05)
新潟日報社上越支社・坂本秀樹報道部長

本誌既報の通り、新潟日報社上越支局の報道部長・坂本秀樹氏のツイッターが炎上している。

改めて確認しておくが、思想・信条の自由は保証されている。何を言おうが、主張しようが自由だ。私たちが暮らす国は、そういう自由が担保された国だ。だがしかし、昨今のネット上で散見されるような匿名同士での罵詈雑言の応酬、個人情報の晒し合い、こういったものは、一部の人間とってみれば一時の寂しさを紛らわせる為のコンテンツにはなり得ても、社会全体にポジティブに働くファクターではないことは明らかだ。社会経験のない子供がこういった応酬に加担する事は仕方ないのかもしれない。社会に受け入れられない自我をネットの中に求め、鬱憤を晒す場合だってあるだろう。仕方がないとは言えないが我々マスコミは、そういった人々も含めた社会に、正義とは何かを問い続ける使命を持っている。

「報道」とは道に報うと書く。マスコミと一括りにしても、報道だけは特別だと、報道に携わる人間であれば誰もが思っているはずだ。

本誌と協力関係にある記者、ライター、編集者は、坂本秀樹氏の行為について「看過出来るものではない」と異口同音だ。断っておくが、本誌には坂本氏のいうような「ネトウヨ」はいないし、極右勢力が言うような「反日」の人間もいない。

以下は、坂本氏が自身のツイッターで写真とともに呟いたものである。善悪の判断については読者の方々におまかせするが、これが日本のマスコミ人の姿、報道人の一面なのかもしれない。ツイートを見ていけば、坂本氏が共産党という特定の政党に肩入れしているとしか思えない。彼はそのような思想に基づいて、マスコミで働き、報道部長としての職務を担っていたのか。匿名ツイッターで一個人に罵詈雑言を浴びせる彼が、共産党シンパである事は構わない。しかし、なぜその身分を隠すのか。何かやましい所でもあるのか。全く解せない。

新潟日報社の見解はどうなのか。本誌では今後も徹底追及する。


33)
自身が所属する「新潟日報」の宣伝はいいが、身分を隠していては「ステマ」である


35)
人間に向かって「ゴキブリ」。在特会も全く同様の事を韓国朝鮮人に浴びせている


20)
「ぱよぱよちーん」騒動よろしく、思想の違う連中をリスト化し晒し合う事は彼らの手段なのか


50)
敵の敵は見方?外山恒一氏の素性に限らず、取り込める所は取り込む


55)
これには本誌関係者も納得。しかし、保守派を一括りにする見方は、報道人としていかがなものか


29)
「しばき隊」のメンバーともただならぬ仲

03)
酔っぱらってツイートした事で…明日は我身だ
40)
ボウズ憎けりゃ袈裟まで…?いや、創価学会=公明の打倒は、共産信徒の宿命か


11)
言論機関に在籍している人間の物言い

15)
一国の総理に対して「異常者」。これが新潟日報社・報道部長の主張であるようだ

06)
自身の気に喰わないものには「レイシスト」のレッテルを貼る。これも新潟日報社のやり方ですか?

48)
さすがに「報道部長」。スケジュールを自由に調整して「東京大行進」に参加。もちろん仕事ですよね、部下にはどう説明を?


37)
さすがは報道部長。でも部下はみんなマジメなので、こういうのはどうかと思います

45)
報道部長は何とアンチ巨人。居酒屋では「ゴミ売り」とか言ってたりして

01)
報道部長はもしかして「なんJラー」???アンチ巨人も納得

08)
新潟日報社の方がそう仰っています。食べると馬鹿になるお菓子
19)
新潟日報社の報道部長によれば、安倍総理は若者を戦地に向かわせ、お国の為に死ねと思っているそうです


10)
「これはゴミ!」と本誌記者も納得。でも新潟日報社の報道部長さんも幸福の科学がお嫌いなんですね



40)
新潟日報社の報道部長がこう仰っています。アベはヒトラーと同じ!
43)
新潟日報社の報道部長と幸福の科学は犬猿の仲!広告なんて絶対に入らない(入れない)のでしょう


54)
新潟日報社の報道部長曰く、移り込む芸人は『スカスカ』な方々。特に異論はなし
10)
個人の写真を晒し上げるのが、新潟日報社の報道部長のやり方のようです。

51)
これは…。保守派の悪い部分が凝縮されている!と、本誌協力ライターの弁

35)
活動には大変熱心な方のようだ。だからこそ、部長の地位で頑張っておられる

13)
新潟日報社の報道部長によれば、ネトウヨという人種は在日韓国人を応援してはいけないらしい

04)
「CX嫌い」なのでネトウヨとはうまい酒が飲めるのでは?

22)
シーシェパードの皆様に誰か知らせてください

46)
一個人の社会的生命を、マスコミ特権で奪います

22)
「私の情報が拡散する」ことに懸念を示した報道部長。見事なブーメラン


01)
統一教会お嫌いなんですね。我々も嫌いです

31)
気に入らない他誌にはレッテル張りで対応。田舎新聞の大将らしい


24)
あなたはさぞかしかっこいい事でしょう

10)
北朝鮮をネタにする新潟日報社の報道部長。大丈夫ですか?


57)
アベ支持者はナチスで差別主義者だと新潟日報社報道部長の解説


29)
酔って書いてはいけないのです。報道部長も「コレ」で会社をやめる、かも

32)
新潟日報社の報道局長曰く「頭がアレな」チャンネル桜の皆さん

28)
彼は同性愛者のようです。まあそれでもクズには変わりない


02)
誰かは知りませんが、盗撮ですか?報道部長?

06)
大マスコミの報道部長にとっては「こんな奴ら」です。映す価値無し、です

52)
安倍氏は国会をサボっていません。新潟日報社は、事実関係も把握出来ない人を報道部長に??

16)
新潟日報社の報道部長がわかりやすく解説
41)
何が「ウソ」なのかを解説せず、サラッとレッテルを張る報道部長


22)
このフレーズは、社民党のマドンナ・福島みずほさんによるもの

44)
新潟日報社の報道部長がアップしたお写真

21)
新潟日報社の報道部長、熟女はお嫌いなようです

51)
青年会議所はネトウヨ、ということですか?報道部長!

27)

新潟日報社の報道部長は、人間に向かって「豚」といい、その写真を晒しあげにします

【私の論評】こんな論争を繰り返しても、いつも半分の赤ん坊しか得ることのできない彼らは、いつも苛まされ、深みにはまっていくだけ(゚д゚)!

ブログ冒頭の記事は、twitterで、News Reviewというアカウントの人、もしくは組織のものです。この記事に関するNews Reviewのツイートを以下に掲載します。

このNews Reviewというサイトにアクセスしてみたところ、当該の記事にはいきつくのですが、トップページは存在したものの、この媒体がどのようなものであるかを示す「News Reviewについて」というページは存在していませんでした。

個人で運営しているブログのようです。誰がどのような目的で、このブログを運営しているのか、良くはわかりませんが、それにしても、坂本秀樹氏のツイッターの内容そのものについては、他のどのサイトよりも、良く整理されてまとまってるので、掲載させていただきました。

主に文書で書かれたニュースでは、ツイートが炎上、晒しとか、酷いとか書いているだけであり、ツイートも少ししか掲載されていないものの場合は、酷さが実感としてつたわりませんでしたが、これを見るととんでもなく酷い低劣なものであることが良くわかります。

坂本秀樹氏は、以下のようなツイートもしています。


このツイートの発端となったのは、新潟水俣病の被害者救済などに取り組む新潟弁護士会所属の高島章弁護士に「クソは黙ってろ」「まるでネトウヨの弁護士」などといった誹謗中傷を浴びせるツイッターアカウントの存在でした。

高島弁護士がこのアカウントに「あなたは新潟日報社の坂本氏ではないのか」と質問。坂本氏はアカウントが「自分のもの」であること、酒に酔った状態で高島弁護士に対し攻撃的なツイートをしたこと認め、謝罪しました。

高島章弁護士
そこで、高島章氏のことを調べてみましたが、実名ではありますが、この人も数年前に、にとんでもないツイートをしていることがわかりました。そのツイートを以下に掲載します。


このようなのを見ると、どっちもどっち、同じ穴のムジナという気がします。しかし、あまりに酷い内容なので、このブログには掲載しませんでしたが、坂本秀樹は女性に対して「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」「こいつを自殺させるのが、当面の希望」などとツイートしています。

もう完璧にアウトという感じがしました。結局のところ、保守界隈に誹謗中傷ツイート(時に脅迫紛いも)を繰り返してきた“ぱよちん系”ツイ垢主が『新潟日報社上越支社 報道部長』の坂本秀樹氏であることが特定され、坂本氏が謝罪に追い込まれたというお粗末な出来事です。

それにしても、やはり匿名ツイートというのが良くないです。それに、批判と個人攻撃の区別がついていないというのもお粗末です。

そもそも、批判という行為は、個人攻撃ではなく相手に意思決定の変更を促すことがその本質だと思います。であれば、意思決定の本質について良く理解していなければ、とんでもないことになります。

それについては、このブログでは、ドラッカーの言葉として何度か掲載しています。以下に再掲します。
意思決定においては何が正しいかを考えなければならない。やがては妥協が必要になるからこそ、最初から誰が正しいか、何が受け入れられやすいかという観点からスタートしてはならない」ということです。  
頭のよい人、しかも責任感のある人は、せっかくの意思決定も実行されなければ意味がないと思います。そのため、最初から落としどころとしての妥協を考えます。 
そうして、妥協には二つの種類があります。一つは古い諺の「半切れのパンでも、ないよりはまし」、一つはソロモンの裁きの「半分の赤ん坊は、いないより悪い」との認識に基づく。前者では半分は必要条件を満足させます。パンの目的は食用であり、半切れのパンは食用となります。半分の赤ん坊では妥協にもなりません。 
何が受け入れられやすいか、何が反対を招くから触れるべきでないかを心配することは無益であって、時間の無駄です。心配したことは起こらず、予想しなかった困難や反対が突然ほとんど対処しがたい障害となって現れることになります。 
何が受け入れられやすいかからスタートしても得るところはない。それどころか、妥協の過程において大切なことを犠牲にし、正しい答えはもちろん、成果に結びつく可能性のある答を得る望みさえ失うことになります。
この意思決定の原理原則を知っていれば、意思決定においては、まずは誰が正しいとか、誰が間違いなどということを言うこと自体が全く無意味であるということがわかるはずです。そうではなくて、何が正しい、何が間違いということに焦点をあてなければ、無意味で不毛な論議になるだけです。

まさに、上のツイートは無意味な言葉の羅列です。相手に意思決定の変更を促したいなら、もつと別にやり方があるはずです。

しかし、こういう人たちは、そんなことは全くおかまいなしで、匿名で場合によっては実名でもとんでもないツイートをするのです。

本当に困ったものです。こんなことばかりしていては、いづれ妥協するにしても、坂本秀樹氏が全面謝罪したように、半分の赤ん坊しか得られないような目にあうのは必定です。坂本氏にとっても、全面謝罪は本来の意に反したものだと思います。

坂本氏が本当にしたかったのは、高島章氏の批判をした本当の目的は、高島氏の意思決定を変えてしまうか、すくなくともそれに影響を与えることだったと思います。であれば、他にやり方があったと思います。

彼らは、このようなことばかり繰り返すので、論争を繰り返してもいつも半分の赤ん坊を得るような目にしかあったことがないので、いつも苛つき、絶望感や徒労感に苛まされ、そうして同じことを何度も繰り返し、深みにはまっていくのだと思います。

左右、上下の立ち位置にかかわらず、 SNSでこのような無意味な発言をしている人たちには、そのことにはやく気づいていただきたいものです。

無駄な時間を過ごしても仕方ありません。はやく、半分のパンでも得られるように、今からでも努力の方向性を変えるべきです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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