2007年9月6日木曜日

オシウリ-広告のアイディアを募るサイト?!


あなたの広告アイデアを買います!売ります!という文句でポータルサイト、エキサイトで新たなる“広告売買”サービスがスタートしました。エキサイトとデザインバーコードは2007年9月3日に“excite”で、一般ユーザが参加できる広告アイデア売買サイト『オシウリ』を公開しました。


一般ユーザは自分の考えた広告アイデアを画像のスライドショーや動画にしてアップし、その広告アイデアを気に入った企業が購入することができるという広告売買仲介サイトです。その広告アイデアにユーザが値段を付け、企業からのオファーを待つという仕組みです。企業側はその中から気に入ったアイデアがあればその投稿者と交渉、制作料やアイデア料を支払って買い取るというものです。


面白いのはただ企業対ユーザーではなく、ユーザーが面白い広告アイデアに投票して広告アイデアランキングができたりトラックバックを飛ばしたりできる仕組みを兼ね備えていることです。これで企業側もユーザ視点でその広告アイデアが面白いのかどうかの判断ができます。


ユーザ側の注意としては「オシウリ」には審査があるということ。投稿された作品すべてが審査され、公序良俗に反していないか、著作権や名誉毀損などのリスクがないか、などを判断されます。そしてなによりアイデアが面白いかどうか、を重点的にチェックされるようです。何が何でも、というわけには行かないが、この「オシウリ」の質を保つ為には当然といえば当然ですか?


このサイト皆さんは、どう思うでしょうか?私は新規事業のプランニングをしてきた経験からいうと、あまりうまくはいかない感じがします。本当の意味での広告は、なかなか難しいものです。たとえば、業態の名称一つ決めるのでも、広告用にキャッチコピーを考えるにしても、かなりの情報収集と、言葉の持つ意味、その場の状況など、考慮しなければならないことが、かなりあるからです。

一つの短いキャッチコピーを生み出すのでさえも、出来上がったものだけ見た場合、たいしたことはないように見えるかもしれまん。でも、そこに至るまでの、時代背景、環境の分析、ターゲットの絞込み、ベネフィットの特定、ベネフィットを提供するためのソリューションの特定、当該事業や商品のポジショニング、差別優位性、言葉の持つ意味合い、言葉の変遷、顧客や潜在顧客の心理分析などを考慮した場合とても、素人や素人の思いつきで、できるものではありません。

しかし、この短いキャッチコピーなどで、売上など相当左右されます。 もし仮に素人が、同じような「キャッチコピー」を偶然生み出したとしても、上のような分析をしてからの発想ではないため、ただの言葉の羅列で、その後何をどう販売していいのか、どのようなプロモーションをして良いのかも示すことができなくなってしまいます。著名な糸井重里のような人は、このような背景もすべて含めてキャッチコピーを考え、それに至った経路などを示す資料込みで、広告会社に提供するので、高いギャラをいただけるのだと思います。

無論、単に広告技法の収集とか、単純な意味でのアイディア募集であれば、このようなサイトでも十分なのでしょう。あるいは、人材不足に悩まされている中小企業などで、あまり経費をかないプロモーションを実施する場合などは良いのでしょう。売れなくてもいいから、面白ければ良いとかであれば、良いのですが、あまり大きな動きになるとは思えません。皆さんはどう、思いますか?

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