2ちゃんねらーは「高齢で低学歴」 グーグル「Think Insights」に暴かれてしまった:
米グーグルが提供するサービス「Think Insights」が「恐ろしい」と話題になっている。
Think Insightの中のDouble Click Finderの表示例 |
続きは「J-CASTニュース」へ
詳細は、J-CASTニュースを御覧いただくものとして、結論部分がなければ、論評のしようもないので、結論部分のみ掲載します。
「ベスト&ワースト」というブログメ|87;ィアのライターが試しに2ちゃんねるのURLを入力してみたところ、ユーザーの学歴や年齢がわかってしまった。35~44歳のユーザーが最も高い割合の43%を占め、次いで45~54歳が20%、0~17歳が14%だ。学歴は大学卒業が36%と最も多いが、高校卒業が29%、高卒未満(17歳以下の現役学生を含む)が22%と高い割合を示している。記事では紹介していないが、世帯収入は300万~499万円が32%、0~299万円が27%、500~599万円が15%で、1200万円以上は0%という結果だった。【私の論評】このデータは十分予想できたものである。今後このサイトは有力なマーケティングツールになりえるが、結局は選ぶのは、ユーザーであるという真理に変わりはない!!
2ちゃんねるといえば、すでにオールド・メディアといわれてから久しいです。今年の6月にも、twitterにセガの社員と思しき人が以下のような書き込みをしていました(現在では消去されている)。
ここ最近のユーザーのコミュニティサイトの調査データ見たけど、中高生のモバゲーなんかの浸透度がすごいな。 自分もやってみなきゃ。逆に2ちゃんねるの高年齢化がもはや冗談かと思うほどひどい。 中年の意見を拾う程度にしか役に立たないというw。時代の流れと変化は早すぎるのう。今年の4月7日にも、ガジェット通信に以下のようなタイトルの記事が掲載されていました。
深刻な若者の『2ちゃんねる』離れ進む 井上トシユキ「ユーザーの高年齢化、画像アップできないのが原因」
もうすでに、米Googleの「Think Insights」のデータをみるまでもなく、2ちゃんねるの高齢化あるいは、オールド・メディア化については、多くの人が指摘するところとなっていました。
いずれにしても、高齢化について、「Think Insights」はっきり示されるということに関しては、確かに恐ろしいです。信憑性はともかくとして、従来なら一般の人がこのようなことを調べようとしても、その術がありませんでした。しかし、今なら、調べようと思えば調べられるわけです。
私も、実際に調べてみましたが、2ちやんねるは、高齢化しているし、低学歴であることも確認できました。2ちゃんねるのデータだけでは、なんともいえないので他のいくつかのサイトと比較してみて、実際に確かめることができました。
皆さんが、実際に試してみたいときには、"Think Insight"から探すのは面倒なので、"doubleclick ad planner"で調べればすぐに見つかります。操作方法もいたって簡単です。ちなみに、URLを下にコピペしておきます。
https://www.google.com/adplanner/?hl=ja#siteSearch
このページ日本国内からアクセスすれば、日本語で表示されます。最初にサンプルで、「ドメイン:wikipedia.org」と入れられている空欄に、自分が見たいと思うサイトのURLを入れて、空欄横の⇒をクリックすれば、すぐに結果を見ることができます。
このブログも調べてみましたが、月数万のアクセスですから、グラフは表示されませんでしたし、示されるデータもあまり信頼に足るものとは思えなかったので、ここでは、公表しません。月に少なくとも、数十万くらいはアクセスがないと、まともなデータとはならないようです。
いずれにせよ、現在においては、2ちゃんねるは、実際に閲覧するにも、スレッドがかなりあって、自分の見たい話題をみようと思っても、なかなか検索しにくくなりました。それに、匿名性のサイトですので、信憑性も低くなりました。オモシロ半分にみているうちはいいのですが、何か有用な情報を見つけるのには、本当に無駄だと思います。
あの半匿名のMixiも、ユーザー数はひところから比較すれば、減っているようです。今は、それこそ、facebookや、Google+があるので、これで、各分野の専門の人などと知り合いになれば、それこそ、以前このブログで述べた「身の丈にあった情報」が入りやすくなってくると思います。私自身も、このFacebookの「身の丈にあった情報」によって、音信不通になっていた、もと会社の同僚や、知り合いとまた連絡することができました。
Google+は、今年の夏あたりから本格的に始まったSNSなので、まだまだ、というところでしたが、最近は、ユーザーも増えたせいでしょうか、以下のようなニュースも舞い込んでくるようになりました。
ありがとうソーシャルネットワーク! 1年前に海の底に沈んだキヤノンデジタル一眼カメラが発見されて持ち主のところに戻ってくるまで(写真ギャラリーあり)
この記事のソーシャルネットワークとは、Google+のことです。
このような出来事は、匿名の2ちゃんねるでは、起こりえないことです。やはり、これからは、実名を旨とした、SNSが全盛となっていくことでしょう。
私は、数年前から、2ちやんねるは一切見なくなりました。見たいとも思いません。いつまでも、2ちゃんねるに執着する人は、「身の丈」にあった情報を得られる機会を失っているだけと思うのは私だけでしょうか?
今後、SNSは進展していき、ネット社会も実名でというのが、当たり前になっていくものと思います。そうして、こうしたユーザーの情報を各事業会社が把握しやすくなることだと思います。しかし、こうした事業会社も、ただ顧客の情報を集めるというだけではなく、顧客との対話、個々の顧客に対して「身の丈にあった情報」を提供するなどして、顧客との信頼関係を深めていかなければ、結局2ちやんねると同じ運命をたどることになると思います。
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