2007年10月14日日曜日

テレグラス-普及するか?


【10月14日 AFP】増永眼鏡(Masunaga)とスカラ(Scalar)が共同開発した眼鏡型の映像ディスプレー「テレグラス(Teleglass T4-N)」が大きな反響を呼んでいる。2メートル先の45インチディスプレーに相当する大画面は640×480ドット(約31万画素)の高解像度を実現した。重量はわずか50グラム。小売価格は12万8000円。(c)AFP

もう十数年前くらい前でしたか、ソニーでもこようなもの開発してテレビでコマーシャルをしていました。確か、数メートル先に50インチディスプレーに相当する画面が見えるという触れ込みだったと思います。結局普及しませんでした。

なぜ、普及しなかったかということ、もう一度良く考えてみると、やはり目が塞がれると、それに専念しなければならないこと。戸外で使うとしてら、電車など長時間乗るときくらいに限られることなどが原因だったと思います。家で使うなら、やはり大きなディスプレーで見たほうが良いに決まっています。

ただし、現在は当時とは違い相当環境も変わっています。一番変わったのはAV機器の小型化です。特にi-podのような小型のAV機器が出てきたことなどがあげられます。私自身、小さなパソコンを持っていますが、画面7インチで小さいです。小さくて持ち運びには便利なのですが、画面が小さくて見難いときがあり、そんなときは、大型ディスプレイにつなぎます。それでは、ディスクトップ型と同じことになってしまいます。そんなときに、便利だと思います。ソニーが発売した頃だと、AV機器ある程度の大きさのものしかなかったと思います。これだと折角テレグラスが小さくて軽量だとしても、家の中での使用に限られてしまいます。車に乗せればいいという考えもあるかもしれませんが、テレグラスをつけて車の運転はできず、やはり使う場所が限られてしまいます。

さて、この製品今後どうなるのでしょうか?私としては、今の解像度だとまだ手を出したくありません。最低800×600、できれば、1200×700くらいは欲しいところです。あと、欲張りな機能として、できれば画像が映っていないときは、メガネが素通しになってメガネをはずさなくても周囲が見れるようになっていことと、画像を写していても片方だけ素通しにできるなるようになっていれば、使用する用途が広がると思います。今のままでは、かつてのソニーの商品と同じような運命をたどるような気がします。開発元さん、頑張ってください。こんなこと書いていますが、私は本当はあのソニーの製品、買おうか買うまいか一時非常に迷いました。それだけ魅力はあると思います。

2007年10月13日土曜日

セブン-イレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?!

上は、セブンイレブンで販売した、鰻蒲焼弁当。値段も味もお手ごろなのだが、過剰包装で、ラップをはがすのが大変だった。このラップ、取り扱いも面倒だし、はがすのは一苦労だった。はがしているうちに、お弁当の中身がかたよったりしたこともあった。

セブン-イレブン・ジャパンは10日、弁当の包装を簡易化し、プラスチック原料を年間約570トン削減すると発表した。環境への配慮の一環で、全店で1年間に使用するレジ袋の約5%を削減する効果があるといいます。

現在はラップで弁当を包んでいるが、ふたと受け皿の数カ所をテープで止める方式にするそうです。異物が混入しないよう、容器を変えテープも改善したそうです。11月から実施し、順次、対象店舗を広げ、来年2月までに全1万1837店で導入します。08年3月以降は総菜などにも拡大します。

原油高でプラスチック類が高騰しているため、年間数億円の経費削減も見込まれる。同社は「弁当の中身もより鮮明になり、選びやすくなる」と話しています。

毎日新聞 2007年10月10日 20時29分

なおセブン-イレブンでは、店舗建設時に発生する資材梱包材などのごみを減らすために、2002年11月から断熱パネルの簡易梱包を開始しました。さら に、2003年7月からは内装材についても簡易包装とし、2006年2月28日時点で1,140店舗の建設に適用。644,100m2分の梱包材を削減しました。

一般梱包の断熱パネルと簡易梱包の断熱パネルの比較図  
セブンイレブンのサイトより。

セブンイレブン、着々と環境問題に関して手を打っています。セブンイレブンのやり方をみていると、環境問題に対して、コスト削減という観点から取組んでいることがわかります。確かに上の二つの方法、長い目でみれば、間違いなくコスト削減につながります。

私は、長い目で見て、コスト削減にならないようであれば、本当の意味では環境問題の対策にはならないのではないかと思っています。たとえばある大手宅配ピザチェーンでは、「MOTTAINAI」運動として、北海道のダム工事で掘り出された土を店頭で配ったり、ビニール袋の代わりに風呂敷を売ってみたりしたり、紙のピザボックスに「MOTTAINAI」の標語を印刷して、3Rの説明をしたりしても、効果があるとは思えません。

やはり、セブンイレブンのように、誰もがその効果を理解できるようなものでなければ、結局はモノにならないと思います。

このブログに以前も紹介したように、ピザテンフォーの紙のピザボックスそのものをなくす運動などは、その効果がはっきりと誰にでも理解できます。長期的には、間違いなくコスト削減につながります。

ピザテンフォーでは、すべての店舗にジェットタオル(温風で手を乾かすための装置)を装備し、手洗い後の紙タオルを使わないようにしています。これも、初期投資はかかりますが、もうすでにコスト削減につながっています。

無論当面の間は、コスト削減につながらないものもあるかもしれません。しかし植林でさえ、50年もたてば、私たちに恵みをもたらしてくれます。少なくとも50年単位でみて、全くコスト削減につながらないように思えるものは、本物ではないような気がします。

なお、これ以前にこのブログに掲載した環境問題に関する記事につきましては、以下のURLからご覧になれます。

http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/blog-post_05.html

2007年10月12日金曜日

ピザテンフォー誕生祭-今月いっぱいチャナも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

ピザテンフォーは10月4日を持ちまして、創業から19年となりました。20年目を目指してまた皆様のご支援をいただけますよう努力して参ります。
以前にもお知らせしたとおり、ビザテンフォー今月いっぱいMサイズピザ全品20%引きです。これを機会に是非今まで、食べたことのない商品もご注文ください。テンフォーすべての商品自信作です。ひょっとしたら、新たな食感に出会えるかもしれません。よろしくお願いします。上の写真はジャーマンシェパードのチャナです。本部専属スタッフです。よろしくお願いいたします!

「誕生祭」ブログキャンペーンも、今月末まで実施しています。ふるってご応募ください。

2007年10月11日木曜日

日本酒輸出量伸びる-フランス人を絶句させる日本酒の実力!?


【10月8日 AFP】(一部訂正)日本酒の輸出量は2006年、1000万リットルを超えた。日本酒の輸入量世界11位のフランスでは、日本酒がボルドー(Bordeaux)の赤ワインやシャンパーニュなどフランスの高級ワインと並び、その知名度を上げ始めている。(c)AFP

さて、日本酒ですが、これには思い出があります。大学時代にフランス人の留学生の友人がいましたが、彼を居酒屋さんに飲みに連れて行ったときのことです。彼から、二つの質問があり、私の答えに彼は絶句していました。

【その1】日本酒はいつが飲み頃ですか?

【その1の私の答え】出来立てです。(フランス人、「ええ!ワインは何年か寝かせないとならないのに!」といったまま絶句。)

【その2】生牡蠣には、〇〇の××(何処産のなんだったか失念)の白ワインがあうが、日本のはどの酒が生牡蠣に合いますか?

【その2の私の答え】日本酒ならほぼ、どれでも合います。ほぼ、すべての日本酒が生牡蠣の生臭さを消してくれて、美味しくいただけます。(フランス人に実際に日本酒と生牡蠣を味合わせながら、彼は「美味しい!!」といってその後は絶句でした。彼は、〇〇の××のワイン以外は、絶対に生牡蠣に合わないという認識を持っていたようですが、日本の普通の酒がその常識を覆したようです。

とにかく、最近外国にも日本の食文化が行き渡っているには驚きます。一昨日「パーフェクト・ストレンジャー」を観に行ったという話しを掲載しましたが、あの中にも日本食が出てきました。まず、御鮨の出前を食べているシーン。朝にいり卵を朱塗りのお箸で食べているシーン。ブルースウィルスが、オチョコで、日本酒を飲んでいるシーンなどです。美味しいものに国境はないんですね。日本人が美味しいと思ったものは世界にも通用するのだと思います。いまやフランスのシェフが昆布で出汁(だし)をとる時代ですから。でも、これも珍しいことではないのか、私たちが知っているフランス料理そのものが、江戸時代にすでに和食の影響を受けているのですから。

2007年10月10日水曜日

環境問題を扱うサイトの紹介-dekirukoto.net











私のブログには、環境問題に関して掲載していて、環境問題を取り扱うサイトも良く見ます。そのなかから、有益であるとか、面白いと思った「環境問題」を取り扱うサイトのご紹介をさせていただきます。本日は
その第一回目として
dekirukoto.netを紹介させていただきます。このサイトの趣旨、「地球環境を守る為に日頃からできることはないだろうか?そんな想いで「dekirukoto.net」を開設しました!」だそうで、環境問題について、最新の説を掲載して説明するとか、政治の問題などではなく、日々生活していく上で実施できる環境に優しい事柄を掲載しています。環境問題をより身近な視点で捉えるために、有効なサイトだと思います。更新率も高いです。

このサイト実は4つあるらしいです。上の4人でそれぞれ、運用しているようです。私は写真一番右の吉野香織さんのサイトにときどき寄らせていただいています。本日は、「ダッシュで入浴する場合・・・」という内容が記されていました。15分以内のシャワーだと、湯船にお湯をはって入るよりも節約になるそうです。

このサイトでは、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす活動も掲載していただきました。このブログ「Funny Restaurnt - 犬とレストランとイタリア料理」では、「dekirukoto.net」を応援しています。


■吉野香織さん略歴■
1980年生れ 大阪府出身
【モデル→女優】
活動歴
神戸女学院大学在学中にミスキャンパスとなり写真集デビュー。
卒業後、モデル活動を開始。ウェディングショー、雑誌モデル等で活躍し、オデッセイコミュニケーションズ年間広告キャラクターをはじめアイペットクラブ(ペット保険)の年間広告キャラクターなどTVCMで活躍。

2007年10月9日火曜日

映画「パーフェクト・ストレンジャー」観ました。


上は、パーフェクト・ストレンジャーの予告編の動画です。

映画、「パーフェクト・ストレンジャー」を観ました。ハル・ベリーとブルース・ウィリスがでています。まあ、結論から言うと、「いまいち」というのが正直な感想です。でも、ハル・ベリーのスタイルあいかわらず、すばらしかったです。

ハル・ベリーは、ケビン・コスナーと「ボデイガード」という映画で共演していましたが、「ケビン・コスナー」主演の映画で、名前は忘れてしまったのですが、リメイクもののスパイもので、軍隊の中に逆スパイがいるというストーリーで、何とその逆スパイは、ケビン・コスナー自身だったというのがあったので、それを思い出してから、観たので、映画の1/3くらいのところで、犯人は誰だかわかってしまいましまた。だから、予告編でラスト7分11秒まで真犯人が判らないなというのは、私にはあてはまりませんでした。

おっと、あまりストーリーなど話すと、せっかくの楽しみがなくなってしまいますね。もうこの辺にしておきます。でも、ここまで書いてしまったら、真犯人は誰か判ってしまいますね。すみません。



2007年10月8日月曜日

「老化防止ピザ」で論争


上は、バチカン市国のローマ法王を警護するスイスの衛兵隊結成500周年記念の動画。この式典の宴席で、ローマ法王ベネディクト16世は、「老化防止ピザ」を食したとされている。

少し古いニュース(8月)ですが、「ピザ、アンチエイジング」というキーワードで検索していたら、偶然このニュースを発見しました。面白い内容なので、ここに掲載します。

イタリア南部で、栄養学者が作った「老化防止ピザ」をめぐって論争が起こっています。「ピザ純粋主義者」からは国民食への冒とくだとの声があがっています。

8月13日付のイタリア、スタンパ(La Stampa)紙によると「primula」と名付けられたこのピザは、全粒小麦粉などを原料としているため、通常のピザの3倍の食物繊維と多くのマグネシウム、鉄分を含んでいるといいます。さらに、このピザはトマト、ハナダイコン、ニンニク、ズッキーニ、バジル、マッシュルーム、ニンジン、ホウレンソウなど少なくとも8種類の野菜を使うことによって、老化防止の抗酸化作用があるとされています。

このピザの調理法は、ナポリ大学(University of Naples)の栄養学と生化学が専門のEugenio Luigi Iorio氏と、レストラン「La Fabbrica dei Sapori」の経営者Cosimo Mogavero氏によって考案されました。

同紙によるとローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)もこの「老化防止ピザ」がお気に入りで、バチカン市国の衛兵のためのパーティーでもMogavero氏の手によるこのピザを食べていたといいます。
しかし、「真のナポリピッツァ協会(True Neapolitan Pizza Association)」などがこのピザを批判している。同協会は全粒小麦粉を使用することで、ナポリピザ特有の生地ができないと主張している。


「真のナポリピッツァ協会」は以前にも、イタリアではよく見かけるピザの切り売りにも批判を行ったことのあるピザの正統性を重んじる組織です。

しかし、この「真ナポリピッツア協会」もし、テンフォーのピザを見たら、びっくり仰天すると思います。過去には、海草ピザ、味噌ソースなども開発して販売していたテンフォーです。現在のものを見てもびっくり仰天するものもあるでしょう。しかし、もともとテンフォーの基本コンセプトは、「日本の家族のピザ」ということでしたから、日本人にあったピザを開発してきました。過去には、金平ゴボウをトッピングしたピザまでありました。 おそらく、保守的な彼らからすれば、テンフォーのほとんどのピザは、ピザとは呼べないでしょう。いや、それどころか宅配ピザのほとんどは彼らの価値基準からすれば、ピザとはいえないかもしれません。

この「真のナポリピッツァ」という組織もつまらない組織だと思います。大体、ピザは近代になって、いわゆる現在の原型ができたものであり、伝統も浅いものです。大昔は、貧乏人がありあわせのものを、生地の上にのせて食べたものであり、金持ちや聖職者なども見向きもしない食べ物でした。いつまでも、過去の様式、それもさほど伝統もない過去に、こだわり続けるのは愚かです。すべからく、ビジネスにおける食べ物は、基本の徹底と変化への適応というのが常識だと思います。

これからもピザテンフォーは、いつまでも変わらないといわれるために、変わり続けていくでしょう。


日本は「排外主義的」と米大統領が批判-移民受け入れに消極的と指摘―【私の論評】バイデンの混乱と矛盾に満ちた移民政策、日本はこれに翻弄されるな

日本は「排外主義的」と米大統領が批判-移民受け入れに消極的と指摘 まとめ バイデン大統領は、移民受け入れに消極的な国として、中国、ロシアに加え同盟国の日本も挙げ、経済的行き詰まりの一因と批判した。 この日本に対する批判的発言は、日米同盟関係に亀裂を生じさせるリスクがある。  バイ...