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2009年4月22日水曜日

太陽表面の黒点が異常に少なくなっている―これから地球寒冷化に向かう可能性がある!!

太陽表面の黒点が異常に少なくなっている
天文学の世界では、昨年8月、ついに太陽表面の黒点がひとつも観測されなかったということが話題になっていました。1カ月もの間黒点が消えたのは1913年以来だ。

 太陽観測機SOHOが2009年3月31日に撮影した太陽の表面。見たとおり、黒点がまったくない。昨年8月から異常に黒点の数が少ないため、太陽は約100年ぶりに活動の極小期に入っているとNASAは判断している。

 太陽がこのような重度の活動極小期に入るのは1913年以来のことだ。その年に記録された無黒点日は311日だった。

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2008年8月15日にSOHOが撮影した太陽(Photo by NASA, ESA)。黒点がまったく存在しない、のっぺりとした太陽表面が写し出されている。

 太陽を直接見ると、目を痛めてしまう。通常は濃い色の減光用フィルターを通して見たり、望遠鏡で白いボードの上に太陽像を投影したりして観察する。する と、太陽は一面のっぺりと輝いているのではなく、ところどころに黒いシミのようなものが存在するのを見ることができる。これが太陽黒点だ。

 太陽の表面温度は6000℃もあるが、黒点の部分はそれより幾分低く、約4000℃しかない。温度が低い分、周囲よりも相対的に暗く見えるわけである。

 太陽には地球と同じような磁場が存在する。太陽黒点は磁場の活動と関係しており、太陽磁場が強くなると多数出現し、弱くなると消えるという性質を持っている。太陽磁場は、太陽自身の活動と密接に関係している。太陽が活発に活動すると磁場も強くなり、黒点も増える。

 つまり、黒点によって太陽の活動がどの程度活発かを知ることができる。太陽が活発に活動している時期は、多数の黒点が出現するし、逆にそうでもない時期には、黒点が減少する。

 太陽の活動は約11年周期で変動している。この前の極大期は2001年~2002年だった。つまり現在は2012年~2013年の極大期に向けて黒点が 増え始める時期のはずなのだが、なぜか増えずに黒点が消えてしまったのである。2006年~2007年の極小期にもわずかながら黒点は出現していたのに、 今はそれよりも太陽活動が不活発になってしまっているのだ。


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太陽黒点極小期真っ最中の2006年11月1日にSOHOが撮影した太陽。通常、極小期でもこの程度の黒点は出現する(Photo by NASA, ESA)。

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極大期直後の2003年10月28日に撮影した画像。広報用に着色されているが、同じセンサーで取得した画像だ。地球いくつ分にも相当する巨大黒点が複数写っている(Photo by NASA, ESA)。

太陽黒点なし、百年ぶりの活動極小期か

これから地球寒冷化になる可能性がある!!

黒点の継続的観測は19世紀半ばから始まったばかりです。つまり人類は黒点観測のデータを150年分ほどしか持っていないのです。しかし、太陽活動が活発になる と、太陽からの荷電粒子が地球の上層大気に当たり、大気中の炭素が放射性同位体(C14というもの)に変化する。太陽活動が活発になると大気中のC14が 増えるわけです。

C14は回り回って植物の中に蓄積されるので、樹木の年輪と中に含まれるC14の量を調べてあれこれ計算すると、過去何千年にも渡る太陽活動の推移を知ることができますそれで分かったのは、「太陽活動が不活発になると、地球は寒冷化する」ということでした。

過去、何回も太陽活動の極小期が存在していることが知られています。もっとも有名な例は、マウンダー極小期というものです。

西暦1300年から1850年年頃までの約550年間は、太陽活動が弱まり、地球全体が寒くなった小氷河期でした。その中でも、1645 年~1715年の70年間は特に太陽活動が不活発で、厳しい寒さが地球を襲ったということが判明しています。これがマウンダー極小期です。過去の気象の推定は なかなか難しくて、決定的なことが言いにくいのだけれど、マウンダー極小期の期間中、地球の平均気温は0.2℃ほど下がったとされています。

たった0.2℃だが、これは地球全体の平均気温であり、場所によってはこれどころではない温度変化に見舞われることとなりました。17世紀から18世紀にかけてだから、様々な歴史資料が残っています。それらからも、マウンダー極小期に気候が寒冷化したことが分かります。

ヨーロッパ・アルプスでは氷河が前進して村が飲み込まれている。ロンドンでは冬季にテムズ川が凍結し、人が歩けるほどの厚みに氷が張った。オラン ダの画家ピーター・ブリューゲルは、農村の冬景色の絵を残しているが、それはまさにマウンダー極小期の真っ最中のことでした。

寒冷化は食料生産に大打撃を与え、伝染病の流行をも引き起こしました。この時期、世界各地で飢饉が起き、ヨーロッパではペストが大流行し、多数の死者が出ました。

さて、問題はさてこの、太陽黒点の消失は、今後どうなるのかということです。もしも、このまま太陽活動が回復せずに、マウンダー極小期のような状態に入るとしたら、今後地球の気候は温暖かではなく寒冷化することになるかもしれません。

昨今、地球温暖化についてマスメディアでも色々な報道がなされています。実際問題として地球温暖化と地球寒冷化を比べると、寒冷化のほうがはるかに深刻で恐ろしいです。なぜなら、前にも述べたように、地球寒冷化は世界の食料生産に直接的な打撃を与えるからです。

植物全般は、人工的に二酸化炭素を多く含んだより高温の空気の中で育てると、通常よりもずっと早く大きく生育します。つまり、今私達が、適温だと思ってい る地球環境は植物からすると「寒くて二酸化炭素が薄い」イヤな環境というわけです。だから寒冷化すると、植物の生育状況は一気に悪化します。家畜だって飼 料、つまりは植物を食べさせて飼育しているわけだから、植物の生育不順は即食糧不足に直結します。

今回の黒点消失は、多くの人々が飢える寒冷化の時代の予兆かもしれません。

とはいえ、本当にそうなるかどうかは、まだ誰にも分からないです。天文学者の間でも、「このままおさまって通常の11年周期に復帰するのではないか」「いや、そうとは限らない」と様々な議論がなされています。

なによりもデータが足りなさ過ぎるのです。太陽の様々な科学的観測は、その多くが20世紀半ば以降に始まっています。40億年を超える太陽の歴史を考 えると本当に微々たる期間のことしか分かってはいません。もちろん、太陽の内部構造や、そこで何が起こっているかについても、確かなことを言うにはまだまだ 観測が足りないのです。

さて、無責任な科学者は未だ、地球温暖化詐欺を続けています。しかし、上のような説から寒冷化に向かった場合、詐欺師たちはどんないいわけをするのでしょうか?もともと、地球温暖化とは、今から20年前くらいに、地球寒冷化が叫ばれていた時代に、ある科学者が、「地球温暖化二酸化炭素説」により、今後地球上には二酸化炭素が増えいくので、ひょっとしたら人類は、寒冷化から救われるかもしれないということで注目されるようになりました。私は、温暖化の方が、寒冷化よりもはるかに人類にとって良いことだと思います。

いまのところ、地球温暖化で行われているような研究費や生活費稼ぎのために地球寒冷化を利用しているようなことはみあたりません。しかし、今度は地球寒冷化詐欺が起こるかもしれません。私たちは、注意深く真偽を見極めていく必要があります。マスコミで流す情報など鵜呑みにしていては、惑わされるばかりです。

何を信じてもいいのではないかという議論もあるかもしれませんが、地球温暖化二酸化炭素説に基づき様々な実行動を行おうとしている、EUはもう黄昏時にはいっており、もうしばらくすると完全に没落していくと思います。経済の中心はアジアに移りつつあります、EUは最後のあがきをしているわけですが、そのあがきが没落への道をさらに加速すると思います。

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