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2016年9月23日金曜日

民進党が生き残っているのは国民の責任 注目の新書著者・赤尾敏氏の姪に聞いた―【私の論評】民進党崩壊カウントダウン!最早乾いた笑いしか出てこない(゚д゚)!


赤尾由美氏 
 『民進党(笑)。』(ワニブックスPLUS新書)という本が売れている。タイトルの奇抜さに加え、著者の赤尾由美氏が、銀座数寄屋橋での街頭演説で名高かった保守政治家、赤尾敏(びん)大日本愛国党初代総裁の姪(=弟の娘)ということも話題になっている。民進党は21日午後、両院議員総会を開き、蓮舫執行部が正式発足する。「二重国籍」問題で国民にウソをついた蓮舫代表の誕生も含めて、赤尾氏に聞いた。

「私は民進党が存在すべき理由が分かりません。自民党は需要があるでしょうが、民進党を必要とする人はいるのでしょうか? そう考えると怒りを通り越して笑うしかありません。ただ、こんな政党が生き残っているのは、私たち国民の責任なんですよね。それを伝えたくて書きました」

赤尾氏はこう語った。

注目の新書は、国民の期待を裏切り続けるツッコミどころ満載の民進党を一刀両断している。そして、民進党のだらしなさによってもたらされた「自民党1強」体制にも物申す、痛快な1冊だ。

赤尾氏は、亡父の跡を継いで31歳でアカオアルミ株式会社の社長に就任した経営者だが、ジャーナリストの河添恵子氏らとの共著『国防女子が行く』(ビジネス社)でも注目された。

蓮舫氏について、赤尾氏は厳しい眼を向ける。

「蓮舫氏は『総理を目指したい』と明言したそうですが、あきれてものが言えません。国籍以前に(これまでの言動を聞く限り)日台、日中の問題が深刻化した際、日本の側に立って行動できるのか、心配です。蓮舫氏は7月の参院選(東京選挙区)で112万票も獲得し、トップで当選しました。日本人はどうしてしまったのでしょうか」

 現代日本には「たかりの構造」が蔓延(まんえん)しているともいう。

 「例えば、待機児童問題です。民進党の山尾志桜里政調会長は『保育園落ちた日本死ね!!!』というブログを国会で取り上げて政府を批判していましたが、子供を預けることは本来セーフティーネットの問題です。それを権利にすり替えれば、親が『教育の義務』を放棄することにつながりかねない。幼いときから親子が離れる仕組みを作って、どうするんでしょうか。その果ては、家庭崩壊しかありません」

 最後に、伯父の赤尾敏氏が存命なら、日本の現状をどう思うか聞いた。

 「非常に嘆くでしょうね。一見こわもてに見える伯父が根強い支持を得ていたのは、お金に汚くなかったこと。そして、戦争中に衆院議員として東條英機首相に文句を言ったことでしょう。歴史の重みを背負い、命を捨てる覚悟で筋を通したことが、人々の共感を呼んだのです。その姿は、巨大な敵と戦ったドン・キホーテのようでした」 

【私の論評】民進党崩壊カウントダウン!最早乾いた笑いしか出てこない(゚д゚)!


赤尾敏先生が亡くなられてから、随分と時がたってしまっので現在では知らない方々も多いと思います。以下に簡単に略歴を掲載します。

赤尾 敏(あかお びん、1899年(明治32年)1月15日 - 1990年(平成2年)2月6日)は、日本の保守政治家、右翼活動家、衆議院議員、大日本愛国党初代総裁。

当初は社会主義者であったが、社会主義者として活動した後、1926年(昭和元年)に「天皇制社会主義」を理想として民族主義者に転向。1942年(昭和17年)には衆議院議員に当選しました。1945年(昭和20年)の敗戦後、政治活動と講演活動を行い、1951年(昭和26年)大日本愛国党を創党しました。特に銀座数寄屋橋などでの辻説法による過激な街頭演説で有名でした。

以下に、赤尾敏先生の写真を掲載します。

赤尾敏氏
写真だけだと、語り口などわからないので、以下に赤尾敏先生の、動画を掲載します。



『民進党(笑)。』の表紙の写真と、書評を以下に掲載します。

民進党(笑)。 - さようなら、日本を守る気がない反日政党 - (ワニブックスPLUS新書)

この本を読めば、日本政治の最大の悲劇が「いつでも政権交代可能な野党がいない」ことだとわかります。 
与党が大きな不祥事を連発したとしても、それに変わる国政を安心して任せられる野党が存在しないのです。その野党の最たるものが民進党(旧民主党)です。
筆者は、本書で、ただ単に民進党(旧民主党)をこき下ろしているのではなく、遠回しに自民党批判もしています。 
もし、民進党がいつでも自分たちにとって代わるぐらいの強力な政党なら、自民党の増長もなかったでしょう。 
タイトルが挑発的なので、勘違いされてしまうかもしれないのですが、偏りのない視点で書かれている書籍です。 
その偏りのない視点で見ても、やはり、日本の民進党は異常であると言わざるをえません。民進党(旧民主党)とはどんな党なのか、再確認すると共に、日本の政治についても考えさせられる内容です。 
先頃、二重国籍問題を問われている蓮舫議員が、二重国籍問題を解決しないまま民進党代表の座につきました。 
これから解決するのでしょうが、社会常識的にいえばこれを解決してから代表選挙に出馬すべきものと思います。 しかし、これに対する民進党の対応は、なんというか怒りをはるかに超えて、笑うしかありません。この書籍の著者の民主党に対する気持ちが良く理解できます。
自分の国籍問題すら、長年に渡ってうやむやにしてきた人が、日本の最大野党の舵取りをするとは・・・。絶句です。最大野党の党首になるという事は、確率的にはかなり低いといわざるをえないでずか、日本の代表である総理大臣になかねない立場です。そんな立場にある人が、国籍問題を抱えていることに、大きな疑問など飛び越して、戸惑いを感じます。 
一国の代表とは、その国の国益のために身を粉にして尽くす立場です。その候補の一人となる人物が、二重国籍問題を抱えているなど、もはや、乾いた笑いしか出てきません。 
新しい船出からしてこの有様では、ますます先が思いやられます。党名や代表を変えても、過去にやってきた行為に対する反省や清算がなければ、何も変わらないでしょう。 
もし、まかり間違って再び旧民主党(民進党)が政権をとる事にでもなれば、その時こそ赤尾敏先生が心配していた日本に大きな悲劇が起きそうな気がしてなりません。
それにしても、本日は、ブログ冒頭の記事の他にも、民進党に関する記事が多い日でした。やはり、多くの人が、民進党の体たらくには、幻滅するとともに、まともな野党が機能せず、実質上日本には存在しないことに危機感を抱いているのでしょう。偶然なのでしょうが、それにしても、かなり本日は集中しています。それらを以下に掲載します。
民進党は左派政党に値しない 自民党と差別化する政策はあるのか
高橋洋一 

民進党新代表に選出され、代表選を戦った前原誠司氏(左端)と
玉木雄一郎氏(中央右)らと「がんばろう三唱」をする蓮舫氏(中央左)
=15日、東京都港区のホテル
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下にこの記事の結論部分のみを掲載します。
経済問題では保守もリベラルも大差がなく、成長重視が望ましい。その上で、リベラル政党が規制緩和やエネルギー政策、安全保障などで見解の相違をぶつけるようになれば、国民に対立軸が提供され、いいライバル関係になるだろう。これが日本で支持されるリベラル政党に求められることだ。 
高橋氏が述べるように、民進党の経済政策は左派政党に値するものではありません。今回の代表選では、3人が3人とも増税賛成で、財務省のパンフレット以下の内容の財政政策を語っているだけです。

さらに、問題なのは、世界の左派政党のスタンダードといってもよい、「労働者の雇用を良くするための、金融政策」に対する理解が全くないということです。これでは、左派政党の何値しません。
高須院長「民進党はゾンビ。死んでるのに気づいていない?」
高須クリニック院長
この記事は、夕刊フジによる高須院長へのインタビューてす。詳細は、この記事をご覧いただくものとして、 一部のみ以下に掲載します。
 --院長的には、蓮舫さんの代表就任はナシ、だということですか? 
 高須:アリとかナシとかいう以前に、「おかしなことをやってる人たちだなあ」って。なんというか、ちょっとキツイことを言ってしまえば、民進党は完全に死んでいるんだよ。いまもしも総選挙をやったら、政権を奪取するどころか、壊滅してしまうはず。 
 ちょっと前にこの連載でも民進党の幹部たちを「ゾンビの集まりみたいだ」って言ったけど、蓮舫さんが代表になったところで、何も変わらないね。ゾンビのままだよ。それなのに、蓮舫さんは「民進党を政権交代できる政党にしたい」って話してるんでしょ。もしかしたら、すでに死んでいることに気づいてないんじゃないのかな? それじゃあ、本当にゾンビだよ(笑い)。
確かに、民進党はもう死に体です。何かを根本的に変えなければ、旧社会党のようにいずれ消滅することになるでしょう。
維新・馬場幹事長「説明が二転三転した蓮舫氏…先が思いやられる」 「二重国籍」禁止法案提出へ
場伸幸幹事長
これも、日本維新の会の馬場伸幸幹事長が、夕刊フジの単独インタビューに応じた内容です。この記事も詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に一部分のみ引用します。
 日本維新の会の馬場伸幸幹事長が、夕刊フジの単独インタビューに応じ、国会議員や国家公務員の「二重国籍」禁止法案を、26日召集の臨時国会に提出することを明らかにした。民進党の蓮舫代表は国民にウソをつき、「二重国籍」のまま野党第1党の党首に就任した。馬場氏に一連の蓮舫問題と、法案の論点などを聞いた。

具体的には、公職選挙法と国家公務員法に、二重国籍を禁止する条文を追加する。罰則規定も検討しているという。 
 馬場氏は「現状は『国籍は抜いてね』という努力目標だ。法律の不備を早急に正していくのは国会議員の責務だ」と強調し、早期成立に向けた意欲を示した。 
 法案成立には与野党の協力が不可欠だが、各党のスタンスはどうか。
馬場氏は「これから各党に協力を呼びかけるが、仮に、法案に協力できないとなれば、その政党は『二重国籍のまま、閣僚になっても問題はない』と判断したことになる。われわれは、各党の姿勢も国民に明らかにしていきたい」と語った。 
 日本維新の会は26日、記者会見を開き、法案の全容を発表する。蓮舫氏率いる民進党は、どう対応するのか。
以上、民進党関係の記事が、夕刊フジの記事だけて冒頭の記事も含めて四本です。それだけ、民進党に対する失望感が大きいのだと思います。

私自身は、自民党を支持しているのですが、経済対策など他党と比較するとまともなので、不満なところもあるのですが、微温支持というのが実体です。特に、民進党の経済対策など実行したら、それこそ、とんでもないことになります。せっかくの、雇用の改善された部分もぶち壊しになるでしょう。

私は、野党の役割は積極的に認めています。まともに議会制民主主義が機能するためには、健全な野党の役割は大きいです。政治においては、「敵を作るより味方をつくれ」というのが、原則だと思います。

しかし、今の民進党がそのまま変わらないというのなら、今の民進党では仲間にはできないし、こちらから仲間になることもできません。

民進党では、これからも野党共闘を継続するつもりなのでしょうが、それも束の間なのではないでしょうか。民進党はこのままであれば、いずれ近いうちに、党勢が衰えて、消滅直前の社会党のようになることが十分に予想できます。そうなれば、共産党などの他の野党のほうから、民進党との共闘は、民進党にばかりメリットがあり自分たちには何もないということになって、断られるようになると思います。

そのようなことが、目前に近づいているにもかかわらず、民進党の議員、特に幹部にはそれが全く見えいません。危機感を感じていないようです。本当に、もはや民主党に対しては、乾いた笑いしか出てきません。

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