GoogleがYouTubeにおいて日本向けのビデオレンタルサービスを開始しました。
http://www.youtube.com/moviesにアクセスするか、YouTubeトップページに追加された「映画」カテゴリからレンタル・視聴することができます。
現在のところ、200 本以上のハリウッド映画や国内の作品がレンタル販売されていると言われています。東映から『仮面ライダー T... 続きを読む
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【私の論評】ますます映画館に行かなくなる今日この頃?!
YouTubeでも、とうとう国内で映画配信ですか。アメリカでは数年前から配信されていて、無料の低画質のものは以前から見てはいましたが、今度はもちろん有料ですが、高画質で見られるようになります。
それにしても、今やBlue Ray、Apple TVなど、映画館に行かなくても十分高画質の映画を見られるようになりました。そのせいでしょうか、私は、ここ1年くらいは、映画館に足を運んだことがありません。今でも、自宅のテレビよりは、映画館のほうが、画面も大きいし迫力があるのには違いないのですが・・・・・・・。
やはり、今では、映画館で映画だけみるというのでは、面白くないということでしょうか。そこで、何か映画そのものとSNSのコラボでもないかと思って探してみたのですが、映画に特化したSNSは、Gacchiというのがありますが、コラボは見つかりませんでした。SNSだけだと、ひょつとすると映画館にますます足が遠のくかもしれません。なにせ、自分ひとりだけで、テレビで映画を見たとしても、その内容をSNSにコメントすれば、自宅にいながら多くの人と映画を通じて、交流できる可能性が高まるのでますます、映画館に足を運ばなくなるかもしれません。
映画館でも、何かこのようなコラボができないものでしょうか。また、これは、すぐにはできないでしょうが、たとえば、映画など、すべて光通信で配信できるようなシステムをつくり、映画封切りのときには、東京などの大きな映画館で、映画に登場する俳優さんや主題歌を歌っている人にオープニングの挨拶してもらい、監督などにもでてもらい、映画の見所を説明させるようにしてはいかがでしょうか?
それに、その配信は、一方通行などではなく、たとえば、映画館に来たお客が地方にいながらも、これらの人に質問できるとか・・・・・。あるいは、映画が終わった後に、アンケートをとって集計して、その結果をすぐに全国の映画館にフィードバックできるとか・・・・。
このようなことをして、映画館に足を運ぶこと自体が何か非日常的な面白いことがあるようにするとか、また、恋愛ものの映画であれば、婚活に結びつけるイベントとか・・・・・。
あるいは、映画そのものをイベントにしてしまい、会場のスマホを持っている人たちから、映画の途中で、スマホでアンケートをとり、そのアンケート次第で映画の筋がかわっていくとか・・・。あるいは、もっとこれを進めて、映画の中の何かの役を映画館に来た人たちが担うようにできるようにして、スマホなどで、その役割の行動を選べるようにするとか・・・・・・。
とにかく、今の映画館のように、不特定多数の人が何の交流もなく、そのまま映画を見て、そのまま帰るというのではなく、何かイベント性、非日常性を持たせたほうが良いと思います。
きっと、そうでないと、映画館に足を運ぶ人は年々減っていくだけだと思います。3Dなどは、一時的に耳目を集めるかもしれませんが、これも、普及してしまえば、根本的な解決にはならないと思います。
さて、YouTubeの映画そのものは、どうかといえば、結局は有料のものは見ませんでした。今のパソコンでは、機能不足で、低画質でしか見られないのと、iPadでは、まだ見られないからです。
ただし、無料のものも見られます。”YouTube Movie”などと入力して調べてみると、結構無料の映画が見られます。その中で、いろいろみていたら、何と、Ed Woodの映画があったので、これを見てみました。Ed Woodは何年か前に、ジョニーデップ主演で、Ed Woodという映画があったのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。わたしは、これは、AppleTVで観ました。
ジョニー・デップ主演の映画"Ed Wood"から
Ed Woodは、B級映画の監督ですが、アメリカでも今でも人気のある監督です。今でも、多くのアメリカ人が彼の名前と彼の演出によるB級映画を知っています。とにかく、今から見ていると、ハチャメチャなものが多いです。フランケンシュタインとか、ゾンビとか、ドラキュラとか、果ては、宇宙モノなど、あるいは、これらをごちゃごちゃに混ぜたものなど、今からは考えられないような演出が多いです。
ジョニー・デップ |
ちなみに、この映画を見ていると、無論、ジョニー・デップが主演をしていた"Ed Wood"の中にでてくる映画の中の撮影シーンとも重なるところがあり、結構面白かったです。とは、いいながら、これをみていないと、あまりのくだらなさに面白くともなんともないと思われるかたもいらっしやるかもしれません。
しかし、この映画、当時のB級映画の要素をすべて投入したようなハチャメチャ作品です。興味のある方は、是非御覧になってください。何か、今見ると、ほのぼのとした感じに見えてしまいます。宇宙人の敬礼を見てください、それに衣装がピカピカですが、なぜか、ロシア風です。それに、飛行機のコクピットがこれ以上安くできないだろうと思うくらいの安直なつくりです。笑ってしまいます。とにかく、安手で、安直で、くだらないのですが何かひきつけられるものがあります。とにかく、たくさん盛り込んで、なるべく多くの人に気に入られようとした"Ed Wood"の心意気がうかがえます。だからこそ、後年になって、ジョニー・デップ主演の映画にされたり、今でもアメリカで結構見られているのだと思います。本日はこうした発見もありましたので、どこに出かけなくても、何となくリア充気分を味わえました。
これも、私は、AppleTVで、テレビでみました。このように家にいても新しい発見もあるくらいですから、先に述べたようにますます映画館からは足が遠のいてしまいます。映画関係の方々、なにか一つ工夫していただきたいものです。
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