2024年10月21日月曜日

葛城奈海氏、国連女子差別撤廃委員会でスピーチ「日本の皇位継承は尊重されるべき」―【私の論評】守るべき皇統の尊厳

葛城奈海氏、国連女子差別撤廃委員会でスピーチ「日本の皇位継承は尊重されるべき」

まとめ
  • 葛城奈海氏のスピーチ: 10月14日から17日までスイス・ジュネーブで開催された国連女子差別撤廃委員会において、葛城氏が日本の皇位継承が男系男子によって引き継がれてきたことの重要性を訴え、皇位継承への批判は内政干渉であると主張。
  • 日本政府の立場: 10月17日に日本政府も国連で答弁し、男系男子による皇位継承が日本の伝統文化に根ざしたものであることを強調し、国際的な批判に対して反論。
  • 帰国報告会の開催: 「皇統を守る国民連合の会」は、スピーチや国連での活動についての帰国報告会を12月1日に開催予定であり、日本の伝統と文化の重要性を広めることを目的とする。
皇統を守る国民連合の会のサイトに掲載されていたポスター。クリックすると拡大します。

「皇統を守る国民連合の会」の会長である葛城奈海氏が、10月14日から17日にかけてスイス・ジュネーブで開催された国連女子差別撤廃委員会(CEDAW)に参加し、日本の皇位継承についてスピーチを行いました。葛城氏は、国際社会に向けて日本の皇統が男系男子によって引き継がれてきた歴史と伝統の重要性を訴えました。

葛城氏のスピーチは、「ローマ法王やイスラム教の指導者、チベット仏教のダライ・ラマが男性であることが問題視されないのに、なぜ日本の皇位継承だけが女性差別とされるのか」という問いかけから始まりました。彼女は、日本の皇位継承の伝統が「内政干渉」に該当するような批判を受けるべきではないと主張しました。

日本政府も答弁、内政干渉に対する反論

10月17日には、日本政府もこの問題について国連で答弁を行い、皇位継承に関する国際的な批判に対して対応しました。政府は、男系男子による皇位継承が日本の伝統と文化に根ざしたものであることを強調し、内政問題に対する干渉を避けるべきだとする姿勢を示しました。

「皇統を守る国民連合の会」の決意

葛城奈海氏やその仲間である佐波優子氏、saya氏は、「皇統を守る国民連合の会」の代表メンバーとして、日本の伝統文化を守る覚悟を示すため、着物姿で国連の場に登場しました。彼女たちは、これまでの日本の皇位継承が続いてきた背景を説明し、その重要性を世界に発信しました。

このような活動は、日本の伝統的な価値観を国際社会で強調し、グローバリズムによる影響から国のアイデンティティを守るための取り組みとして位置付けられています。

帰国報告会の開催予定

「皇統を守る国民連合の会」は、このスピーチと国連での活動についての帰国報告会を12月1日に開催する予定です。多くの人々に、日本の伝統と文化の重要性を理解してもらうことを目的とし、今後の活動についても広く共有する機会にする予定です。

この記事は、「皇統を守る国民連合の会」のサイトに掲載された記事を、会員以外の方々にも、理解しやすいように、新聞記事風にリライトしたものです。

【私の論評】守るべき皇統の尊厳

まとめ
  • 葛城奈海氏が国連女子差別撤廃委員会で、日本の皇位継承が男系男子によって受け継がれてきた重要性を強調し、国際的な批判に反論。
  •  皇室は日本の象徴であり、国民のアイデンティティや文化的根源を体現しているため、皇統の価値を国際社会で主張することが不可欠。
  • ローマ法王やダライ・ラマが男性であることは問題視されない一方、日本の皇位継承だけが女性差別として批判されることは不公平であり、多様な文化を理解し尊重する姿勢が重要。
  • 日本政府は、国際社会において日本の伝統文化を尊重する姿勢を示し、外圧には毅然とした態度で臨むべきである。
  • 葛城氏やその仲間の活動は、日本の伝統を維持し次世代に引き継ぐために重要であり、皇統は未来の日本人にとっても大切な存在である。

上の事実、日本のメディアは全く報道しませんが、これは保守派にとってはかなり重要なことであると判断したので、「皇統を守る国民連合の会」のサイトに掲載されたものをリライトした。

国連女子差別撤廃委員会でスピーチを行った葛城奈海氏

葛城奈海氏が国連女子差別撤廃委員会でスピーチを行ったことは、非常に重要な意義を持つ。彼女は、日本の皇統が男系男子によって受け継がれてきた歴史的意義を強調し、国際社会における批判に対して反論した。このことは、日本の伝統と文化を守るための明確な姿勢を示すものであり、内政に対する不当な干渉を拒むべきであるという信念を反映している。

現代において、皇統の重要性はますます高まっている。皇室は日本の象徴であり、国民のアイデンティティや文化的な根源を体現する存在である。国際的な舞台で、皇統の価値を主張することは、日本の伝統を守るために不可欠である。

皇位継承が男系男子に限定される理由は、長い歴史の中で築かれてきた日本の文化的背景に根ざしている。これを軽視することは、我々の文化や歴史を軽視することに他ならない。

神武天皇画

また、国際社会においては、多様な文化や伝統が存在し、それぞれが尊重されるべきである。ローマ法王やイスラム教の指導者、ダライ・ラマが男性であることが問題視されないのに、日本の皇位継承だけが女性差別とされるのは、実に不公平なことである。文化の多様性を理解し、尊重する姿勢こそが、国際的な理解を深める鍵となる。

このような背景から、日本政府は、国際社会に対して一貫して日本の伝統文化を尊重する姿勢を示すべきである。無用な外圧に対しては毅然とした態度で臨み、我が国のアイデンティティを守るためにあらゆる手段を講じることが重要である。特に、国際的な場での発言は慎重に行い、日本の伝統が持つ価値を正当に評価されるよう努力するべきである。

さらに、「皇統を守る国民連合の会」の活動は、現代日本において非常に重要な役割を果たす。彼女たちが着物姿で国際の舞台に立つことは、日本の美と精神を体現し、世界にその重要性を訴えるための象徴的な行動である。このような活動は、日本の伝統を維持し、次世代に引き継ぐために必要不可欠なものである。

連綿と続く日本の皇統

皇統は、未来を生きる日本人にとっても重要な存在である。我々がこの伝統を尊重し、守り続けることは、将来の日本が誇りを持てる国であるための土台となる。皇統は、単なる制度の維持にとどまらず、日本の精神文化を支える大きな柱である。

我々は、この伝統を守るために、一丸となって行動し、次の世代に誇れる国を築く必要がある。これは、我々の義務であり、責任である。先人の志を継ぎ、皇統の未来を刻むために、共に立ち上がり、進むべきである。これは決して一時の運動ではなく、日本国国民一人ひとりが心に留めるべき、永遠の課題である。

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