2007年10月17日水曜日

肥満とバイオ燃料が食糧不足に拍車をかけている!!!


上は、アメリカのある肥満患者の動画。肥満で食欲を減らすために、胃の一部切除手術を受ける人も少なくない。

今朝のNHKのニュースを見ていて、イギリスで肥満者が増え続けていて、このままだとアメリカに次ぐ肥満大国になってしまうこと。これを変えるには、個人の努力だけでは無理で、気候変動に対する取組みと同じように意識を変革する必要があると報道されていました。

その直後に、世界ではまだまだ、食糧不足の国があること。食料の生産自体は全世界の人々に行き渡るだけの分が生産されているが、経済発展している国々の食料の輸入や、バイオ燃料などが食料不足に拍車をかけている。特にアフリカのサハラ砂漠以南の国では、三人に一人が食糧不足の状態にあると報道していました。

これらの報道では、先進国の肥満が原因とはされていませんが、常識的に考えて、通常の人の数倍も食事をしていれば、やはり食料不足に拍車をかけているのではないかと思います。過度の肥満は、病気でもあります。

環境問題も重要ですが、その前に食糧不足を解消すべきではないでしょうか。食料も満足に行き渡すことができないようでは、環境問題など解消できるわけがありません。そうして、解決する手段としては、ただ食料を分け与える応急措置てきなものだけでなく、現地の人が自分たちで食料を継続的に調達できる仕組みをキチンと構築するお手伝いをして、自立していただくことが重要だと思います。

2007年10月16日火曜日

JabraのBluetoothヘッドセットを使用する利点



上は、Bluetoothを用いた携帯電話用ヘッドセットを装着した女性の画像。この女性下着か部屋着のままで、通話しているようですが、ヘッドセットを用いれば、どこからでも通話できます。さらに、携帯電話を耳にあてる必要もないので、何をしながらでも通話できます。普通の会話をするように話ができます。

最近、Bluetoothを搭載した、携帯電話やパソコン増えてきています。私の携帯電話と、パソコンも搭載しています。この機能せっかくついているにもかかわらず、意外と利用していない人が多いです。私の場合、まず何もあとから買って付加する必要のなかった、携帯電話とパソコンの間でのやりとりにBluetoothを用いました。私の携帯電話では、i-tunes用のソフトウェアが使えるようになっていて、MP3のファイルで音楽を聴くことができます。このファイルのやりとりのために使い始めました。

音楽ファイルをパソコンから携帯電話のミニSDカードに送るわけですが、わずらわしいコードの接続や、SDカードの差し替えをすることなく、すぐにやりとりできるので便利です。また、携帯電話番号を含む住所録のやりとりもスムーズにできます。

それから、ヘッドセットも購入し携帯電話の通話に使っています。ヘッドセットを使っての通話に関しての通常の便利さについては、どこにでも書かれているのでここでは掲載しません。私が使って一番便利だと思ったのは、Google Appsとの組み合わせです。Google Appsは、小規模ならGoogleのアカウントを取得するだけで、その日から無料で使うことができます。私も活用していますが、その中で、Google Docs & Spread Sheet があります。これは、インターネット上で使える、ワード、エクセルのようなものです。これは、複数の人間で一つの文書や表をを作成することができるので便利です。このほか、インターネット上で共同作業もできるマインドマップ(mindomo)もありますが、これも同じような使い方ができます。これも、ヘッドセットを用いると複数の人と共同作業がしやすいです。

インターネット上で、同じ文書や表を見ながら、互いに意見を交換しながら、リアルタイムで、校正や変更などを行うことができます。Skypeを用いれば、同じようなこともできるのかもしれませんが、Skypeでは、意見交換くらいはしたことがありますが、そこからさらに文書を開いてリアルタイムで校正したりとか、変更などをしたことはありません。やはり、ヘッドセットとの組み合わせの方が便利です。

以前、テレグラスのお話も掲載したことがありますが、将来のヘッドセットはこのように、聴覚だけでなく、視覚も用いることができれば、良いと思います。小さなパソコンや、ipodや携帯電話を用いてると小さくて良いのですが、電話がかかってきて、資料を見たりしていると、画面が小さいので、校正や変更などの作業をするには向いていません。

そんなときにテレグラスであれば、画面を大きくして複数の資料を閲覧できるので非常に便利だと思います。さらに、バーチャルリアリティーなど用いることができたらさらに便利ではないでしょうか?
電話がかかってきて、いろいろな打ち合わせをするとして、バーチャルリアリティーの世界なら、その世界の中で、資料のファイルを開いて、それを見ながら話をして、さらにバーチャルリアリティーの中のワードパッドなどを開いてメモ書きをするなどのことが想定できます。これなら、どんな場所でも一定の環境の中で情報のやりとりができます。こんなことばかりやっていれば、疲れてしまうので、バーチャルリアリティーの中で自然の景色を見たり、小川の音が聞こえてきて癒されるとか? やれやれ、人間の便利さの追求には際限がありませんね。でも、これからの時代間違いなくこの方向に進んでいくと思います。

このアイディア面白いかもしれません。どこかの星に不時着し、ビジュアルも可能なヘッドセットを装着していて電力も十分あるため、情報のやりとりは地球にいるときと同じようにできるが、水も食べ物もないため飢え死にしてしまうとか。SF小説のネタとして使えるかもしれません。

2007年10月15日月曜日

ブロカン設立から1年半をむかえる-ブロカンで口コミするって?!

ブロカンは、ご存知ブロカンから提供される、企業情報などをブロガーが自分のブログに掲載して、その内容をブロカンに報告し、一定の条件を満たした場合、報酬がもらえるというシステムです。ブログが一般化し、定着しはじめた1年半ほど前に創業しています。今年の3月あたりには、WBS(ワールド・ビジネス・サテライにも紹介され、このようなサービスが広く知られるようになってきました。

最近、気になる身近な口コミ情報としてやはり「地球温暖化や環境問題対策」が気になります。最近どの企業がどのような対策をやりはじめて、どのような効果が期待できるかなどの情報が送られてくるといいと思います。企業側でも、非常に興味があるのではないてしょうか。たとえば、セブンイレブンであれば、来月からお弁当類をラップで包むことをやめます。北海道の函館発祥のピザ・テンフォーという宅配ピザチェーンの場合は、紙のピザ・ボックスそのものをなくす活動に取り組んでいます。こうした商製品の情報消費者も欲しがっていると思います。企業側が一方的に流す情報より、口コミ情報が役に立つし、面白いと思います。企業側が一方的に流す情報だと、単に、企業イメージ戦略の一環だったり、はなはだしくは、なんら問題に対する対策になっていない場合もあります。それよりも、ブログで口コミができるのがいいと思います。


ブログ で 口コミ するって?というと、何をするのかと思われるかもしれませんが、たとえば、何かエコ商品が出た場合、ブロカンに企業が情報を流しますが、企業の一方的な情報だけではなく、多くのブロガーが、その情報を見て、自分はどう思うか、あるいは実際使った人の意見が多くのブログでブロガーの意見(口コミ)として、みることができるということに素晴らしい価値があると思います。多くのブロガーが良い評価をすれば、それは良い商品でしょうし、そうでなければ、良いものではなく、企業の一方的な思い入れかもしれません。たとえ、良い評価をうけられなくても、企業にとっては良い判断材料になると思います。企業のマーケティング゜・リサーチとしても、有効かもしれません。ブロカンも、設立から1年半がたったことを期に、このへんに力を入れたらよいかもしれません。


今までのように、個々のブロガーにブログを書かせて、アンケートをとって終わりとするのではなく、より一層集合知を結集させるインフラを整備すると面白いと思います。ユーザーが多数集まる有料サイトには、大規模なアンケートを掲載するとか、ブロカンのサイトをもっと充実させて、複数のブロガーでプロジェクトチームを結成して、商品企画をさせるとか、もっともっと高次元のことができると思います。現状に甘んずることなく、次世代ブロカンのコンセプトを開発してより発展されることを期待します。

2007年10月14日日曜日

テレグラス-普及するか?


【10月14日 AFP】増永眼鏡(Masunaga)とスカラ(Scalar)が共同開発した眼鏡型の映像ディスプレー「テレグラス(Teleglass T4-N)」が大きな反響を呼んでいる。2メートル先の45インチディスプレーに相当する大画面は640×480ドット(約31万画素)の高解像度を実現した。重量はわずか50グラム。小売価格は12万8000円。(c)AFP

もう十数年前くらい前でしたか、ソニーでもこようなもの開発してテレビでコマーシャルをしていました。確か、数メートル先に50インチディスプレーに相当する画面が見えるという触れ込みだったと思います。結局普及しませんでした。

なぜ、普及しなかったかということ、もう一度良く考えてみると、やはり目が塞がれると、それに専念しなければならないこと。戸外で使うとしてら、電車など長時間乗るときくらいに限られることなどが原因だったと思います。家で使うなら、やはり大きなディスプレーで見たほうが良いに決まっています。

ただし、現在は当時とは違い相当環境も変わっています。一番変わったのはAV機器の小型化です。特にi-podのような小型のAV機器が出てきたことなどがあげられます。私自身、小さなパソコンを持っていますが、画面7インチで小さいです。小さくて持ち運びには便利なのですが、画面が小さくて見難いときがあり、そんなときは、大型ディスプレイにつなぎます。それでは、ディスクトップ型と同じことになってしまいます。そんなときに、便利だと思います。ソニーが発売した頃だと、AV機器ある程度の大きさのものしかなかったと思います。これだと折角テレグラスが小さくて軽量だとしても、家の中での使用に限られてしまいます。車に乗せればいいという考えもあるかもしれませんが、テレグラスをつけて車の運転はできず、やはり使う場所が限られてしまいます。

さて、この製品今後どうなるのでしょうか?私としては、今の解像度だとまだ手を出したくありません。最低800×600、できれば、1200×700くらいは欲しいところです。あと、欲張りな機能として、できれば画像が映っていないときは、メガネが素通しになってメガネをはずさなくても周囲が見れるようになっていことと、画像を写していても片方だけ素通しにできるなるようになっていれば、使用する用途が広がると思います。今のままでは、かつてのソニーの商品と同じような運命をたどるような気がします。開発元さん、頑張ってください。こんなこと書いていますが、私は本当はあのソニーの製品、買おうか買うまいか一時非常に迷いました。それだけ魅力はあると思います。

2007年10月13日土曜日

セブン-イレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?!

上は、セブンイレブンで販売した、鰻蒲焼弁当。値段も味もお手ごろなのだが、過剰包装で、ラップをはがすのが大変だった。このラップ、取り扱いも面倒だし、はがすのは一苦労だった。はがしているうちに、お弁当の中身がかたよったりしたこともあった。

セブン-イレブン・ジャパンは10日、弁当の包装を簡易化し、プラスチック原料を年間約570トン削減すると発表した。環境への配慮の一環で、全店で1年間に使用するレジ袋の約5%を削減する効果があるといいます。

現在はラップで弁当を包んでいるが、ふたと受け皿の数カ所をテープで止める方式にするそうです。異物が混入しないよう、容器を変えテープも改善したそうです。11月から実施し、順次、対象店舗を広げ、来年2月までに全1万1837店で導入します。08年3月以降は総菜などにも拡大します。

原油高でプラスチック類が高騰しているため、年間数億円の経費削減も見込まれる。同社は「弁当の中身もより鮮明になり、選びやすくなる」と話しています。

毎日新聞 2007年10月10日 20時29分

なおセブン-イレブンでは、店舗建設時に発生する資材梱包材などのごみを減らすために、2002年11月から断熱パネルの簡易梱包を開始しました。さら に、2003年7月からは内装材についても簡易包装とし、2006年2月28日時点で1,140店舗の建設に適用。644,100m2分の梱包材を削減しました。

一般梱包の断熱パネルと簡易梱包の断熱パネルの比較図  
セブンイレブンのサイトより。

セブンイレブン、着々と環境問題に関して手を打っています。セブンイレブンのやり方をみていると、環境問題に対して、コスト削減という観点から取組んでいることがわかります。確かに上の二つの方法、長い目でみれば、間違いなくコスト削減につながります。

私は、長い目で見て、コスト削減にならないようであれば、本当の意味では環境問題の対策にはならないのではないかと思っています。たとえばある大手宅配ピザチェーンでは、「MOTTAINAI」運動として、北海道のダム工事で掘り出された土を店頭で配ったり、ビニール袋の代わりに風呂敷を売ってみたりしたり、紙のピザボックスに「MOTTAINAI」の標語を印刷して、3Rの説明をしたりしても、効果があるとは思えません。

やはり、セブンイレブンのように、誰もがその効果を理解できるようなものでなければ、結局はモノにならないと思います。

このブログに以前も紹介したように、ピザテンフォーの紙のピザボックスそのものをなくす運動などは、その効果がはっきりと誰にでも理解できます。長期的には、間違いなくコスト削減につながります。

ピザテンフォーでは、すべての店舗にジェットタオル(温風で手を乾かすための装置)を装備し、手洗い後の紙タオルを使わないようにしています。これも、初期投資はかかりますが、もうすでにコスト削減につながっています。

無論当面の間は、コスト削減につながらないものもあるかもしれません。しかし植林でさえ、50年もたてば、私たちに恵みをもたらしてくれます。少なくとも50年単位でみて、全くコスト削減につながらないように思えるものは、本物ではないような気がします。

なお、これ以前にこのブログに掲載した環境問題に関する記事につきましては、以下のURLからご覧になれます。

http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/blog-post_05.html

2007年10月12日金曜日

ピザテンフォー誕生祭-今月いっぱいチャナも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

ピザテンフォーは10月4日を持ちまして、創業から19年となりました。20年目を目指してまた皆様のご支援をいただけますよう努力して参ります。
以前にもお知らせしたとおり、ビザテンフォー今月いっぱいMサイズピザ全品20%引きです。これを機会に是非今まで、食べたことのない商品もご注文ください。テンフォーすべての商品自信作です。ひょっとしたら、新たな食感に出会えるかもしれません。よろしくお願いします。上の写真はジャーマンシェパードのチャナです。本部専属スタッフです。よろしくお願いいたします!

「誕生祭」ブログキャンペーンも、今月末まで実施しています。ふるってご応募ください。

2007年10月11日木曜日

日本酒輸出量伸びる-フランス人を絶句させる日本酒の実力!?


【10月8日 AFP】(一部訂正)日本酒の輸出量は2006年、1000万リットルを超えた。日本酒の輸入量世界11位のフランスでは、日本酒がボルドー(Bordeaux)の赤ワインやシャンパーニュなどフランスの高級ワインと並び、その知名度を上げ始めている。(c)AFP

さて、日本酒ですが、これには思い出があります。大学時代にフランス人の留学生の友人がいましたが、彼を居酒屋さんに飲みに連れて行ったときのことです。彼から、二つの質問があり、私の答えに彼は絶句していました。

【その1】日本酒はいつが飲み頃ですか?

【その1の私の答え】出来立てです。(フランス人、「ええ!ワインは何年か寝かせないとならないのに!」といったまま絶句。)

【その2】生牡蠣には、〇〇の××(何処産のなんだったか失念)の白ワインがあうが、日本のはどの酒が生牡蠣に合いますか?

【その2の私の答え】日本酒ならほぼ、どれでも合います。ほぼ、すべての日本酒が生牡蠣の生臭さを消してくれて、美味しくいただけます。(フランス人に実際に日本酒と生牡蠣を味合わせながら、彼は「美味しい!!」といってその後は絶句でした。彼は、〇〇の××のワイン以外は、絶対に生牡蠣に合わないという認識を持っていたようですが、日本の普通の酒がその常識を覆したようです。

とにかく、最近外国にも日本の食文化が行き渡っているには驚きます。一昨日「パーフェクト・ストレンジャー」を観に行ったという話しを掲載しましたが、あの中にも日本食が出てきました。まず、御鮨の出前を食べているシーン。朝にいり卵を朱塗りのお箸で食べているシーン。ブルースウィルスが、オチョコで、日本酒を飲んでいるシーンなどです。美味しいものに国境はないんですね。日本人が美味しいと思ったものは世界にも通用するのだと思います。いまやフランスのシェフが昆布で出汁(だし)をとる時代ですから。でも、これも珍しいことではないのか、私たちが知っているフランス料理そのものが、江戸時代にすでに和食の影響を受けているのですから。

2007年10月10日水曜日

環境問題を扱うサイトの紹介-dekirukoto.net











私のブログには、環境問題に関して掲載していて、環境問題を取り扱うサイトも良く見ます。そのなかから、有益であるとか、面白いと思った「環境問題」を取り扱うサイトのご紹介をさせていただきます。本日は
その第一回目として
dekirukoto.netを紹介させていただきます。このサイトの趣旨、「地球環境を守る為に日頃からできることはないだろうか?そんな想いで「dekirukoto.net」を開設しました!」だそうで、環境問題について、最新の説を掲載して説明するとか、政治の問題などではなく、日々生活していく上で実施できる環境に優しい事柄を掲載しています。環境問題をより身近な視点で捉えるために、有効なサイトだと思います。更新率も高いです。

このサイト実は4つあるらしいです。上の4人でそれぞれ、運用しているようです。私は写真一番右の吉野香織さんのサイトにときどき寄らせていただいています。本日は、「ダッシュで入浴する場合・・・」という内容が記されていました。15分以内のシャワーだと、湯船にお湯をはって入るよりも節約になるそうです。

このサイトでは、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす活動も掲載していただきました。このブログ「Funny Restaurnt - 犬とレストランとイタリア料理」では、「dekirukoto.net」を応援しています。


■吉野香織さん略歴■
1980年生れ 大阪府出身
【モデル→女優】
活動歴
神戸女学院大学在学中にミスキャンパスとなり写真集デビュー。
卒業後、モデル活動を開始。ウェディングショー、雑誌モデル等で活躍し、オデッセイコミュニケーションズ年間広告キャラクターをはじめアイペットクラブ(ペット保険)の年間広告キャラクターなどTVCMで活躍。

2007年10月9日火曜日

映画「パーフェクト・ストレンジャー」観ました。


上は、パーフェクト・ストレンジャーの予告編の動画です。

映画、「パーフェクト・ストレンジャー」を観ました。ハル・ベリーとブルース・ウィリスがでています。まあ、結論から言うと、「いまいち」というのが正直な感想です。でも、ハル・ベリーのスタイルあいかわらず、すばらしかったです。

ハル・ベリーは、ケビン・コスナーと「ボデイガード」という映画で共演していましたが、「ケビン・コスナー」主演の映画で、名前は忘れてしまったのですが、リメイクもののスパイもので、軍隊の中に逆スパイがいるというストーリーで、何とその逆スパイは、ケビン・コスナー自身だったというのがあったので、それを思い出してから、観たので、映画の1/3くらいのところで、犯人は誰だかわかってしまいましまた。だから、予告編でラスト7分11秒まで真犯人が判らないなというのは、私にはあてはまりませんでした。

おっと、あまりストーリーなど話すと、せっかくの楽しみがなくなってしまいますね。もうこの辺にしておきます。でも、ここまで書いてしまったら、真犯人は誰か判ってしまいますね。すみません。



2007年10月8日月曜日

「老化防止ピザ」で論争


上は、バチカン市国のローマ法王を警護するスイスの衛兵隊結成500周年記念の動画。この式典の宴席で、ローマ法王ベネディクト16世は、「老化防止ピザ」を食したとされている。

少し古いニュース(8月)ですが、「ピザ、アンチエイジング」というキーワードで検索していたら、偶然このニュースを発見しました。面白い内容なので、ここに掲載します。

イタリア南部で、栄養学者が作った「老化防止ピザ」をめぐって論争が起こっています。「ピザ純粋主義者」からは国民食への冒とくだとの声があがっています。

8月13日付のイタリア、スタンパ(La Stampa)紙によると「primula」と名付けられたこのピザは、全粒小麦粉などを原料としているため、通常のピザの3倍の食物繊維と多くのマグネシウム、鉄分を含んでいるといいます。さらに、このピザはトマト、ハナダイコン、ニンニク、ズッキーニ、バジル、マッシュルーム、ニンジン、ホウレンソウなど少なくとも8種類の野菜を使うことによって、老化防止の抗酸化作用があるとされています。

このピザの調理法は、ナポリ大学(University of Naples)の栄養学と生化学が専門のEugenio Luigi Iorio氏と、レストラン「La Fabbrica dei Sapori」の経営者Cosimo Mogavero氏によって考案されました。

同紙によるとローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)もこの「老化防止ピザ」がお気に入りで、バチカン市国の衛兵のためのパーティーでもMogavero氏の手によるこのピザを食べていたといいます。
しかし、「真のナポリピッツァ協会(True Neapolitan Pizza Association)」などがこのピザを批判している。同協会は全粒小麦粉を使用することで、ナポリピザ特有の生地ができないと主張している。


「真のナポリピッツァ協会」は以前にも、イタリアではよく見かけるピザの切り売りにも批判を行ったことのあるピザの正統性を重んじる組織です。

しかし、この「真ナポリピッツア協会」もし、テンフォーのピザを見たら、びっくり仰天すると思います。過去には、海草ピザ、味噌ソースなども開発して販売していたテンフォーです。現在のものを見てもびっくり仰天するものもあるでしょう。しかし、もともとテンフォーの基本コンセプトは、「日本の家族のピザ」ということでしたから、日本人にあったピザを開発してきました。過去には、金平ゴボウをトッピングしたピザまでありました。 おそらく、保守的な彼らからすれば、テンフォーのほとんどのピザは、ピザとは呼べないでしょう。いや、それどころか宅配ピザのほとんどは彼らの価値基準からすれば、ピザとはいえないかもしれません。

この「真のナポリピッツァ」という組織もつまらない組織だと思います。大体、ピザは近代になって、いわゆる現在の原型ができたものであり、伝統も浅いものです。大昔は、貧乏人がありあわせのものを、生地の上にのせて食べたものであり、金持ちや聖職者なども見向きもしない食べ物でした。いつまでも、過去の様式、それもさほど伝統もない過去に、こだわり続けるのは愚かです。すべからく、ビジネスにおける食べ物は、基本の徹底と変化への適応というのが常識だと思います。

これからもピザテンフォーは、いつまでも変わらないといわれるために、変わり続けていくでしょう。


2007年10月7日日曜日

沢尻エリカは悪くない!?-日本の常識は世界の非常識!


上は、沢尻エリカ、プッツンの理由はメイクが間に合わなかったからというテレビの動画

映画「クローズド・ノート」の初日舞台あいさつでの不機嫌な態度が波紋を呼んでいる女優、歌手として活躍中の沢尻エリカさんが、10月4日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」のインタビューで泣き崩れながら反省し、謝罪しました。沢尻エリカさんはスーパーモーニングで謝罪する前に、10月2日に公式ホームページで「諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」と謝罪していました。

さて、この大騒ぎ日本国内では、沢尻エリカさん自身の非常識ばかりが強調されていますが、日本の非常識も認識する必要があるのではないかと思います。

まず、いわゆる芸能人の社会的位置づけですが、これはヨーロッパでは、現在でも相当低いです。良い悪いは別にして、フランスやイギリスなどの階級社会の国で、一国の宰相(総理大臣など)の息子が芸能人になるようなことはまずあり得ません。もしそんなことがあれば、親の方は子供を実質上絶縁するでしょう。

アメリカでは、あまり芸能人の社会的地位は低くはないように見えますが、やはりいわゆる芸能人の経歴を持っている人はエスタブリッシュメント(支配階層)の仲間入りはできないでしょう。レーガンや、シュワルツェネッガーでも、俳優は実質上辞めて、実業家としての力量を発揮したため、政界入りできたのであり、俳優のままでは政治家になることはできなかったでしょう。

これは、私がそれに賛成するとか、反対という価値観の問題はありません。事実がそうだから、そう述べているだけです。いや、日本だって一昔前(約60年以上前)までは、芸能人は賎しい仕事であるとされた時代がありました。良家の子女が、芸能人になるということは、良家からはじき出ることを意味していました。

前にこのような話をある方に話をしていたら、「じゃ。ビートルズはどうなるんですか」という話をされていました。確かにビートルズは金持ちになり、サーの称号は得ていますが、では彼らの身分がイギリス国内で本当に高いのか低いのは別問題です。たとえば、彼らがロンドンのシティー(金融街)に入って働いたり、会社を起こせるかというと、おそらく永遠に無理でしょうという話をしたことがあります。

イギリスで、労働者の子供が偉くなるには、今でも僧侶になるか大学の教授になるくらいのもので、その他の道はほとんどないと言っても過言ではありせん。そんな社会において、芸能人の社会的地位が低いのは当然のことです。無論、社会的地位とは、お金持ちか、貧乏かとか、有名であるかないか、とか上品か下品かということではありません。社会階層の上下を示します。

日本以外の国では、多かれ少なかれ、階層社会ですから、日本の常識は通用しません。芸能人の社会的地位は低いというのが、一般通念です。日本でも、一昔前は芸能人を称して「カワラコジキと同等」と見下げられた時期もありました。

インドにおいては、今でも職業の貴賎ははっきりしており、インドで商売をしようとしたら、日本感覚で相手にしゃべると、商売はうまくいかないようです。日本であれば、自分が頑張れば、自分の先祖が何の仕事をやっていてもほとんど関係ありませんが、インドでは、場合によっては、自分の父方が労働者出身などという言い方をすると、それだけで商売がうまくいかない場合があるそうです。できれは、身分が高いように言った方が、良いそうです。

インドで商売をし始めたある人は自分の父親が普通の大工の親方であったのですが、神社仏閣の修理も行っていたので、「自分の父親は日本の神聖な神社仏閣を守る神聖な宮大工の長だ」と言ったところ、商売相手の理解やコミュニケーションが深まり成功したそうです。誤解を避けるために繰り返し言っておきますが、私は、インドのカースト制(身分制度)が、正しいとか間違いであるかの価値判断を言うつもりはありません。実体としてそうなっているのを述べているだけです。

こういう、職業の貴賎の観念については、もう日本の国にはなくなっています。現代アメリカでもあまりないように見えますが、最近のアンケートで尊敬する職業とは、1位は、消防士で、2位は学校の先生でした。正確に思い出すことはできませんが、芸能人と答えた人はいなかったのではないかと思います。あったとしても印象に残らない程下位だったのだと思います。アメリカでは、一番最低の仕事は何かと問われて「ハンバーガー屋でハンバーガーを焼く仕事」とはっきり答える人も少なくありません。

今の日本、日本以外の国のように、職業の貴賎感がないこと、さらには、平等主義が行き届いていることは結構なのですが、やはり芸能人というものは、普通の人の生き方とは違い、芸能人の間での常識は、それ以外の生き方をしてる人の常識とは異なること、さらには、いわゆる芸能人とは、芸能人以外の人を楽しませるために存在しているのであり、それが芸能人の存在価値であるということを忘れてはならないと思います。これは、まともな商売人がお客さまを大事にするのと同じことだと思います。

こうした感覚が薄れてきて、非常識な芸能人が一般の人に向かって人生訓を垂れてみたり、オピニオンリーダー的なことを言ってみたり、政治の問題に口を挟んでみたり、あるいは芸能人を一般の人が甘やかすような風潮があったり、芸能人ばかりの問題ではなく、芸能人のような学者、弁護士、医師、政治家などがでてきています。このように、芸能人の世界と一般社会の常識の違いが不鮮明になったため、沢尻エリカさんのような芸能人が出てくるようになったのかもしれません。

芸能界の批判ばかり書いてしまいましたが、良識的な芸能人もいます。特に伝統と格式に培われた歌舞伎の世界の人々を思い出していただきたいと思います。私は歌舞伎界のことをすべて知っているわけではないので、ひょっとして例外はあるかもしれませんが、この世界の人々で、一般の人の向かって人生訓を垂れてみたり、オピニオンリーダー的なことを言ってみたり、政治の問題に口を挟んで見たりするような人、私の知る限り存在しません。いつも節度を保って一般の人と接していると思います。このように一部の例外を除いて日本の芸能界に関する常識は世界に通用しません。日本以外の国では、考えられないことです。

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