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2007年10月29日月曜日

外食のマナー(2)-嫌いなもの、食べられないものに我慢するな!でも服装には我慢せよ!

上の写真の左側の機器、なんだか判りますか。ローストビーフなどの保温器です。ローストビーフの出来立ての状態をしばらく保存できます。ローストビーフの出来立て、食べたことありますか?良いお肉を使っている場合、油が飛んでいてヘルシーな感じで、女の人でも500グラムくらいなら平気で食べることができるくらいです。

嫌いなもの食べられないものへの配慮-皆さんは、コースメニューなどに嫌いなもの、場合によっては健康のためなどに食べないほうが良いものがあった場合など、どうしていますか?日本人の場合どうも自己主張が弱く、そのような場合、そのまま注文して、嫌いなものや食べないほうが良いものに関しては残してしまうという傾向が強いようです。

無論、予約して前もって嫌いなものや食べられないものに関して伝えておいて十分対処してもらうことなどはできます。でも、場合によっては予約してもそのような場合もあります。これが、定食屋さんや、一般大衆食堂なら許されることではありませんが、こと高級レストランの場合は、こうした細かな要望にも対処していただける場合が多いです。たとえば、メニューの一部を変えていただくとか、味付けを変えていただくとかも、やっていただける可能性は高いです。このような場合素直にサービスの人に相談してみると良いでしょう。   レストラン側では、意味も分からずただ食事を残されるよりも、こうした要望を承ることができる事を自分達の喜びや誇りにしているはずです。こうしたことができるからこそ、高級レストランの価値があり、お客様の信頼を勝ち得ることができるのです。

服装-古来日本人は、着るものにも細かい配慮を行ってきました。お正月にはハレの衣装、畑仕事には野良着などと正しく使い分けてきました。ところが、最近ではどこに行くにもジーンズ、Tシャツなどという人も増えてきました。それどころか、ニューヨークの店などに入って、ジーパンをはいているという理由だけて店から追い出されて、狼狽しているような人もいます。最高級ジーンズと最高級Tシャツを着用していれば、どこにでも行けると思っている人もいるようです。
確かに、外食をするレストランなど、自分でお金を払って自分で利用するのですから、とやかく言われたくないという気持ちも分らなくもありません。でも、結婚式などにある人はジーンズで、ある人は正装でということになったらどうするでしょう。どちらの人も困るのではないかと思います。 やはり、TPOをわきまえるということが必要になります。最新ファッションや高級品を身につける必要はありませんが、男性の場合は最低限ネクタイ着用などのルールは守りたいものです。最低限周りの人が不愉快になるような服装はやめましょう。

服装に関しては、ニューヨーカー(ロサンゼルスは駄目)を見習いたいものです。普段は、Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの女の子が、高級レストランには、見後にドレッシーな姿で現れるため、びっくりすることがしばしば、あります。

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