川省:大地震で発覚した核漏れ危機と核廃棄物疑惑(5/17)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/05/html/d86315.html
本当に心配です。本日づけの日経新聞には、湖、ダム決壊の恐れという記事も掲載されています。
このプラント821は、川のそばに立地していて、上流にはかなり大きなダムと河川があることが、航空写真からもわかります。このダムが決壊すると、どういうことになるのでしょう。まさか、プラント821が水没などということにならなければ、良いのですが・・・・。
中国中央政府は、これらの情報を開示し、安全性が確保されているのかどうかをはっきりさせるべきだと思います。さらに、安全性が確保されていないなら、素直に外国からの技術者も受け入れて確保する方向に努力すべきです。この施設当時のソビエトが関わったようですが、ロシアからの技術者派遣も視野にいれるべきと思います。
以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。
■現代史は語る―大地震から始まった中国崩壊の道筋
■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの
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■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
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