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2010年4月8日木曜日

鳩山首相、国家公務員研修で訓示―民主党の大ブーメラン炸裂!!

鳩山首相、国家公務員研修で訓示(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


「総理が大ばか者の国が世界的に認められるはずはない」

普天間問題は、7日も閣僚が社民党を名指しで批判するなど、大荒れとなっている。一向にまとまらないこの状況に、アメリカとの関係にも影響が出始めている。

鳩山首相は7日午前、国家公務員合同初任研修開講式に出席した。

鳩山首相は「国家公務員になられた皆さん、おはようございます。(おはようございます!)すごいな...」とあいさつ、新人官僚のパワーに押され気味だった。

また鳩山首相は、訓示で「(これまでは)船団がありながら、その指揮者が、指揮官がいなければ、船団が何をしていいかわからない。そんな状態の日本にとどまってしまっていた」と述べ、これまで自公政権を船団に例え、批判した。

さらに、「政治家がばか者であり、そのトップの総理大臣が大ばか者である。そんな国が、世界的にも認められるはずもありません」と述べた。

一方、普天間問題は、鳩山首相自身の発言で迷走を続けている。

来週、ワシントンで開かれる核安全保障サミットを前に、アメリカは新たな核戦略を発表した。
鳩山首相は7日朝、「(アメリカが発表した)核兵器のない、持たない国に対しては、基本的に核攻撃しない。これは大変正しい」と述べた。

日本側は、核安全保障サミットで、オバマ大統領との首脳会談を求めていたが、アメリカが発表した首脳会談を行う国に、日本は含まれなかった。

しかし、日本政府関係者は「話す場は、きちんと取るということで、アメリカ側と合意している」としている。

この関係者が言う「話す場」は、各国が出席する夕食会のことで、オバマ大統領の隣に座るというもの。

この考えに、日米関係筋は「日本側が会談成立だとしているようで、アメリカ側は正直困っている。直接、首脳同士が会って、いきなり『移設問題だが』と切り出されても、困ってしまうだけだ」と話している。

一方、アメリカ側と交渉する岡田外相は、政権内での対応に不快感を見せた。

岡田外相は、衆院外務委で「移転先が決まらなければ、現状が残る。それは与党の責任でもある。連立与党である社民党も、『これはだめ、あれはだめ』ということでなくて」と述べた。

その名指しされた社民党の福島党首は、選挙用ポスターの撮影中にも、「国外、サイコー」と口ずさんでいた。

一方、小池元防衛相が3月28日、鹿児島・徳之島を訪れていた。
小池元防衛相は、徳之島で「子宝の島、徳之島。長寿の島、徳之島。そして、静かな島の徳之島に、米軍の基地はいりません」と訴えた。

そして7日、島内の3町長がそろって、ヘリ部隊の移設を検討している政府への怒りをぶちまけた。
徳之島・天城町の大久町長は「何か、もてあそんでいるような」と述べ、徳之島・伊仙町の大久保町長は「強い怒りと憤りを感じています」と述べた。

この出口の見えないいらだちは、ついに民主党からも噴出した。

民主・渡部前最高顧問は「鳩山君が、まったくこの問題を解決できないといくようなことになれば、その責任は政権交代。(次の首相は)おそらく、菅 直人君がなるでしょう」と述べた。

こうした中、鳩山首相は午後5時すぎ、「(オバマ大統領との首脳会談が見送られる見通しとなったが?)それは、アメリカの判断ですから、私が申し上げることではありません。当然、何らかの形で、今の経緯を申し上げたいと思う」と述べた。

民主党の大ブーメラン炸裂!!
鳩山さん、一体何を考えているのか、理解に苦しみます。「総理が大ばか者の国が世界的に認められるはずはない」とは、自らのことを言っているのではないですか?このブログも民主党のブーメラン的発言や、行動に関しては何回か掲載してきましたが、この発言で完全にその頂点に達したということだと思います。

大体、もう選挙で勝ってしまい、自民党など野党になっているにも関わらずこのような発言をするというのは、全入く野党気分が抜けていないということです。そんな人が総理大臣なと勤まるのでしょぅか?それに完全に社会性がないことを表明したようなものです。民間会社であれば、入社式にも相当するような場で、たとえ経営陣が変わったからといって、前の経営陣の悪口をいうような人いないと思います。

国家公務員研修といえば、大学を卒業したばかりの人が大半で、しかも大抵は有名大学を卒業した人ばかりで、しかも、まだ高級官僚などの手垢がついていない人ばかりです。いわゆる、知的水準も高く、まだ偏見などの少ない人達です。この人達のこの首相の愚かな発言はどう響いたのでしょうか?

私は、これは彼らにとって人生にまたとない貴重な経験になったと思います。ある意味では、歴史上の大転換点を目撃したことになると思います。このブログにも以前書いたように、実は日本では、もう小泉さんが選挙に大勝したときから、大きな政界再編とそれに続く政治改革が始まっていて、これかもしばらく続くと思います。その歴史上の転換期のその現場を実際に見たという歴史の証人になったということだと思います。歴史上にいくつも咲いた、徒花や泡沫の消えいく様をみたということです。

皆さんご存知のように、独楽(コマ)というものは、勢いの良いときは、安定しています。しかし、止まる直前の状態は、動きが激しくなります。今の民主党の動きは、まさにこの状態なのだと思います。

民主党は自民党の焼き直しの政党であり、考え方、仕組みなど結局同じです。ただ、民主党には、どちらかというと、リベラル派が多いとか、いわゆる左派、左翼系が多いというだけの違いです。現在の二大政党は、政党そのものそうですし、そのトップの発言も無責任そのものです。では、一体このような無責任どこからでてくるのでしょうか?

やはり、過去を知らないし、旧きを尊ぶということもしないという事だと思います。日本という国が他の国と比較して何がユニークで際立っているのかを理解しようともしない、場合によっては、改革という名のもとに、その良いところまで捨て去ろうとするからこのような事になるのだと思います。

私たちは、過去を捨て去ることはできません。良いことも、悪いこともあって、今の自分がいるのです。それを知った上で、明日のことを考えていくべきです。それをしない人は、永遠の根なし草となって、その時々で、何が正しい、何か間違い、何が新しくて、何が旧いかも理解できなくなってしまいます。

一番始末にを得ないのは、自分たちは新しいこと、革新、改革を行っていると思いつつ、現実には旧いことしかしていないような人の事だと思います。これについては、少し前に私の母校の大学院の教授が言われていたことを思い出します。「今の若い人たちは、新しいこと、などといって、アメリカなどですでに行われたことの追試のようなことをやる、それは話題になっているというだけで実は新しいことでも何でもない」と嘆かれていました。若い大学院生など、世界の中で話題になっている研究が新しいことと思ってしまうのです。でも、それは決して新しいことではなく、単なる二番煎じなのです。本当に新しいことなど、かえって、日本の伝統的なものから派生してきたりするものです。なぜなら、極めて日本的なものは、世界の中で極めてユニークだからです。

民主党のやっていることをみていると、まさに旧いことを新しいと思い込んでいる大学院生のようです。小沢氏の朝貢外交など、遣隋使、遣唐使などで、何百年も前に行われたことであり、マニフェストにかかれてあることも、きっと、その事例は日本でも、他の国のものも調べてみれば、きっとどこかに先例のあるものばかりだと思います。事業仕分けも、自民党が同じようなことをやろうとしていた形跡があります。政治主導だって、自民党の中にもその動きはありました。故中川氏は、その急先鋒でもありました。民主党は、良くも悪くも長い間政権与党であった、自民党の研究をしていません。だからこそ、次々とおかしなことが起こるのだと思います。

もう、民主党も、そうして、自民党も長いことはありませんね。おそらく、いずれ、旧社会党のようになって、政治的生命を終えることになるのでしょう。いずれにしても、政界、政治の世界とも世代交代をして、旧いものきちんと学んで身につけた人たちによって新しい政治が行われるようにしてもらいたいと思います。

そうして、選挙のときには、そうした志のある人に投票したいものです。

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