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2013年8月24日土曜日

「トモダチ作戦」救難部隊だった米軍墜落ヘリ 殉職兵士に全国から感謝続々―【私の論評】 いつからこんなに礼儀を知らないマスコミができあがったのか!米兵だって、血の通った人間だ!惻隠の情を欠いたマスコミ報道には忸怩(じくじ)たる思いがする(゚д゚)!

「トモダチ作戦」救難部隊だった米軍墜落ヘリ 殉職兵士に全国から感謝続々

震災の救助のため小学校に着陸する米軍のヘリコプター部隊

沖縄県の米軍基地キャンプ・ハンセン(宜野座村など)敷地内で今月5日、米軍ヘリコプターが墜落し乗員1人が死亡した事故。墜落したのは、東日本大震災の在日米軍の救援活動「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」で被災地を飛び回った救難部隊のヘリだった。殉職した同部隊所属の米軍兵士に対し、全国から哀悼の意を表するメッセージが在日米軍に次々寄せられている。

事故では、米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)の第33救難中隊で救難活動や医療搬送、災害対応に当たってきた救難ヘリ「HH60」が墜落し、マーク・スミス1等軍曹(30)が殉職した。

「あなた方は日本の誇りです。お悔やみ申し上げます」。在日米軍司令部(東京都福生市)などによると、嘉手納基地には125通を超える哀悼のメールが寄せられ、司令部には短文投稿サイトのツイッターを通じて300を超えるメッセージが寄せられた。

沖縄県内を中心に在日米軍に批判的な報道が目立つためか、「さまざまな報道があるが、日本人の中には在日米軍の皆さんに感謝している人もいます」と支援のメッセージもあったという。

スミス1等軍曹が所属していた第33救難中隊は、震災直後から交通が寸断され孤立した地域や離島をヘリで飛び回り、支援の手がなかなか届いていなかった被災地に水や食料などを届けてきた。

この記事の詳細はこちらから!!

【私の論評】 いつからこんなに礼儀を知らないマスコミができあがったのか!米兵だって、血の通った人間だ!惻隠の情を欠いたマスコミ報道には忸怩(じくじ)たる思いがする(゚д゚)!

沖縄でなくなったマーク・スミス氏の一家 デズニー・ランドにて

まずは、日本の沖縄にて、軍務にあたられていた最中になくなられた、マーク・スミス一等軍曹の冥福をお祈りさせていただきます。本日は、故マーク・スミス一等軍曹関連の写真とともに掲載させていただきます。

東日本大震災で在日米軍が展開した救援活動「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」。投入された約2万4500人の隊員らはすでに日本を離れ、本国や世界の駐留地にて元の任務に復帰しています。先日沖縄のヘリコプター事故でなくなった、マーク・スミス一等軍曹の部隊もそうでした。マーク・スミス一等軍曹自身は、震災後の配属であったので、トモダチ作戦には参加してはいないが、この部隊は、日本の震災地を救援のために飛び回ったのです。

救援ヘリに搭乗したマーク・スミス一等軍曹

トモダチ作戦救援任務に当たり、1年を日本ですごした空軍兵士らは「日本人ならまた再生し、復興できると信じている」と語っていました。

震災直後に孤立した地域や離島をヘリコプターで回り、救援活動を行った米空軍嘉手納基地(沖縄)第31救難中隊のエリック・ボー曹長(42)は、今も被災者の礼儀正しい姿が忘れられないといます。
娘のビクトリアとともにダンスをしたときのマーク・スミス氏の写真
「SOS」。上空から見えた文字を頼りに学校の校庭に着陸すると、駆け寄った被災者が頭を下げて出迎えてくれた。離島に取り残された漁師3人を救助したときも同じだった。「大変な思いをしていたはずなのに」。「言葉が通じない兵士に感謝の気持ちを伝えようとする姿に心を動かされました」と語っていました。

今回のトモダチ作戦はアメリカの友情を感じると同時にこれからも日米友好は最も大事な政策の一つとして大事にしていくべきものと思います。

それにしても、震災地の日本人の礼儀正さは、トモダチ作戦に従事したアメリカ軍将兵をも感嘆させたようです。しかし、マーク・スミス一等軍曹が任務遂行中になくなったときの、日本のマスコミの報道ぶりは、酷いものでした。惻隠の情も何もなく、ただ事実だけを淡々とつめたく突き放したような報道ばかりでした。

マーク・スミス氏と娘たち、このような日はもうない。
事故そのものだけを報道し、しかも、オスプレイ配備反対運動の最中での報道ということもあって、マーク・スミス氏がなくなったことはおろか、それを悼む報道も全くありませんでした。

どんな事情があるにせよ、マーク・スミス一等軍曹は、日本の領土である沖縄で、しかも、日本を守備するという任務についていて、それに関する事故でなくなっているわけです。本来、日本とは縁もゆかりもないのに、日米安保条約の一環で、日本にまで赴き軍務についていて事故にあってなくなられたのです。要するに、日本のために命を犠牲にしたということです。

こういう背景を全く無視して、ただのヘリコプター事故として扱い、故人に哀悼の意をささげることもなく、単なる事故扱いです。しかも、私たちの日本や、日本人とは全く関係なきがごとくの扱いでした。

マーク・スミス一等軍曹慰霊祭

オスプレイ配備に反対であろうがなかろうが、沖縄の米軍基地に反対であろうがなかろうが、まともな日本人であれば、まずはこの事故を報道するにしても、故人に対して哀悼のを意を表明するのが道理だと思います。それにどんな事情があれ、日本のために軍務につき亡くなっているのは事実なのですから、何らかの形で、正式なものでなくても良いので、日本でも故人を偲ぶ会とか、お別れ会など開催しても良かったのではないでしょうか?

しかし、どこのマスコミもそのようなことは報道しませんでした。これには、本当に忸怩たる思いがしました。いつから、日本のマスコミは、こんなに躾がされていない、日本人の心を忘れた、とんでもない集団になりさがってしまったのでしょうか?本当に忸怩たる思いがします。

沖縄に来ているアメリカ軍人だって、家族もいるし、赤い血の流れている人間です。それも、日本を守るという大義名分でやってきている人たちで、そうしてそのために命をおとされているわけです。一等軍曹は、家族で沖縄に住んでおり、家族で日本の食や文化に慣れ、娘さんは日本語を勉強しているそうです。だから、基地反対派の喧騒も知っていたのでしょう。それを思うと本当に心が痛みます。なお、マーク・スミス一等軍曹は、アーリントン墓地に葬られることが決まっています。

私たち日本人は、マーク・スミス一等軍曹へ哀悼の意を表し、彼が日本のために命を落としたことをいつまでも忘れないで覚えていようではありませんか。それが、昔からある惻隠の情が発達した当たり前の日本人の心情だと思います。だからこそ、上の記事にもあるように、 殉職した同部隊所属の米軍兵士に対し、全国から哀悼の意を表するメッセージが在日米軍に次々寄せられているのだと思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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