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2017年3月3日金曜日

今年度のスクランブル、1000回超えて過去最多に 河野克俊統幕長「中国が非常に活発」―【私の論評】支那は未だ航空兵力で日本を凌駕できていない(゚д゚)!


緊急発進のため、民間機の間を縫うように離陸する
航空自衛隊のF15戦闘機=2014年12月、那覇空港
 防衛省の河野克俊統合幕僚長は2日の記者会見で、日本領空に接近した外国軍機などに航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した回数が今年度はすでに計1千回を超え、通年で過去最多を更新したことを明らかにした。これまでは昭和59(1984)年度の計944回が最多だった。背景について河野氏は「中国の活動が非常に活発化し、活動範囲も広がっていることが主な原因だ」と述べた。

防衛省によると、領空侵犯はなかったが、今年度のスクランブルは統幕が詳細を公表している第3四半期まで(昨年4~12月)で計883回(前年度同期比316回増)に達している。国別では中国が644回で全体の約73%を占め、ロシアの231回が続いた。

これまで最多だった昭和59年度は米ソ冷戦期で、ソ連機に対するスクランブルが大半を占めた。近年は積極的な海洋進出を背景とした中国機が急増し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の空域に接近する中国機も多いという。元空自幹部は「中国は尖閣の実効支配に向け、領空侵犯を狙っている。増加傾向は続くはずで、日本も数の優位を確保すべきだ」と指摘する。

通年のスクランブル回数は4月に公表される。今年に入ってからは1月9日に中国空軍のH6爆撃機など計8機が対馬海峡の上空を往復。同月24日にはロシア軍のTU95爆撃機2機が日本を周回飛行するなどし、いずれも空自機がスクランブルを行った。全体の傾向として中国は戦闘機が、ロシアは情報収集機が多い。

【私の論評】支那は未だ航空兵力で日本を凌駕できていない(゚д゚)!

そもそも中国機やロシア機は、何を目的に日本の防空識別圏へ進入してくるのでしょうか。理由はいくつか考えられます。

まずは、政治的な目的です。2016年6月、東シナ海において中国軍戦闘機(恐らくSu-30MK2とみられる)が防空識別圏へ進入し、航空自衛隊のF-15Jと格闘戦へ入りかねない状態になったことが報道されました。また2012年には中国国家海洋局の小型機Y-12が、尖閣諸島付近で領空侵犯する事件も発生しています。これらは日本に対する圧力を狙ったものだといえます。

中国のSu-30MK2
ただ戦闘機や小型機に対してスクランブルすることは、実はあまり多くなく、爆撃機か情報収集機がその大多数を占めます。

爆撃機は訓練目的の場合が多く、昨年11月25日における太平洋上での支那のH-6Kの飛行も、射程2500kmのK/AKD-20らしき巡航ミサイルを搭載しており、グァムを標的にした訓練を実施したのではないかとされています。またK/AKD-20を搭載している姿をあえて航空自衛隊に見せることで、対米圧力を狙った政治的理由も兼ねていることが考えられます。

K/AKD-20sH-6k爆撃機
情報収集機の目的は、有事のための備えです。現代戦は「電波の戦い」であり、レーダーや通信ネットワークなどを活用し、同時に相手の電波を妨害する必要があります。

情報収集機は、あえて航空自衛隊機をスクランブルさせることで自衛隊側にレーダーや通信を使用させ、その電波を受信、解析する「信号諜報(シギント)」を行っているのです。Tu-154MやY-8CBは電波を逆探知するアンテナを多数搭載していることから、機体各部にアンテナをカバーする「こぶ」が多数あります。

こうした中国機やロシア機の飛行は、日本の主権が及ぶ領域である「領空」への侵入さえ行わなければすべて合法です。防空識別圏の境界とは、領空侵犯を未然に防ぐために独自に設定された、国際法上なんの法的根拠もない単なる「線」にすぎません。

したがって、たとえ防空識別圏の内側といえど、公海上空はどの国の主権も及ばない領域ですから、他国機の飛行を妨げることはできません。

また逆に、自衛隊もYS-11EB、EP-3などの情報収集機を保有しており、他国へ接近する信号諜報を実施しています。実際、過去には北朝鮮によって「日本の情報収集機が領空を0.001mmでも侵犯した場合は撃墜する」という声明が出されたことがありました。

とはいいながらも、支那のやり方は非常にまずいこともあります。それについては、軍事評論家の井上和彦氏が以下の動画で説明しています。



近年のスクランブル発進の急増は、中国の著しい軍拡や、かつて低迷していたロシア軍の復興によって、東アジア情勢が緊迫化しつつある証左です。今後もスクランブル発進の回数は高い水準を維持し続けると推測されます。

戦闘機の飛行時間は有限であり、無制限に飛ばすことはできません。その限られた中で訓練のための飛行時間も確保しなくてはならず、航空自衛隊、ひいては日本の防衛にとって、当分は厳しい状況が続くことになるでしょう。

ただし、戦闘機のパイロットの飛行時間は日本の自衛隊のパイロットよりもはるかに長いです。飛行時間が長いということは、良く訓練されているいることを意味します。これについては、以前このブログにも掲載しました。その記事のリンクを以下に掲載します。
中国戦闘機の女性パイロット、「金のクジャク」が事故死 「殲10」墜落相次ぐ「女性の理想像」称賛も、過度な訓練強化が要因か―【私の論評】事故の背景には、人為的構造的なものがあり早期解決は不可能(゚д゚)!
生前の余旭大尉
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下にこの記事から一部を引用します。

"

保有戦闘機の数を比較すると以下のようになります。

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            日本 ・・・・・  360機
            中国 ・・・・・ 2570機


出展 こんなに強い自衛隊 著者: 井上和彦
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確かに保有台数では比較になりません。中国は日本の7倍もの戦闘機を持っています。しかし、戦闘機の質を見ると中国の戦闘機はかってソ連が開発した「ミグ19」ないし「ミグ21」の改良型ばかりであり、もはや骨董品級の代物なのです。

これに対して航空自衛隊は、F15(改良型)などの近代的戦闘機をずらりと揃えているのです。そうして近々F35 を導入する予定もあります。

戦闘機の優位性は、こうしたハード面だけでは決まりません。とくにこうしたハイテク戦闘機の場合、いかに機を使いこなせるかにかかっています。その尺度となるのは、飛行時間なのです。これについては、日本と中国の間には決定的な差があります。

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        ≪飛行時間≫
         航空自衛隊 ・・・・・ 年間最低150時間
         中国空軍  ・・・・・ 年間平均 25時間


ただし、最新鋭スホーイ27の部隊でもやっと年間100間程度と推測


出展 こんなに強い自衛隊 著者: 井上和彦
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さらに中国海軍は、慢性的な部品の欠乏という問題を抱えていて、飛べない戦闘機が多いのです。中国のスホーイ戦闘機の稼働率は60%といわれています。これに対して日本のF15戦闘機は、故障しても翌朝には飛び立てる状況になっており、その稼働率は90%です。
ただし、この60%という数字もあてにはなりません。私は以前軍事専門家から中国の航空機の全体の稼働率は20%以下という驚くべき数字を聞いたことがあります。中国の戦闘機のエンジンは外国製が多いということや技術水準が低いも考えると、確かに慢性的な部品不足に陥るのも無理のないことであり、この20%という数字もあながち全く根拠のない出鱈目とはいえないと思います。

飛行時間が、航空自衛隊のほうが中国よりも6倍あるのですから、稼働率も航空自衛隊よりも中国はかなり低いとみて間違いないです。スホーイ27の稼働率は中国でも例外的なのでしょう。

さらに、中国空軍の極端に低い年間飛行時間は、やはり戦闘機の稼働率が低すぎるため、十分に訓練できないという事情があるのではないかと考えられます。そうでないと、辻褄が全くあいません。
"

この記事では、支那の航空機の稼働率が20%であり、戦力外の航空機を除くと常時飛行させることができる航空機の数を計算した結果も掲載しました。その部分を以下に掲載します。
(戦力外の戦闘機は外してさらに)保有していても稼動しないのは飛べないので、存在しないのと同じなので除外します。そうすると、航空自衛隊の稼働率90%、従って実数は315機です。中国空軍の稼働率推定20%、従って実数は50機です。
このあたりの状況は、あまり報道されていないので、多くの人が知らないと思います。はっきりいえば、支那からすれば、日本の領空近くを飛行するというのは、まさに命がけなのです。しかし、現在はこの状況ですが、10年20年とたつうちに今のままでは中国に逆転される可能性もなきにしもあらずです。これも真実です。

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2014年12月17日水曜日

中国パクリ戦闘機「殲31」 やっと飛んでいるといった印象―【私の論評】まだ自衛隊には遠く及ばない中国の航空兵力から見えてくる、今も昔も変わらぬ中国のハッタリ気質(゚д゚)!


殲31

  2014年11月、北京で開かれたAPEC首脳会議と時を同じくして、中国南部では「珠海エアショー」が開催された。現地で取材したフォトジャーナリストの渡辺英雄氏が、中国空軍の最新”国産ステルス戦闘機”「殲31」の公での初飛行の模様をレポートする。

  「珠海エアショー」は中国最大規模の航空ショー。マカオに隣接する広東省珠海市で2年に一度開かれる。中国の航空・軍需メーカーが一堂に会するこのイベントは今回で10回目だ。

  開催前から噂されていた中国空軍の戦闘機「殲31」の初披露は、ショーの一般公開に先駆け、関係者向けのプレビュー初日(11日)、事前予告なしで実施された。その日はちょうど中国空軍創立65周年の記念日にあたる。

  「殲31」は中国が開発した、ステルス性能を持つ最新戦闘機とされる。先行して開発が進む大型ステルス「殲20」(2011年にテスト飛行)や、艦上戦闘機「殲15」(2009年にテスト飛行)を追い越しての正式公開となった。

  「殲31」が注目されるのには理由がある。自衛隊も導入を予定している米空軍の最新鋭ステルス機「F-35」のデザイン、飛行性能など極秘の設計情報をサイバー攻撃により米国から盗んで開発したとされているからだ。

  実物は、上面から見ると翼の形状、配置が「F-35」と確かにそっくり。ただし、本家がより高性能の単発エンジンを搭載しているのに、「殲31」は双発エンジンを採用して機体もひとまわり大きいようだ。中国の航空工業力では単発で推力を稼げるエンジンが開発できなかったと思われる。しかも、搭載された双発エンジンはロシア製クリモフRD-93のコピーである。

  さらに、「殲31」の機体は細く、搭載できるミサイルは小型の空対空ミサイル4本がせいぜい。地上攻撃用のミサイルを装備すると機体からはみ出してしまい、それだけでステルス性が激減してしまう。これでは制空戦闘に用途が限られ、「F-35」のようなマルチロールミッション(対地攻撃を兼ねるなど複数の用途での運用)は不可能だ。

  デモ飛行中の姿を見ても、やっと飛んでいるといった印象が拭えない。推力を上げると黒煙が噴き出し、30年前のジェット戦闘機同様に黒い筋を空に描く有様で、速度も出ていなかった。上空で旋回して背面飛行を行ない、わずか3~4分で着陸して終わったデモ飛行。外観は米国のステルスを模倣しているからもっともらしく見えるが、エンジン一つとっても、まだまだ実戦配備できる段階にはないことがわかる。

  屋内展示場には同機のコックピットも堂々と公開されていたが、ハリボテの模型に単なるディスプレイを置いたもので、計器盤の配置はほぼ、ロシアの最新鋭戦闘機「スホーイSu-35」と同様だった。

※SAPIO2015年1月号

【私の論評】まだ自衛隊には遠く及ばない中国の航空兵力から見えてくる、今昔も変わらぬ中国のハッタリ気質(゚д゚)!

ここ数日ブログをお休みしていましたが、本日から復活です。皆様、お待たせしました(゚д゚)!

中国のステルス機は、まだまだの出来のようです。「百聞は一見にしかず」という諺どおり、以下に中国空軍の最新”国産ステルス戦闘機”「殲31」の飛行の模様の動画を掲載させていただきます。

ただし、この動画は、上の記事にある「珠海エアショー」のものではありません。今年の5月にYouTubeに掲載されたものです。枝が写っていることなどから、どうやら中国の一般人などによる盗撮のようです。


上の記事では、「推力を上げると黒煙が噴き出し、30年前のジェット戦闘機同様に黒い筋を空に描く有様で、速度も出ていなかった」と掲載されていましたが、この動画では、陸上を車輪走行するときと、着陸時以外は、最初から最後まで黒煙が噴射されており、エンジン性能がかなり劣っているいることが良くわかります。

この動画を見てもわかるように、今年の初めころから、上の記事の11月の時点までに、改良されたのは、エンジンくらいなのかもしれません。当初は、常時黒煙を吹き出していたのが、この辞典では、低速では黒煙を吹き出さないように改良が加えられた程度のようです。

かなりお粗末です。これでは、ステルスはまだまだというところのようです。ステルス機がまだまだということでは、以前にもこのブログに掲載したように、中国の軍事力はまだまだ到底自衛隊におよぶものではありません。以下に、その記事のURLを掲載させていただきます。
制空権「日本は確保困難」 中国軍、尖閣念頭に分析―【私の論評】中国が最も危惧するのは、"日本が自衛隊を使って尖閣から中国を排除すること"! 中国の情報戦に翻弄されるな(゚д゚)!
中国は日中戦争を煽ることもあるが、戦争への準備はまだ整っていない 

この記事では、中国軍が、「制空権を確保することはできない」と分析しているという元記事を掲載し、論評をしました。以下に、一部分のみ抜粋して掲載させていただきます。
要するに、中国軍の尖閣付近などでの、領空・領海侵犯などは、中国軍が戦争を仕掛けようとするのではなく、情報戦の一つであるとみるべきとしています。 
では、現時点で中国が最も困るのはなんでしょうか。それは、日本政府が自衛隊を使って、尖閣から中国を排除することです。 
中国としては、日本政府が戦争になると大変なので、尖閣くらいくれてやっても、良いのではと考えるように仕向けることが、領海・領空侵犯の真の目的だというわけです。
そもそも、いくら中国の軍事力が向上したといっても、まだまだの水準です。特に、対潜哨戒能力に関しては、雲泥の差というか、日本が世界のトップレベルにあります。航空機についても、中国のステルス機などまだまだ、ステルス性能が低く、まともなステルス機とはいえません。 
中国のステルス機は、確かに、中国の性能の劣るレーダーでは捕捉されませんが、日本の自衛隊の性能の高いレーダだと完璧に捕捉されてしまいます。 
ステルス性能がない、あるいはステルス性能が低い戦闘機は、どのような運命をたどるかといえば、現在ではすぐにミサイルで撃ち落とされるだけです。現代戦では、非ステルス機で出撃するということは自殺行為に他なりません。
このブロクでは、日本の航空自衛隊の対潜哨戒能力が世界トップレベルであることは何回か掲載してきました。日本がトップレベルであるということは、中国は日本から比較するとかなり遅れているということです。

潜水艦もトップレベルで特に、静音性については世界一です。静音性が非常に高いので、日本の潜水艦は、中国側に察知されることなく、自由に行動できます。これに対して、中国の潜水艦は、静音性が皆無といって良いほどで、まるで水中をドラム缶を叩きながら進んでいるようなものであり、対潜哨戒能力の高い日本側にすぐ捕捉されてしまいます。

この意味するところは、中国海軍は日本の海上自衛隊の敵ではないというとです。もし、本当に戦争になれば、中国の艦船にとっては命取りになります。尖閣付近に艦船が迫れば、全部が撃沈されてしまうことになります。そんなことはできないでしょうから、結局中国の艦船は、港から一歩も出ることができず、港に足止めされることになります。これでは、最初から戦争になりません。

ただし、航空兵力については、もしまともなステルス機があれば、確かに日本の自衛隊は、いまのところ、ステルス機は導入していないので、確かに制空権を握ることはできないでしょう。そうなると、せっかくの世界トップレベルの対潜哨戒能力を生かすことできず、中国海軍に突破されることもあり得ます。

しかし、ブログ冒頭の記事を見てわかるように、中国のステルス機は、まだまだ完成の域に達していないため、中国空軍は、制空権を握ることもできません。

中国軍で唯一日本にまさるのは、陸軍力ですが、これとても陸上自衛隊のハイテク能力には、全く太刀打ちできません。さらに、陸上兵力は船によって運ばなければならないし、航空兵力も海軍能力も太刀打ち出来ない現状では、日本に戦争を挑んだら自殺行為になるだけです。

尖閣に到達する前に、全艦船と、乗組員もろとも、海の藻屑と消えることになります。

以上は、中国軍が、尖閣や沖縄に上陸することを想定しています。これが、日本が中国に侵攻するということにでもなれば、また話は変わってきます。そうなれば、中国がゲリラ戦法をとり、日本の自衛隊を内陸のほうに誘い込むような戦略をとれば、いくら日本が対潜哨戒能力がすぐていて、航空の能力などにすぐれていても、ハイテクを生かすこともできず、圧倒的多数の中国軍相手に、自衛隊は壊滅ことになるでしょう。

しかし、これもただしというただし書きをつけなければならないかもしれません。現在の中国軍の中核となる、若い兵士たちは、中国の一人っ子政策により、全員が一人っ子であり、子供ころから「小皇帝」などといわれ、甘やかされて育ったため、そもそも親が戦争に出したがらないということもありますし、実際に切った貼ったの戦争になれば、我先に逃げ出すだろという軍事評論家もいるくらいです。

中国人民解放軍女性兵士 彼女らも全員が一人っ子だ 彼女たちは実戦になったらどのような戦いを?
それに、中国の人民解放軍は、国民を守るための軍隊でもありません。人民解放軍は、それぞれの地方の共産党の配下にある私兵に過ぎません。もともと、国民の軍隊ではないのです。それに、驚いたことに、人民解放軍は、軍隊の仕事をしているだけではなく、いろいろな商売もしています。まるで、日本でいえば、総合商社のような存在です。その総合勝者が、軍隊も持っているというような形式になっています。

そのような、軍隊もどきが、本当に高い士気を維持していられるでしょうか。日本の自衛隊などは、自衛隊などという名称ではありまずか、軍隊であり、自衛隊員は軍隊に入ったという意識でいると思います。だからこそ、東日本大震災でも、忍耐強く最後まで、震災の被害者の捜索を継続することができました。

日本の自衛隊が、中国に侵攻したりすれぱ、意外と逃げ出す中国兵が大勢出て、とんでもないことになり、日本の自衛隊など、快進撃で、あっという間に北京陥落ということになってしまうかもしれません。

ただし、日本は中国に侵攻するなどという馬鹿げた行為は、しませんから、この想定はいならないと思います。

日本では、マスコミや評論家などでも、中国の軍事力を過大評価する人が大勢いて、あたかも日本と中国が戦争になるかもしれないようなことを言い、そうすれば日本が負けるような論調で話をしますが、これは根本的に間違いです。

なぜ、そのよう話をするかといえば、中国としては、そのような内容の話が日本国内の流布され日本政府が戦意を喪失して、戦争になるくらいなら、尖閣や沖縄など、中国にくれてやるというもっていくよう、情報戦をしかけているからです。

しかし、真相は、中国は日本と戦争をする気は全くないし、戦争をすれば負けてしまいます。それは、中国自身が良く知っていることです。

「殲31」も情報戦の一環です。本当は、そもそも開発できるかどうかも、自分たちでは明らかではないのに、さも近いうちに開発して、実戦配備をするかのようにみせかけ、自分たちは、このような新兵器も開発しているということで、日本を脅し、自分たちに有利なるように、情報戦を仕掛けているとみるべきです。

「中国慰安婦問題研究センター」は最近、「日本軍の暴行によってアジアで30万人の慰安婦が死んだ」とする「数字」を発表しました。勿論根拠は全くありません。彼らは今後も「OO万人殺された」のような数字を次から次へと捏造していくことでしょう。今の中国人にとって、「数字」とは捏造すればできるものです。

そもそも、中国には「白髪三千丈」などという言葉もあるくらいで、もともと捏造してもなんとも思わないという気質があるのだと思います。

この”国産ステルス戦闘機”「殲31」も同じことです。出来もしない、ステルス機をさもできたか完成間近のように、捏造しているのです。彼らの頭の中では、「数字」も「ステルス機」も、何回も捏造しているうちに、真実になるのです。全く馬鹿げています。そんな、ハッタリは、もう日本にも世界にも通用しないということを彼らは理解していません。

そのうちハッタリをハッタリでないと盲信して、日本や周りの国に戦争を仕掛けたりして、ボロ負けして、国内からも批判されるようになり、自滅していくと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思わますか?

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