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2013年2月4日月曜日

尖閣侵犯、野田内閣“弱腰”で中国エスカレート 曳光弾封印…―【私の論評】知れば知るほど、納得する安倍総理の凄さ!!安全保障のダイヤモンドを知れ!!

尖閣侵犯、野田内閣“弱腰”で中国エスカレート 曳光弾封印…:

曳光弾について伝える中国レコード・チャイナの画像

 沖縄県・尖閣諸島周辺での中国機による領空侵犯を受けた航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)時の手続きに関する議論で、野田内閣が、当時副総理の岡田克也氏の主導により曳(えい)光(こう)弾による警告を意図的に封印していたことが3日、明らかになった。日本側の慎重姿勢を見透かした中国側はその後、海洋監視船搭載のヘリコプターを飛び立たせる動きを見せるなど、挑発のエスカレートを招いた。


 政府関係者によると、問題の発端となったのは昨年12月13日に発生した中国国家海洋局所属の多用途小型プロペラ機Y12による領空侵犯。空自はF15戦闘機などをスクランブルさせたが、空自機が現場に到着した時点で中国機は領空外に去っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・

 第2次安倍内閣発足後は安倍晋三首相が今年1月5日、領域警備に関する対抗措置の強化を指示。領空侵犯機が無線警告に従わない場合、曳光弾を使った警告射撃を行うことなどが承認された。その後、10日に中国軍機が防空識別圏に進入したが、領空侵犯は行われていない。

この記事の詳細はこちらから!!
 
【私の論評】知れば知るほど、納得する安倍総理の凄さ!!安全保障のダイヤモンドを知れ!!

曳光弾

曳光弾というと、何やら花火のようなものを連想する人もいるようですが、銃弾であることに変わりはないです。発射すると、光を発する普通の銃弾です。日本の自衛隊の戦闘機にも、何発に一発というような具合に装着されています。曳光弾も、被弾すれば、通常の銃弾と同じように打撃を与えることができます。普通の弾だと、弾道が見づらいですが、曳光弾だと光を発しながら飛ぶので見やすいです。これだと、銃撃されたほうも、はっきり視認することができます。

私自身、このブログでも掲載したように、中国軍機であろうが、他の国籍の戦闘機であろうが、領空侵犯した戦闘機などに対しては、国際的に定められた手続きに従い、 最終的には撃墜すべきと思います。その記事のURLを以下に掲載します。

危険度高い中国の領空侵犯 空自の対応が中国空軍出動の口実に―【私の論評】自衛隊機への命令はネガティブ・リストとして、明らかな領空侵犯については粛々と手続きに従い撃墜するのか世界の常識!!

 詳細は、上記の記事をご覧いただくものとして、この記事には、領空侵犯の国際ルールを掲載しました。その部分だけ、以下に掲載します。
中国の領空侵に対する我が方の対応は、自衛隊法84条に基づく空自の任務となっており、これは国際的な通例でもある。一般的な手順は、不明な接近機に対し ては無線で警告が出され、無視される場合は、航空機を発進させて侵入機に接近して羽を振るなどの警告を出し、退避させるか、誘導着陸を迫る。それでも領侵 事態になれば信号弾(曳光(えいこう)弾射撃)で警告し、最後の手段は撃墜という段取りとなる。
これは、日本の自衛隊のものですが、ごく一般的な手続きです。この手続きを踏んでいれば、たとえ撃墜されたとしても、どこの国でもそれに対して意義を唱えることはできないし、ましてやこれで、戦争行為などしたとすれば、非難されるのは、当然領空侵犯したほうの国です。このことを理由にしては、戦争などできません。したとすれば、ただの常識なしです。

それに、別の記事にも書きましたか、中国の軍事力からすれば、とても、とても、今の段階で、日本と航空戦などできない理由があります。その理由とは、中国の軍事力が劣っているため、まだまだ、日本の自衛隊と真正面から事を構えることなどできないということです。これに関しては、本日は、本題ではないので、詳細は、以下のURLをご覧になって下さい。

中国戦闘機、尖閣に異常接近 自衛隊はF15でスクランブル対応―【私の論評】きちんと手順と段階を踏んで最終的には撃墜せよ!!それでも、中国は日本と戦争できないわけがある!!

上の記事では、安倍総裁の安全保障策に関して「第2次安倍内閣発足後は安倍晋三首相が今年1月5日、領域警備に関する対抗措置の強化を指示。領空侵犯機が無線警告に従わない場合、曳光弾を使った警告射撃を行うことなどが承認された」程度のことしか書かれていません。

これなど、全く当たり前です。当たり前すぎです。こんな程度のこともできなかった民主党が、あまりにも情けありません。こんな連中が、安全保障とか軍事のことを考えていたかと思うと、本当に末恐ろしいことです。まさに、売国政党と言っても過言ではありません。

これと対比すると、安倍総理は、安全保証についても、民主党などとは雲泥の差です。それは、日本では、なぜかほとんど報道されない「安全保障のダイヤモンド」という安倍総裁の構想をみても明らかです。

以下にこの構想がどのようなものであるかを以下に簡単に掲載します。

この構想のもとは、昨年12月27日付で、プラハに本拠を置く国際NPO団体「プロジェクトシンジケート」に英語で安倍総理が寄せた、「Asia’s Democratic Security Diamond(=アジアの民主主義 セキュリティー・ダイヤモンド)」という論文です。ちなみに、この構想については、安倍総理は、先日のインドネシア訪問の際に、演説する予定でしたが、ご存知の通りアルジェリアでの人質事件が発生したため、日本に戻ったため、演説はできませんでしたが、その内容は、インドネシアに文書で伝えています。


これによりますと、安倍首相は、中国が尖閣周辺の日本領海に公船を進入させて、東シナ海の領有権を既成事実化しようとしていると指摘し、自由航行が保障されるべき海上交通路(シーレーン)の一部である南シナ海についても、「北京の湖」とするために要塞化を進めていると警告。


領土的野心が明白な中国では、このような絵画まで作成されている

「南シナ海には核弾頭搭載ミサイルを発射可能な中国海軍の原子力潜水艦の基地とするのに十分な深さがある」「間もなく中国海軍の新型空母が頻繁に見かけられるようになる」「中国の周辺諸国を恐れさせる事態」などと記したうえで、中国の海洋覇権を防ぐために、日本とオーストラリア、インド、米国ハワイが、インド洋から西太平洋に広がる海洋権益を保護するダイヤモンドを形成すべきだ、と主張しています。

この構想を進めるためか、岸田文雄外相は13日にオーストラリアに飛び、同国のカー外相と会談。米国を含めた安全保障分野の協力を加速させる方針で合意しました。

さらに、安倍首相は東南アジア歴訪の最後に訪れたインドネシアで18日、法の支配と自由で開かれた海洋の重視などを掲げた「日本外交の新たな5原則」を発表し、中国を強く牽制しました。




南太平洋タヒチに配備されているフランス海軍フロレアル級フリゲート「プレリアル」

注目の論文では、セキュリティー・ダイヤモンドを強化するため、英国やマレーシア、シンガポール、ニュージーランド、タヒチのフランス太平洋海軍との連携についても触れています。英国は、もともと、マレーシア、シンガポール、ニュージランドのなどの宗主国でした。フランスも、この地域にかつて、植民地があり、タヒチの宗主国でもありました。

この構想には、周辺諸国は諸手をあげて賛成しています。もう時代は変わりました。このような構想を発表しても、周辺諸国は、日本の軍事力に脅威をいだくどころか、中国の脅威をかわす、希望の星です。

それから、中国との関係において民主党なども、「前略的互恵関係」という言葉を使っていましたが、この意味するところは、「日中両国がアジア及び世界に対して厳粛な責任を負うとの認識の下、アジア及び世界に共に貢献する中で、お互い利益を得て共通利益を拡大し、日中関係を発展させること」というものです。これは、平たくいえば、中国とは、日本が利益になることがあれば、付き合いますよ。そうでなければ、付き合いませんという意図の表明です。

そうして、この言葉は、2006年10月の安倍晋三首相・胡錦濤主席の首脳会談で打ち出された概念です。

鳩山民主党が理想とする「東アジア共同体」=「大中華帝国」の悪夢

着々と、中国包囲網ができあがっています。これはあの鳩山氏の「東アジア共同体」などとは随分違います。 やはり、民主党は、中国様に日本を売るつもりであったということです。だからこそ、その後の民主党政権も、フランケン岡田克也主導による曳光弾発射を取りやめるなど、通常ではあり得ないようなバカ真似をしたということです。もう当時から、中国の傍若無人な態度に国民意識も相当変わっていたはずです。時流の変化、世相の変化、潮目の変化を読み取れない馬鹿者どもです。

これから、こうしたチンピラどもが、捻れ参議院で、ごねたり、悪態をついて、まともな論議もできないことも予想されます。こうした馬鹿者、売国者どもを国政に参加させるべきでありません。参議院議員選挙でも、屑民主党を徹底的に叩きなきものして安倍総裁の、「ダイヤモンド構想」をより確かなものにしましょう!!

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2012年12月23日日曜日

野田内閣の閣僚、陛下との昼食会に出席―【私の論評】あな麗しき陛下の御心!! 政治家は、すべからくこの御心を推し量りたてまつり「身の丈」を知れ!!天皇陛下「万歳 万歳 万歳!!」

野田内閣の閣僚、陛下との昼食会に出席



公開日: 2012/12/21

自民党への政権交代を前に野田内閣の閣僚らが皇居に勢揃いし、天皇陛下との午餐会に出席しました。

天皇陛下と皇太子殿下は21日、皇居・宮殿で、野田佳彦首相をはじめとする閣僚らとの午餐(昼食会)に臨まれた。各大臣と副大臣、宮内庁幹部ら約50人が出席した。

招かれた大臣は19人で、全員が出席した。午餐はこの時期恒例のものだが、今回は民主党が直前の衆院選で惨敗したため、城島光力財務相、田中真紀子文科相ら、バッジを失うことになった議員が多数出席するという異例の開催となった。

午餐に先立ち、陛下は今年の活動をねぎらった後、「どうか健康を大切にされ、来年がよい年であることを願っております」と述べられた。

続いて飲み物を持ちながらの懇談となり、陛下は野田首相と数分間話された後、落選した藤村修官房長官のもとへ。「官房長官は忙しかったでしょうね」「健康を大事にしてください」などとねぎらわれた。

平野達男復興相とは、被災地のがれきに含まれる石綿(アスベスト)を話題に。陛下は、石綿は放射能のように機械で測定できないことを挙げ、「(処理は)なかなか難しいんじゃないですか」と話された。さらに、「年をとってから携わった人が後悔しないよう、気をつけないといけませんね」と述べられた。

落選した閣僚らは、本日23日の天皇誕生日の「宴会の儀」にも招待された。


【私の論評】あな麗しき陛下の御心!! 政治家は、すべからくこの御心を推し量りたてまつり「身の丈」を知れ!!天皇陛下「万歳 万歳 万歳!!」

今日は天皇誕生日ですが、「天皇陛下万歳!!」と三唱された方はいらっしゃいますか。最近は、そのような機会も滅多にありませんが、本日は例年どおり、自宅では、家族全員で「万歳」を三唱させていただきました。


万歳三唱というと、最近ではあの衆議院解散の万歳三唱が記憶に残っています。最近では、万歳三唱の仕方も良く分からない人が政治家の中にもでてきています。解散の際に行われる万歳はもとより、すべからく万歳とは手のひらを内側にして行われるものです。これが正しい万歳の作法です。掌を前にむけるのは、「お手上げ」として忌み嫌われます。それに、これは戦争などで、投降の意思を相手側に伝える所作で万国共通のものでもあります。手に武器など一切持っていないことを、相手に指し示すものです。

これを前提に衆議院解散の万歳三唱を見てみると、本当に万歳の作法を知らない人が増えてきていることが良く分かります。

下は、民主党の万歳三唱です。大きな写真がなかったので、大きく引き伸ばしているので、若干ぼやけていますが、藤村さんや、前原さん完璧に掌を前にみせるようにして、万歳を三唱しています。


これに比較すると、自民党のほうは、万歳の作法を知っている人が多いようなので、作法に従った万歳三唱が多かったと思います。いろいろ探してみたのですが、はっきりとわかりやすいものがなかったので、麻生内閣解散のときの麻生総理の写真を以下に掲載しておきます。


しっかり、掌を内側にして、万歳をしています。万歳とはこうありたいものです。というより、これが定例です。万歳の所作もそうですが、自民党の場合は、国旗が掲揚されているような演壇に登壇するときには、必ず国旗に一礼して、国旗に敬意を評してから登壇します。しかし、民主党は、政権交代のときの組閣後の定例記者会見において、国旗が掲揚された演壇に登壇するときに、国旗に一礼して敬意を表する閣僚はほとんどいませんでした。

このことは、このブログで以前掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載しておきます。

鳩山首相、米へ出発…オバマ大統領と会談へ-初の訪米は国旗に会釈できる鳩山さんが適任だった!?

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、国旗に対する敬意に対する部分のみ以下に掲載させていただきます。
それと、今回初訪米が鳩山さんで本当に良かったと思います。16日の首相官邸で行われた、閣僚全員の記者会見の模様がテレビで報道されていました。ご覧になった方も多いと思います。会場には、演壇の斜め後ろあたりに、国旗が掲揚されていました。鳩山さん自身は、登壇、退出の両方とも国旗に対し会釈して、敬意を評していました。その他閣僚で両方ともしていたのは、前原国交相、平野内閣官房長官、中井国家公安委員会委員長だけでした。国旗に対して会釈するなど、主義、主張を超えて、まともな家に育った人なら当たり前のことだと思います。
しかし、他の閣僚はしていませんでした。岡田さんは、無論していませんでしたし、文部大臣もしていませんでした。しかし、そうしたことにたとえ疎い人であったとても、あるいは、国旗に対して日教組の馬鹿教師と同じような感覚を持っている人であっても、鳩山さんがきちんと、会釈しているのですから、その様子を見て右に倣えで礼をすべきだったと思います。
まあ、この有様ですから、あの日の丸裁断による民主党旗問題も起こってしまうような土壌が最初からあったのだと思います。それにしても、あのような問題があったのなら、党内で国旗に対する取り扱いなど徹底しておくべきだったと思います。
私は、自民党の閣僚クラスの人が、国旗に会釈をしなかったというのを見たことがなかったので、驚きました。民主党ではまるで、しないのが当たり前のようでした。しかし、こうした躾のない人達が海外などに行ったとすれば、外国の国旗に対して無礼を働いたり、社会常識を欠いた珍奇な振る舞いをするのではないかと心配です。やはり、要人としての最初の訪米は鳩山さんが適任だったと思います。岡田さんは、外務大臣としても問題ですが、それよりもなりにりも、まずは躾をきちんとしなければ、人前、特に外国には出せませんね。でも、岡田さんもアメリカに行っているんですよね。観光旅行ならいいでしょうが、無礼なことをしなければよ良いですが・・・・・・・・。
それにしても、情けない~。今回の閣僚の平均年齢は、麻生内閣より年齢が上だったはずですね。いい年をしてとは、まさにこのこと? もう、これくらいの年齢になったら、人にいわれなくても、自分で気をつけてもらいたいものです。
鳩山さんは、国旗に敬意を表したり、これは確認はしていませんが、万歳の作法なども知っていると思います。しかし、このようなことはできても、どうやら中身が伴っていなかったようです。だからこそ、最初は、普天間基地問題でつまづき、その後も様々な奇行、愚行を繰り返し、とうとう今回の総選挙には、登板できなくなってしまいました。おそらく、これは子どもの頃の躾がしっかりしていたのだと思います。それも、特に父親によるものが大きいのだと思います。しかし、その躾を土台として、本人が年を重ねる毎に、自分の「身の丈」というものを高める努力を怠ったのだと思います。

日の丸を背負って戦った澤穂希
この「身の丈」についても、このブログで加工に掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。

【きょうの名言】スポーツのいいところ−【私の論評】日本人は、自分の国の「身の丈」を知らなすぎる!!韓国も、中国も!!
このブログで「身の丈」について掲載したのは、あの秋葉原通りの犯人について書いたのがはじめだったと思います。

秋葉原通り魔殺人事件の犯人から学べること-その時々で自分の身の丈を知る努力をせよ!
詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、以下に「身の丈」に関する記述のみを掲載しておきます。
人間の身の丈は、その時々できちんと把握しておく必要があると思います。勿論、身の丈が一生そのままというわけではありません。努力すれば、伸びることもあります。人間の身長と違って、ここでいうところの「人の身の丈」は年をとってからでも本人の努力によりかなり伸びる余地があります。特に得意分野に関してはそうだと思います。しかし、自分の得意な分野であろうとなんであろうと、その時々で自分の身の丈を把握しておくことは重要なことだと思います。これは、簡単なようでいて難しいことです。不当に高く評価してもいけませんし、不当に低く評価してもいけません。それに、身の丈を図る評価軸はなるべくたくさん持っておいたほうが良いと思います。いくつたくさんある評価軸で評価した、多くのものを総合したものが「身の丈」というものだと思います。そのためには、ある程度世間を知らなくてはなりません。自分ひとりだけで考えていたとしても、評価はできません。いろいろな人とコミュニケーションを図ったり、情報を集めることも必要になると思います。
このように「身の丈」というものは、誰にとっても重要なことだと思います。特に最近、個人での「身の丈」については、考えるところがあります。特に最近目立つのは、若い世代で、仕事関係でも、何でも、とにかく時間をかけて頑張れば一人で何でもできると思い込んでいるようなところが見受けられます。とにかく、誰にも相談せず、コミュニケーションもとらず、自己完結的に自分のだけでものを考え、他の人を巻き込むこともせずに、大事をなせると勘違いしている人を良くみかけるようになりました。
上では、最近の若い人の事例をあげましたが、これは、若い人だけではなく、民主党の閣僚などにも良くあてはまることです。典型的なのは、かれらの主張する「政治主導」でした。政治を企業の経営にたとえてみると、いわゆる政治家は表舞台に出て勝負する人たちであり、会社でいえば、営業部隊のようなものです。そうして、官僚は裏方であり、会社でいえば、総務・財務・経理・人事・労務・庶務のようなものです。裏方の官僚が、表舞台の政治家を支配するなどということはとんでもないことで、まさに本末転倒といわざるを得ません。

伊調馨選手

しかし、営業部隊が、裏方の人たちを無視するようなことがあれば、本当に小さな数人の営業会社であれば別として、まともな会社であれば機能しません。このようなことを民主党は、政治主導として実行しようとしてものの見事に失敗しています。やはり、会社でも、表舞台の人が、裏方を軽視したり、無視したりした成り立たないのは、政治の世界でも同じことです。表舞台の人々は、裏方の人々が、快く協力できるように気を配るのが当然のことです。

このこと一点をとってみても、民主党の閣僚は、「身の丈」を知らなかったのだと思います。さて、先日は、天皇陛下、皇太子殿下も参加された、午餐会に民主党の閣僚が招待され、そうして、本日は、 天皇誕生日の「宴会の儀」にも招待されました。

落選をした閣僚も含めてということは、異例中の異例です。彼ら、民主党の閣僚は、これをどうとらえているのでしょうか?もし、単に、たまたま総選挙の日付が予期せぬときになったため、偶然にこのようなことが実現した程度に捉えているとすれば、それは、本当に「身の丈知らず」ということだと思います。

陛下とすれば、このような事態になっても、予定は中止せず、閣僚であった人々を分け隔てなく、招待されたということです。これは、日本の伝統文化を思い起こせば容易に理解できることです。

たとえば、神道では八百万の神を分け隔てなく、同化して争いごとをなくしてしまいます。世界では、当たり前である、苛烈な宗教戦争や、宗教宗派による、差別や区別など歴史は日本にはありません。それに、死者に鞭を打つような行為は、日本では昔から禁忌とされています。亡くなってしまえば、その方たちは、どんな悪人でも、神様になるとされています。これに比較すると、西欧でも、中国や韓国などでも、死者に鞭打つことは当たり前のことです。

あのガリレオ・ガリレイがカトリック教会から赦免されたのは、つい最近のことです。これは、このブログでも、取り上げたことがあります。

ローマ法王イブ礼拝で受難、女性に突き倒される―バチカンの権威のすさまじさ

詳細は上の記事をご覧いただくものとして、以下にガリレイのことを含む部分だけ、コピペさせていただきます。 

かのガリレオ・ガリレイは、望遠鏡で、天体を観測し、地動説を唱えたケプラーを支持したため、バチカンにより宗教裁判にかけられ。有罪となりました。晩年は軟禁生活を送りました。死後も名誉は回復されず、カトリック教徒として葬られることも許されませんでした。

その、ガリレオ・ガリレイの名誉が回復され、正式に無罪とされたのは、なんと死後367年を経た今年の2月15日でした。いいですか、100年前ということてはなく、今年になってからです。人類が月に到達したは、40年前です。地動説は、おそらく、少なくとも100年前には人類の常識になっています。それでも、300年以上たってからです。権威を守るということは、こういうことです。
他国で、権威を守るということはこのような凄まじいところがあります。しかし、日本で権威を守るとは、このようなことではありません。異質な宗教や考え方も、全部包括して、自分たちに取り込んでしまうのです。この精神が多くの人々に宿り、継承されてきました。それが日本の伝統文化でもあります。だから、日本では、他国の文化でも良いものはどんどん取り入れ、外国人でも日本に帰化すれば、受け入れ、自分たちの中に取り込んでしまいます。日本は、このような、世界に類を見ない独特の伝統文化、国柄を継承してきました。


今生(こんじょう)天皇は、このような大和の精神と、文化を継承し続け、それだけではなく、将来にも連綿として続くけていく、私たちの日本伝統文化の象徴であり、最高権威でもあらせられるのです。

そうした、天皇陛下であれば、たとえ、政治生命のなくなった、政治家であっても、たとえ、間違った方向に走った政治家であっても、大きな心で受け入れ、その労をねぎらうのは当たり前のことなのです。

そのことを民主党の閣僚らにも、本当に心の底から理解していただきたいものです。また、そのようなことができなければ、彼らは、二度と日本の政治家として返り咲くこともできず、日本の心を知ることもできないことになるでしょう。

このような閣僚達は、外国などにいけば、レイムダックと称されほとんど相手にされません。他国ならば、すでに、政権座から降りることが確実になっている政党の閣僚など、国家元首の午餐や、自分の誕生日の「宴会の儀」などには、呼ばれないかもしれません。しかし、日本は、そのような国ではないのです。今でも、万葉の人々の心がいきずく、気高い国柄なのです。

このような気高い国を、政治家は治めなければならないということです。多くの政治家がこのようなことを認識して、 このようなあな麗しき陛下の御心推し量りたてまつり「身の丈」を知り新たな日本を目指していただきたいものです


民主党政権など、歴史の悠久の流れの中に咲いた一時の徒花に過ぎないことがはっきりとしました。1,000年に一度の震災や津波、原発事故でさえ、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。そうして、こうした勤勉と実直さを強く継承してきた東日本の人々も近いうちに、復興をなしとげ、悠久の歴史の中で共に燦然と輝くことになることでしょう。


天皇陛下 万歳!!  万歳!!  万歳!!



 

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2012年5月2日水曜日

野田内閣“なし崩し9連休”の危機感欠如。閣僚こぞって外遊で、閣議もできず国会も休会状態―【私の論評】そんなに外遊が好きなら、自費で出かけて戻ってくるな!!

野田内閣“なし崩し9連休”の危機感欠如。閣僚こぞって外遊で、閣議もできず国会も休会状態:

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[ 磯山友幸「経済ニュースの裏側」 ]


野田内閣

野田内閣“なし崩し9連休”の危機感欠如。閣僚こぞって外遊で、閣議もできず国会も休会状態 

[磯山 友幸]

5月1日、2日の連休の谷間はサラリーマンや公務員は出勤日。この2日間さえ休めれば9連休だが、それを実現するには、相当前から仕事を片付け、有給休暇の取得願いなどを出すのが世の常識だ。ところが民主党政権はそんな常識には囚われない、という事なのだろう。野田佳彦内閣の閣僚はこぞって外遊に出かけ、その日程を野党に知らせたのも連休入り直前だった。
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【私の論評】そんなに外遊が好きなら、自費で出かけて戻ってくるな!!

上の記事には、以下のような後日談があります。動画も含めて掲載します。


政府は、北朝鮮が近く核実験に踏み切るとの見方が出ているため、ゴールデンウイーク中に予定していた前田国土交通大臣と松原拉致担当大臣の外国訪問を取りやめました。

藤村官房長官:「連休中においても不測の事態に備えた体制ということが必要なので、必要な体制をきちんと確保したい」

28日から始まるゴールデンウイークで、野田内閣の閣僚17人のうち、野田総理大臣の訪米など11人の閣僚が外国訪問を予定していました。しかし、北朝鮮が近く3回目の核実験に踏み切るとの見方が出ていることを受け、前田大臣のドイツ出張と松原大臣のベトナム出張の取りやめを決定しました。連休の直前になって不測の事態に備えることを理由に、閣僚の外遊が取りやめとなるのは異例のことです。外遊で大臣が不在となる省庁については、政務3役が対応することにしています。

松原仁拉致担当大臣
さてこれら、外遊を取りやめた二人の大臣には、共通点があります。そうです。二人とも小沢派ということです。この二人は、もしものことがあったらということで、小沢さんから苦言が呈せられたのでしょうか?それとも、自己判断なのでしょうか?

前田武志国土交通大臣

ちみなに、前田国土交通大臣は、田中防衛大臣とともに、問責決議案が可決された人物です。やっぱりもしものことがおこればまずいですね。それに、二人とも安全保障会議のメンバーです。

上の記事に、外遊に出かける大臣のリストがありましたので、以下に掲載しておきます。



上の記事から、呆れた民主党閣僚のたるみぶりの部分だけ、コピペしておきます。
外遊の目的にも野党は首をかしげる。ワシントンを訪問した野田首相の日米首脳会談や、インドを訪れた玄葉光一郎外相の日印外相会談は必要な公務としても、その他の閣僚の出張は大いに疑問符が付く。 
連休明けまで米国出張の予定が入っていたのを野党に批判されると、いきなり訪問地をベトナムに変更した例もあり、「単なる物見遊山ではないか」という声が上がった。「自民党時代よりもさらに酷い。公費を使った遊びと批判されても不思議ではない」と自民党のベテラン衆議院議員も呆れる。

先日、北朝鮮のミサイル発射があったり、さらには、北朝鮮が核実験をする準備が整ったことなど、このブログにも掲載しました。確かにこの時期にこれだけの外遊は首をかしげてしまいます。

これに関することは、前にも似たようなことが再三ありました。民主党って、不祥事が再三あるので、忘れてしまいがちですが、たとえば、宮崎での口蹄疫のときに、あの当時の元赤松農林水産大臣が、なぜが、前から予定が決まっていたということで、中南米に外遊なんていうのもありました。



もう、民主党には、次の選挙では、敗北することが決まっていますから、危機感も薄く。政権末期の思い出づくりというところでしょうか?本当に困ったものです。

みんなの党の江田さんがいうように、財務省に一方的にマインドコントロールされて、デフレだというのに、その対策は、何一つ行っていません。最近、多少景気が上向いて雇用も多少上向いているのは、昨年から復興のため、いつもよりは、お金が市場に出回った影響です。それ以外の何ものでもありません。しかし、良く考えてみてください、復興などほとんど手付かずだというのに、復興のため緊急でいつもより、お金を使ったら、多少でも景気が上向き加減ではありませんか。これで、復興をかなり実施すれば、かなり景気も回復するはずです。当たり前の真ん中をやっていれば、今頃かなり景気がよくなっていて、今年あたりはだまっていても、税収が増えたに違いありません。

震災の復興は、大きなチャンスであったにもかかわらず、ぐずぐずして、まともな復興対策などせず、国民の嫌がる増税まっしぐらの政策をとって、税収を減らし、さらに緊縮財政と金融引き締めでデフレの日本をさらに、失われた10年から、失われた20年どころか、30年を目指す愚かで馬鹿な政府と日銀は、もういりません。


民主党の閣僚もどってこなくても良いです。そんなに外遊が好きなら、ずっと外遊で北朝鮮にでも出かけて永遠に戻ってくるな!!ただし、国費でなく、自費ででかけてください!!




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