2007年9月22日土曜日

ピザの効用?!-多くの必須アミノ酸を一度に吸収できる

上は、スペシャルピザ、チーズ、ウィンナー、鳥空揚げ、えびと高蛋白質・高エネルギーの典型的な食品だ。

最近、柏木町の居酒屋さんに行って、ご主人と話しをしていたら、「自分の若い大昔は、肉を食べろといわれたものだが、その次は肉を食べるなといわれ、最近ではまた、肉を食べろと言われている」という話しをしていたので、結局に何を言っているのか判らなかったので良く聴いてみたら、その時々でマスコミなどで取り上げられている栄養の問題や、後ほど述べる90歳を過ぎてもなお元気なおばあちゃんについてでした。

確かに終戦直後は、栄養不良の人が多かったので、「肉・卵などの高蛋白質のものを取る」ことが強調されたのだと思います。日本が豊になると、「栄養過多になる人が増えてきたので」お肉などの高蛋白なものは控えるようにとなり、今度はそれが行きすぎて「高蛋白のものも食べるように」というように報道されるようになったのだと思います。しかし、問題の本質はバランスです。しかも、この問題個々の人にとって全く異なるので厄介です。飽食の時代に皆が栄養過多になっているとかと思えば、あっさりした食事を好み栄養不良になっている人、ダイエットのしすぎの人など、様々です。

少なからずの人達が、高蛋白食・高エネルギー食は絶対にだめだと頭から思い込んでいるようです。しかし、それは違います。あくまで、食べすぎがいけないので、逆にいつも低蛋白食、低エネルギー食を食べていたら、体がおかしくなってしまいます。老化が早まり、若死にします。明治時代にはじめて統計をとったときの、日本人の平均寿命は何と38歳でした。このころの日本人の食事は典型的な低蛋白質、低カロリーでした。

最近ではNHKのクローズアップ現代(4月17日放送分)で「粗食は大敵」という特集が放映され、栄養失調が原因で寝たきりや病気になる老人が意外に多いことがわかっててきたことを放映していました。粗食も行き過ぎれば、大敵になってしまいます。しかし、この粗食という言い方も的確ではない場合もあります。有機野菜や、京野菜など、最近高価な野菜がありますから、こうした高価な野菜を多く食べている人は、お金がかかっているだけに、粗食をしているという感覚はないかもしれません。

上の例は高齢者の例ですが、若い人でも年がら年中、
いつもあっさりした低蛋白、低エネルギー食ばかり食べていたら、老化が促進されます。肌が痛みます、シワだらけになります。骨もおかしくなります、骨粗鬆症になりやすくなります。頭も老化し、ボケ易く物忘れがひどくなります。若死にします。糖尿病にはなりにくいでしょうが、若いうちに腰が曲がり、クタクタな老人になり老いさらばえてしまいます。それだけではありません、大脳生理学的にもかなり悪影響(脳は大部分が脂質でできている。脳の栄養源は糖質)があるようです。 糖分と脂肪を目の敵にし、肉より野菜という「ヘルシーな食生活」がかえって糖尿病をまねいてしまったり、うつや能力低下をもたらしたりすることがあるそうです。うつや能力低下は、いわゆる脳の栄養失調状態によってもたらされる場合もあるそうです。最近の若者の切れやすさは、これが原因という説もあります。

先ほど述べた居酒屋さんの親戚で、私の知り合いでもある90歳を超えても元気なおばあちゃんは、今でも家族と一緒に山菜取りに山に行きます。そんなおばあちゃんが、「何を食べたい?」と聞かれて、
月に1、2度は「そうだね、豚カツが食べたい」というそうです、本当にそのくらいのペースで食べているそうです。でも、普段は魚や野菜など典型的な和食を食べています。本当にバランスの良い食事だと思います。

やはり体が欲するからでしょうか?だからこそ、今でも普通に会話ができ、身の回りのこともでき、筋肉も衰えず、腰も曲がらずに元気で暮らせるのだと思います。一番驚かされるのは、意思がはっきりしていて、嫌な事は嫌とはっきり言えることです。しかも単に情緒的にではなく、理詰めで言えることです。私は、今でも時たまそのおばあちゃんに叱られることがあります。何ていったらいいのか、細木数子さんをもっと優しくした感じとでもいえば、近いかもしれません。

豚カツのような、高蛋白、高エネルギーのものでも、たまに食べるのは、体に悪いどころか、体に良いことです。特に、高蛋白食は、体に必要な必須アミノ酸を豊富に摂取することができます。また、油も皮膚を滑らかにします。これらを摂取しなかったり、摂取しても少なかったりすれば、骨格・筋肉、神経を作る材料がないということですから、体に良いはすがありません。


蛋白質を構成している単位をアミノ酸といいます。約20種類あり、そのうち、トリプトファン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニンの8種は私たちの体内では合成されません。他のアミノ酸は、これら必須アミノ酸などから人体の中で合成することができます。

従って、この種類のアミノ酸だけは外の生物を食べて補うしかなく、また1種類でも欠けると重大な栄養障害を起こすところから、必須アミノ酸、または不可欠アミノ酸と呼ばれます。さらに、ヒスチジンは体内で作られますが、急速な発育をする幼児の食事に欠かせないことから、1985年からこれも必要なアミノ酸として加わるようになり、合計9種類が必須アミノ酸と呼ばれています。

なお、この必須アミノ酸に対して、体内で合成されるアミノ酸は非必須(可欠)アミノ酸と呼ばれます。
さて、この必須アミノ酸はもとより、非必須アミノ酸まで含めて豊富に含まれている食品は何でしょうか?それは、チーズです。

リジンは米や麦に不足している必須アミノ酸で、トリプトファンも魚や豚肉に少ない必須アミノ酸です。チーズは栄養価が高く、これらを含めて、ほとんどすべての栄養素が含まれています。栄養素の中でチーズに全く含まれていないのはビタミンCくらいなものです。いわゆるベジタリアンといわれる人々でも、チーズを摂取しているという例は多いです。だからこそ、健康を維持できるのです。チーズを食べない、ベジタリアンも、蛋白質の多い大豆を大目にとるなどの工夫をしています。本当に野菜だけ食べていたら、すぐに老いさらばえて若死にするでしょう。

ピザを時折食べることにより、これら必須アミノ酸を十二分に補うことができます。もし、同等のアミノ酸をお肉や、魚で摂取することになったら、それこそかなりの量を摂取しなければならなくなります。チーズだけ食べるのも大変です。たまには、美味しいピザを食べて楽にこれらのアミノ酸を摂取し、老化を防ぎましょう。


ところで、先ほど話したおばあちゃん、テンフォーのピザも3月に1度くらいは家族と一緒に食べるそうです。やはり、チーズの中のアミノ酸も、このおばあちゃんの若々しさを保っているのでしょうか?みなさんも、
ピザを美味しく食べて、バランスの良い食事を心掛け元気と若々しさを保ちつづけましょう!

ただし、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」という格言もあります。あまり、高蛋白質・高エネルギー食ばかり食べるようなことをすれば、高血圧・脳溢血・心臓病・糖尿病・動脈硬化などのメタボリック・シンドロームになってしまう危険性があります。どちらも程々にして、バランスを取ることが大切です。しかも、バランスのとり方は個々人によって全く違うということをお忘れなく!

2007年9月21日金曜日

SEO対策-攻めの対策は?!


上は、SEO対策の動画。新しいありかたを提唱している。

皆さん、SEO対策には頭を悩ましてるいるのではありませんか。私もいろいろいやっています。その内容は上記動画や、それこそ上の動画や、下の「SEO対策」のバナーをクリックして調べてみてください。

私は、自分独自の対策も行っています。それは、攻めの対策ともいうべき、他の人が作成したブログへの積極的な書き込みです。いわゆるコメントの投稿です。自分の詳しいこと、特に自分の会社のこととか、会社が提供している商品やサービスの内容に関して書かれているブログがあれば、すかさず書き込みをします。また、それ以外にも自分の得意な事柄などについても書かれていれば、書き込みをします。さらに、書き込むコメントの中には、ブログが書いた人が必要とすか、関心を持ちそうな内容のもので、私のブログに掲載されている内容のURLを貼り付けておきます。もし、そのような内容がなければ、作成します。


これによって、確実に私のブログへのリンク数が増えます。それから、多くの人のブログをみることから、人々の関心やトレンドなどが掴めます。特に、マスコミなどで流される情報とは違い、ユーザーの生の最新の情報に接することになりますから、これは次のブログを書くときなどに大変参考になります。
中には、私の書き込みに非常に好意的な人もいて、私のブログの内容をさらに調べて、自分のブログに掲載していただける場合もあります。


このような書き込みを少なくとも1日10件ほどは意図的に行うようにしています。その結果いくつかのキーワードで、Googleなどで検索すると、上位(1ページ目、1ページ目の一番上か、上位)に表示されるものがあります。書籍などみて対策を行っていたときよは、はるかに上位に掲示される確率が高くなったと思います。


基本的なSEO対策は無論行うべきですが、それだけで、ブログの内容そのものがつまらないとか、たとえブログの内容に気配りをしていても、独りよがりなっていたりしては、どんなに努力してSEO対策を行っても初期の目標は達成できないと思います。

SEO対策



この記事はブログルポのSEO対策特集の依頼により執筆。

2007年9月20日木曜日

環境危機時計



環境危機時計(かんきょうききどけい、the Environmental Doomsday Clock)は、旭硝子財団が毎年実施しているアンケート「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」(Questionnaire on Environmental Problems and the Survival of Humankind)の回答により、環境問題による人類存続への危機意識の程度を時計の針にたとえて表示したものです。


同アンケートは1992年を第1回として始まり、世界各国の環境問題の有識者に対して行なっている。第15回(2006年)には、3989人中655人(16.4%)から回答があっりました。
環境危機時計は、以下の目安による回答を集計したものです。
0:01~3:00 ⇒「ほとんど不安はない」
3:01~6:00 ⇒「少し不安」
6:01~9:00 ⇒「かなり不安」
9:01~12:00 ⇒「極めて不安」

今年のアンケート集計結果では、 「環境危機時計」の針の世界平均が14分進み9時31分と、92年の調査開始以来最も進みました。 環境危機時計のモデルは、核戦争による地球滅亡までの時間を示す「終末時計」です。今年の日本は9時34分。昨年より19分、92年より1時間56分進みました。

16年間の継続調査から浮かび上がったのは、針は地球温暖化をめぐる国際交渉の情勢を反映してきたという点です。
調査初年の92年には、国連環境開発会議(地球サミット)が開かれ、世界の首脳は気候変動枠組み条約などを採択し、環境を守る決意を示した。当時の世界平均時刻は7時49分。だが、温室効果ガスの排出抑制は進まず時計の針は悪い方向に進み続け、96年には初めて9時台に突入しました。

97年、先進国間で温室効果ガスの削減義務を課した京都議定書が採択された。すると、針は9時前後を推移するようになり、将来を不安視しながらも落ち着きを見せました。

ですが、01年に世界最大の温室効果ガス排出国の米国が議定書からの離脱を表明した。議定書は05年に発効したが米国は参加せず、削減義務の対象国には排出量が急増中の中国やインドは入っていません。温暖化防止の実効性に暗雲が垂れこめ、この2年間は急激に針が進みました。

日本の9時34分は、世界平均より「3分」、日本を除く海外平均9時28分より「6分」進んでいた。その分だけ、日本の専門家が環境への危機を深刻に受け止めているということだ。京都議定書が採択された97年以前は、日本の環境危機時計の針は海外に比べ43~75分も遅れていたが、最近では10分以内の差に収まっている。





一方、冷戦時代に有名になった「終末時計」では、今年の1月に地球滅亡までの時間は、5分前としています。


米科学誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ』の理事会は十七日、核戦争の危機を警告するため地球滅亡までの残り時間を示す「終末時計」の針を二分進め、滅亡「五分前」としました。針が動かされたのは二〇〇二年二月以来で初めてです。

同理事会は声明で「われわれは第二の核時代の瀬戸際に立っている。広島と長崎への最初の原爆投下以来、世界がこれほど危険な選択に直面したことはない」と表明。北朝鮮の核実験とイランの核開発に加え、「米国が改めて核兵器の軍事的有用性を強調していること」を挙げました。

米国の核政策については、〇二年の「核態勢見直し」が核兵器の有用性を表明したこととともに、〇四年には「『時間が切迫した標的』を破壊するために核兵器さえも速やかに使用することを信奉するこの新概念が実施に移された」ことを指摘。「米国が改めて核兵器の必要性を強調したことで、他の諸国も核兵器は自分たちの安全に必要だと考えるようになった」と批判しています。

さらに針を進めた理由の一つとして地球温暖化問題を初めて挙げ、「気候変動がもたらす危険は、核兵器がもたらす危険と等しく差し迫っている」と指摘。「核爆発が生み出す破壊に比べれば短期間の影響はそれほど劇的ではないかもしれないが、今後三十年から四十年にわたって、気候変動は人類社会が生存に必要とする生活場所に大規模な被害をもたらしかねない」と警告しました。

同誌は、第二次大戦中に米国の原爆開発に協力した科学者が、その反省から戦後創刊。一九四七年に「零時七分前」で終末時計を始めました。針が最も進んだのは、五三年に米国とソ連がともに水爆実験を計画した時の「二分前」です。

この二つの危機時計どちらも非常に危険なレベルに達しています。この危機に本当に人類の英知が発動されて、とめることは可能なのでしょうか?地球が破滅したら、私たち自身も私たちの子孫の将来もなくなってしまいます。少しでも地球全体のことを考えて、回避できるように努力すべきです。

2007年9月19日水曜日

「それは無理だよ! オオスガさん」-セクシーコンパニオンを撮って来い!?

新しいゲーム「それは無理だよ!オオスガさん」では、たとえば「セクシーコンパニオンの写真を撮って来い」という指令が出る。そうするとプレイヤーは、上記のような写真を撮影し、指定されたURLに発信しなければ、ゲームをクリアできない。

携帯電話のカメラや通信機能は、現実をゲームに変えてしまうようです。プレイヤーが実際に行動を起こさないとクリアできないゲームが、東京ゲームショウ2007に登場します。

芸者東京エンターテインメントは9月20日より幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2007において、携帯電話のカメラやメール機能を活用し たモバイルゲーム「カメラとか活用型実体験エンターテインメント それは無理だよ!オオスガさん」を公開します。ゲーム内で与えられた指令をプレーヤーが実 際に行うことで、ゲームをクリアします。

 具体的には、ゲームをクリアするために「セクシーコンパニオンの写真を撮影してこい」といった指令が与えられます。これに対し、指定されたメールアドレスに写真を送 信するとゲームクリアとなります。画像認証技術を使って指定された写真であるかどうかを判定するため、違う写真を送った場合は次のステージには進めません。送信 した写真はサイト上で公開され、ほかのプレーヤーがどういった写真を撮ったかが見られるようになっていいます。

ゲームはFlashを利用し、すべてウェブ上で展開されます。このため専用アプリをインストールする必要はありません。利用料金は無料で、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話に対しています。

 また、参加者が東京ゲームショウのコンパニオンの写真をアップロードすることで得点を獲得し、ランキングを競う写真共有型ゲーム「魔王のエンマ帳」も提供します。

今回はアルファテストという位置づけで、11月中旬よりベータテストを開始し、2008年初頭に本サービスを開始する計画です。収益源はバナーやコン テンツマッチ広告のほか、企業とタイアップしたゲームコンテンツの提供などを考えているそうです。

しかし、このゲーム、プレイヤーがセクシーだと思った写真を送ったとして、「セクシーではない」と判定するのでしょうか?いずれにせよ、従来のゲームではプレイヤーは座りっぱなしだったのが、wiiのようにゲーム機そのものを動かしたり、さらにはこのゲームのように、ある一定の行動を起さないとできないようにしたりなど、なかなか面白いです。そのうち、動画も使って、「どこどかから、どこどこまで移動せよ」などという指令が出て、目いっぱい走らないとクリアできないとか、体力勝負のゲームもでてくるかもしれないです。


2007年9月18日火曜日

今日は何があった日かご存知ですか?














上はカップヌードル販売開始35周年記念のポスター。日清では、販売開始35周年を記念してさまざまなキャンペーンを実施している。

1971年の本日(9月18日)は、日清のカップヌードルが、それまでの試験販売ではなく、本格的に販売開始された日です。新宿伊勢丹を皮切りに、銀座三越、松屋などで本格的に発売開始となり、普及していきました。この商品は大ヒットし、私も1971年の暮れあたりには、初めて食べたことを覚えています。当時は百円で販売されたそうです。確か、このすぐ後に、「カップライス」なる商品も開発され、市場に投入されたのを覚えています。最初は白米だけ、その後には赤飯も販売されたという、記憶があるのですが、これはもう早い時期に姿を消してしまいました。開発の苦労話や、海外展開の話など、カップヌードルの歴史に関しては、http://cupnoodle.jp/をご覧ください。

今考えると、この頃は1960年代で日本の高度経済発展の基礎は築かれ、ほとんどすべての産業が右肩上がりで伸びていくのが当たり前の時代に突入した時期です。現在いわゆる団塊の世代の言われる人たちが、働き盛りの30歳台の時期にあたります。物価、収入、株価すべてが右肩上がりになり、土地神話が生まれた時代の幕開けです。最近ある団塊の世代の方から、「いつまでも自分たちが世の中の中心だと思っていてはいけない」などといわれ「?」と思いました。私は生まれてこの方自分たち(自分の世代という意味で)が、世の中の中心などと思ったことは一度もありません。おそらく、現代の若者たちもそうではないでしょうか?団塊の世代の人達は、人口そのものも最も多く、まさにこのような時期に働き盛りであり、経済の担い手、大量消費の牽引役となったため、自他ともに「世の中の中心の世代」と認められたのだと思います。

そのような時代背景の中にあって、日清のカップヌードルはまさに、象徴的な商品だったと思います。大量生産、大量消費の象徴であり、何でもより手軽に、衛生的に、より簡単に、手早く欲求を満たすことができる商品の興隆の始まりです。いわゆる大衆の文化が興隆した時代です。この頃マクドナルドのハンバーガーも1971年7月20日、1号店である銀座店を銀座三越店内に開店していました。マクドナルドは、アメリカからの輸入でしたが、カップヌードルは、日本人の手により開発されたものであり、日本独自のものであり、まさに日本が大量生産・大量消費の時代に突入したことを象徴する商品でした。さらに、大量生産・消費の権化のような、宅配ピザが日本に上陸したのは、1985年のことです。


あれから、35年時代背景は大きく変わりました。団塊の世代の大量定年退職の時代に突入し。日本では、この間バブルを経験し、空白の10年といわれる、1990年代を経て、さらにはデフレも経験し、もう経済成熟化し土地神話も崩れ、ほとんどすべての産業が右肩上がりですべてがあがり続ける時代は終焉しました。いわゆる大衆という捕らえ方はできなくなりました。大量生産・大量消費の経済から、持続可能な経済ということが、強調される時代へと突入しまた。

左は香里奈によるエコ・カップヌードルのコマーシャルの写真。オリジナルカップと詰め替え用麺がセットになった「カップヌードルリフィル スターターパック」と詰め替え用の麺「カップヌードル リフィル」、「カップヌードルシーフードヌードル リフィル」が3月26日(月)から販売された。残念ながら、まだ全国販売にはなっていないが、サイトでは注文できる。

このような時代背景のもと、日清では今年の3月から再利用が可能なカップと、従来のカップヌードルの中身の麺の詰め替え品(リフィルと称している)の販売を開始した。数年前なら考えられないことです。(左は香里奈による、エコ・カップヌードルのコマーシャルの写真)

今振り返ってみると、日清のカップヌードルは、もうすでに方向性が定まっていた、大量生産・大量消費の消費者レベルでの幕開けの象徴でした。この新製品、もうすでに方向性が定まりつつある「持続可能な経済」への消費者レベルでの幕開けの象徴となるのでしょうか?前にもお伝えしたように、ピザ宅配業界では、ピザテンフォーのみが、紙のピザボックスをなくす活動を行っています。ピザ宅配(現在一般に普及している宅配という意味で)は、先ほども述べたように、大量生産・大量消費の行き着く先に生まれた、権化のようなサービスです。ピザテンフォーの新たな宅配方式は、日清のカップヌードルと同等か、それ以上に「持続可能な経済」への魁か象徴になるかもしれません。

いずれにせよ、日清のエコ・カップヌードル、ピザテンフォーの新たな宅配方式、今後の経済の行方を見定める上で、今後注意深く見守っていく必要があります。

2007年9月17日月曜日

エコ・環境問題の虚実?!-虚実皮膜の間???


上は、レジ袋のたたみ方をレクチャーする動画です。

環境問題のブログを見ていたら、以下のような内容のブログに行き当たりました。

http://blogs.dion.ne.jp/jotoku/archives/6206452.html

内容が面白いのと、現在の環境対策の核心をついているので、そのまま掲載させていただきます。

『ブロふで』リサイクルについて

”オカラは、大豆から作られる大豆製品です。オカラを使わなければ、その分の大豆が節約できます。”
こんなことを、まじめに言っている人がいたら、常識を疑いますよね。だって、おかしいでしょ?”オカラ”って作りたくて作るものじゃないですよね。”豆腐”を作ったらできちゃうんですよね。(これを副産物といいます。)いきなり何の話だ?と思う方も、ピンと来た方もいらっしゃるでしょう。

環境問題といえば、なんでも「正義」になる昨今ですが、ご存知の方も多いのでしょうけど
話題のレジ袋ですが、レジ袋は以下のサイトにあるように、石油を精製した過程の副産物として”ナフサ”というものができて、それからできています。(原油からも精製途中でできます)
http://www.jpca.or.jp/junior/01howto/tour1.htm

それでは、次のHPを見てください。

http://panasonic.co.jp/eco/le/bag/index.html

”レジ袋の原料はポリエチレンなどの合成樹脂。つまりレジ袋は、石油から作られるプラスチック製品です。レジ袋を使わなければ、その分の石油が節約できます。”

さて、冒頭の話に戻りましょう。
”レジ袋は、石油から作られるプラスチック製品です。レジ袋を使わなければ、その分の石油が節約できます。”
この文章で
 レジ袋=オカラ
 石油=大豆
 プラスチック製品=大豆製品
に置き換えて読んでください。
冒頭の文章になるはずです。

”オカラは、大豆から作られる大豆製品です。オカラを使わなければ、その分の大豆が節約できます。オカラを使わなければ、その分の大豆が節約できます。”

私はどう考えても、
”豆腐をやめないと、大豆の節約につながらない。”と思いますよ。つまり、”石油をやめないと、石油の節約につながらない”ってこと。

「1年間に1人220枚、日本中でなんと約280億枚のレジ袋が使用されている」
らしいです。
「日本の原油輸入量の「1日分の約8割」にも相当」

だそうです。
1日分の約8割って・・・
計算式で書くと0.8×1/365=0.0021917…です。
レジ袋を仮に100%無くせたとしても0.2%の節約です。
普段の生活に例えると、年間1000万円も赤字を出している会社に、必死に2万円分の無駄を削減させて満足しているようなものです。(1日あたり54.8円)

どうせ意味はないのだけど、個人的には、ペットボトルをなくす方がいいと思います・・・エコペットボトルってなんで作らないんでしょうね・・・レジ袋は駄目で、ペットボトルはOKの理屈もわかりませんけどね・・・

「ペットボトルはリサイクルしているからいいの!」
コラコラ、リサイクルされているなら、リサイクル商品が世の中にワンサカあふれているはずですよ。
あなた、実際に自分でペットボトルからリサイクルされた何かをもっていますか?店頭でそんな商品を見たことありますか?

実態は、そんなもんです。
「どっかでリサイクルされている」
わけないでしょ・・・
ペットボトルは、きちんと焼却炉で燃やされています。(リサイクル率6%程度だとか・・)

レジ袋を廃止するくらい環境が気になるなら店の夜の広告ネオンを消すくらいの本気がないと駄目よ。あれって本当に無駄な電気ですからね。そんな気ないのはわかってますよ。

ちなみに日本の電気の6割は、石油を燃やしてタービンを回して発電する火力発電です。CO2がワンサカできます。中学の社会の時間に習っているはずです。

環境問題といいながらだーれも環境のことは考えていません・・・。

以上です。かなり核心をついていると思います。ただし、大量のレジ袋が出回ったとして、確かに無駄遣いではないのかもしれませんが、大量のレジ袋を破棄するときには、環境にどのような影響を及ぼすかまでは、言及していません。ただし、レジ袋の問題よりも、石油の利用を削減することが本質であるという考え方は、正しいと思います。
私は、CO2の削減に関しても疑いを持っています。森林伐採の問題をCO2削減にすりかえようとしている、一大勢力があるのではないかと思ってます。これに、各国政府がまんまとはまっているのではないかと思います。
虚実皮膜の間という言葉にもあるように、虚実はその時々で変わります。やはり、何が正しくて、何が間違いなのかは、長い眼で見ていく必要があると思います。いずれにせよ、前にこのブログで述べたように、マスコミの言葉は鵜呑みにせず、自分で確認してみる習慣をつけることが肝要だとおもいますし、自ら実行していきたいと思います。

2007年9月16日日曜日

安倍首相の辞任の真相は?


安倍首相辞任プレス会見1

安倍首相辞任プレス会見2

安部首相辞任については、14日WBSでも、「今週の土曜日にだされる週刊誌の記事がきっかけという説もある」と語っていました。それは、昨日公表された週刊現代に発表された、脱税疑惑記事によって明らかになりました。
これは、辞任前にも毎日新聞の夕刊が小さな記事で報道されており安倍首相自身が、これが噴出したら命取りという一大政治資金スキャンダルをかかえていたというのです。
それは、父の安倍晋太郎氏から首相への資産相続の際に、晋太郎氏が資産を自らの政治団体に寄付する形にすることで、首相は相続税をまぬがれていたという「脱税」疑惑です。週刊現代の記事では脱税額は3億円にものぼるといいます。
安倍内閣は第1次、第2次とも、成立当初から政治資金の問題に悩まされてきた。しかしそれはいずれも、佐田玄一郎行革担当相の政治資金問題、松岡利 勝農水相の「ナントカ還元水」問題、赤城徳彦農相の事務所費問題など、有名な諸事件をとっても、金額的にはそれほど大きな問題ではない(億単位の金額では ありません)。これが本当ならば、それに比較して、この遺産相続問題はケタちがいに金額がおおきいです。
これが本当かどうかは、現在では確認のしようがありませんが、本当なら自民党、今度こそ本当に求心力を失うかもしれません。今は冷静に、事の真相を見極める時期だと思います。

2007年9月15日土曜日

ピザテンフォーからのお知らせ-9月の特売日とお持ち帰りお得日のお知らせ

ジョイポップ
M \1,470円 L \2,100円
トマトソースカクテルソーセージ・ベーコン・アメリカンレリッシュ・パセリ・特製マヨネーズ・オニオン・ピーマン皮はパリッ、中はジューシーなカクテルソーセージ。

サニーナポリ
M \1,470L \2,100円

トマトソースナポリタン・ソーセージ・ベーコン・エビ・オニオン・ピーマンナポリタンとチーズが食べ応えあり!


マヨカルビ
M \1,575円 L \2,205円

やわらか味付き牛肉・マヨネーズ・オニオン・レッドピーマン・ネギ焼肉にマヨネーズ、ボリューム満点!食べごたえアリ!
<9月の特売日>
上記商品9月度は、毎週水曜日 M1,000円 L1,500円で販売いたします。
<毎週火曜日はお持ち帰りでM、Lピザ全品30%オフ>
ピザテンフォーをよろしくお願いいたします。

2007年9月14日金曜日

グーグル、環境問題に総額1千万ドルを拠出-エコな交通を目指す企業が対象



上は、トヨタのプラグイン・ハイブリッド・カーの動画です。

Googleは、環境により優しい自動車を実現するために、さらなる投資を行います。

以前、グーグル本社で、1,000枚ものピザボックス入りのピザを消費する動画を掲載したりしましたが、Google自体は、知識産業ですから、もともとエネルギーの消費は少ない企業ですし、環境問題にも熱心に取組んでいる企業です。

大手ウェブ検索サイトGoogleの非営利部門であるGoogle.orgは米国時間9月12日、プラグインハイブリッド車(家庭用電源で充電可能なハイブリッド車)など、(環境を破壊せずに)持続可能な交通の実現に関わる企業に総額1000万ドルを拠出すると発表し、公募を開始しました。

Google.orgによると、今回の公募(手続きはすべてオンライン上で行われる)は、よりクリーンな交通手段の開発を大規模に促進し温室効果ガスの排出を削減するために行われるといいます。審査に合格した応募企業には50万~200万ドルを投資しますが、役員は派遣しないそうです。

要項によると、「プラグインハイブリッド車、電気自動車、Vehicle-to-Gridソリューションの広範な商用化を可能にする革新的な取り組み、チーム、技術を持つ営利企業」を対象とする。テーマは電池に関する技術からサービスに至るまで、プラグインハイブリッド車の開発普及を促すものであれば何でもよい。審査はGoogleの従業員とその分野の専門家により行われます。

Googleは2007年6月、社用車をプラグインハイブリッド車に転換する計画である「RechargeIT」を立ち上げました。対象は、電力網か ら充電し、電力需要の多い時間帯には電力の供給も可能なプラグインハイブリッド車です。さらに同社は、発電量1.6メガWという巨大な太陽光発電装置を導入 したほか、地球温暖化対策に取り組む複数の非営利団体に100万ドルを提供してもいます。

Googleは声明で、「交通セクターの変革に要する全費用を考えたとき、1000万ドルはいかにも僅少だが、今回の公募が大きな反響を呼び起こ すことを期待しています。プラグインハイブリッド車の普及には、自動車会社による商用化が必要なだけでなく、企業社会全体が積極的に取り組む必要があるの です」と述べています。

プラグインハイブリッド車に対するこうしたGoogleの思い入れにもかかわらず、一般消費者にとって、プラグインハイブリッド車が現実的な選択 肢になることはほとんどありません。一部の自動車会社がプラグインハイブリッド車に取り組んではいますが、利用するには膨大な費用を掛けて改造する必要があるから です。

Electric Power Research InstituteとNatural Resources Defense Councilの最近の研究では、一部でも電力網を利用する自動車は従来の自動車よりも環境汚染の発生が少ないとされています。

 応募期限は、2007年10月22日までとなっています。

この試み、プラグインハイブリッド車の開発普及を促すものなら何でも良いそうですが、ピザテンフォーの車両を全部プラグインハイブリッド車に変更し、さらにはピザを紙のピザボックスなしで運ぶようにするなどという、技術的変革ではなく社会的な変革にも資金を拠出していただけるのでしょうか?少し調査をしてみようと思っています。

2007年9月13日木曜日

安部総理大臣辞任

本日の話題といえば、もっぱら阿部総理大臣の辞任です。日本国内は、この話題でもちきりです。今更、日本国内のサイトの記事などコピペしても仕方ないので、本日はアメリカのVOA(Voice of America)のサイトの記事をコピペします。
VOAはご存知かどうか知りませんが、アメリカの国営で海外向けで19442以来海外向けの放送をしています。アメリカの人はほとんど聴きません。もっぱら海外向けです。私も、昔は短波ラジオでよく聴いていました。
さて、 VOAでは、阿部首相の辞任のニュースのほかに、わざわざ下記の"Newsmaker:Shinzo Abe"と言う内容で別途に報道しています。この辞任劇アメリカでも相当奇異なこと、異例なことと写ったのだと思います。Newsmakerは、日本語であれば「時の人」くらいの訳でしょうか?
Newsmaker:Shinzo Abe
By VOA News
12 September 2007

Japanese Prime Minister Shinzo Abe
Japanese Prime Minister Shinzo Abe (file photo)
When Shinzo Abe took office last September, he became Japan's youngest prime minister and the first to be born after World War Two.

The 52 year-old set out on a mission to draw Japan away from its war-time past, vowing to repair strained relations with neighboring countries and revise the pacifist constitution.

After just a year in office, Mr. Abe succeeded in few of his goals.

He managed to hold the first summit in two years with the leaders of China and South Korea. Those countries had long complained that Japan has not acknowledged the pain it caused the region during World War Two.

But he failed to push through constitutional reform. The country's charter was written by U.S. occupiers after the war and limits Japan's military to a role of self-defense. Mr. Abe said the constitution should better reflect Japan's growing role in global security issues.

A third-generation politician, Mr. Abe is the son of a foreign minister and the grandson of Nobusuke Kishi, the prime minister of Japan in the late 1950s.

Despite the tradition of public service, Mr. Abe was fairly inexperienced in Japanese politics when he took office. He was first elected to parliament in 1993, and had held only one Cabinet post, as the chief Cabinet secretary to former Prime Minister Junichiro Koizumi.

上で見ていただければ判るように、憲法改正の話しなどは掲載されていますが、日本で騒がれているように、中東での自衛隊の給油の件などの国際貢献の話しなど全く掲載されていません。

締めくくりとしては、安部首相は、政治家としての経歴が短く、閣僚として働いたのも小泉元首相の下で、官房長官としてわずか1回だけであるとし、経験のなさを強調しています。権謀術数を使う、狸や狐が大勢いる政治の世界では、阿部さんは上品すぎたのかもしれません。

日本国内では、さまざまなことが取りざたされていますが、結論としてはこんなところだと思います。皆さんは海外のサイトなどみることがあるでしょうか?時々見たほうが良いと思います。特に経済に関しては、あるアメリカに長期滞在した経済学者が、日本にいて日本の新聞を見ているとかえって、日本の経済がわからなくなってしまう。アメリカにいてアメリカの情報を見ていたほうがかえってよく見える。そうなんです、日本のものばかり見ていると日本のことがわからなくなってしまうことがあります。

それと、同じマスコミでも、海外の先進国のマスコミには良いところがあります。それは、立場がはっきりしていて、一環していることです。保守系であれば、完全に保守的な立場からものを語ります。中途半端はありません。立場がゆるがないからこそ、その立場からみたらこう見えるのかと、納得がいきます。現在だと、文書から画像から動画に至るまで、豊富な海外の情報に接することができます。たまには、海外の情報に接してみてはいかがでしょうか?



2007年9月12日水曜日

同時多発テロから丸6年-いつも最悪のことを考えて備えを!



上は、同時多発テロ以前につくられた、スパイダーマンの予告編です。ツインタワーの間にくもの巣が張られ、ヘリコプターがとらわれます。ツインタワーが今でもあれば、スパイダーマンをはじめ、様々な映画に使われたことでしょう。今でも古い映画で、ツインタワーがでてくるものがあります。


6年を過ぎたにのに今でも、生々しい、当時の様子です。


真珠湾攻撃をテーマとした、「トラ・トラ・トラ」という映画のクリップです。真珠湾攻撃当時のルーズベルトは予期していたそうです。アメリカ国民をふるいたたせるため、わざと攻撃を甘受したのだという説もありますが、私はこの映画のごとく、結局は必要な情報が末端まで行き渡らなかったので、防ぐことができなかったのだと思います。

同時多発テロ、あれから6年もの歳月が流れたとは驚きです。あの事件があった日私は、たまたま居酒屋さんにいました。テレビを見ていました。まるでハリウッド映画を見ているような心持がして、一瞬何が起こったのか、すぐに把握できませんでした。

でも、ツインタワーの一方が攻撃を受けてから、もう一方が攻撃するまでの間に結構な時間があったことを覚えています。詳しいことは知りませんが、あの時、あの時間を利用して、何とか次の攻撃を防ぐことはできなかったのかと思ってしまいます。

例えば、哨戒機を飛ばして防ぐとか。それから、ペンタゴンについては、大昔、本当に私が子供のときペンタゴンのような軍事的な拠点をすべての人がわかるように公開しても良いのだろうかと無邪気に思ったことがあります。しかも、何の武装もしていないようです。それから、なぜあのような攻撃をするに至ったのか、未だに判りやすくは解説されていないと思います。

アメリカは、今から六十数年前に日本からパールハーバーとフィリピンを同時に攻撃されています。もちろん、パールハーバーの攻撃は、同時多発テロと性格はまるで違うものです。しかし、トラ・トラ・トラの映画などみていると、緊急の場合の備えができていなかったのは間違いないようです。日本に対していわゆるハルノートをつきつけABCD包囲網、日本の活路を絶ったというのは、その当時の判断では正しかったのだと思います

しかし、それだけのことをすれば、相手側がどうでるのか、最悪のシナリオまでは描いていなかったような気がします。後世の歴史家によれば、その頃の先進国と言われる国であれば、ハルノートのような内容を突きつけられたら、どこの国でもほとんど戦争状態になるのは必須であったと語っています。ただし、その当時の常識からいうと、日本は後進国だったという認識があったのかもしれません。その当時の世界の常識では、アメリカに対し日本が戦線を布告し、ましてや、大艦隊を送って、ハワイを空爆するなどということは考えなれないことでした。だから、そこまで気遣う必要はない。もし、攻撃してきたとしても、赤子の手をひねるように簡単に防御できるだろうという、油断があったのだと思います。

まさに、六十数年前の教訓が生かされていなかったのではなかろうか、というのが私の率直な感想です。イスラムに対するアメリカの対応はどうだったのか、本当に防ぐことは不可能だったのか、あるいは軽減すことはできなかったのか。もう一度真剣に冷静に反省するときだと思います。また、私たちも他山の石として、一度真剣に振り返っておくべきものと考えます。

私たちも日々の仕事や、私生活においても常に最悪のシナリオが起ったときに、どうするのか考えておくことは、重要だと思います。もし、会社がつぶれたらとか、道で暴漢のあったらとか、ある程度考えておけば、そのときになれば必ず対応できると思います。本日安部総理が辞意を表明したそうですが、政局でも最悪のシナリオを考えておくことが肝要だと思います。優秀な経営者はいつでも、複数の最悪のシナリオを考えているそうです。私もそうありたいと思います。

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