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2017年10月16日月曜日

札幌市民が選挙妨害者を叱って黙らせた!ぐっじょぶ―【私の論評】ただ「安倍やめろ」ではあまりに安易すぎて、認知症になってしまう?

札幌市民が選挙妨害者を叱って黙らせた!ぐっじょぶ

安倍総理が札幌で演説中に、プラカードを掲げた選挙妨害者が野次を飛ばし、市民に一喝される場面がみられた。

反安倍総理派は圧倒的少数。完全に負けている。
反安倍「ワーワー!(騒いでいる)」

一般人「選挙妨害やめろー!」「選挙妨害するなー!」

反安倍「選挙妨害しろ!」

一般人「選挙妨害するの!?」

反安倍「しないです…」

一般人「いや選挙妨害するの!?」

反安倍「しないです…」

一般人「選挙妨害するんだったら(聞き取れない)」

一般人「選挙妨害やめろー!」

一般人「おまわりさーん!」「うるせーぞ!選挙妨害するなー!」「帰れよ!」

この騒動には安倍総理も気づいた様子。演説しながら騒動のやり取りを目で追っている。


カメラが手前を映すと「安倍やめろ」とプラカードを掲げた人物が1人立っていた。周囲にいる人物も仲間かもしれない。



ざっと辺りを映すと、プラカードを持っているのは極めて少数で大多数は安倍総理の演説を聞きに来た一般人であることが分かる。あとはマスコミがちらほら。

思えば演説の場で騒いでいるのはいつも声が大きい少数派だった。ここで多数派の一般人が対抗して戦い始めればどちらが勝つかは目に見えている。

勇気ある札幌市民に拍手をおくりたい。おそらくマスコミはこのやりとりを報じないだろうが、日本は確実に良い方向に向かい始めている。

札幌でもみられた偏向報道に抗議するプラカード

【私の論評】ただ「安倍やめろ」ではあまりに安易すぎて、認知症になった?


こちら、札幌からです。この街頭演説は10月15日(日) 札幌の大通り西4丁目で行われたものです。


実は、この後にさらに許しがたい暴挙がありました。その後ハイタッチしてまわっていただいた安倍総理の手を反安倍の人が爪たててつねっていました。本当に暴力的な表現しかできない人たちなのだと思います。安倍総理その後次の会場での演説では手に絆創膏を貼っていたそうです。さすがに、他の人たちもここまで悪質なことはするとも思わず、気が付かなかったようです。

ハイタッチの中、反安倍の人が安倍総理の手を捩じ切ろうと
してるのに、痛いの我慢してハイタッチしてる安倍総理です。
それにしても、選挙妨害は新潟でもあったばかりでした。 新潟では、「新潟に原発は…」と叫ぶ女性に、聴衆の男性が「選挙妨害するな!」と抗議の声を上げると拍手が巻き起こったそうです。どこの市民団体なのか知りませんが、このような妨害をすることは絶対に許すことができません。

そもそも、選挙妨害は犯罪です。以下にその根拠となる法律を掲載します。

選挙の自由妨害に右も左もありません。どの陣営にも自由に演説をする権利があり、それを阻害する行為はすべて良くないです。 応援も相手に迷惑が掛からない気遣いが必要です。 街頭演説は自己主張の場ではなく、あくまでも候補者が主役です。

私自身、共産党であろうが、何であろうが、自分の支持していない政党の代表などが、街頭演説をしているときに、そこにわざわざ行って、○○辞めろというプラカードを掲げたり、声をはりあげて妨害しようとか、手をつねろうなど思ったこともありません。そもそも、そこには行かないです。

それにこのような行為は下品です。普通の神経の人なら、とてもこのようなことはできません。異常です。

選挙違反通報しても どうせ警察が動かないというのは間違っており、違反が明らかな場合、注意や警告がなされています。 注意や警告は詳細が報じられないに過ぎないわけです。 そして、これを守らなければ検挙されます。 多くの場合は、 『選挙後に』 摘発が行われます。実際に摘発事例もあります。

今後、このような行為を見かけたら、妨害を阻止するだけではなく、妨害している当人の写真なども撮影しておいて、警察に届けるべきです。

それと、このような行動を平気でする人たちに、警告をします。「安倍辞めろ」という下品なキャンペーンを繰り返しているうちに、自らが下品になるだけではなく、それこそ民進党が崩壊したようなことを助長することになります。

それについては、以前このブログに掲載したことがあります。その記事のリンクを以下に掲載します。
リベラル勢力たちの自業自得 「反安倍なら何でもあり」では国民から見捨てられるだけ―【私の論評】マネジメントの原則から見る民進党消滅の要因(゚д゚)!

詳細は、この記事をご覧たただくものとして、この記事より、私が民進党崩壊の要因としたものを以下に列挙します。 
第1は、自分たちの使命は「政権や権力と戦うこと」と定義してしまうと、本来の使命を考えなくなってしまうことです。 
第2に、「アベ政治を許さない」では、まともな意思決定ができないということがあります。 そもそも、意思決定においては「誰が正しいか間違いか」など考えても不毛であり、「何が正しくて、何が間違い」という考え方をすべきです。
第3に、民進党は、「アベ政治を許さない」という信念に凝り固まって、妥協の仕方が下手だということもあります。妥協が下手であるがゆえに、民進党は「半分の赤ん坊」を得るという間違った妥協ばかりしてしまい、「半分のパン」を得ることのできるまともな妥協ができません。
この3つが知らず知らずのうちに、民進党を弱体化し、とうとう消滅の憂き目に会いました。そうして、この3つが実は、マスコミに携わるものや、「安倍辞めろ」と選挙妨害する人たちの頭を悪くしているものと思います。

「安倍やめろ」キャンペーンは、「もりかけ問題」でもすでに大失敗であることは、明らかなのにまだ続けようとするのは、異様です。

安倍政権に勝ちたいのであれば、安倍政権の政策よりも良い政策を掲げ、挑むというのならわかりますし、知恵を絞るので、それなりに頭も鍛えあげられるでしょうが、「安倍辞めろ」ではあまりに安易で頭も何もつかわず、そのようなことばかりしていると、認知症に近い状態になるのではないかと思います。

野党も、マスコミも懲りずに同じ失敗を繰り返し続けるのは、すでに頭が認知症になっているのではと思ってしまいます。特に、手を抓るなどの行為は、盲動であり、認知症の初期症状なのではないでしょうか。このような人は、選挙妨害をする前に、病院に行くべきです。

【関連記事】

2017年8月24日木曜日

【阿比留瑠比の極言御免】民主主義破壊するメディア 安易な「報道しない自由」の行使―【私の論評】ネットでの情報収集に慣れていない世代の人たちへ朗報(゚д゚)!


参院文科・内閣委員会連合審査会で、自由党の森裕子氏の質問を聞く前川喜平・前文部科学事務次官(右)と加戸守行前愛媛県知事=7月10日午後、国会・参院第1委員会室 写真はブログ管理人挿入 以下同じ
22日付の産経新聞と読売新聞に、民間団体「放送法遵守を求める視聴者の会」による意見広告「異常に歪んだテレビ報道 視聴者の知る権利が奪われ続けています」が掲載されていた。ご覧になった読者も多いだろうが、そこに示されていた数字は、寒気すら覚えるものだった。マスメディアの現状を考えるうえで、非常に重要なポイントなので、改めて紹介したい。
22日付の産経新聞と読売新聞に、民間団体
「放送法遵守を求める視聴者の会」による意見広告
 
広告は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる7日10日の国会閉会中審査について、テレビがどのように報じたかを検証している。

それによると、テレビ各局は10日から11日までにこの問題を計30番組で合わせて8時間36分23秒間、報じた。問題なのは、その内訳の極端な偏りである。

各局は、国会に招かれた参考人のうち「首相官邸によって行政がゆがめられた」と主張する前川喜平・前文部科学事務次官の発言については、計2時間33分46秒にわたり取り上げていた。ところが、前川氏に反論した加戸守行・前愛媛県知事の発言はわずか計6分1秒、原英史・国家戦略特区ワーキンググループ委員の発言はたったの計2分35秒しか放送しなかった。

加戸氏は実際に加計学園を誘致した当の本人であり、かつては前川氏の上司でもあった。原氏は獣医学部新設の是非を議論、審査した当事者である。

にもかかわらず、「岩盤規制にドリルで穴を開けていただいた。ゆがめられた行政が正された」との加戸氏の訴えや、「規制改革のプロセスに一点の曇りもない」との原氏の証言は、テレビでは事実上なかったことにされた。テレビ東京に至っては、加戸氏と原氏の発言を一切報じなかった。

まさに「歴史上最悪に属するとみられる偏向報道」(視聴者の会事務局長で経済評論家の上念司氏)だといえる。放送法4条は次のように定めているが、守る気はさらさらないようだ。

「政治的に公平であること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」

もっとも、これはテレビ局だけの問題ではない。放送法の縛りは受けないものの、7月10日の閉会中審査における加戸氏の発言に関しては、朝日新聞と毎日新聞も、記事本文中では1行も触れなかった。

テレビも新聞も、事実や読者・視聴者が考えるための材料をありのままに提供することよりも、自分たちの主義・主張に都合のいいことだけ熱心に伝えている。前川氏の意見と加戸氏らの反論のどちらに軍配を上げるかは本来、情報の受け手自身が選ぶべき話である。そんな当たり前のことが、前川氏の見解だけしか報じないメディアによって妨害されている。

今回、テレビ報道の偏向を調べた一般社団法人日本平和学研究所の理事長で文芸評論家の小川榮太郎氏は、筆者も同席したインターネットの「言論テレビ」番組(4日放送)で、こう指摘していた。

「報道機関の社会における存在意義は、報道による情報を基に国民が判断する(という)民主主義の根幹を担っていることだ。その情報がこんなに極端な虚報に彩られ、何カ月も是正されないとなれば、これはデモクラシーそのものが否定、毀損されていると言っても過言ではない」

マスメディアは今、率先して民主主義の根幹を壊している。そして、安易な「報道しない自由」の行使によって、自らの存在意義も失おうとしている。(論説委員兼政治部編集委員)

【私の論評】ネットでの情報収集に慣れていない世代の人たちへ朗報(゚д゚)!

何を伝え、何を伝えないかの選択権は、報道側にあります。だから民放と比べた場合、NHKのニュースで豊田真由子議員の「このハゲ―!」関連ニュースを扱う時間は短いです。これは、NHKなりの基準があるからだと考えられます。


あまりにも有名になったハゲ発言の動画

とはいいながら、参考人の重要な発言まで「報道しない自由」の範囲内ではないでしょう、というのが「偏向だ」と訴える側の意見です。たしかに特定のテレビだけを見て、新聞だけ読んでいる人にとって、加戸前知事はいなかったも同然になっていることでしょう。

メディア側の「偏向」では、「発言の切り取り」もしばしば問題とされています。東京都議選で安倍首相が発したとされる「こんな人たちに負けるわけにいかない」発言もその一例です。

選挙演説の妨害を組織的に行なう集団に対して「負けない」と言ったはずの話が、いつの間にか「自分に反対する人たちには負けない」と言った、という解釈が主流になってしまいました。それは「切り取り」のせいだ、というのが、偏向を問題視する側の意見です。

ここでは最近の政権絡みの話題を取り上げたのですが、こうしたメディアへの不信の声は、ネットが普及してからは特に多く見られるようになりました。

多くの人がチェック役や発信者になれる状況ゆえに、旧メディア側の手法が見透かされるようになったという面もあるのでしょう。

旧メディア側も、こうした指摘をまったく気にしていないわけではないのでしょうが、長い時間かかって蓄積した「垢」のような慣習は、なかなか簡単に消せるものではないでしょうし、消すつもりもないようです。

となると、受け手側はリテラシーを向上しなければならないということになります。特にネットでの情報収集に慣れていない世代の人たちには、どうしてもテレビや新聞に頼ってしまうので、「偏向」に気付かないということがしばしばあります。

ではどうすれば良いのでしょうか。

烏賀陽弘道氏
元朝日新聞記者で、現在はフリーで活動している烏賀陽弘道氏は、新著『フェイクニュースの見分け方』の中で、一般の受け手が情報の真偽を見抜くためのポイントを各章の最後にまとめています。そのうちのいくつかを紹介します。
・「何を書いているか」と同様に「何を書いていないか」に着目すべき。  
・ウソではないが本当でもない記事がある。 
・メディアは「わからない」と言いたがらない。 
・匿名発信者はモラルが下がる環境にいる。 
・引用の正確さで、発信者が事実の正確さにどの程度注意を払っているかがわかる。
これらが書かれた時点では、上記の加計学園問題も、都議選も想定されていませんでした。烏賀陽氏が記者としての経験をもとに抽出したものですが、一連の騒動を見る限り、普遍的なポイントであると考えて良いと思います。

確かに、この5つだけでも、気をつけていれば、フェイクニュースにやられることはあまりないと思います。しかし、この5つに気をつけて日本のメディアを見ると、ほとんどのメディアに問題ありということになります。

これでは、烏賀陽弘道氏のせっかくの主張もあまり意味のないものになってしまいかねません。

こんなときに、特にネットでの情報収集に慣れていない世代の人たちはどうすれば良いのでしょうか。

やはり、テレビに近いメディアが良いと思います。一昔前だと、動画はパソコンでないと見られない時代がありました。

しかし、現在なら、既存のテレビで簡単に動画をみられるようになりました。私自身も、AppleTV、クロムキャストを用いてテレビで動画を楽しんでいます。その他、有名なとものとしては、FireTVstickがあります。

ファイヤー・スティックTVの視聴
AppleTVは、付属のリモコンで操作できてるのですが、残念ながら現状ではスマホ等がないと、YouTubeを視聴できません。

クロムキャストは、ユーザーがタブレットPC、PC、スマホを所有していることを前提としています。

ファイヤースティックTVは、PCやスマホなどなくても、視聴が可能ですし無論YouTubeも視聴可能です。

これは、インターネット環境さえあれば、取扱に一度慣れてしまえば、楽に視聴することができます。

そうして、私は実際に近所の65歳以上の方々数人に、この使い方を教えさせていただき、視聴していただています。何人かの人は、「虎ノ門ニュース」などを視聴するようになって以来、人生観が変わったとまで言って喜んでいただくことができました。

このようなこと、民間団体「放送法遵守を求める視聴者の会」の設立者の一人でもある上念司氏は、ご自身のtwitterで、高齢者の方々に、テレビで動画をみられるようにしてあげることを推奨しています。

私は、これからも微力ながらこのような運動を地道に展開して生きたいと思います。そうして、多くの人が、ネットと既存メデイアの両方が情報源になれば、フェイクニュースを見分けられるようになると思います。

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