2023年1月21日土曜日

三浦瑠麗氏の夫が代表の投資&コンサル会社を東京地検特捜部が捜索 「私は夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」―【私の論評】三浦瑠璃氏の夫の背後には、巨悪が潜んでいるかもしれない(゚д゚)!

 三浦瑠麗氏の夫が代表の投資&コンサル会社を東京地検特捜部が捜索 「私は夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」

三浦夫妻 三浦瑠麗氏(左) 三浦清志氏(右)

 再生可能エネルギーに関する投資やコンサルタントを手がける東京都千代田区の会社の代表が詐欺容疑で告訴され、東京地検特捜部がこの会社を家宅捜索していたことが20日、関係者への取材で分かった。国際政治学者の三浦瑠麗氏の夫が同社の代表を務めている。

 関係者によると、捜索を受けたのは2014年7月に設立された「トライベイキャピタル」で、太陽光発電事業でトラブルを抱えていたとされる。同社を巡る訴訟の資料によると、東京都港区の投資会社側から19年6月に10億円の出資を受け、太陽光発電事業を共同で手がけたが、想定通りに進まなかったという。

 三浦氏は自身が代表のシンクタンク「山猫総合研究所」のホームページで「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」とのコメントを発表した。その上で「捜査に全面的に協力する所存です。夫を支えながら推移を見守りたい」としている。

【私の論評】三浦瑠璃氏の夫の背後には、巨悪が潜んでいるかもしれない(゚д゚)!

この出来事に関しては、かなり多くのメディアが報道しています。代表的なものは、以下の岩田温氏の動画です。客観的に論評されています、興味のある方は是非ご覧になって下さい。

既に、メディアが報道しているものに関しては、そちらをご覧になって下さい。

手短に知りたい人は、下のサイトをご覧になってください。ただし、信ぴょう性等は保証の限りではありませんが、網羅性はあります。

三浦瑠麗の疑惑をまとめたページ
このブログでは、現在までに報道されているものは掲載しません。それについては、他のメディアを参考になさってください。

一般に公開されている情報からでも三浦氏の行動には、疑問符がつくものがあります。たとえば、内閣官房主催の「成長戦略会議」にもそれが伺えます。

この要旨から一部を以下に引用します。

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成長戦略会議の開催要領すべてを斜め読みしてみたところ、 太陽光発電事業の規制緩和・推進の発言しているのはほぼすべてが三浦瑠麗氏でした。これでは、利益相反を疑われても仕方ないのではないでしょうか。

今後三浦氏がすぐに、様々な番組から降ろされれば、さほど問題はないと思いますが、あまり降ろされなかつた場合は、システムが出来上がっており、すでに太陽光パネル事業においても、日本固有の鉄のトライアングルが出来上がっている可能性があります。今後、どうなるか注目です。

鉄のトライアングルに関しては、以前このブログで説明したことがあります。その記事を以下に引用します。その記事のリンクを以下に掲載します。
【日本の解き方】菅首相1年間の大きな功績 懸案を次々処理した「仕事師内閣」、対韓国でも厳しい姿勢貫く―【私の論評】新政権は、雇用の維持、迅速な鉄の三角形対策ができる体制を整えれば、長期安定政権となる(゚д゚)!


この記事より以下に一部を引用します。
日本には様々なルールや規制があります。それに守られ、いわゆる“既得権益”を受けている人たちがいます。農業の分野で言えば、日本は零細農家を守るため、株式会社は農地を持つことができません。

当初は意味のある制度だったのでしょうが、農業が国際化されてきた今日日本は世界的にみても良い作物を作れるのですから、株式会社に農業にも参入してもらい、生産性を上げ、輸出もしたほうが良いはずです。

ところが“入ってはいけない”という人たち、そこに結びついた政治家たち=族議員、そして業界の既得権益を持った人をつなぐ役割を担っている官僚がいます。この三角形がスクラムを組み、新しいことをやろうとするときに妨害するのです。こうした三角形はどこの国にもありますが、日本の場合はそれを取り持つ官僚組織がかなり強い状態で維持されています。
それは、医療の世界にも厳然として存在します。医師会、族議員、厚生官僚による三角形(医療ムラ )は厳然として存在してるのです。これは、ある意味「加計問題」と本質は同じです。

1年以上も前から、コロナ病床は、かなり増床すべきことはわかっていました。そうして、昨年の補正予算でも、それに関する予算は潤沢につけられていたにもかかわらず、この医療ムラの猛反撃にあい、現在に至るまで大きく増床されることはありませんでした。感染症対策分科会も、こうした医療ムラの圧力に対抗できなかったのか、結局対策といえば、病床の増床ではなく、人流抑制ばかりを提言していました。
尾身会長
そのため、コロナ感染者数が増えるたびに、野党・マスコミは、医療ムラを批判するのではなく、菅政権を批判しました。尾身会長は、マスコミに利用された形になったといえます。これは、間違いなく菅政権を追い詰めていきました。特に、マスコミは感染者数が増えるたびに、不安を煽り、様々な印象操作で菅政権を追い詰めました。

特に日本では、まだまだマスコミの報道を信じる人が多いので、強力な医療ムラを崩壊させるには、仕事人内閣の菅内閣ですら、時間と労力がかかることは無視して、菅内閣を責め立てました。野党もその尻馬にのり、菅内閣を糾弾しました。
さて、この鉄のトライアングルについては、colabo問題の本質もそうなのではないかという記事を掲載したことがあります。

ただ、本質的には同じかもしれませんが、鉄のトライアングルも業界によって、様々なパリエーションがあり一つとして同じものはないのだと思いますし、さらに時間とともに変化し、アメーバのように様々な団体や個人とついたり離れたりしているのだと思います。

国会議員、関係省庁、業界団体のいずれかが強いとか、絡み合い方が、どれ一つとして同じものは無いのだと思います。

だから、同じ鉄のトライアングルという共通点がありながらも、この事実を解明したり、違法性を追求したりするにしても、自ずとやり方は変わってくるのだと思います。

今回は、東京地検特捜部が「トライベイキャピタル」を家宅捜査をしたというのですから、これはこの会社の単独の犯罪だけではなく、政治家や官僚が絡んでいる可能性もあります。三浦瑠璃氏の夫の背後には、巨悪が潜んでいるかもしれません。

特捜部は「特別捜査部」の略称です。検察庁の中の1つの部署ですが、全国で東京、大阪、名古屋の3つの地方検察庁にしか設置されていません。

東京地検特捜部は、この3つの中の1つということになります。


東京地検は霞が関の法務省の隣にありますが、東京地検特捜部は霞が関ではななく、千代田区九段の合同庁舎内にあります。

1947年に、戦時中の供出物資や軍需物資を政治家が隠匿した事件を捜査する隠退蔵事件捜査部として結成された歴史があります。現在は、部長・40人程度の検事・副検事・検察事務官で構成されています。

東京地検特捜部は、汚職事件、脱税事件・経済事件などを担当します。

公正取引委員会・証券取引等監視委員会・国税局などが法令に基づき告発をした事件に関しても独自の捜査を行います。

具体的には、贈収賄事件、企業の粉飾決算事件や大型詐欺、業務上横領、不正競争防止法違反、インサイダー取引、独占禁止法違反、投資詐欺などの被害が甚大で世間に大きな影響を与える事件を担当しています。

今後の展開がどうなっていくか、注目です。


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