携帯電話のカメラや通信機能は、現実をゲームに変えてしまうようです。プレイヤーが実際に行動を起こさないとクリアできないゲームが、東京ゲームショウ2007に登場します。
芸者東京エンターテインメントは9月20日より幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2007において、携帯電話のカメラやメール機能を活用し たモバイルゲーム「カメラとか活用型実体験エンターテインメント それは無理だよ!オオスガさん」を公開します。ゲーム内で与えられた指令をプレーヤーが実 際に行うことで、ゲームをクリアします。
具体的には、ゲームをクリアするために「セクシーコンパニオンの写真を撮影してこい」といった指令が与えられます。これに対し、指定されたメールアドレスに写真を送 信するとゲームクリアとなります。画像認証技術を使って指定された写真であるかどうかを判定するため、違う写真を送った場合は次のステージには進めません。送信 した写真はサイト上で公開され、ほかのプレーヤーがどういった写真を撮ったかが見られるようになっていいます。
ゲームはFlashを利用し、すべてウェブ上で展開されます。このため専用アプリをインストールする必要はありません。利用料金は無料で、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話に対しています。
また、参加者が東京ゲームショウのコンパニオンの写真をアップロードすることで得点を獲得し、ランキングを競う写真共有型ゲーム「魔王のエンマ帳」も提供します。
今回はアルファテストという位置づけで、11月中旬よりベータテストを開始し、2008年初頭に本サービスを開始する計画です。収益源はバナーやコン テンツマッチ広告のほか、企業とタイアップしたゲームコンテンツの提供などを考えているそうです。
しかし、このゲーム、プレイヤーがセクシーだと思った写真を送ったとして、「セクシーではない」と判定するのでしょうか?いずれにせよ、従来のゲームではプレイヤーは座りっぱなしだったのが、wiiのようにゲーム機そのものを動かしたり、さらにはこのゲームのように、ある一定の行動を起さないとできないようにしたりなど、なかなか面白いです。そのうち、動画も使って、「どこどかから、どこどこまで移動せよ」などという指令が出て、目いっぱい走らないとクリアできないとか、体力勝負のゲームもでてくるかもしれないです。
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