2007年10月21日日曜日

「アッコにおまかせ」の初音ミクの報道をどうみるか?-声なき人の声が大声に変わりつつある!


上は、TBSの「アッコにおまかせ」で「初音ミク」というDTMソフトを紹介する内容の動画。この報道の仕方をめぐって、ブログの世界では批判が集中しているという。

年金問題や相撲などの問題とは異なり、今回の初音ミクの件は、世の中的にほとんど騒ぎになっていないようにみえます。これは、「アッコに おまかせ」の取り上げ方が、世の中の多くの人々とそれほどズレてはいなかったからだと思います。地上波テレビは視聴率至上主義で常に視聴者が求めているものに迎合します。テレビは数字が取れないことはやりません。

私はこの番組を直接見ましたが、ごく普通の番組でした。制作側が用意した原稿を読むようにとか、コスプレ衣装を着るように強要されたと言 うなら話は別てすが、そうではないようです。私が見た限りでは、制作側に特に悪意があったとは思えません。ところがブログの世界では過激な批判が後を絶ちません。Yahooのブログ検索をみていても、かなりの量がアップロードされています。さらに、いくつかの検索サイトで画像検索をするとなぜか「初音ミク」の画像が検索できないなどの珍事も起っているようです。

いわゆるテレビ関係者とテレビ関係者が迎合する一般の人は、ブログ上での今回の番組に対する批判の大きさの理由がほとんど理解できないのだと思います。

テレビ局や世間的には「初音ミ ク=オタク」というステレオタイプ式が存在します。ところが初音ミクユーザー側もしくは、DTMユーザーからすると初音ミクは、先進的なDTMであり、先進的なDTMとオタクとの相関関係など問題外であると考えていて、初音ミクとオタクを関連づけて見る見方には納得がいかないのだと思います。実際初音ミクは先進的なDTMであり、革新的であり、今後の音楽の常識を根底から覆すほどの可能性を秘めています。テレビ関係者も、テレビ局が迎合する一般の人もこのことが理解できないのでしょう。

テレビ制作者側や製作者が迎合する一般の人々が問題ないと思っていたとしても、特定の受け手側がそう思わないケースも数多くあります。時にマスコミの暴力と呼 ばれ、その程度の判断能力もないのかとさらに批判にさらされます。それに対して従来は受け手側はたい した武器も持っていませんでした。ところがブログを手にしたことで視聴者側も、発信することが可能となりました。とくに今回批判をしている人たちはITを駆使できる能力を持った人たちです。

いかなる番組を制作して提供したとしても、受け手側にはさまざまな意見や考え方があります。テレビ局が発言の場を用意しなくて 現在ではブログがあり、あちらこちらでこれまで無視してきたような小さな批判が、いつのまにか大きなうねりとなって押し寄せてくるようになっています。「テレビ関係者および、テレビ関係者が迎合する一般人」という、考えはもう成立しなくなってきています。かつての安保闘争の時に当時の岸総理大臣が「声なき人の声」ということを言っていましたが、現代では「声なき人の声」が「大きな声」になる可能性が高まってきているのです。

「アッコにおまかせ」の司会者である和田アキ子さんは「はっきり言わせていただく、分かりません」という言葉でコーナーを締めくくっています。テレビ関係者と和田アキ子さんは本当によく分かっていないのだと思います。

ここで「分からない」と言っているのは初音ミクのDTMソフトウエアとしての先進性、オタク文化に関してだけではありません。受け手としての視聴者がどんどん変わり始めているということが全く分かっていないということだと思います。

以上「NIKKEI NET IT PLUS」参照。ただし、自分と意見があわないところもあるため、大幅に書き換えてあります。

いわゆる沢尻エリカ問題についても、和田アキ子さんは、「しめてやる」などと発言して、ブログ界で波紋を呼んでいました。私は、この番組の前に、細木数子さんが和田アキ子さんに対して「あなたは、後輩を育成しようとしているが、できないでいる。後輩の育成がキチンとできるようになればあなた運気は大きく開ける」ということをアドバイスしていたのを覚えています。和田アキ子さんの「沢尻エリカ」に対する反応をみているとこのアドバイス、的を得ていると思いました。しかし、このときは、批判ではなく波紋だけで済んでいました。これは、多くのブロガー達が日本のテレビ界、あるいは芸能界が世界の中でも特異な状況にあるという事実を認識していないため、批判のレベルにまで達しえなかったのだと思います。

私は以前ブログに「沢尻エリカは悪くない」という記事を掲載しました。これには、日本のマスコミや、テレビ界の特殊性は述べていませんが、日本の芸能界の特殊性をグローバルな視点から海外との比較で述べました。あの中で私が述べた「一般の人にオピニオンリーダー的なことを言う芸能人」の急先鋒が和田アキ子さんだと思います。ネットが世界中とつながっているという事実を考えると、こうした視点からものごとを捉えるブロガーも増えてくるものと思います。

テレビ関係者も芸能人も、こうした視聴者の変化を察知して自らを変えていかなければ、いずれ世の中から取残されていくと思います。また、この事実を無視してマーケティングを行い、テレビCMを作成する企業の将来も同様になると思います。

2007年10月20日土曜日

割り箸の前に-座布団と懐紙のマナー

上は、和食のマナー教室の様子

先回、「割り箸でエコ」という記事を掲載させていただきました。その後に割り箸について、掲載すると記しました。実は割り箸や割り箸の使い方に関するマナーに関して掲載するつもりでした。しかし、割り箸の前に座布団や懐紙についてのマナーを掲載することにしました。これは、私の独断と偏見かもしれませんが、マイ箸がどうのこうのという前に、箸とは日本の食文化の基本であり、まずは和食のマナーを身につけることが最初だと思います。だからこそ、今回は割り箸の前に、基本中の基本である座布団と懐紙の扱い方を掲載します。

座布団の取り扱いは簡単なようでいて、きちんと知っていなければ、難しいものです。日本人なら座布団に関して、熟知しておき、いざとなったときには、優雅に振舞えるようにすべきです。自信のない方は、和室で普段から練習しておくべきです。 和室に入り座右布団をすすめられたら、座布団の後方に正座して挨拶をします。和室では、座礼が基本です。立ったまま挨拶したり、座布団に立ったり座ったりして挨拶することはタブーです。次に両足のつま先を立てて、両指をついてひざでにじりよりながら、座布団にのり、座布団の中央に正面を向いて正座します。

小物やバッグは、座卓の場合は座った座布団の前の座卓の下に置きます。お膳のときは、座布団の下座側に置きます。すすめられない内に座布団に座ったり、また座布団を踏んだり、またいだりすることはタブーです。座布団の取り扱いのときには、背筋を伸ばして正しい姿勢をとることは無論ですが、正しい姿勢と美しいしぐさが和食作法の基本です。この姿勢は終始堅持すべきです。畳のヘリや敷居を踏んだり、挨拶のとき畳のヘリに座ることもタブーです。

和食の宴会に出席する場合、必ず持っていきたいのが懐紙です。二つ折りになった和紙のことで、正式には懐中紙といい、大手デパートや、茶道具店などで販売しています。ちり紙やティッシュペーパーで代用してはいけません。 着席したら座卓の下に置いておきます。会食中に茶碗や杯についた口紅を拭いたり、殻つきの海老の頭を押さえるなど、使い道がいろいろあります。魚の骨をとるときに魚の頭を直接手で押さえるのではなく、懐紙を当てて抑えるとスマートです。さらに、皿に残った魚の頭や骨、皮、果物の種、食べ残しなどを包んで置いておくこともできます。

刺身なども醤油が落ちないように懐紙で受けて食べます。テレビを見ていると、タレントさん等が、手で受けて食べている場面を良く見ますが、あれは間違いです。串でさした料理などは左手で懐紙を使って串をおさえ、手に食べ物が直接ふれないようにしながら串を抜くといいでしょう。汁気の多いものの受け皿としても使えます。誤って汁などをこぼしたときにも、応急の処置ができます。このように懐紙は日
本人が和食を優雅に食べるには、必要不可欠で忘れてはならない小道具です。

さて、次から割り箸のマナーについて掲載させていただきます。和食のマナーは、自然が豊かで、人を思いやる、今での言葉でいえば、エコ大国(勿体無いとか、捕獲した鯨の大部分を大事に活用し、森林との共存をし、人を思いやる心が息づいていた)日本の伝統と文化の中で培われてきたものであり、これを真摯に受け止めて日本人としての、美しい振る舞いができるようになることの方が、マイ箸がどうのこうのより先であると思います。日本人として美しい振る舞いができる人は自然とエコのことも判ってくると思います。

2007年10月19日金曜日

割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしよう!!




上は、蕎麦屋でマイ箸を取り出すところの動画。マイ箸最近はやっているようだが、割り箸に対して正しい認識を持っている人は少ないようだ。

マイ箸は、最近流行っているようですが、これは、最近できたものではありません。20年くらい前からその考え方はありました。でも、その後廃れてしまい、また最近脚光を浴びるようになってきました。しかし、この背景よく考えないと、方向を見誤る可能性が大です。今日はマイ箸の背景を掲載します。

日本の割り箸は、昔もそうして今でも、世界に誇るべきエコ商品です。これを聴いて「えっ!」と思う方は、自分のエコに対する知識を疑ってください。そうして、これから掲載することの意味を良く理解していただきたいです。

日本の割り箸は、江戸時代後期から間伐材(森林適度に育てるために必要な伐採による木材、これは現在では建築用などの端材など捨てる木材としたほうが良い)を用いているものであり、しかもその収益は昔から森林保護にあてられています。そのため、世界でも類稀な、歴史の古いエコ商品です。これは、今でも変わりありません。天皇陛下も昔から伝統的に、和食には、日々割り箸を用いられています。

割り箸は日本の食文化の一部といっても、過言ではありません。割り箸にもいくつも種類があり、定食屋さんで使うようなものから、高級料亭でつかうものまで、さまざまです。今でも、良心的でモノを知っている老舗料亭では、日本製の高級割り箸を用いています。(最初赤字で書いてあるところは、高級料亭としましたが、最近では高級料亭の職人でも低級なのがいて、このへんのことを全然知らずに、割り箸を使わないところもあるので敢えて変更。ちなみに私の会社では、レストランも運営していますが、日本製高級割り箸を使っています:10月20日加筆)

さて、日本の割り箸については、十分述べましたが、割り箸の現状についてお話します。現在日本で出回っている割り箸のうち9割以上は、実は中国製です。中国の割り箸の原料は、間伐材ではなく、通常の森林資源です。だから、中国産の割り箸は完全な非エコ商品です。使えば、使う程、森林資源の無駄遣いとなります。さらに悪いことには、多くの中国製割り箸には、有害な漂白剤が用いられていることもあります。(赤字部分このへんももう一度真偽を確かめる必要がありそうです24日加筆)

いまから、20年以上前なら、割り箸は世界に冠たるエコ商品であり、マイ箸を使う人の中には、そうした理屈も知らない愚かな人もいると、はっきり言うことができました。しかし、最近では事情が変わってきています。嘆かわしいことです。

現状では、日本国内の割り箸のほとんどが、中国産です。日本製の割り箸は本当に高級なもの以外は作られておらず、日本市場の数パーセントにすぎなくなりました。これは、中国産割り箸におされたことも原因ですが、日本であまり間伐がおこなわれなくなったことも原因です。皆さん、間伐とマツタケの関係ご存知ですか。マツタケは、間伐などして手入れが行き届いた森林に多く育つものです。最近山に手をいれなくなったため、マツタケが日本でとれなくなっているのです。日本のマツタケの収穫量、ご存知ですか?年間でわずか60数トンです。(赤字の部分もう一度調査してみる価値がありそうです。24日加筆)

日本の割り箸というより、「日本の割り箸によるエコ循環システム」は、古の人々の叡智の結晶です。人の手によって育てられる人工林は、定期的に間伐をします、間伐することにより木が育ちやすくなります。この間伐した木は、建築資材などに用いることはできません。大昔には、捨てていたのかもしれません。ところが、頭の良い人が、この捨てられている間伐材を用いて、割り箸等を作りはじめたのです。

もし、間伐材を捨てていたら、どうなったでしょうか、おそらく江戸時代あたりなら、大量投棄で自然破壊につながったと思います。あるいは、これを一時に燃やしていたらどうなったでしょうか。煤煙などで、大気汚染が生じたかもしれません。しかし、この頭の良い人は、これらの問題を一挙に解決しただけでなく、割り箸という、今でいうエコ商品として販売し、販売した収益は森林保護にまわしていました。

割り箸の発明のおかげで、飲食店や一般の人も箸を洗う手間が省けたり、使用した箸は、薪を燃やす時の種火とすることができたりして、非常に便利になりました。また、割り箸という形で、多くの人々に広まったため、使った後に処分するために、一度に一挙に燃やすということもなく、大気汚染も防止できたものと思います。しかも、間伐を定期的に実施することにより、マツタケなどの副産物も手に入り、人々の暮らしに潤いを与えてきました。このことが一般にも周知されたため、日本各地で割り箸が使われるようになってきたのだと思います。もし、これが自然破壊につながったりしたり、浪費につながるものであれば、ずっと以前に淘汰されたと思います。

私は日本の伝統文化である、割り箸文化を捨て去ることは、日本の文化を捨てることだと思っています。その背後にある、文化すべてを見捨てることにもつながることであると思っています。マイ箸派の皆さんにお願いがあります、少なくとも日本を代表する良心的な老舗の料亭などで、割り箸が使われていたら、マイ箸を使うのはやめて素直に割り箸を使ってください。そうした席でマイ箸を出すのは無粋です。モノを知らない愚か者の所業といわれても、文句は言えないと思います。良心的な老舗料亭では、今でも国産の割り箸を使っています。今後いくら値上がりがしても、使い続けることでしょう。

ここで一つ提案があります。日本製の割り箸に限って、割り箸袋や割り箸自体に国産であることの、マークなどつけて中国産などと区別したら良いと思います。マイ箸派は、日本製の割り箸はそのまま使うが、中国産であった場合はマイ箸を使うようにすべきだと思います。

マイ箸派の皆さん、何も考えずにただマイ箸を使うことは、ひょっとするとあなた方の善意に反して、日本の森林破壊を助長しているかもしれません(現実には、たいした量ではないと思いますので、そんなことはないと思いますが・・・。気持ちと理屈の問題です)。それと、日本の伝統的な食文化の破壊を助長しているかもしれません。もっと、日本の割り箸に対する理解を深めていただきたいです。このブログでは、いずれ何回か日本の割り箸そのものついて掲載していきたいと思います。

<20日加筆>

上記のように結論を書いてありますが、その後マイ箸関係のブログをいくつか、見せていただきました。マイ箸を使っている方の中にも、上記のような背景を十分判っていて、なおかつ意図して、意識して使っていらっしゃる方がいました。そのような方に対しては、上記の文章の行間を読んでいただげれば、私の考えはわかっていただけると思いますが、ここで念のため、私は、そのような使い方をされている人達には、上記の結論はあてはまらないと思っていることを、敢えてここに記載させていただきます。

<24日>

ある方のブログに、割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題 (ちくま新書 658) (新書)からの引用で、以下のような内容が記載されていました。

70年代以降、中国製の割り箸が日本に入ってくるようになった。その原料は今、ほとんどがロシア産となっている。中国における年間の木材消費量は3億7000万㎥で、そのうち割り箸の生産量が60万㎥で、全消費量の0.16%だ。そして、日本に輸出される割り箸の量は36万㎥ほどで、全消費量の0.09%に過ぎない。さらに、中国では植林活動が活発で、木材生長量は消費量を上回る。これで割り箸が環境破壊の元凶と言えるだろうか?割り箸の消費量を抑えるよりも、はるかに消費量の多い。建築材や紙などの消費を抑える方が効果的だろう。

私自身は、中国の割り箸についてはほとんど実体を知りません。中国の割り箸の実体もう一度調べてみる必要がありそうです。いずれにせよ、環境問題において割り箸などの問題は、「重箱の隅」をつついているようなもののようです。ただし、日本の割り箸文化については、これからも維持すべきものと考えます。いずれ、このブログ内容、中国の割り箸を含めて刷新したいと思います。

林野庁では、以下のような見解を示しています。

林野庁の統計によると日本国内では年間(平成17年)約260億膳の割り箸が使われており、1人あたり約200膳使っている計算になる。現在割り箸の98%が輸入品で、そのほとんどが中国製だ。乱伐や環境破壊につながるなどと悪者扱いされる割り箸だが、国産に限っては、丸太から材木を切り出した残りの端材や間伐材を利用する。林野庁は「日本で生産する割り箸は、丸太(間伐材)を無駄なく利用することで森林資源の有効活用につながっていることを理解してほしい」と話している。

【割り箸について、毎日新聞の記事があります】

下は、ベネトンが発売しはじめた、マイ箸。ベネトンらしく、色の種類も豊富だ。全部で10種類の色がある。


2007年10月18日木曜日

冬の海外旅行は南イタリアが一番!?




上は、マリナ・コロンナ社の農園の動画。南イタリアモリーゼ州にマリナ・コロンナ社 はあります。広大な土地にあるひまわり畑、トマト畑は自然の恵みの豊かさを実感します 。また、彼らの仕事は実に丁寧で、オリーブの木は一本ずつ手作業で手入れをし、出荷作 業も手作業で丁寧にロウで封印して出荷されます。

もう少しで、冬になります。冬の海外旅行には、是非南イタリアをおすすめします。南イタリアとは、イタリアのナポリから南の地方一体を示すところです。冬は南イタリアって、どうして?と思われるかもしれませんが、まず第一に南で、地中海に面していることから、非常に温暖です。だからこそ、冬にはもってこい。

それから、地中海に面したいわゆる南イタリア地中海地方の料理は世界一健康に良いといわれているからです。このブログでも南イタリア地中海料理のことは紹介させていただきましたが、アメリカの医学界でもお墨付きの、世界一健康的な料理です。

その良さは、私の過去のブログの記事をご覧になってください。一般にイタリアの北のほうは、バター、生クリームなどを多量に用い、どちらかというと、ヨーロッパのフランスやドイツの料理に似通っています。

南のほうは、トマトソースや、オリーブを多様し、魚の料理も多くかなり健康的な料理です。ローマなどの中部は、北と南の中間というところでしょうか。また、南イタリアは昔は貧乏だったために、世界中に出稼ぎに行く人が多く、いわゆるイタリア料理というと、トマトソースを用いたこの地方の料理が普及しています。

ニューシネマパラダイスもこの地区が舞台です。あの映画観ていてもお分かりだとおもいますが、南イタリアにもともと住んでいる人達はどちらかというと北の人々より、小柄で、髪の毛や目の色も真っ黒な人がほとんどです。日本人には親近感がもてます。たまに、金髪、青い目の人がいますが、それらは外から移入してきた人が多いです。あの映画の中でも、アルフレードが青年になったトトに「目の青い子には、関わるな」と言っていました。それは、こうした背景があるからです。

それと、南イタリアの方が性格はおおらかだと思います。一概にはいえませんが、やはり中部以北だと、マキャベリを生み出した土地柄です、一定の厳しさというものがあると思います。年末年始の海外旅行は、南イタリア地中海地方をお勧めします。

2007年10月17日水曜日

肥満とバイオ燃料が食糧不足に拍車をかけている!!!


上は、アメリカのある肥満患者の動画。肥満で食欲を減らすために、胃の一部切除手術を受ける人も少なくない。

今朝のNHKのニュースを見ていて、イギリスで肥満者が増え続けていて、このままだとアメリカに次ぐ肥満大国になってしまうこと。これを変えるには、個人の努力だけでは無理で、気候変動に対する取組みと同じように意識を変革する必要があると報道されていました。

その直後に、世界ではまだまだ、食糧不足の国があること。食料の生産自体は全世界の人々に行き渡るだけの分が生産されているが、経済発展している国々の食料の輸入や、バイオ燃料などが食料不足に拍車をかけている。特にアフリカのサハラ砂漠以南の国では、三人に一人が食糧不足の状態にあると報道していました。

これらの報道では、先進国の肥満が原因とはされていませんが、常識的に考えて、通常の人の数倍も食事をしていれば、やはり食料不足に拍車をかけているのではないかと思います。過度の肥満は、病気でもあります。

環境問題も重要ですが、その前に食糧不足を解消すべきではないでしょうか。食料も満足に行き渡すことができないようでは、環境問題など解消できるわけがありません。そうして、解決する手段としては、ただ食料を分け与える応急措置てきなものだけでなく、現地の人が自分たちで食料を継続的に調達できる仕組みをキチンと構築するお手伝いをして、自立していただくことが重要だと思います。

2007年10月16日火曜日

JabraのBluetoothヘッドセットを使用する利点



上は、Bluetoothを用いた携帯電話用ヘッドセットを装着した女性の画像。この女性下着か部屋着のままで、通話しているようですが、ヘッドセットを用いれば、どこからでも通話できます。さらに、携帯電話を耳にあてる必要もないので、何をしながらでも通話できます。普通の会話をするように話ができます。

最近、Bluetoothを搭載した、携帯電話やパソコン増えてきています。私の携帯電話と、パソコンも搭載しています。この機能せっかくついているにもかかわらず、意外と利用していない人が多いです。私の場合、まず何もあとから買って付加する必要のなかった、携帯電話とパソコンの間でのやりとりにBluetoothを用いました。私の携帯電話では、i-tunes用のソフトウェアが使えるようになっていて、MP3のファイルで音楽を聴くことができます。このファイルのやりとりのために使い始めました。

音楽ファイルをパソコンから携帯電話のミニSDカードに送るわけですが、わずらわしいコードの接続や、SDカードの差し替えをすることなく、すぐにやりとりできるので便利です。また、携帯電話番号を含む住所録のやりとりもスムーズにできます。

それから、ヘッドセットも購入し携帯電話の通話に使っています。ヘッドセットを使っての通話に関しての通常の便利さについては、どこにでも書かれているのでここでは掲載しません。私が使って一番便利だと思ったのは、Google Appsとの組み合わせです。Google Appsは、小規模ならGoogleのアカウントを取得するだけで、その日から無料で使うことができます。私も活用していますが、その中で、Google Docs & Spread Sheet があります。これは、インターネット上で使える、ワード、エクセルのようなものです。これは、複数の人間で一つの文書や表をを作成することができるので便利です。このほか、インターネット上で共同作業もできるマインドマップ(mindomo)もありますが、これも同じような使い方ができます。これも、ヘッドセットを用いると複数の人と共同作業がしやすいです。

インターネット上で、同じ文書や表を見ながら、互いに意見を交換しながら、リアルタイムで、校正や変更などを行うことができます。Skypeを用いれば、同じようなこともできるのかもしれませんが、Skypeでは、意見交換くらいはしたことがありますが、そこからさらに文書を開いてリアルタイムで校正したりとか、変更などをしたことはありません。やはり、ヘッドセットとの組み合わせの方が便利です。

以前、テレグラスのお話も掲載したことがありますが、将来のヘッドセットはこのように、聴覚だけでなく、視覚も用いることができれば、良いと思います。小さなパソコンや、ipodや携帯電話を用いてると小さくて良いのですが、電話がかかってきて、資料を見たりしていると、画面が小さいので、校正や変更などの作業をするには向いていません。

そんなときにテレグラスであれば、画面を大きくして複数の資料を閲覧できるので非常に便利だと思います。さらに、バーチャルリアリティーなど用いることができたらさらに便利ではないでしょうか?
電話がかかってきて、いろいろな打ち合わせをするとして、バーチャルリアリティーの世界なら、その世界の中で、資料のファイルを開いて、それを見ながら話をして、さらにバーチャルリアリティーの中のワードパッドなどを開いてメモ書きをするなどのことが想定できます。これなら、どんな場所でも一定の環境の中で情報のやりとりができます。こんなことばかりやっていれば、疲れてしまうので、バーチャルリアリティーの中で自然の景色を見たり、小川の音が聞こえてきて癒されるとか? やれやれ、人間の便利さの追求には際限がありませんね。でも、これからの時代間違いなくこの方向に進んでいくと思います。

このアイディア面白いかもしれません。どこかの星に不時着し、ビジュアルも可能なヘッドセットを装着していて電力も十分あるため、情報のやりとりは地球にいるときと同じようにできるが、水も食べ物もないため飢え死にしてしまうとか。SF小説のネタとして使えるかもしれません。

2007年10月15日月曜日

ブロカン設立から1年半をむかえる-ブロカンで口コミするって?!

ブロカンは、ご存知ブロカンから提供される、企業情報などをブロガーが自分のブログに掲載して、その内容をブロカンに報告し、一定の条件を満たした場合、報酬がもらえるというシステムです。ブログが一般化し、定着しはじめた1年半ほど前に創業しています。今年の3月あたりには、WBS(ワールド・ビジネス・サテライにも紹介され、このようなサービスが広く知られるようになってきました。

最近、気になる身近な口コミ情報としてやはり「地球温暖化や環境問題対策」が気になります。最近どの企業がどのような対策をやりはじめて、どのような効果が期待できるかなどの情報が送られてくるといいと思います。企業側でも、非常に興味があるのではないてしょうか。たとえば、セブンイレブンであれば、来月からお弁当類をラップで包むことをやめます。北海道の函館発祥のピザ・テンフォーという宅配ピザチェーンの場合は、紙のピザ・ボックスそのものをなくす活動に取り組んでいます。こうした商製品の情報消費者も欲しがっていると思います。企業側が一方的に流す情報より、口コミ情報が役に立つし、面白いと思います。企業側が一方的に流す情報だと、単に、企業イメージ戦略の一環だったり、はなはだしくは、なんら問題に対する対策になっていない場合もあります。それよりも、ブログで口コミができるのがいいと思います。


ブログ で 口コミ するって?というと、何をするのかと思われるかもしれませんが、たとえば、何かエコ商品が出た場合、ブロカンに企業が情報を流しますが、企業の一方的な情報だけではなく、多くのブロガーが、その情報を見て、自分はどう思うか、あるいは実際使った人の意見が多くのブログでブロガーの意見(口コミ)として、みることができるということに素晴らしい価値があると思います。多くのブロガーが良い評価をすれば、それは良い商品でしょうし、そうでなければ、良いものではなく、企業の一方的な思い入れかもしれません。たとえ、良い評価をうけられなくても、企業にとっては良い判断材料になると思います。企業のマーケティング゜・リサーチとしても、有効かもしれません。ブロカンも、設立から1年半がたったことを期に、このへんに力を入れたらよいかもしれません。


今までのように、個々のブロガーにブログを書かせて、アンケートをとって終わりとするのではなく、より一層集合知を結集させるインフラを整備すると面白いと思います。ユーザーが多数集まる有料サイトには、大規模なアンケートを掲載するとか、ブロカンのサイトをもっと充実させて、複数のブロガーでプロジェクトチームを結成して、商品企画をさせるとか、もっともっと高次元のことができると思います。現状に甘んずることなく、次世代ブロカンのコンセプトを開発してより発展されることを期待します。

2007年10月14日日曜日

テレグラス-普及するか?


【10月14日 AFP】増永眼鏡(Masunaga)とスカラ(Scalar)が共同開発した眼鏡型の映像ディスプレー「テレグラス(Teleglass T4-N)」が大きな反響を呼んでいる。2メートル先の45インチディスプレーに相当する大画面は640×480ドット(約31万画素)の高解像度を実現した。重量はわずか50グラム。小売価格は12万8000円。(c)AFP

もう十数年前くらい前でしたか、ソニーでもこようなもの開発してテレビでコマーシャルをしていました。確か、数メートル先に50インチディスプレーに相当する画面が見えるという触れ込みだったと思います。結局普及しませんでした。

なぜ、普及しなかったかということ、もう一度良く考えてみると、やはり目が塞がれると、それに専念しなければならないこと。戸外で使うとしてら、電車など長時間乗るときくらいに限られることなどが原因だったと思います。家で使うなら、やはり大きなディスプレーで見たほうが良いに決まっています。

ただし、現在は当時とは違い相当環境も変わっています。一番変わったのはAV機器の小型化です。特にi-podのような小型のAV機器が出てきたことなどがあげられます。私自身、小さなパソコンを持っていますが、画面7インチで小さいです。小さくて持ち運びには便利なのですが、画面が小さくて見難いときがあり、そんなときは、大型ディスプレイにつなぎます。それでは、ディスクトップ型と同じことになってしまいます。そんなときに、便利だと思います。ソニーが発売した頃だと、AV機器ある程度の大きさのものしかなかったと思います。これだと折角テレグラスが小さくて軽量だとしても、家の中での使用に限られてしまいます。車に乗せればいいという考えもあるかもしれませんが、テレグラスをつけて車の運転はできず、やはり使う場所が限られてしまいます。

さて、この製品今後どうなるのでしょうか?私としては、今の解像度だとまだ手を出したくありません。最低800×600、できれば、1200×700くらいは欲しいところです。あと、欲張りな機能として、できれば画像が映っていないときは、メガネが素通しになってメガネをはずさなくても周囲が見れるようになっていことと、画像を写していても片方だけ素通しにできるなるようになっていれば、使用する用途が広がると思います。今のままでは、かつてのソニーの商品と同じような運命をたどるような気がします。開発元さん、頑張ってください。こんなこと書いていますが、私は本当はあのソニーの製品、買おうか買うまいか一時非常に迷いました。それだけ魅力はあると思います。

2007年10月13日土曜日

セブン-イレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?!

上は、セブンイレブンで販売した、鰻蒲焼弁当。値段も味もお手ごろなのだが、過剰包装で、ラップをはがすのが大変だった。このラップ、取り扱いも面倒だし、はがすのは一苦労だった。はがしているうちに、お弁当の中身がかたよったりしたこともあった。

セブン-イレブン・ジャパンは10日、弁当の包装を簡易化し、プラスチック原料を年間約570トン削減すると発表した。環境への配慮の一環で、全店で1年間に使用するレジ袋の約5%を削減する効果があるといいます。

現在はラップで弁当を包んでいるが、ふたと受け皿の数カ所をテープで止める方式にするそうです。異物が混入しないよう、容器を変えテープも改善したそうです。11月から実施し、順次、対象店舗を広げ、来年2月までに全1万1837店で導入します。08年3月以降は総菜などにも拡大します。

原油高でプラスチック類が高騰しているため、年間数億円の経費削減も見込まれる。同社は「弁当の中身もより鮮明になり、選びやすくなる」と話しています。

毎日新聞 2007年10月10日 20時29分

なおセブン-イレブンでは、店舗建設時に発生する資材梱包材などのごみを減らすために、2002年11月から断熱パネルの簡易梱包を開始しました。さら に、2003年7月からは内装材についても簡易包装とし、2006年2月28日時点で1,140店舗の建設に適用。644,100m2分の梱包材を削減しました。

一般梱包の断熱パネルと簡易梱包の断熱パネルの比較図  
セブンイレブンのサイトより。

セブンイレブン、着々と環境問題に関して手を打っています。セブンイレブンのやり方をみていると、環境問題に対して、コスト削減という観点から取組んでいることがわかります。確かに上の二つの方法、長い目でみれば、間違いなくコスト削減につながります。

私は、長い目で見て、コスト削減にならないようであれば、本当の意味では環境問題の対策にはならないのではないかと思っています。たとえばある大手宅配ピザチェーンでは、「MOTTAINAI」運動として、北海道のダム工事で掘り出された土を店頭で配ったり、ビニール袋の代わりに風呂敷を売ってみたりしたり、紙のピザボックスに「MOTTAINAI」の標語を印刷して、3Rの説明をしたりしても、効果があるとは思えません。

やはり、セブンイレブンのように、誰もがその効果を理解できるようなものでなければ、結局はモノにならないと思います。

このブログに以前も紹介したように、ピザテンフォーの紙のピザボックスそのものをなくす運動などは、その効果がはっきりと誰にでも理解できます。長期的には、間違いなくコスト削減につながります。

ピザテンフォーでは、すべての店舗にジェットタオル(温風で手を乾かすための装置)を装備し、手洗い後の紙タオルを使わないようにしています。これも、初期投資はかかりますが、もうすでにコスト削減につながっています。

無論当面の間は、コスト削減につながらないものもあるかもしれません。しかし植林でさえ、50年もたてば、私たちに恵みをもたらしてくれます。少なくとも50年単位でみて、全くコスト削減につながらないように思えるものは、本物ではないような気がします。

なお、これ以前にこのブログに掲載した環境問題に関する記事につきましては、以下のURLからご覧になれます。

http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/blog-post_05.html

2007年10月12日金曜日

ピザテンフォー誕生祭-今月いっぱいチャナも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

ピザテンフォーは10月4日を持ちまして、創業から19年となりました。20年目を目指してまた皆様のご支援をいただけますよう努力して参ります。
以前にもお知らせしたとおり、ビザテンフォー今月いっぱいMサイズピザ全品20%引きです。これを機会に是非今まで、食べたことのない商品もご注文ください。テンフォーすべての商品自信作です。ひょっとしたら、新たな食感に出会えるかもしれません。よろしくお願いします。上の写真はジャーマンシェパードのチャナです。本部専属スタッフです。よろしくお願いいたします!

「誕生祭」ブログキャンペーンも、今月末まで実施しています。ふるってご応募ください。

2007年10月11日木曜日

日本酒輸出量伸びる-フランス人を絶句させる日本酒の実力!?


【10月8日 AFP】(一部訂正)日本酒の輸出量は2006年、1000万リットルを超えた。日本酒の輸入量世界11位のフランスでは、日本酒がボルドー(Bordeaux)の赤ワインやシャンパーニュなどフランスの高級ワインと並び、その知名度を上げ始めている。(c)AFP

さて、日本酒ですが、これには思い出があります。大学時代にフランス人の留学生の友人がいましたが、彼を居酒屋さんに飲みに連れて行ったときのことです。彼から、二つの質問があり、私の答えに彼は絶句していました。

【その1】日本酒はいつが飲み頃ですか?

【その1の私の答え】出来立てです。(フランス人、「ええ!ワインは何年か寝かせないとならないのに!」といったまま絶句。)

【その2】生牡蠣には、〇〇の××(何処産のなんだったか失念)の白ワインがあうが、日本のはどの酒が生牡蠣に合いますか?

【その2の私の答え】日本酒ならほぼ、どれでも合います。ほぼ、すべての日本酒が生牡蠣の生臭さを消してくれて、美味しくいただけます。(フランス人に実際に日本酒と生牡蠣を味合わせながら、彼は「美味しい!!」といってその後は絶句でした。彼は、〇〇の××のワイン以外は、絶対に生牡蠣に合わないという認識を持っていたようですが、日本の普通の酒がその常識を覆したようです。

とにかく、最近外国にも日本の食文化が行き渡っているには驚きます。一昨日「パーフェクト・ストレンジャー」を観に行ったという話しを掲載しましたが、あの中にも日本食が出てきました。まず、御鮨の出前を食べているシーン。朝にいり卵を朱塗りのお箸で食べているシーン。ブルースウィルスが、オチョコで、日本酒を飲んでいるシーンなどです。美味しいものに国境はないんですね。日本人が美味しいと思ったものは世界にも通用するのだと思います。いまやフランスのシェフが昆布で出汁(だし)をとる時代ですから。でも、これも珍しいことではないのか、私たちが知っているフランス料理そのものが、江戸時代にすでに和食の影響を受けているのですから。

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