この冬、温かいソフトクリームはいかが? 金沢の食品開発会社が開発に成功!
ソフトクリームというと夏に食べるもの...というイメージが強いんですが、金沢にある日本海藻食品研究所という食品開発会社が、温かい場所でも型崩れすることがないソフトクリーム「ホットソフトクリーム」を開発したそうですよ。
見た目はまるでソフトクリームのようですが、ホットソフトクリームなので出来てすぐだと湯気が立つそうですよ。また、放置していても形が崩れたりすることがなく、電子レンジで温め直せば、またホカホカになるそうです。食感は洋菓子というよりは、和菓子のような感じだとか。
この会社は、他にもユニークな食品を開発していて、「溶けにくいソフトクリーム」や「溶けにくいかき氷」も開発しているそうです。
これらのユニークな食品の秘密は、「おから」にあるそうですよ。同社は豆腐製造時にできる副産物の「おから」を有効利用するため、添加物や化学抽出媒体を使用せずに、無添加処理技術で、無味無臭の超微粒子おからペーストを開発したそうです。これをベースにして、ユニークな「溶けにくいソフトクリーム」や「溶けにくいかき氷」や「ホットソフトクリーム」が開発されたようですね。
なお、「溶けにくいソフトクリーム」は同社のHealthy Labというお店で実際に食べることができるそうなので、金沢に行く機会があれば、是非とも食べてみたいです。
温かいソフトクリーム「ホットクリーム」-金沢の食品開発会社が開発[金沢経済新聞]
溶けにくいソフトクリーム[日本海藻食品研究所]
【私の論評】これは、売れるのか?!!ここ日本ではまだ足りないもの?
うーん。私は、あまりソフトクリームは、食べないので、温かいソフトクリームがうれるかどうかは、わかりませんが、でも、かなり難しいような気がします。やっぱり、ソフトクリームは、上の写真のように冬でも、温かい部屋で食べるのが、美味しいです。
それに、日本では、あまりオーブンを使わないせいでしょうか温かいお菓子って、あまりないですが、ヨーロッパなら、たとえば、タルトタタンなる熱いお菓子があります。そのお菓子を以下にレシピも含めて掲載します。
このお菓子の由来は、オーベルジュを経営するあわてんぼうのタタン姉妹。りんごのタルトを焼こうとしたらオーブンに入れるときにひっくり返してしまいました(パイ生地が上になった)。仕方なくそのまま焼き、表に返してお客様にだしたところ、それが人気を呼び、お宿の名物お菓子となったというのがタルトタタンの名前の由来とか・・・。
バターの香り高いパイ、ほろ苦いキャラメル、甘酸っぱくてとろりととろける焼きりんごは紅玉ならでは。あつあつのりんごのパイにバニラアイスを添えて。酸味とミルキーな味がベストマッチ。時間はかかりますけど、市販のパイシートを使えば材料も簡単にそろいますし、オーブンに入れっぱなしでOKなので意外と簡単ですヨ。お部屋中にあま~い匂いが広がります。
りんご(紅玉)4個 (芯を取り、皮をむき、くし型に4等分)、グラニュー糖(100g)、
水大さじ1、無縁バター大さじ1、市販の冷凍パイシート(写真は層にならない別のパイ生地です、ごめんなさい~!)
型:マンケ型(なければ耐熱のグラタン皿、ココット型で1人分ずつしてもかわいい)
1.キャラメルを作る。おなべにグラニュー糖と水を入れ濃いキツネ色になるまで熱したら日からおろしてバターを入れる。写真右のおなべはキャラメルが出来上がったところ
2.熱いうちに①を型に流しいれる。
3.りんごを型に隙間なく詰める。2のキャラメルは型にきっちり詰めるための接着剤の役割もしているので、キャラメルが熱いうちに!
4.3をアルミホイルでふたをして、空気穴を数ヶ所あけ、200℃のオーブンで1時間焼く。
5.ホイルをはずしたところ。
6.スプーンの背中でりんごを型の中に平らにおさめ、ホイルをはずした状態で160℃のオーブンで30分焼く。写真は平らにおさめたところ。・・焼く前はてんこ盛りだったのにこんなにかさが減るのです~。
7.6の熱がとれたら、冷凍パイシートを型の大きさに切り、フォークで穴をあけ(空気穴)、6の上にのせ、170℃のオーブンで30分焼く。
そのまま召し上がってもOKですが、軽くあたためなおし、バニラアイス、ホイップクリーム、ヨーグルトなどを添えるとりんごの酸味がまろやかに。シリアルのグラノーラを加えてサクサク感をプラスしても。りんごのブランデーのカルバドスをかけるていただくのもお勧めです。7.オーブンから出し、あら熱がとれてからお皿に上下さかさまにしてあける。
りんごの水分で天板が汚れるので、天板をアルミホイルでカバーするとあとのお掃除が楽ですヨ。
このような、いわゆる、焼き菓子ヨーロッパなどでは、いくらでもあります。日本でもやはり、いずれは、こっちのほうに、いくような気がします。日本では、こうした焼き菓子、家庭でも、普及していないので、ホット・ソフトクリームなどというアイディアがでてきたのでしょうが、しかし、本格的な焼き菓子には、勝てないと思います。でも、よく考えてみると、ホッとソフトクリームなどを本気で作ってしまう会社が現れたくらいですから、これから、焼き菓子など、本当に美味しいものを日本でも、売れば、かなり売れるような気がしてきました。適度に暖めなおすものなど、発売すれば、結構売れるように思います。
上のようなレシピ、本をみれば、焼き菓子星の数ほど、たくさんあります。この冬は、お子様たちに、温かい焼き菓子などつくってあげたら、喜ばれそうですね。私も大好きです。クリスマスなんかに、ローストチキンだけではなく、オーブンから出した温かい焼き菓子などだしてあげると、本当に大悦びです。皆、幸せなきもちになること請け合いです!!
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