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2012年5月17日木曜日

【動画あり】飲み残したワインを長持ちさせる、簡単でお金のかからない保存法―【私の論評】他にもいろいろある、これはイノベーションの機会かもしれない!!

【動画あり】飲み残したワインを長持ちさせる、簡単でお金のかからない保存法:


一度コルクを開けてしまったワインは、そのままでは数日しか持ちません。ところが、ブログ「Food52」に、飲み残したワインをもう少しだけ長持ちさせる簡単な方法がありました。なんとフタ付きのガラス瓶に移し替えるだけだというのです。  

【私の論評】他にもいろいろある、これはイノベーションの機会かもしれない!!

上のやり方でも、無論ワインの保存はできますが、丁度良いサイズの瓶がなければ、瓶の上のほうに空気があって、結局うまくはいきません。しかし、ほかにもやり方はありますし、すでに、これを解決しているような製品もあります。本日は、ワインを飲んでいる女の子の画像とともに掲載させていただきます。


しかし、他にもいろいろ方法はあると思います。たとえば、ジップ・ロックの袋にいれるというのは、いかがでしょうか?これだと、空気を完全に取り除くことができて、おおよそ、どのような量のワインでも、格納することができます。実際、私もやっていますが、これだと本当に日持ちがします。


ただし、このやりかた、少しきになるのは、輸血の血液パックのように見えてしまうことがあることです。ただし、下の写真は輸血用の血液パックではありません。それを模した、バス用のジェル(洗剤)です。本物を掲載しようとしたのですが、グロくてやめました(笑)。


しかし、良く考えてみると、もうすでに、これに近いような製品はもうすでに存在しています。

上の画像は、最近テレビでCMが放映されている、ヤマサの「鮮度の一滴」シリーズのお醤油のシリーズです。中の容器の注ぎ口が特殊な薄いフィルムになっており、注ぐときは口が広がりますが、注ぎ終わると口が閉じて、袋の中へ空気の侵入を防ぐのです。 これは、注ぎ口に残った調味料が、フィルム同士を密着させているためです。



また、もし容器が倒れても、中の調味料が一気に外へ流れ出ないようになっています。
※倒れ方や、中の量によりこぼれ方に誤差があります。



これによって、お醤油の鮮度を保つのです。お醤油も酸化していないと、透明に近い色ですが、酸化すると黒っぽい色になります。



まずは、お醤油が酸化していない場合酸化した場合どうなるのか、その色の違いをご覧ください。以下は、同条件で一ヶ月間保存した場合のものです。左側が、酸化していないもの、右側が酸化したものです。無論、左側が、鮮度の一滴の容器で保存したもの、右側が、従来のペットボトルで、空気が入った状態で保存したものです。


色の違いは、歴然です。それに、酸化すると当然味も落ちます。


ヤマサでは、こうした酸化を極力避けるような容器を開発して、それに醤油を入れて、味を保つようにしたということです。それにしても、醤油など、あまり普段意識しないで使っていますが、特に、家庭などで、ペットボトル入りをそのまま使ったいたら、使い切るころには、かなり酸化して味が落ちているということになります。同じ料理を食べていても、美味しいときもあれば、あまり美味しくないときもあるものですが、その原因は、意外と酸化によるものかもしれません。



それと、もう一つ思い出すのが、あの渡哲也さんのテレビCMの松竹梅「天」パウチバックです。


これは、あまり鮮度を意識したもののようではないようです。どちらかといえば、捨てるときに捨てやすいという意味があるのだと思います。しかし、これも、全部飲めなかったときに、なるべく空気を出すようにしてから蓋をすれば、相当空気を抜くことができて、酸化を防ぐことができるように思います。特に、日本酒は、ワインと違い、出来立てが最も美味しいです。それが、古くなったり、酸化すると味が落ちます。こちらは、実験したことがないので、そのうちまた実験してみようと思います。



最近、ワインサーバーのヴァンガードなども販売されています。これは、ワインサーバーに中蓋があって、空気に接触させないようにして、ワインを保存できます。しかし、これっと、価格が1万円もします。ワイン好きで、日々飲む人それも、結構高額なものを飲む人ならともかく、時々飲む人であれば、これを購入するのはためらわれるのではないかと思います。

ワインや清酒など、ヤマサの「鮮度の一滴」のような容器に入れて売り出せば、たとえ、飲みのこしたとしても、酸化しないので、味が落ちるようなことがないと思います。このような、お酒用の酸化を防ぐパックもしできたら、素晴らしいと思うのは、私だけでしょうか?これは、凄いイノベーションになると思います。いままでの、紙容器や、ペットボトル容器など、メーカーのコストカットに貢献することと、捨てるときに嵩張らないというだけでしたが、こうした開発は、消費者側にとっても、鮮度管理の向上という素晴らしいメリットがあります。さあ、どこぞのメーカーさん是非開発してください!!


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