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2011年7月19日火曜日

蓮舫氏「優勝すごい」でツイッター炎上―【私の論評】最も多く見られる誤りは一般的な問題を例外の連続とすることである!!

蓮舫氏「優勝すごい」でツイッター炎上
ツイッター上で同じような失敗を繰り返す蓮舫さん
蓮舫前行政刷新相(43)が18日早朝、「なでしこジャパン」の女子W杯優勝をうけて「なでしこJapan、優勝!!すごいです。」とツイッターに書き込んだところ、多くの批判する意見が書き込まれた。

行政刷新相時代に、スポーツ振興費などを仕分けた過去があるだけに、ツイッターには「スポーツ振興金をゴッソリ仕分けられたなでしこジャパン。給料は0円~10万円の極貧生活」「蓮舫議員の夏のボーナス614万円」「あなたが言える立場ですか?スポーツ振興を仕分けした本人が白々しい」など非難ごうごう。

さらには「えっ?1番駄目なんでしょ?どうして喜ぶの?白々しいわ!」「スポーツ振興金をゴッソリ仕分けして、外国人献金をガッツリ頂いているあなたに『ジャパンおめでとう』とは死んでも言って欲しくありません」などキツイ言葉が続いた。

【私の論評】最も多く見られる誤りは一般的な問題を例外の連続とすることである!!

さて、実際に上記の記事の部分に該当する部分のツイートをしたに掲載します。


さて、蓮舫さんの、炎上は上記の例だけではありません。過去にいくつも炎上しています。ごく最近の事例では、今月15日に以下のような内容があるサイトの掲載されていました。

蓮舫議員がいきなり詐欺被害金47億の基金設立 / 被害者の声は完全スルーに国民ブチギレ!

蓮舫首相補佐官がTwitterで告知した、「振り込め詐欺被害者からの申請がなく預金保険機構で預っている47億の被害金を基金にし、犯罪被害者支援団体への助成を行う担い手団体の公募」がネット上で物議を醸している。 
振り込め詐欺被害金の総額は47億円で、相当な額になっている。この告知には実際に振り込め詐欺にあった人や親族がいる人が反応をしており、

「その47億円の中に私の分が若干入ってます。寄付することにやぶさかでありませんが手続きをして下さい。」 
「被害金の申請しても、散々たらい回しにされて諦めた件。手続き簡略化が先ですよね。 」 
「2年ほど前、家内が振り込め詐欺被害にあって、大阪の茨木警察に届けたけど、その後何の音沙汰もないまま、現在に至ってる。あまりに被害が多すぎて特定できないんでしょうね。残念&くやしい!」 
「私の父は振り込め詐欺で自殺しました。警察は被害者が自殺して生存していないのと、被害届けを出してもたくさんでているから、裁判での刑の対象にならないからと言って受理してもらえなかった。保証金詐欺だった。確かに運転資金に困り借金も多かった。父を救えなかった。後悔。」

など、手続きの不備で申請ができなかった人や父が自殺したにも関わらず受理できなかった人などが悲痛な叫びを蓮舫議員に対し、つぶやいていた。
しかしここで更に問題が起きる。こういったツイートがあるにもかかわらず、蓮舫議員はその後「お!今日の星占いで射手座が一位だ!」とつぶやき、彼らの発言を完全に無視。スルーしているのである。 
この行動やろくな告知もしない、いきなりの基金設立の発表には他のTwitterユーザーも激怒。以下のような怒りの声をあげていた。

「申請ってなんだよ、フザケンナ。お前らお得意の「最後の一人になるまで被害者探し出して被害金を返します」くらい云えよ。勝手に他の用途に使うんじゃないよ。まさに泥棒だな、民主党は。」 
「ふざけるな!一般人の47億円の被害はどれだけ人生を狂わせられると思ってる!一回でも周知つぶやいたか?」 
「振込詐欺の被害者の口座が分からないのに、どうして振込詐欺の被害者の子供がわかるんでしょうか?」 
「被害者を捜して返すのが筋。」 
「以前、被害者支援団体に寄付する際に、被害者の手もとにどのくらい渡るのかを聞いたら、NPOの事務費や人件費、ボラの経費で全部使い切るので、1円たりとも渡らないって説明受けましたよ。。」 
「拉致実行者関連団体への巨額資金提供の次は詐欺被害者から収奪か!ふざけるな!」 
「申請がないとダメっておかしくないですか?よくわかりませんが、被害者が申請しないとお金返ってこないってことですよね?違いますか?」 
「振り込め詐欺の被害金なら、ほとんどがお年寄りなはず。申請がないなどと言わず、探してキチンと返してやるべきじゃないですかね。」

確かに国民の言う通り、NPOの活動費に1円でも回るのであれば、「盗人の上前を取る」行動だと言われてもおかしくない。泥棒に取られてしまい、泥棒がお金を使ったため戻ってこないなら百歩譲ってまだわかるが、せっかく取り返したお金を被害者にきちんと返さずに基金を設立するなど、被害者からしてみれば言語道断の行いである。 
支持率低下は菅首相だけでなく、国民の感情を一切無視した行動ばかりする民主党議員全員のせいであることを自覚しなければ、支持率回復はおろか次回の当選すら危うくなるのではないだろうか。


2009年には、以下のよう内容で炎上しています。

仕分人・蓮舫が息子のマジコン使用を『Twitter』で暴露! 息子に説教なう


事業仕分けで何かと世間を騒がせている参議院議員の蓮舫さん。ちょっと無茶な仕分け方をしているようで非難の声が上がっているが、これからはゲーム業界からも非難の声があがってきそうだ。なんと、蓮舫さんがインターネットコミュニケーションサービス『Twitter』(ツイッター)で「DS『イナズマイレブン2』の改造コードの入れ方をどなたかご存知ですか? 私にはさっぱり…」と発言したのである! 
改造コードを入れるには、マジコンと呼ばれる違法にゲームをコピーして遊ぶことができる機器(もしくは改造コード専用機)が必要で、マジコンはお金を払わずにゲームをインターネット経由で入手できることから、任天堂をはじめとしたゲーム会社数十社がマジコン業者に提訴するという事態にも発展している。 
いち早く「マジコンを使用しているのでは?」と思った人物が蓮舫さんの『Twitter』に返信コメントをしたようで、蓮舫さんは「意味をようやく理解。完璧にダメですね。今、息子に説教中」、「学習しました!息子を説教中」と返信。そのことにより、長男がマジコンを使用していたことが確定した。
<この件に関するインターネットでの声>
・説教なう
・ゲーム会社に金を払わないで業務仕分け
・あーあ、息子の人生仕分けされるなこれ
・「改造せず正々堂々やりなさい」って意味だったりして
・本当に必要な改造コードなんですか? 天下りは何人いますか
・なぜゲームにお金を払うのですか? タダでできる方法があるのではないですか?
・タダで出来るゲームにお金を払う必要があるんですか? マジコンでいいんじゃないですか?
・民主が割れ(違法ゲームコピー)やってるなら俺達もやっていいってことだな
・脱税といいマジコンといい、どんどん国民がやっても許される範囲が広がってくな
・お小遣いの節約のためにソフト代を仕分けしたんだな
・蓮舫が買ってあげたんだろ。余罪ありそう
・なんでこう立場わきまえないでポンポン発言しちゃうかねー
・確かに親はこういうのわからねえわwwww
・蓮舫スパコンに興味はないが、マジコンには関心www
蓮舫さんは1997年に長男を出産していることから、長男の現在の年齢は12~13歳。つまり、アルバイトをしている年齢ではないので、蓮舫さんからもらったお小遣いで購入したか、もしくは蓮舫さんが買い与えた可能性がある。事業仕分けで忙しすぎて、長男の行動に目を向けることができなかったようだ。 


最初の「なでしこJAPAN」のツイートだけを見ていると、なにやら、蓮舫さんのほうが、気の毒にもみえますが、他のものともあわせてみると、やはり、蓮舫さん自身にもかなり問題があるように思えます。

ツイートで気をつけなければならない内容として非常に良くまとまった記事がありましたので、以下二掲載します。
東日本大震災 から一ヶ月が経過。この震災を機にツイッター の効果や影響力の大きさを改めて認識した出来事も多かったのではないでしょうか。ネット上のサービスとはいえ、企業、個人、匿名と参加の仕方はまちまちでも、人と人とのつながりで成立するもの。今回は特に安否確認や原発、被災地の状況など震災に関する情報が多く飛び交いました。中にはツイッターが効果を発揮して被災地に物資が届けられたというケースやその反対に伝播力の大きさを甘くみていたがために炎上したケースもみられます。そこでつぶやきで信頼を失わないために気をつけることについて調べてみました。 
●企業ツイッターの失敗……。
PRESIDENT Online 『「仕事ツイッター」のやってはいけないこと』では恐るべき伝播力を持つツイッターの落とし穴について指摘しています。自社のフォロワーに限らず、無差別に検索してヒットしたユーザーへ宣伝ツイートを送ってしまったケースをもとに紹介しています。「相手が自社のフォロワーに限られていればよかったのだが、無差別に検索したことからフォロワー以外のユーザーにも送ってしまい、ツイッターのマナーにもとる行為だと騒動になった」と無関係なユーザーまでもを敵にまわした事例が紹介されており、流行のメディアだからと軽いノリで、ツイッターにおけるマナーを無視した行動は失敗の元としています。予想をはるかに上回る伝播力におののいても後の祭り。流出した情報をすべて削除することは難しいもの。今まで築き上げた信頼も一瞬で台無しになってしまいますから、マナーをふまえた上で多少の緊張感をもって言葉を選んでいきたいものです。 
●モテないつぶやきとは
企業や著名人が大きく注目を浴びていますが、個人も気軽に賛歌できるのがツイッターのいいところ。しかし知人が中心という個人レベルでも、こんなつぶやきは嫌われてしまうようです。Gainer 5月号(光文社)「あなたのココがズレている」ではツイッター上のやりとりで信頼を失ってしまった具体例を紹介しています。まずはネガティブをはるかに越えた悪口ツイートのオンパレード「ネガティブつぶやき男クン」。フォロワーや上司などを名指しで中傷する内容を平気でつぶやいてしまうケースには、フォローどころかリアルな付き合いでも距離を置きたくなってしまうという声が挙がっているようです。当人同士を知らないフォロワーだとしても、度を越えた悪口ツイートは見ているだけで不快感をあたえてしまうものかもしれません。ほかにも「自分ってカッコイイ」などとナルシストを連発する「ナルシストつぶやき男クン」や、ツイッターを利用してナンパを繰り広げる「つぶやきナンパ男クン」と女性がフォローを外したくなるケースを紹介しています。 
最後に「ツイッターは『つぶやき』なだけに、その人の人格をくっきり浮かび上がらせてしまうもの」と警鐘を鳴らしています。その人がどんな言葉を選んで何を発するのかを、見ていないようでいて実は見られているもの、自分が思っている以上に悪い印象を与えてしまうケースは多いよう。フォロワーどころか大切な友人や恋人からの信頼を失うようなつぶやきは避けたいものですね。たった140文字と軽く考えがちですが文章は短いほど難しい……。(幸)
 それにしても、蓮舫さん、やはり、この文章の最後にかかれてあるように、この人のツイートには、人格がくっきりと浮かびあがってしまっているのでしょうか?

そもそも、あの事業仕分け、実施された当初から思っていましたが、全く意味のない、ただの政治ショーにすぎませんでした。それも、とてもも小泉劇場にはおよびもつなかい、小粒なショーでした。このことについては、過去にこのブログにも掲載(以下の関連記事参照願います)しましたので、ここでは、掲載しません。所詮、蓮舫さんは、「益荒男ぶり」の演出で、あのショーのための、スタッフにすぎなかったという事だと思います。

それにしても、民主党には、蓮紡さんを閣僚にせざるを得ない程度に本当に人材が不足しているのだと思います。私は、この蓮紡さんのTwitter上で繰り返される失敗に民主党の能力不足が重なって見えます。

蓮舫さんに限らず、民主党は、失敗続きです。そうして、なぜ、失敗し続けるのかがわかっていないようです。

ドラッカー氏は、著書の中で以下のようなことを語っていました。

最も多く見られる誤りは一般的な問題を例外の連続とすることである。 
あらゆる問題が四つに分類できる。第一が、一般的な問題である。第二が、自分にとってははじめてという一般的な問題である。第三が、真に例外的な問題である。第四が、例外的に見えながら一般的な問題のはじめてのケースである。
一般的な問題は一般的な解決を必要とする。それらの問題は、原則と方針によって解決しなければならない。状況に応じて原則を適用することで処理する。
もちろん、例外的な問題は個別に処理しなければならない。しかし、真に例外的な問題というものは稀である。とくに組織が直面する種類の問題は、ほとんどすべてどこかの誰かが解決したことのある問題である。したがって、ほとんどの問題は原則と方針を適用することによって解決できる。
蓮舫さんか、ツイッターで度重なる失敗を繰り返していますが、この失敗を繰り返さないために、この人は、原則や方針を運用して防止しようと務めているようにみえません。そうして、民主党も同じようにみえます。

また、ドラッカー氏は、意思決定について以下のように語っています。
戦略的な意思決定では、範囲、複雑さ、重要さがどうであっても、初めから答えを得ようとしてはならない。重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい、問いを見つけることである。 
教科書は事実を収集せよという。だが、 問題を定義し分類しないことには、それは不可能である。問題の定義と分類によって、関係のあるデータ、すなわち事実が何であるかを知る。 
一見して重要な要因が本当に重要であったり、そもそも関係があったりすることは稀である。それらののは、せいぜい兆候にすぎない。しかも、最も目立つ兆候が問題の鍵であることは稀でもある。意思決定においての最初の仕事は、問題を見つけて、それを明らかにすることである。この段階ではいくら時間をかけてもかけすぎるということはない。
意思決定についてのかなりの部分が、問題の解決すなわち答えを出すことに集中している。間違った焦点の合わせ方である。問題の解決だけを重視して良い意思決定は、さして重要ではない日常の戦術的な意思決定だけである。 
 まさに、民主党の面々は、問題の解決ばかりに集中して、日常の戦術的意思決定に終始しているのではないかと思います。戦略など頭に最初からないのだと思います。

他党も似たり寄ったりのところはありますが、政権与党が、これらの原則について、考えることなく、日々目先のことだけで右往左往していることは絶対に許されることではありません。どうしても、できないというのなら、政権交代すべきです。

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