昨日の私のブログでは、今回の代表選につき、いくつかの方向性をあげましたが、特にどの方向性に行くか断定しませんでした。
それには、実はもう一つの見方もあったからです。
それは、今回の代表選は単なる民主党の延命策であったのではないかという見方です。
私たちは、また民主党の猿芝居にのせられた?
代表選をせずに、菅さんがそのまま居座ったのでは、民主党内部でも納得しない人が大勢いるでしょうし、国民も納得しなかったでしょう。へたをすれば、すぐにも分裂です。
小沢氏としても、総理大臣もしくは、幹事長などの要職につく、あるいは他の道を選択するための体制がためには時間が足りなかったのだと思います。だから、今回は、両者とも時間稼ぎをしたに過ぎないのではないかと思います。
両者が結託したのかどうかまでは、わかりませんが、小沢氏としてはそういう考えだったと思います。小沢氏が、本気で何が何でも、代表選に勝とうと思えば勝てたものと思います。
私たちは、また、民主党の猿芝居にのせられたのかもしれません。昨年の衆議院議員選挙自体が周到に準備した大掛かりな猿芝居だったと思います。民主党にとっては、この種の猿芝居はお手の物なのだと思います。
これに関しては、あくまでも民主党サイドに立つマスコミの報道だけみていれば、全く真実がみえなくなります。虚心坦懐に、もし代表選がなかったらどうなったのかをシミレーションするとみえてきます。
自民党小泉劇場から、最近の民主党の衆院選挙、事業仕分け、さらには、今回の代表選、猿芝居がおおはやりですが、こんな猿芝居をいつまでも続けておられるはずはありません。いずれ大規模な政界、再編成がおこると思います。楽しみです。
【関連記事】