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2018年1月2日火曜日

「穏やかで心豊かな年に」 皇居で新年一般参賀 陛下がごあいさつ―【私の論評】天皇彌榮 天皇皇后両陛下 万歳! 万歳! 万歳!

「穏やかで心豊かな年に」 皇居で新年一般参賀 陛下がごあいさつ



新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに立ち、手を振って応えられた。

 午前10時10分からの1回目の一般参賀では、天皇陛下がマイクを通じて「新年おめでとう。皆さんとともに新年を祝うことを誠に喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人にとり、穏やかで心豊かな年となるよう願っております。年のはじめにあたり、わが国と世界の人々の幸せを祈ります」とあいさつをされた。

 新年一般参賀は1回目に続いて、午前11時ごろ▽同11時50分ごろ▽午後1時半ごろ▽同2時20分ごろ-の計5回行われる。宮内庁によると、1回目は開門前に2万609人と昨年(1万1554人)の倍近くの人が集まったため、当初、午前9時30分だった開門予定を15分早めて対応した。

 天皇陛下の譲位日が平成31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀。秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは今年11月に結婚されるため、最後の一般参賀となる。英国留学中の次女、佳子さまは参列されなかった。

【私の論評】天皇彌榮 天皇皇后両陛下 万歳! 万歳! 万歳!

新年の一般参賀に訪れた人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下と皇族方=2日、皇居・宮殿
天皇家のお正月といえばブログ冒頭の記事のように、一般参賀が有名ですが、それ以外にも私たちが普段目にすることのない祭祀・儀式が目白押しです。日本一忙しいお正月を過ごされているといっても過言ではありません。
「黄櫨染御袍」(こうろぜんのごほう)という装束をお召しになった天皇陛下
早朝5時30分。薄暗く、凍てつく寒さのなか、「黄櫨染御袍」(こうろぜんのごほう)という装束をお召しになった天皇陛下が、御所から約400m離れた宮中三殿の西側にある神嘉殿の前庭にお出ましになられます。

かがり火に照らされた地面に畳を敷き、屏風に囲まれた場所で、南西に向かって伊勢神宮を遥拝し、次いで東南西北の順に四方の神々に拝礼される。天皇陛下のお正月は、この「四方拝」という祭祀から始まります
これは平安時代初期から続けられ、五穀豊穣や国民国家の安寧を祈願されています。現在は天皇陛下のご負担軽減のため簡略化されることもありますが、元日はその後もさまざまな儀式が分刻みのスケジュールで行われるためご負担は大きいです。天皇家のお正月は、のんびりと過ごす一般人の正月とはまったく異なるようです。

以下に、今年の元旦の行事一覧を掲載させていただきます。

四方拝の後、天皇陛下は、宮中三殿の賢所(かしこどころ)、皇霊殿、神殿にそれぞれ祀られている天照大神や歴代天皇・皇后・皇族の御霊、八百万の神々を拝礼する「歳旦祭」(さいたんさい)に臨まれます(2012年から、宮中祭祀を担当する掌典(しょうてん)次長による代拝)。
そして3日には、成人以上のすべての皇族がたが参列して「元始祭」が行われます。いずれも天皇陛下が中心となり、正座と起立を繰り返して祈りをささげる「両段再拝」や、賢所に設置されている鈴を掌典職が91回鳴らす「御鈴の儀」などが行われます。これらは新年最初のお参りといえるかもしれないですが、ここで祈られるのは、国家国民の安寧です。

一般人のように家族の健康や合格祈願など、私的なことを祈るのとは中身が違いますから、初詣とは少し意味合いが異なるようです。歳旦祭の後も、行事が目白押しです。
9時45分から始まる『新年祝賀の儀』は、両陛下がお揃いで皇族や元皇族、内閣総理大臣、閣僚、最高裁判所長官、宮内庁職員などから新年の挨拶をお受けになる儀式です。

「新年祝賀の儀」で、お言葉を述べる天皇皇后両陛下=1日午前11時8分、皇居・宮殿「松の間」
宮殿の松の間、竹の間、鳳凰の間など、参列者が待機している部屋を次々に回られます。数時間もの間、両陛下は立ちっぱなしです。
新年祝賀の儀は午後まで続き、各国の駐在大使公使夫妻と挨拶を交わす。元日だけでお祝いを受ける人数は計686名に及びます(2013年)。
朝は4時半には起きられてこれだけのスケジュールをこなされるのですから、お体へのご負担はかなりのものだと思われます。

以下に天皇陛下の、2015年の主な活動を掲載させていただきます。


陛下の年齢を考えると、これだけの激務をこれからもなさるということはなかなか難しいことです。陛下がご譲位されるのはこうした激務の中でも、特に絶やしてはならない宮中祭祀などをこれからもつつがなく実施されることをお望みなのだと考えます。

宮内庁の西村泰彦次長は先月25日の定例会見で、天皇陛下の譲位後の人員体制について、上皇、上皇后となられる天皇、皇后両陛下を支える新設の「上皇職」職員を60人台で発足させたいとする意向を明らかにしました。新天皇になられる皇太子さまのご一家を担当する「侍従職」は70人台とする方針です。

現在、両陛下をお支えする侍従職は約80人。陛下は譲位後、すべての公務を皇太子さまに譲る意向ですが、私的な活動を増やされる可能性もあり、国事行為に使う国(こく)璽(じ)などの管理を行う職員らを減らす一方、60人台半ばを維持します。

陛下の譲位後の侍従職は、ご高齢の両陛下を考慮して配置されている侍医など医療体制が縮小され、微減の70人台規模とします。秋篠宮ご一家をお支えする新設の「皇嗣職」は、皇太子ご一家を担当する東宮職と同規模の約50人規模とする見込みで、現在、秋篠宮家のお世話をする職員(約20人)から30人程度増えるとみられます。

新体制となるのは皇太子さまが即位される平成31年5月1日からの見通しです。宮内庁全体では計約40人程度の増員が必要で、西村次長は今後、関係省庁と調整を続けるとしています。
いずれにせよ、宮内庁は、ご譲位の体制をしっかり整えて、これからも宮中祭祀などがつつがなく行われるようにしていただきたいものです。
天皇彌榮
 天皇皇后両陛下 万歳! 万歳! 万歳!
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2013年10月29日火曜日

「真実に生きられる社会に」 陛下、水俣で異例のお言葉―【私の論評】敬語も満足に遣わず、掲載場所もわきまえず天皇、皇后両陛下を貶める朝敵朝日新聞の暴挙許すまじ!!

「真実に生きられる社会に」 陛下、水俣で異例のお言葉

沖縄をご訪問された天皇陛下(左)

【島康彦】熊本県を訪問中の天皇、皇后両陛下は27日、水俣市を初めて訪れ、水俣病患者たちと懇談した。患者の多くが差別を恐れて病気を隠してきた実態を聞いた天皇陛下は、「真実に生きることができる社会をみんなで作っていきたいと改めて思いました」と、約1分間にわたって思いを語った

発言は予定外。事前に「お言葉」が用意された行事以外で、天皇陛下がこのように時間をかけて思いを口にするのは異例だ

天皇陛下が自らの思いを語ったのは、患者で「語り部の会」会長の緒方正実さん(55)の体験を市立水俣病資料館で聞いた直後。38歳まで水俣病の認定申請を避けてきたという緒方さんに対して、天皇陛下は患者一人ひとりを見渡すようにして、「本当にお気持ち、察するに余りあると思っています」「様々な思いを込めて、この年まで過ごしていらしたことに深く思いを致しています」「今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています」とゆっくりと語りかけた

両陛下は患者や家族たちに歩み寄り、「お体はいかがですか」「色々な思いがおありでしょうね」と声をかけた。自身も患者で、夫と子供を水俣病で亡くしたという上野エイ子さん(85)は「生きてて良かったと思いました」と話した

宮内庁によると、両陛下の意向で、胎児性水俣病患者2人と面会する機会も別に設けられたという。

水俣をご訪問された天皇皇后両陛下

水俣病慰霊の碑の前では、両陛下が白菊の花束をたむけ、一礼した。天皇陛下は「二度とこの悲劇は繰り返しません」と書かれた碑をじっと見つめ、最後に再び頭を下げた

■患者への発言全文
 天皇陛下が27日、熊本県水俣市の市立水俣病資料館で、水俣病患者や家族らを前に思いを語った。詳細は以下の通り。 
 本当にお気持ち、察するに余りあると思っています。やはり真実に生きるということができる社会をみんなで作っていきたいものだと改めて思いました。
本当に様々な思いを込めて、この年まで過ごしていらしたということに深く思いを致しています。 
 今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています。みながその方に向かって進んでいけることを願っています。
上記、太文字は、すべてブログ管理人が付加。

【私の論評】敬語も満足に遣わず、掲載場所もわきまえず天皇、皇后両陛下を貶める朝敵朝日新聞の暴挙許すまじ!!

天皇皇后両陛下が、水俣訪問されたこと自体はさほど大きなニュースではないのですが、このご訪問中に天皇陛下が、事前に「お言葉」が用意された行事以外で、このように時間をかけて思いを口にするのは異例のことであり、大きなニュースです。



天皇陛下が、東日本大震災が発生してから数日後に、ビデオで被災者のかたがたに語られたこと(上動画)がありました。これも大ニュースだったと思います。陛下がこのようになされたことには、格別の意味があります。それだけ、日本の重大事であり、国民の安寧を願った陛下のお言葉でした。このような大きな国難だからこそ、陛下がビデオを発せられるなどという異例なことが行われたのです。

日本では、古から平素はあまり表に出てこないものが、本当に国難があったときには皇室が表に出てくるという趣旨の内容の記事をこのブログに書いたことがありますが、まさしく、このビデオはその良い事例となりました。
中国・習近平副主席と天皇陛下の会見が各所で波紋を呼ぶ-国難が迫ったときには必ず天皇制が表に出てくる!!
詳細は、この記事をご覧になってください。この記事では、古から朝廷は、平素はあまり表に出てこないのですが、日本国が本当に国難にあったときには、皇室がなんらかの形で表に出てくるという趣旨のことを掲載しました。

それはさておき、過去の歴史を振り返って見てください。平素は皇室とは全く関係なく動いているようにみえる、為政者が、権力が衰え、次の為政者に変わるときなど、日本では皇室を御旗にたてて、政権交代しました。たとえば、江戸幕府が崩壊して、明治政権に変るときも、天皇陛下が御旗として立てられました。大東亜戦争の終了の御詔勅も昭和の天皇陛下が出されたものです。そうでなければ、終戦をすることはできず、ポツダム宣言を受け入れ条件付終戦すら受け入れることすらできませんでした。今後も、もし日本が本当の国難にあった場合、皇室はなんらかの形で表に出てくるものと推察します。

第二次安倍内閣親任式
政権が自民から民主へ、民主から自民へ変ったなどということは、本当の国難ではないので、そのようなことはなかったのだと思います。ただし、政権交代したときの大臣などの任命は今でも陛下が執り行いますし、国会の初日には陛下が挨拶をなされることが慣例となっています。

もともと、日本という国の国柄はそうしたもので、マスコミなども、本来は御皇室の動きに敏感であらねばなりません。そうでなければ、日本の国の本当の姿は見えなくなります。

新年祝賀の儀で衆参両院議長ら参列者にご挨拶された
天皇、皇后両陛下と、皇太子さま、秋篠宮さま、常陸宮さま
そうした趣旨では、今回の水俣でのご発言も、異例であり、本来は大ニュースになるべき筋のものです。このお言葉は、陛下が規範として日本が「真実とともに生きられる社会」目指すべきとした考えをお示しになったということで、重大です。

23年前、水俣病患者の補償実現のために奔走し、天皇陛下への「請願」を考えていた人物がいました。墨書の請願書が日の目を見ることはありませんでした。陛下が面談された水俣病の患者・家族の中にはこの請願書を書いた方の息子さんも含まれていたそうです。請願書の行方は分からなくなっているそうですが、その写しが残されています。

請願を書いたのは、患者団体「チッソ水俣病患者連盟」委員長で水俣市議も務めた川本輝夫氏でした。国の基準では水俣病と認められない未認定患者の救済に生涯をかけ、1999年に67歳で死去されました。写しは、川本氏のブレーンだった元労働団体役員の志垣襄介さん(68)が保管していました。

川本輝夫氏が書いたとされる請願書の写し
テレビ報道では、陛下と懇談された「語り部の会」会長の緒方正実氏は、インタビューに答えて「本日は歴史の転換点になったと信じる」と語っていました。この緒方氏の言葉は、こうした川本氏のことも含めた陛下の特別な御高配に応えたものだと思います。テレビでは、この請願書のことまでは報道していなかったので、様々なニュースソースをたどって、はじめて、この会長さんの言葉の真意を理解することができました。

水俣病に限らず、今の日本社会は「真実に生きる」ことができるでしょうか。たとえば、来年の4月からの増税はどう考えても、「真実に生きる」という考え方からは、逸脱しています。今はデフレの真っ只中です。多くの民が苦しんでいます。こんなときに思い出すのが、仁徳天皇の故事です。これは、昔は誰でも知っていたことなのですが、今は知らない人も多いので以下に掲載します。


 ある日、天皇は高津の高殿から民のかまどを眺められた。しかし、かまどからは炊煙が昇っていなかった。民が疲弊して火を焚き炊事して食べる食糧がなかったのだ。そこで、天皇は、三年間、租税を免除した。 
 三年後、天皇は再び高殿から民のかまどを眺められた。 
炊煙が上がっていた。天皇は喜び、我れ豊かになったと言われた。 
 皇后が不思議に思って天皇に尋ねた。 
「今の貴方は、破れた衣を着ておられ、雨や風が入る壊れた家に住んでおられる。それで、どうして豊かになったと喜ばれるのですか」 
 天皇は、答えられた。「民が豊かになれば、即ち、私も豊かになるのだ」
現在のデフレの状況は、まさしくこの故事でいうところの、「民のかまどから炊煙が昇っていない状態」です。こんな状況での増税は間違っています。仁徳天皇の知恵は、今の時代にも生きています、マクロ経済学では、不景気、ましてやデフレのときには、増税しろなどとは教えません。減税しろと教えています。日本には、このような古の為政者の規範としての仁徳天皇の知恵が残されているのに、この知恵が全く活用されていません。

韓国などが、騒ぐ慰安婦問題に関しても、日本の軍隊が強要したという事実はありません。しかし、マスコミなどは、これを喧伝して、信じ込んでしまう人も多いです。

今の日本は、水俣病が発生した頃の日本と同じく、残念ながら「真実に生きる」という考えが成り立っていません。ただし、水俣病の認定など進んだ部分もあります。この残念な状況に対する戒めとて天皇陛下は、「真実に生きられる社会」を目指すべきと語られたのだと私は思います。

それにしても、上の記事どう思われるでしょうか?まずは、出だしの天皇、皇后両陛下(中には天皇、皇后さまなどとしている新聞記事もある)は良いにしても、その後の言葉遣いは酷いです。これでは、日本に古からある、敬語、謙譲語がまるでなっていないです。新聞は言葉遣いでも正しい遣い方の模範になるべきです。

私は、尊敬語、謙譲語などあまり遣わないほうですが、それにしても、上の記事の太文字にしたところは、酷いです。以下に訂正案など掲載しておきます。

訪れ→ご訪問され、懇談した→懇談された、語った→語られた、口にするのは異例だ→語られたのは異例のことです、語りかけた→語りかけられた、話した→話された、見つめ、最後に再び頭を下げた→見つめられた、最後に再び頭を下げられた。

もっと、丁寧にすることもできるでしょうが、最低限このくらいはしないと、日本国の最高権威であらせられる、陛下に対して無礼です。朝日新聞の記者であれば、プロですから、本来このくらいのことはできる能力はあるはずです。これは、意図的にそうはしなかったということです。これでは、まるで、天皇陛下が一般人のような扱いです。このような扱いは、断じて許すことはできません。

さらに、上の朝日新聞電子版そのようなことは、わかりませんが、中国問題の評論家として有名な、石平氏は、以下のようにツイートされていました。
石平氏は、このツイートの後で、さらに「自分が見たのは、関西版、関東版ではどうだったのか確認はしていない」という意味のツイートをされていました。それしても、

陛下水俣訪問の記事は第一面には出さなくても、
反日的な内容なら、虚偽でも第一面に掲載する朝日新聞

それにしても、関西版で35面に掲載されたということですから、関東版でも、1面などの掲載されるなどということはあり得ないでしょう。

天皇陛下専用のお召し列車

それにしても、日本という国の国柄である、天皇を頂点とする日本国の国体は、結局アメリカも崩すことができず、戦前・戦中・戦後も継続しています。現在、世界には二十九の君主国が存在します。それら君主国の中で最も古い歴史を持つのが日本の皇室です。千年以上にわたってその血統を連綿と受け継いできた皇室は、世界に類を見ません。

また現存する君主国の中で最も人口が多い国は日本です。君主国・世界第二位の規模をもつイギリスの人口が六千万人前後ですから、日本は人口規模で比較しても断トツに大きい君主国といえるでしょう。つまり日本の天皇家は、世界で最も古い歴史を持ち、かつ世界最大の君主国の皇室ということです。

天皇皇后両陛下の沖縄訪問の際には、大提灯行列が催された

この国体は、戦争に一度くらい敗れても、政権が交代しても、来年の4月に増税したとしても、たかがTPP交渉などの貿易交渉によっても崩れることはありません。こうした、国柄である日本は、いくら反日勢力が変えようとしても、すぐに変えられるものではありません。反日勢力は、あたかも日本の国体はすっかり崩れ去ったか、崩れないまでも、かなり弱体化したかのように喧伝します。しかし、そんなことはありません。それは、あまり強固な国体を崩すことができないので、そのような作り事をのべたてているだけです。そうではないことは、私たち日本国民が一番良くわかっています。この国体は、1千年以上続きましたし、これからも続きます。

そうして、そのような試みは、国体を傷つけることはできません。ただし、小さなことはでは、影響を受けていることもあります。たとえば、婚外子の相続を認めない、民法の違法性を認めた、最高裁判決もその最たるものです。しかし、このようなことは些細なことであり、皇室を頂点とするわが国の国体に傷はつきません。なにしろ、大東亜戦争による敗戦でもびくともしなかった国体です。


にもかかわらず、朝日新聞はそれを理解せず上記のような記事を平気で、とても掲載できるような紙面ではない紙面に臆面もなく堂々と掲載しています。こういう仕業をするものを古い言葉て朝敵といいます。

石平氏の言うように、これは皇室を貶める陰湿な悪意が剥き出しの紙面づくりです。こんなことは、断じて許されることではありません。以前から、反日的であり、あまつさえ自らの国の国家元首に対して、このような非礼を働く朝敵朝日新聞の購読はやめるべきです。これが、現代の朝敵を打つという文化的な行為だと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

天皇陛下 万歳!!万歳!!万歳!!

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2012年12月23日日曜日

野田内閣の閣僚、陛下との昼食会に出席―【私の論評】あな麗しき陛下の御心!! 政治家は、すべからくこの御心を推し量りたてまつり「身の丈」を知れ!!天皇陛下「万歳 万歳 万歳!!」

野田内閣の閣僚、陛下との昼食会に出席



公開日: 2012/12/21

自民党への政権交代を前に野田内閣の閣僚らが皇居に勢揃いし、天皇陛下との午餐会に出席しました。

天皇陛下と皇太子殿下は21日、皇居・宮殿で、野田佳彦首相をはじめとする閣僚らとの午餐(昼食会)に臨まれた。各大臣と副大臣、宮内庁幹部ら約50人が出席した。

招かれた大臣は19人で、全員が出席した。午餐はこの時期恒例のものだが、今回は民主党が直前の衆院選で惨敗したため、城島光力財務相、田中真紀子文科相ら、バッジを失うことになった議員が多数出席するという異例の開催となった。

午餐に先立ち、陛下は今年の活動をねぎらった後、「どうか健康を大切にされ、来年がよい年であることを願っております」と述べられた。

続いて飲み物を持ちながらの懇談となり、陛下は野田首相と数分間話された後、落選した藤村修官房長官のもとへ。「官房長官は忙しかったでしょうね」「健康を大事にしてください」などとねぎらわれた。

平野達男復興相とは、被災地のがれきに含まれる石綿(アスベスト)を話題に。陛下は、石綿は放射能のように機械で測定できないことを挙げ、「(処理は)なかなか難しいんじゃないですか」と話された。さらに、「年をとってから携わった人が後悔しないよう、気をつけないといけませんね」と述べられた。

落選した閣僚らは、本日23日の天皇誕生日の「宴会の儀」にも招待された。


【私の論評】あな麗しき陛下の御心!! 政治家は、すべからくこの御心を推し量りたてまつり「身の丈」を知れ!!天皇陛下「万歳 万歳 万歳!!」

今日は天皇誕生日ですが、「天皇陛下万歳!!」と三唱された方はいらっしゃいますか。最近は、そのような機会も滅多にありませんが、本日は例年どおり、自宅では、家族全員で「万歳」を三唱させていただきました。


万歳三唱というと、最近ではあの衆議院解散の万歳三唱が記憶に残っています。最近では、万歳三唱の仕方も良く分からない人が政治家の中にもでてきています。解散の際に行われる万歳はもとより、すべからく万歳とは手のひらを内側にして行われるものです。これが正しい万歳の作法です。掌を前にむけるのは、「お手上げ」として忌み嫌われます。それに、これは戦争などで、投降の意思を相手側に伝える所作で万国共通のものでもあります。手に武器など一切持っていないことを、相手に指し示すものです。

これを前提に衆議院解散の万歳三唱を見てみると、本当に万歳の作法を知らない人が増えてきていることが良く分かります。

下は、民主党の万歳三唱です。大きな写真がなかったので、大きく引き伸ばしているので、若干ぼやけていますが、藤村さんや、前原さん完璧に掌を前にみせるようにして、万歳を三唱しています。


これに比較すると、自民党のほうは、万歳の作法を知っている人が多いようなので、作法に従った万歳三唱が多かったと思います。いろいろ探してみたのですが、はっきりとわかりやすいものがなかったので、麻生内閣解散のときの麻生総理の写真を以下に掲載しておきます。


しっかり、掌を内側にして、万歳をしています。万歳とはこうありたいものです。というより、これが定例です。万歳の所作もそうですが、自民党の場合は、国旗が掲揚されているような演壇に登壇するときには、必ず国旗に一礼して、国旗に敬意を評してから登壇します。しかし、民主党は、政権交代のときの組閣後の定例記者会見において、国旗が掲揚された演壇に登壇するときに、国旗に一礼して敬意を表する閣僚はほとんどいませんでした。

このことは、このブログで以前掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載しておきます。

鳩山首相、米へ出発…オバマ大統領と会談へ-初の訪米は国旗に会釈できる鳩山さんが適任だった!?

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、国旗に対する敬意に対する部分のみ以下に掲載させていただきます。
それと、今回初訪米が鳩山さんで本当に良かったと思います。16日の首相官邸で行われた、閣僚全員の記者会見の模様がテレビで報道されていました。ご覧になった方も多いと思います。会場には、演壇の斜め後ろあたりに、国旗が掲揚されていました。鳩山さん自身は、登壇、退出の両方とも国旗に対し会釈して、敬意を評していました。その他閣僚で両方ともしていたのは、前原国交相、平野内閣官房長官、中井国家公安委員会委員長だけでした。国旗に対して会釈するなど、主義、主張を超えて、まともな家に育った人なら当たり前のことだと思います。
しかし、他の閣僚はしていませんでした。岡田さんは、無論していませんでしたし、文部大臣もしていませんでした。しかし、そうしたことにたとえ疎い人であったとても、あるいは、国旗に対して日教組の馬鹿教師と同じような感覚を持っている人であっても、鳩山さんがきちんと、会釈しているのですから、その様子を見て右に倣えで礼をすべきだったと思います。
まあ、この有様ですから、あの日の丸裁断による民主党旗問題も起こってしまうような土壌が最初からあったのだと思います。それにしても、あのような問題があったのなら、党内で国旗に対する取り扱いなど徹底しておくべきだったと思います。
私は、自民党の閣僚クラスの人が、国旗に会釈をしなかったというのを見たことがなかったので、驚きました。民主党ではまるで、しないのが当たり前のようでした。しかし、こうした躾のない人達が海外などに行ったとすれば、外国の国旗に対して無礼を働いたり、社会常識を欠いた珍奇な振る舞いをするのではないかと心配です。やはり、要人としての最初の訪米は鳩山さんが適任だったと思います。岡田さんは、外務大臣としても問題ですが、それよりもなりにりも、まずは躾をきちんとしなければ、人前、特に外国には出せませんね。でも、岡田さんもアメリカに行っているんですよね。観光旅行ならいいでしょうが、無礼なことをしなければよ良いですが・・・・・・・・。
それにしても、情けない~。今回の閣僚の平均年齢は、麻生内閣より年齢が上だったはずですね。いい年をしてとは、まさにこのこと? もう、これくらいの年齢になったら、人にいわれなくても、自分で気をつけてもらいたいものです。
鳩山さんは、国旗に敬意を表したり、これは確認はしていませんが、万歳の作法なども知っていると思います。しかし、このようなことはできても、どうやら中身が伴っていなかったようです。だからこそ、最初は、普天間基地問題でつまづき、その後も様々な奇行、愚行を繰り返し、とうとう今回の総選挙には、登板できなくなってしまいました。おそらく、これは子どもの頃の躾がしっかりしていたのだと思います。それも、特に父親によるものが大きいのだと思います。しかし、その躾を土台として、本人が年を重ねる毎に、自分の「身の丈」というものを高める努力を怠ったのだと思います。

日の丸を背負って戦った澤穂希
この「身の丈」についても、このブログで加工に掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。

【きょうの名言】スポーツのいいところ−【私の論評】日本人は、自分の国の「身の丈」を知らなすぎる!!韓国も、中国も!!
このブログで「身の丈」について掲載したのは、あの秋葉原通りの犯人について書いたのがはじめだったと思います。

秋葉原通り魔殺人事件の犯人から学べること-その時々で自分の身の丈を知る努力をせよ!
詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、以下に「身の丈」に関する記述のみを掲載しておきます。
人間の身の丈は、その時々できちんと把握しておく必要があると思います。勿論、身の丈が一生そのままというわけではありません。努力すれば、伸びることもあります。人間の身長と違って、ここでいうところの「人の身の丈」は年をとってからでも本人の努力によりかなり伸びる余地があります。特に得意分野に関してはそうだと思います。しかし、自分の得意な分野であろうとなんであろうと、その時々で自分の身の丈を把握しておくことは重要なことだと思います。これは、簡単なようでいて難しいことです。不当に高く評価してもいけませんし、不当に低く評価してもいけません。それに、身の丈を図る評価軸はなるべくたくさん持っておいたほうが良いと思います。いくつたくさんある評価軸で評価した、多くのものを総合したものが「身の丈」というものだと思います。そのためには、ある程度世間を知らなくてはなりません。自分ひとりだけで考えていたとしても、評価はできません。いろいろな人とコミュニケーションを図ったり、情報を集めることも必要になると思います。
このように「身の丈」というものは、誰にとっても重要なことだと思います。特に最近、個人での「身の丈」については、考えるところがあります。特に最近目立つのは、若い世代で、仕事関係でも、何でも、とにかく時間をかけて頑張れば一人で何でもできると思い込んでいるようなところが見受けられます。とにかく、誰にも相談せず、コミュニケーションもとらず、自己完結的に自分のだけでものを考え、他の人を巻き込むこともせずに、大事をなせると勘違いしている人を良くみかけるようになりました。
上では、最近の若い人の事例をあげましたが、これは、若い人だけではなく、民主党の閣僚などにも良くあてはまることです。典型的なのは、かれらの主張する「政治主導」でした。政治を企業の経営にたとえてみると、いわゆる政治家は表舞台に出て勝負する人たちであり、会社でいえば、営業部隊のようなものです。そうして、官僚は裏方であり、会社でいえば、総務・財務・経理・人事・労務・庶務のようなものです。裏方の官僚が、表舞台の政治家を支配するなどということはとんでもないことで、まさに本末転倒といわざるを得ません。

伊調馨選手

しかし、営業部隊が、裏方の人たちを無視するようなことがあれば、本当に小さな数人の営業会社であれば別として、まともな会社であれば機能しません。このようなことを民主党は、政治主導として実行しようとしてものの見事に失敗しています。やはり、会社でも、表舞台の人が、裏方を軽視したり、無視したりした成り立たないのは、政治の世界でも同じことです。表舞台の人々は、裏方の人々が、快く協力できるように気を配るのが当然のことです。

このこと一点をとってみても、民主党の閣僚は、「身の丈」を知らなかったのだと思います。さて、先日は、天皇陛下、皇太子殿下も参加された、午餐会に民主党の閣僚が招待され、そうして、本日は、 天皇誕生日の「宴会の儀」にも招待されました。

落選をした閣僚も含めてということは、異例中の異例です。彼ら、民主党の閣僚は、これをどうとらえているのでしょうか?もし、単に、たまたま総選挙の日付が予期せぬときになったため、偶然にこのようなことが実現した程度に捉えているとすれば、それは、本当に「身の丈知らず」ということだと思います。

陛下とすれば、このような事態になっても、予定は中止せず、閣僚であった人々を分け隔てなく、招待されたということです。これは、日本の伝統文化を思い起こせば容易に理解できることです。

たとえば、神道では八百万の神を分け隔てなく、同化して争いごとをなくしてしまいます。世界では、当たり前である、苛烈な宗教戦争や、宗教宗派による、差別や区別など歴史は日本にはありません。それに、死者に鞭を打つような行為は、日本では昔から禁忌とされています。亡くなってしまえば、その方たちは、どんな悪人でも、神様になるとされています。これに比較すると、西欧でも、中国や韓国などでも、死者に鞭打つことは当たり前のことです。

あのガリレオ・ガリレイがカトリック教会から赦免されたのは、つい最近のことです。これは、このブログでも、取り上げたことがあります。

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詳細は上の記事をご覧いただくものとして、以下にガリレイのことを含む部分だけ、コピペさせていただきます。 

かのガリレオ・ガリレイは、望遠鏡で、天体を観測し、地動説を唱えたケプラーを支持したため、バチカンにより宗教裁判にかけられ。有罪となりました。晩年は軟禁生活を送りました。死後も名誉は回復されず、カトリック教徒として葬られることも許されませんでした。

その、ガリレオ・ガリレイの名誉が回復され、正式に無罪とされたのは、なんと死後367年を経た今年の2月15日でした。いいですか、100年前ということてはなく、今年になってからです。人類が月に到達したは、40年前です。地動説は、おそらく、少なくとも100年前には人類の常識になっています。それでも、300年以上たってからです。権威を守るということは、こういうことです。
他国で、権威を守るということはこのような凄まじいところがあります。しかし、日本で権威を守るとは、このようなことではありません。異質な宗教や考え方も、全部包括して、自分たちに取り込んでしまうのです。この精神が多くの人々に宿り、継承されてきました。それが日本の伝統文化でもあります。だから、日本では、他国の文化でも良いものはどんどん取り入れ、外国人でも日本に帰化すれば、受け入れ、自分たちの中に取り込んでしまいます。日本は、このような、世界に類を見ない独特の伝統文化、国柄を継承してきました。


今生(こんじょう)天皇は、このような大和の精神と、文化を継承し続け、それだけではなく、将来にも連綿として続くけていく、私たちの日本伝統文化の象徴であり、最高権威でもあらせられるのです。

そうした、天皇陛下であれば、たとえ、政治生命のなくなった、政治家であっても、たとえ、間違った方向に走った政治家であっても、大きな心で受け入れ、その労をねぎらうのは当たり前のことなのです。

そのことを民主党の閣僚らにも、本当に心の底から理解していただきたいものです。また、そのようなことができなければ、彼らは、二度と日本の政治家として返り咲くこともできず、日本の心を知ることもできないことになるでしょう。

このような閣僚達は、外国などにいけば、レイムダックと称されほとんど相手にされません。他国ならば、すでに、政権座から降りることが確実になっている政党の閣僚など、国家元首の午餐や、自分の誕生日の「宴会の儀」などには、呼ばれないかもしれません。しかし、日本は、そのような国ではないのです。今でも、万葉の人々の心がいきずく、気高い国柄なのです。

このような気高い国を、政治家は治めなければならないということです。多くの政治家がこのようなことを認識して、 このようなあな麗しき陛下の御心推し量りたてまつり「身の丈」を知り新たな日本を目指していただきたいものです


民主党政権など、歴史の悠久の流れの中に咲いた一時の徒花に過ぎないことがはっきりとしました。1,000年に一度の震災や津波、原発事故でさえ、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。そうして、こうした勤勉と実直さを強く継承してきた東日本の人々も近いうちに、復興をなしとげ、悠久の歴史の中で共に燦然と輝くことになることでしょう。


天皇陛下 万歳!!  万歳!!  万歳!!



 

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