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2012年2月11日土曜日

NHKで「初音ミク」緊急番組 オリジナル制作曲がネット好評で異例の編成−【私の論評】テレビ局も対応せざるをえない程声なき人の声は、ますます大きくなった?!!


「週刊 ニュース深読み」では2月4日に初音ミクを紹介、キャスターのコスプレも話題になった 

NHKで「初音ミク」の緊急番組が放送されることが2012年2月10日、わかった。放送日時は初回が2月11日0時45分から同47分の2分間で、合計5回を予定。

NHKでは今月4日、レギュラー番組「週刊 ニュース深読み」(毎週土・8時15分~)でボーカロイド・初音ミクを紹介するコーナーを放送。番組では初音ミクが歌うオリジナル制作楽曲「フカヨミ feat. 初音ミク」が披露され... 続きを読む

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ニコニコニュース

ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/

【私の論評】テレビ局も対応せざるをえない程声なき人の声は、ますます大きくなった?!!

初音ミクをご存知でしょうか? 初音ミクは、キャラクターが結構有名になってしまって、先日も札幌雪まつりで、キャラクターの雪像が崩壊してしまったというニュースにもみられるように、あのキャラクター自体が初音ミクというわけではありません。(下は崩壊前の雪像)


そんなわけで、念のため初音ミクのことを掲載しておきます。

初音 ミク(はつね ミク、HATSUNE MIKU)は、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック(DTM)ソフトウェアの製品名、およびキャラクターとしての名称です。

ヤマハの開発した音声合成システム「VOCALOID2」を採用したボーカル音源の1つで、メロディと歌詞を入力することで合成音声によるボーカルパートやバックコーラスを作成することができます。また、声に身体を与えることでより声にリアリティを増すという観点から女性のバーチャルアイドルのキャラクターが設定されています。



一般に知られていたり、雪像になったりしているのは、この女性のバーチャルアイドルのキャラクターということです。


私は、この初音ミクが、わずかの時間とはいいながら、NHKにも登場することになったということで、時の流れを感じます。この初音ミクの画期的なことが、ようやっと世間にも認められるようになり良かったと思います。それに、少し前の偏見のようなものも、なくなったのだと思います。


というのも、わずか数年前までには、オタクの象徴のような扱いで、ほんど理解されておらず、テレビで揶揄の対象にもなったことがあるからです。実際、初音ミクは、和田アキ子さんの番組「アッコにおまかせ」にも取り上げられた際、「ミクがきちんと紹介されていない」「ソフトとは無関係な、“オタク”を面白おかしく取り上げたテレビの印象操作」などといった苦情や批判が初音ミクファンの間で相次ぎ、開発元のクリプトン・フューチャー・メディアのホームページにあるブログへの書き込みが殺到しました。クリプトン社代表取締役の伊藤博之は、番組制作サイドに問題があったとしつつ、ユーザーを不快にさせたことへの謝罪コメントを発表していました。なお、TBS側はこの件に関して後にCNETの取材に対し「謝罪のコメントを出す予定はない。具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」とコメントしました。これに関しては、このブログにも随分前にとりあげたことがあります。その部分を以下にコピペしておきます。


テレビ局や世間的には「初音ミ ク=オタク」というステレオタイプ式が存在します。ところが初音ミクユーザー側もしくは、DTM(デスクトップミュージック)ユーザーからすると初音ミクは、先進的なDTMであり、先進的なDTMとオタクとの相関関係など問題外であると考えていて、初音ミクとオタクを関連づけて見る見方には納得がいかないのだと思います。実際初音ミクは先進的なDTMであり、革新的であり、今後の音楽の常識を根底から覆すほどの可能性を秘めています。テレビ関係者も、テレビ局が迎合する一般の人もこのことが理解できないのでしょう。

テレビ制作者側や製作者が迎合する一般の人々が問題ないと思っていたとしても、特定の受け手側がそう思わないケースも数多くあります。時にマスコミの暴力と呼 ばれ、その程度の判断能力もないのかとさらに批判にさらされます。それに対して従来は受け手側はたい した武器も持っていませんでした。ところがブログを手にしたことで視聴者側も、発信することが可能となりました。とくに今回批判をしている人たちはITを駆使できる能力を持った人たちです。


いかなる番組を制作して提供したとしても、受け手側にはさまざまな意見や考え方があります。テレビ局が発言の場を用意しなくて も現在ではブログがあり、あちらこちらでこれまで無視してきたような小さな批判が、いつのまにか大きなうねりとなって押し寄せてくるようになっています。「テレビ関係者および、テレビ関係者が迎合する一般人」という、考えはもう成立しなくなってきています。かつての安保闘争の時に当時の岸総理大臣が「声なき人の声」ということを言っていましたが、現代では「声なき人の声」が「大きな声」になる可能性が高まってきているのです。


「アッコにおまかせ」の司会者である和田アキ子さんは「はっきり言わせていただく、分かりません」という言葉でコーナーを締めくくっています。テレビ関係者と和田アキ子さんは本当によく分かっていないのだと思います。



さて、このブログの記事は、2007年のものです。デスクトップミュージックといっても、まだピンとこない方のため、これも念のため以下に、初音ミクのパソコンでの入力画面を掲載しておきます。初音ミクよりも前のDTMは、様々な楽器の音で音楽を作成できましたが、人の声では作成できませんでした。ところが、初音ミクでは、人の声でも作成できるばかりか、コーラスさえできるようになっていて、本当に画期的だったのです。しかも、キャラクターが歌っているのをしミレートできるという、これも画期的なものだったのです。



ところが、当時は、この画期的なものだっのですが、これを理解できない放送局が「アッコにおまかせ」という番組の中で、「初音ミク」のユーザーとおぼしき人物にインタビューし、そのインタビューされた人物がかなりおタクっぽく、あまつさえ、実物の女性よりも、「二次元の女性」のほうが好きということまで語っていました。それが、ネット上で批判を浴びたものです。当時は、SNSはまだまだ、小さな存在だったので、この当時は、2chと、ブログへの書き込みがほとんどだったと思います。


さて、この当時、私が上のコピペの中で、「声なき人の声」当時は、大きくなりつつあったのですが、あれから、数年たって、どうなったのでしょうか。私は、これは、さらに大きくなってきたと思います。たとえば、NHKでは、「平清盛」ですが、当初は、「王家の物語」というサブタイトルを入れて放映するつもりであったものが、結局それは、やめざをえなくなり、「平清盛」というタイトルで流さざるを得なくなってしまいました。


私自身は、「王家の物語」という副題をつけることを知ってから、最初から見る気がしなかったので、副題がつかなくなった後でもみていません。どうせ、歴史を知らない馬鹿が脚本をつくったり、監督をしているのだろうとしか思えません。NHKによれば、どこぞの馬鹿大学教授が時代考証をしているとのことらしいですが、朝廷といわずに王家と、のたまうような、大学教授はきっと、希代の大バカに違いありません。こんな者に教えられる学生が本当にかわいそうだと思います。


これに関しては、ネットでは、反対意見がかなり強烈に各方面で掲載されていたのはいうまでもありません。「アッコにお任せ」の時代と比較すると、現在では、ブログだけではなく、twitter、facebook、Google+もありますから、その威力はかなりのものだったと思います。それに、尖閣問題があってから、いわゆる中道(右翼などという馬鹿もいますが、グローバルスタンダードや世界市民的立場からすれば、ど真ん中かです)の人たちのデモ活動がかなり活発になっています。NHKもさすがに、この圧力には、抗うことは出来なかったのだと思います。



この流れは、他にもあります。たとえば、フジテレビなど、公共の電波を使って放送しているにしているにもかかわらず、あまりに韓流ドラマや、K-popの番組が多すぎということで、ネット上でかなりの批判を浴びました。そうして、これに対する中道派の人たちのデモもかなり頻繁行われるようになりました。これも、効果があったとみえて、フジテレビは、韓流の番組を減らしました。



初音ミクが揶揄された時代は過ぎ去りました。それとともに、世の中は確実に変わりつつあります。そういわれみれば、いわゆる芸人が社会や政治に関するオピニオンリーダー的な発言をするバラエティー番組、あの時代は結構あったのですが、最近では、かなりなくなりましたね。「太田総理大臣」もなくなりました。わけのわからない、タレント、コメンテーターがでてきて、政治や社会に関するオピニオンリーダー的な発言をする番組は、非常に暑苦しくて、見苦しいので、なりを潜めたのだと思います。これも、グローバルスタンダードや世界市民的観点(笑)からいえば、当然のことだと思います。


これから「声なき人の声」は、ますます大きくなっていくと思います。いくら、TV局などが無視しようと思っても、無視できない存在になっていくことは間違いなです。TV局なども、そろそろ、グローバルスタンダードや、世界市民的立場(笑)から外れたような姿勢は崩して、ど真ん中の道を歩んでもらいたいと思います。そうでなければ、ますます、視聴率が低迷していくのは必定です。私たちはも、これからも、ブログやSNSで大きな声をはりあげていきましょう!!

(注)上記のグローバルスタンダードとか、世界市民とは、日本国内でマスコミなどで言われるそれとは違います。無論、世界の当たり前のまんなかのそれです。念のために!日本のマスコミと一部の政治家だけが、世界からずれた国際感覚と市民感覚であることを揶揄したものです。なにせ、コミンテルンだって、自ら属する組織を破壊しようなんて思っていませんから!!。コミンテルンは、コミンテルンのために頑張るんですー。それが世界市民の常識です!!他の組織のために働く世界市民なんぞこの世に存在しません。いや、いたわ、日本の似非世界市民が!!


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