料理教室では、当日見本のチキンを焼成するのに、家庭用のオーブンレンジを使用しました。家庭用のオーブンレンジでも十分美味しく焼くことができます。 (今回は東芝製のものを使いました。東芝製は特別なスイッチがあり、ピザ焼成用などが決まっており非常に楽に使えます)
ローストチキンを焼く前の下ごしらえをしているところです。
当日は、グレイビー・ソースをつくる工程をリストランテ・ル・ブォンの厨房を用いて行いました。厨房の人もはりっきていて、予定外のフランベ(ソースなどをつくる際に、アルコール分を飛ばすのに炎をあげること)も実演していただきました。
ロースト・チキンやロースト・ビーフなど、自宅にオーブンレンジさえあれば、誰でも簡単にできます。これらは、焼成して冷ました直後で食べると非常に美味しいです。皆さんも是非チャレンジして見てください。男性でも簡単にできます。
イタリアなどでは、メインはオーブンによる調理が普通であり、フライパンによるものは珍しく、わざわざ区別するために「炎の料理」というほどです。オーブンによる調理は、油が飛ぶこと、味が凝縮されて濃くなることから、塩分が少なくなるなど、非常にヘルシーです。
それにしても、日本では家庭ではオーブン料理は滅多にしませんね。欧米では、冷凍ものを使ったオーブン料理は、怠け者でもできる簡単な料理として普及しているのですが・・・・・・・。日本ではなぜか、皆さん難しがる?
このへんの違いは、はっきりしているので、次回からはその話を掲載したいと思います。