枝野幸男経産相は2日の参院予算委で、指名されていないにも関わらずに自席から不規則な発言を繰り返したとして、途中退席となった。
【私の論評】今日の短期的政治課題を単純明解にしてしまった、罪深い民主党は、攻めて責めて、徹底的に追い込もう!!
枝野といえば、いわゆる、過激派との関係が、取りざたされているとか、野党時代にも、数々の議事進行妨害を行ってきたことで有名です。たとえば、以下のような動画もあります。
野党時代の枝野の悪行。
枝野幸男激怒 原稿グチャグチャにして審議妨害 (2:38)#nicovideo #sm16389899 nico.ms/sm16389899
どうしようもない奴です。それにしても、一番腹が立つのは、原発事故があったときに、デタラメ情報を出し続け、被害があたかも、小さいかのように発表し続け、結局あとから、かなり大掛かりな事故であることがわかったという事実です。
にもかかわらず、野田政権では、経済産業省大臣に指名され、そうして、今日の愚挙です。それにしても、上の動画もおかしいです。おそらく、上の動画で、音が出なくなった部分がありますが、あれは、おそらく、かなり野党側の罵声が飛んだのだと思います。音が出たと思ったら、いきなり、議長の退席発言です。
この音がでていなかったときの、やりとりの模様は、現場にいた、他の議員のツイートから明らかになています。以下に、それを掲載します。
この前代未聞の退席劇、きちんと、前後関係も含めて、全部報道すべきだと思います。結局この動画の元は、NHKです。いくら中断したとしても、予算委員会会議場で実施されたものです。やはり、会議場外でのやりとりまで、写す必要はないですが、やはり、きちんと報道すべきだったでしょう。
従来は、民主党を避難する内容をこのブログにもかなり掲載してきましたが、それも、何回も書くと、いい加減辟易としてきましたが、本日は、さすがに、こうした愚挙をみたこと、さらには、チャンネル桜で、以下のような、動画も掲載されていたので、多いに勇気づけられため、このような内容を掲載することにしました。
この動画、『日本に、新しい潮流が生まれたか?』というタイトルで、全部で、三つの動画から構成されています。一つの動画の長さが、約一時間です。そのため、全部では、3時間にも及ぶものです。この番組、最近のテレビ報道などとは、異なり、最初から、最後まで、いっさい、省略していません。すべての人のすべての会話が省略されていません。
チャンネル桜は、前から、しばしば、見させていただいているのですが、毎回毎回、言っては、悪いですが、60歳代の水島さん(動画の司会者)が一番若いくらいの高齢者ばかりがでていて、40歳代だとかなり若いくらいなので、何回も見ていると、気が滅入ってくることもありました。なぜなら、高齢者ということもあってか、多くの人たちが、過去の歴史などに基づく話ばかりします。私は、これを否定するわけではないのですが、こんなことばかり多いと、だんだん飽きてきます。やはり、現在を語る人、未来を語る人、もっとはっきり言ってしまえば、これからの未来に生きていく人々ももっと登場させるべきです。無論、高齢者が悪いと言っているわけではありません。
ただし、今の世の中、いくら少子高齢化とは、いっても世の中すべてが、高齢者ばかりではありません。であれば、番組にでる人も、世の中にあわせて、もっと若い人たちも、だすべきと思います。しかし、今回、珍しく30代、20代ということで、斬新に感じられました。こういう機会をもっと増やしていただきたいと想います。
民主党政権のていたらくから、今の政治・経済・社会の課題は、特に短期の政治課題はまことに残念ながら、専門家を必要としないほどに、誰でも理解できる、単純なものとなってしまいました。誰でも、きちんと、説明を受ければ、理解できるほどに、単純になってしまいました。簡単に言ってしまえば、政治では、まずは、何をさておいても、震災の復興です。経済では、デフレ克服です。社会では、雇用の確保です。そうして、これは、経済課題と密接に関わっています。この三点がきちんとできないということが、大きな問題です。そうして、この短期的課題を解消しないかぎり、何をやっても、単なるモグラたたきになるだけです。民主党は、永遠にモグラ叩きを繰り返すだけです。
ここまで、短期政治課題が単純明解になってしまったのは、史上はじまって以来かもしれません。逆に政治課題が難しかった時代の例をあげます。それは、たとえば、バブル直後しばらく続いた不況の本質である、バランスシート不況です。これは、あの野村総合研究所の首席研究員リチャード・クー氏が、当時の不況がそれまでの不況とは、全くの性質が異なることを解明し、そう命名したものです。これは、大多数の企業が、不良債権処理に走り、それにばかり集中してしまい、銀行からお金を借りることをしなくなったため、設備投資などをしなくなったために、発生したものです。
これを理解していなかった、あのノーベル経済学賞を受賞した、クルーグマン氏が、日本の経済回復のモタツキを厳しく批判していましたが、後にアメリカも一時バランスシート不況に近い状況に陥ったとき、それを理解し、自分の非を素直に認めていました。これに関しては、今回の本題からずれるので詳細は、他のサイトをご覧になってください。いずれにせよ、これに関しては一級の経済学者も、見過ごすほど、特異な現象だったということです。
これに関して、クー氏は、当時の主だった政治家にその話をしてみたそうですが、当時その本質を理解した人は、麻生太郎氏、亀井静香氏、それにあの中曽根氏の三名だけだったそうです。私も、当時「バランスシート不況」について、クー氏の主張を聴いたことがありましたが、にわかには、理解できませんでした。その後も、頭では、わかったつもりでも、本当に理解するのには、1〜2年かかりました。実際そんなに難しいことではないのですが、それまでに例のない、特異な現象であったため、その本質は理解しにくいものでした。だからこそ、この時代には、若者も政治に関心を持つことができなかったのだと思います。しかし、あれから、ずいぶん時もたって、いまや経済の短期的課題はデフレの解消という誰にでも理解できる単純なことになりました。
こうしたことも、マスコミは報道しません。この単純さ、西田議員など、かなり平易に説明しているので、下に、その代表的な動画を掲載します。
西田議員といえば、参議院で、吠えまくっている人というイメージが強いのではないかと思いますが、どうして、政治家として、平易に現時点での政治課題など誰にでも、理解できるように語る能力に長けています。このような政治家、現在では、いそうでなかなかいません。結局、先ほども掲載したように、現在民主党のあまりにも低劣な政治運営能力のためか、現在の政治課題は、本当に、誰にでも理解できるように単純になってしまったにもかかわらず、西田議員のように、きちんと、物事を理解していないのだと思います。そうして、末端議員から、総理大臣に至るまで、目の前の政局にしか、関心がないのだと思います。だからこそ、震災の復興も遅れているのだと思います。そもそも、政治がなんたるかを理解していません。本当にに困ったものです。
だから、この種の番組には、もっと若い人々も積極的に登場させるべきと思います。高齢者ばかりだと、やはり、政治は、若者に縁遠い、一般の人にも縁遠いものと受け取られかねません。それに、民主党の低劣な政治運営能力により、当面の政治課題が、あまりにも単純明解になった、今日、この種の番組も、それに対応する必要があると思います。無論、長期にわたる課題に関しては、専門家も必要です。だから、そこに、高齢者にでていただくという意味は、あります。しかし、いつもいつも、高齢者の専門家ということであれば、今日の時代に対応しているとはいえません。
最近、反反日デモがかなりさかんに、行われるようになりました。そうして、こうした、若者が、政治活動として、デモも頻繁に行うようになっています。水島さんも、動画の中でも語っておられるように、このようなことは、実に二十数年ぶりのことだそうです。こんな特異な現象であるにもかかわらず、テレビは、ほとんど報道しません。まるで、無きが如しの扱いです。
政治・経済・社会のことに、若者も関心を持ちはじめたということでしょうか?であれば、本当に喜ばしいことです。そうして、これがこのブログにもしばしば掲載する、ドラッカーの「すでに起こった未来」になれば、良いと思います。そうして、今の若者が、政治に関心を持ちはじめたのは、民主党の低劣な政治運営能力により、現在の政治課題が誰にでも、理解できるように、単純になってしまったことも関係していると思います。誰もが、複雑で理解できないものには、関心の持ちようがありません。今の若者、このような単純化してしまった政治の危うさ、脆さに気づき、相当の危機感を感じているのだと思います。だから、デモなどの実行動を起こす人も増えているのだと思います。
さて、民主党に関しては、もう次の選挙では、惨敗することは目に見えています。おそらく、閣僚経験者であっても、議員にすらなれないという人が大勢でてくるに違いありません。若者を含む、多くの人々の地道な努力が、いずれ、民主党政権を瓦解させるのは、必定だと思います。マスコミも、一般の人も、もうすでに、ポスト民主党の時代のことを考えていかなくてはならないと思います。
しかし、政治主導のもとに、まともな官僚からも、離反され、まともな政治ができない民主党、デフレ時期の増税という愚挙で、日本の経済を破壊する民主党、日本国解体法案で、日本の社会を破壊する民主党。こんな、愚かで馬鹿な政権に、政権を担わせ、その間に日本を少しでも破壊させるようなことは、一分一秒でも、はやくやめさせなければなりません。この目的のために、若者も含めて、皆で、攻めて、責めて、徹底的に追い込みましょう!!
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