【Yahoo知恵袋】「店員にありがとうと言う人が大嫌い。おかしいのでしょうか」の質問で大炎上
店員に「ありがとう」と言う人が大嫌い。おかしいのでしょうか。。。
さっき別の方が、店員に「ご馳走様」「ありがとう」と言う人を見ると惚れそうになる、と書いていて、あまりにびっくりしたので質問してしまいました。
私の周りにも何人かそういう人がいて、料理が運ばれてくるたびに「ありがとう」と言ったり、買い物してお釣りをもらうときに「ありがとう」と言ったりしてました。
見ててイラッとします。会釈ならいいんです。私もするし、感じいいです。でもなんで声に出す?
知り合いでも何でもないのに、馴れ馴れしくない?と思います。
そういう人に限って、何かあったときにねちねちクレームつけたりする。
私自身、コンビニでバイトしてたときに、「ありがとう」と言われたことあります(関西の発音の人が多かったような。。。)正直、内心で「友達でもないのに何様?」と思ってました。別にお礼言われるようなことしてないし、と。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114818296
以下、2ちゃんねるの反応 ▼
以上、痛いニュースからでした。これと似たようなことは、前にもどこかでみたことがあります。
前に和食・洋食・中華のマナーを掲載したことがあります。レストランでのマナーとしては、接客してくれた、サービスの人に「有難う」などと感謝の気持ちを示すのが正式なマナーです。
この話など読んでいると、アメリカと日本の逆転現象を感じてしまいます。まるで今の日本人は、一昔前の間抜けなアメリカ人のようで、今のアメリカ人はだんだん日本的になってきているということです。決定的な違いはコミュニティーに関する考え方です。コミュニティーという考え方が欠落した社会では、この知恵袋への質問者のような女性も当たり前で、普通なのだと思います。
今から10年以上前のアメリカでは、効率一点張りで、コミュニティーなど省みもせず、個人主義的で自分さえよければそれでいいというような感じでした。Yappyはその典型です。でも、結局それでは全くうまくいかないということに気がついたアメリカの知識層は、コミュニティー、コミュニティーの大儀、西洋型個人主義ではうまくいかないなどと言い出しました。そうして、現在では、この考えをリーダーシップ論とか、マネジメント論にまで適用しています。少し前の経営学では、コミュニケーションが重要視されていましたが、今はコミュニティーです。前にある若年層へのアンケートで象徴的なのを見ました、アメリカでは、「上司が引っ越すときに手伝うか」と問わせてほとんどの人が、手伝うという応えて いたにも関わらず、日本では逆に手伝いに行くという人が少数派でした。いろいろな面で、コミュニティー意識は日本から薄れ、アメリカでは強調されつつあり ます。企業組織≠コミュニティーという考え方は、現代日本の特徴かもしれません。しかし、企業というより、組織図に掲載されている組織と、その中の構成員のよる生身の人間による組織=コミュニティーという側面があります。
コミュニティーで判りやすいのは、病院でいうと「医局」です。「医局」とは、まさにコミュニティーです。事務、外科、内科・・・、などという正式な組織図に掲載されるような組織ではありません。ところが、少し前までは、国立大学の付属病院などには、必ず医局が存在していて絶大な権力を保持していました。医者として、一人前になり、将来を約束されるためには、医局に所属し医局のために努力をしなければならないのが普通でした。医局は、新米の医師を育てたり、医者同士が研鑽したり、地方の病院に医師を派遣したりするという役目を担ってきました。しかし、映画やテレビのように「白い巨頭」のように、悪い側面もあったことは否めません。まあ、ここでは詳しくはに述べませんが、企業の中もいわゆる「派閥」とあうものがあり、悪い側面もあったのですが、良い側面もありました。
しかし、現在この医局の力が衰えています。悪い面ばかり強調された結果でしょうか北海道では、札幌医大においては、完全に医局という組織をなくしてしまいました。そのために何が起こっているかというと、北見をはじめとする、地方の病院に行く医師がいなくなりました。権力絶大な医局があった時代には、若い医師は修行のためなどに、一定期間は医局のためにという趣旨で地方の病院にも行きました。
そうして、医師不足などは何とか解消されていたのですが、現在はそんなことはなくなり、地方では医師不足に悩まされるようになりました。やはり、医局のような非公式な組織は、必要なのかもしれません。ただし、昔の医局のように権力争いなど悪い面が強調されるのではなく、医師としての共通の理念を大儀としたものが必要なのではないでしょうか。
随分話が脱線したのですが、企業であろうと役所であろうと、本来は生身の人間の組織であるコミュニティーは高い理想を追い続けるという大儀を持ち、構成員共通の理念を持つべきだと思います。私たちは、この質問をした女性を責めることは出来ないと思います。しっかりしたコミュニティーがあり、その中で育った人は、おそらく店などに行って「ありがとう」は自然に出てくるし、自然にそうするようになると思います。現在のコミュニティー色が失せた、無味乾燥な企業、学校、役所などをつくりあげてきた側にも責任があると思います。
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