千代松大耕市長 |
市長は起立しない来賓を「失礼」と問題視。「教育委員会も含めて市として徹底していきたい」と述べた。
市長によると、市立学校の卒業式や入学式では、国歌斉唱時に一部来賓が起立しない状態が続いているという。
【私の論評】失礼どころじゃない、無礼千万だ!!
さて、この市長の経歴など以下に掲載しておきます。
2011年4月 経歴 大阪府泉佐野市長 1期目
2005年 経歴 和歌山大学大学院 経済学研究科 修士課程 修了
2003年 経歴 大阪府立大学大学院 経済学研究科 博士前期課程 修了
2000年 経歴 大阪府泉佐野市議会議員 4期
1999年 経歴 株式会社堀場製作所
1998年 経歴 Lincoln University MBA Program 修了
1996年 経歴 同志社大学 経済学部 卒業
1992年 経歴 同志社香里高等学校 卒業
1989年 経歴 泉佐野市立佐野中学校 卒業
千代松大耕市長は、泉佐野市議4期目に辞職して、4月の市長選に立候補し、37歳の若さで当選しました。学生時代から柔道、ラグビー、アメリカンフットボールとスポーツを続けてきました。
関西空港(奥)と大阪府泉佐野市を結ぶ連絡橋 |
泉佐野市は、世界とつながる関西空港が沖合に浮かぶ中堅都市で、和歌山県境近くの犬鳴山温泉は、数軒の宿からなる府内唯一の温泉郷です。
関西国際空港に関連した宅地造成事業の頓挫や、都市基盤整備のため発行した地方債が要因となり、平成20年度決算における連結実質赤字比率と将来負担比率が基準超過しました。人件費抑制と有休財産の処分を中心に総額536億円あまりを捻出し、平成39年度まで19年計画で実質赤字の解消など全ての財政指標の抜本的改善を目標としています。
最近では、市長は今年6月27日、放置された犬のふん害対策として、飼い主に課税する「犬税」の導入を検討していることを明らかにしました。早ければ2年後にも条例を制定する方針。総務省によると、現在、飼い犬に対する課税を行っている自治体はないといいます。
年齢が若いとか、財政健全化団体の長であること、「犬税」などて話題の市長ですが、私は、他のことはともかくとして、市が主催する式典で、国歌斉唱時に起立しない来賓がいた場合、翌年から招待状を送らない意向を示したことに関しては、大賛成です。
泉佐野市観光大使 麻生祐未さん |
にもかかわらず、日本人やニッポン人(カタカナ表記は、日本の伝統文化を継承しない日本人の意味)が、日本の国歌を歌う際に、起立しないというのは、本当におかしなことです。国歌などは、近代文明の産物であり、国歌を歌うことは、国民国家などの国では当たり前のことであり、文明の証でもあると思います。そうして、いわゆる躾けの部類の事柄だと思います。
国歌を歌わない、起立もしない、国旗に敬意を評さない。こんなことは、文明人として許されることではありません。猿以下の、非文明人は、公の式典などに出席させるべきではありません。この市長のように、公の場などに出席できないようにし、いろいろな場所に顔を出せる機会を減らすというのも一つのやり方だと思います。
非文明を貫き通したいのなら、そのくらいの覚悟はしてもらいたいと思います。私が本当に腹立たしいは、そのような覚悟もなく、国民国家に属しながら、国歌を歌わない、国旗に敬意も評さないという無礼者がこの世に存在することです。そういう人間に対して、国でも、企業でも、自治体でも、多いに罰則を適応していくべきです。非文明人を貫くというのなら、それなりの覚悟が必要となる社会にすべきです。