大誤報を認めてから丸1年。朝日新聞の 報道姿勢は変わったのか =東京都中央区 |
朝日新聞が慰安婦問題をめぐる大誤報を認めてから、5日で丸1年を迎える。朝日はこの間、自社の慰安婦報道を検証する第三者委員会を設置するなどして「再生をめざす道筋」(木村伊量前社長)を模索してきたが、果たして、社の体質や報道姿勢は変わったのか。識者らに聞いた。
「朝日は一時、改革へと向かうかに見えた時期もあったが、今では完全に先祖返りしている」
こう断じるのは、「慰安婦の真実」を徹底追及してきた拓殖大学の藤岡信勝客員教授だ。
「朝日は一時、改革へと向かうかに見えた時期もあったが、今では完全に先祖返りしている」
こう断じるのは、「慰安婦の真実」を徹底追及してきた拓殖大学の藤岡信勝客員教授だ。
朝日は昨年8月5日付朝刊で自社の誤報を認め、朝鮮半島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏の記事を取り消した。
さらに同年12月、第三者委から「報道によって国際社会、特に韓国の批判を過激化させるなどの影響があった」との報告書の提出を受け、「批判や議論を招いたことを謙虚に受け止める」「多角的に歴史を掘り下げる報道を目指す」などとする「朝日新聞社の見解と取り組み」を公表した。
藤岡氏が続ける。
「朝日は日本国内での論争では敗れたが、海外の“援軍”によって自信を回復させ、その力を借りることで態勢を立て直そうとしているようだ。欧米の日本研究者ら187人が今年5月、慰安婦問題に関する(『偏見なき清算を残そう』などとする)声明を出した際、これを大きく取り上げて報道したのが典型例だ。日本を貶めようとしているように思えた。そうした姿勢は全く変わっていない」
海外での、慰安婦に関する間違った情報の拡散も、依然として深刻だ。
主婦による正しい歴史を次世代につなぐネットワーク「なでしこアクション」の山本優美子代表は「朝日の報道に端を発した、(慰安婦=性奴隷など)誤った情報は、海外では依然として事実だと受け止められています。過去の報道の誤りを認めたのなら、国外に向けても、きちんと情報を発信し、国際社会に広まった誤解を解く努力を重ねるべきです」と話す。
朝日は現在、安全保障関連法案に対する批判的な報道に力を割いているが、前出の藤岡氏は「朝日の論調は、かつての戦争の原因を日本にだけ求め、日本人の罪の意識を煽るものに感じる。居丈高に安倍晋三政権を攻撃し、どうにかして法案を廃案にさせようという多くの報道は、慰安婦報道と同じ構図ではないか」と語っている。
【私の論評】全く反省しない"流行通信"朝日新聞の本性は過去を見れば良くわかる(゚д゚)!
朝日新聞はまだまだ反省していません。それは、上の記事でもわかりますが、昨日は以下のようなこともありました。
朝日記者、かぎ十字写真を「首相支持派」と紹介
徳永格のTweet |
朝日新聞社の冨永格(ただし)・特別編集委員が今月2日、同社の公認を受けたツイッターで、ナチスの紋章「かぎ十字」が描かれた旗を持つ人たちの写真を紹介し、「東京で行われた日本人の国家主義的デモ。彼らが安倍首相を支持している」と英語で書き込んでいたことがわかった。
冨永氏はその後、ツイッターから写真と文章を削除した。
同社広報部などによると、冨永氏はインターネット上にあったデモの写真をツイッターに掲載。ネット上では、安倍首相に対する悪意ある書き込みだとして批判が集まった。同社は、冨永氏から書き込みについて報告を受けたことから、厳しく注意し、おわびの掲載を指示したという。
冨永氏は削除の際、日本語と英語、フランス語で「嫌韓デモに参加する人たちには安倍首相の支持者が多いという趣旨でしたが、『一般的に』の言葉が抜けていたので、彼らがこぞって首相を支持しているかの印象を与えるツイートになってしまいました」などと書き込んだ。この富永氏のTweetは、朝日新聞のサイトにもリンクが貼られています。これは、明らかに印象操作であり、安倍総理をナチスか、ヒトラーのような人物であるかのようにみせかけようとするものです。
しかし、この印象捜査は完璧に間違いです。安倍総理の政策は、欧米あたりでは完璧にリベラルといもいえる政策です。特に金融緩和政策に関しては、欧米では雇用を改善するものとして、労働組合などの左翼が賛成する政策です。
日本の左翼は思想が劣化しているので、そのような認識はないようですが、劣化した思想で安倍総理批判などしてもらっても、何ら参考するに値するものもなく、全く妥当なものではありません。
さて、朝日新聞が反省していない証拠まだあります。数日前には、全く反省のなさがにじみ出ている新聞記事が掲載されていました。その記事のリンクを以下に掲載します。
(天声人語)玉音放送の4分半
2015年8月2日05時00分
終戦の日に玉音放送を聞いた外国人がいる。戦時中、各国の大使館員らが軽井沢に移住させられた。その一人に名高いフランス人記者ロベール・ギランがいた。自宅監視の状態だったが正午に村人といっしょにラジオの前に立った。
隣組長の玄関前に集まった村人は身を固くして頭を垂れた。うやうやしく尊崇の念を払う対象が粗末な椅子の上のラジオだったので、その態度は異様に映ったそうだ。
「あちこちで啜(すす)り泣きが起(おこ)り、隊列が乱れた。途方もなく大きな何ものかが壊れたのだ」「彼らは逃げ、自分たちの木造の家で泣くために身を隠した。村は、絶対的な沈黙に支配されたのである」。著書『日本人と戦争』に詳しく記している。
あの日、どこで何を思ったか。万の人に万の記憶があることだろう。それから70年、鎮魂の8月に玉音放送の原盤の音声が公開された。これまでテレビなどで聞いてきた占領軍の複製より鮮明な印象を受ける。未曽有の戦争を終わらせた昭和天皇の「4分半」である。
戦争を続けていれば落命したであろう人々は生き残り、驚異の復興を成し遂げた。とはいえ310万人の日本人戦没者のうち200万人近くは最後の1年の死者だったことを、前に書いたことがある。
特攻、空襲、沖縄、原爆――多くの悲劇がその間に起きた。時計の針を逆回しして玉音放送を早めていけば、死なずにすむ人は日々増える。戦場になったアジア諸国でもそれは同じだった。8月15日は、遅すぎた終戦の日でもある。
さて、この記事もっともらしいことが書かれていますが、歴史的事実などと照らし合わせてみると、朝日新聞が全く反省してないところが良くわかります。
この記事には、「玉音放送を早めれば死なずに済んだ人は増えた、戦場になったアジア各国でもそれは同じ、8月15日は遅すぎた終戦の日でもある」と掲載しています。しかし、私達は、朝日がポツダム宣言の受諾に反対し徹底抗戦を煽ったという事実がありす。
朝日新聞こ、まずはこのことに反省とお詫びが必要なのは、言うまでもありません。
朝日新聞に関しては、ポツダム宣言に関してもこのような対応でしたが、戦時中は戦意高揚で、戦争を煽っていました。
朝日新聞の本性は、戦争中は国民の多くが戦争に賛成していたので、戦争を煽り、終戦になり、左翼的な考えが先進的ともてはやされ主流になると、今度は左翼的になりで、その報道に芯というものがありません。朝日新聞の形容詞としては、「流行通信」というのがもっとも良いかもしれません。
朝日新聞に関しては、ポツダム宣言に関してもこのような対応でしたが、戦時中は戦意高揚で、戦争を煽っていました。
戦時中の朝日新聞紙面 |
しかし、芯がないだけならまだしも、虚偽、間違い報道をするのですから、全くまともではありません。
朝日新聞は、あの訂正記事から一年しかたっていないというのに、この有様です。元々、反省などしていなし、これからも反省するつもりがないのです。
朝日新聞は、あの訂正記事から一年しかたっていないというのに、この有様です。元々、反省などしていなし、これからも反省するつもりがないのです。
本気で反省する気がないというのなら、廃刊にしてもらいたいものです。
私達としては、「朝日新聞、読むな、読ませるな、広告出すな」というスローガンを掲げて廃刊に追い込むこと以外には、対処のしようがないかもしれません。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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