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2014年2月1日土曜日

販売激減…“原点”iPod終焉 ジョブズ氏の予言通り CEO示唆―【私の論評】どんなに革新的な製品でも終わりが来る場合とそうではない場合がある!次に終わるのは、電子書籍リーダーである(゚д゚)!

販売激減…“原点”iPod終焉 ジョブズ氏の予言通り CEO示唆



2008年に米サンフランシスコでiPodの新機種を発表する米アップルのジョブズCEO。革新的な製品もいずれは終焉を迎えることを予言していた(ロイター)

米アップルが2001年に世に送り出したデジタル携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」が、近く市場から姿を消すことになりそうだ。音楽も聴ける「iPhone(アイフォーン)」に取って代わられ、販売が激減しているためで、最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏(53)が投資家向け説明会で生産・販売の中止を示唆した。アップル躍進の原点ともいえる革新的な製品だったが、11年に56歳で亡くなったカリスマ創業者スティーブ・ジョブズ氏も終焉(しゅうえん)を予言していた。アップルは“ジョブズ後”に革新的な製品を生み出せず試練を迎えている。

「アイポッドのビジネスに終わりが近づいていることは、わが社の社員なら全員が知っていると思う」

英BBC放送は、クック氏が今月27日に行われた説明会でこう発言したと伝えた。

同じ日に発表されたアップルの2013年10~12月期決算によると、この期のアイポッドの販売台数は前年同期のほぼ半分の約600万台で、売上高も半分の9億7300万ドル(約973億円)にまで落ち込んだ。アップルの売上高全体に占める割合はわずか2%にとどまっている。一方で、アイフォーンは前年同期比7%増の5100万台、タブレット端末の「iPad(アイパッド)」も2100万台と、いずれも四半期としては過去最高を記録した。

この記事の続きはこちらから(゚д゚)!

【私の論評】どんなに革新的な製品でも終わりが来る場合とそうではない場合がある!次に終わるのは、電子書籍リーダーである(゚д゚)!

本日は、久しぶりにいわゆるガジェットに関わる話題を掲載させていただきます。このブロクでは、最近は中国や韓国の話題ばかりになってしまいましたが、以前は、iPhoneやiPadの話題も多く取りあけでいました。それと、スティーブ・ジョブズなどの話題もあげていました。

あのiPodがいずれ消えてなくなる(゚д゚)!

最近あまり掲載しなくなったのは、中国・韓国の問題が従来と比較すると、より先鋭化したということもありますが、やはり、アップルから最初のiPodや、iPhone、iPadのような革新的なアイディアが出てこなくなったということがあります。最初の頃の、これらの製品は、かなり先鋭的で、話題性がありました。私自身も、これらの製品をいちはやく購入して、その先進性についてこのブログで述べていました。

さて、私自身はといえば、実はiPodは一度も購入したことはありません。昔は、カセットテープのウォークマン、CDが普及してからは、CDウォークマンを使っていました。そうして、その後はガラケーで音楽を聴くようになりました。そのため、iPodに関しては非常に興味を持っていましたし、購入したいと何度も考えましたが、結局購入することはありませんでした。

mp3プレイヤーも売れていた・・・・・・

それにしても、当時の日本のガラケーは優れものでした。音楽が聴けて、電話もできて、メールもでき、インターネットも携帯電話用のサイトしかみれませんでしたが、とにかく見れました。考えてみれば、技術的には、日本の企業は、iPod、iPhone、iPadも作れるだけの技術があったと思います。

そうこうしているうちに、iPhoneが発売され、その次にiPhone3が発売され、その次にはiPhone3Gが発売されました。その先進性に魅了された私は、iPhone3Gを購入しました。この頃、今では信じられませんが、世界中でiPhoneが売れていたのに、日本ではまだまだ普及しておらず、特異な状況にありました。やはり、日本では、まだまだガラケーが幅を効かせていました。私の周りも、あまりiPhoneを持っている人はいませんでした。iPhone4や4Sがでてきてから、ようやっと日本でもかなりiPhoneが普及したと思います。

iPhone3GSは、iOS6までは使えた、最先端のスマホだった

その後、音楽は、iTunesと、iPhoneとパソコンで聴くようになりました。また、iPhoneで、様々なインターネット放送で音楽を聴くようになりました。iPhoneを購入してからは、無論のこと、iPodを購入する必要はなく、今でも、iPhoneで音楽を聴いています。その後は、iPadで、最近ではnexus7で聴いています。

iPodのような音楽プレイヤーは一時結構売れていたように思いますが、私のように結局買わなかった人も多いと思います。

さて、このiPodのようなことがまた起ころうとしています。それは、何かといえば、電子書籍リーダーです。電子書籍リーダーはまだまだ普及していませんが、それに追い打ちをかけるようなことがすでに起こっています。

それは、スマホの普及や、iPadやNexus7のようなタブレット端末の普及です。私自身は、電子書籍リーダーを何度となく購入しようとしたのですが、結局現在も購入していません。おそらく、iPodと同じく一生購入することなく人生を終えるのではないかと思います。

それは、無論、すでにiPhoneやiPad、最近ではNexus7も所有しているからです。電子書籍に関しては、さすがにパソコンでは読みにくいです。だから、iPhone3Gを購入したときには、これで電子書籍を良く読んでいたものです。そうして、iPadを購入してからは、iPadで良く読むようになりましたNexus7を購入してからは、電子書籍はほとんどこれで読むようになりました。

iPadAir,iPadmini以外のiPadは重すぎた(゚д゚)!

なぜかといえば、単純な理由からです。私の所有しているiPadは初代iPadなので、今iPadAirと比較すると、600g台の重さがあって、手軽に読むには重すぎるからです。その点Nexus7(2012年版)は、画面サイズは一回り小さいですが、書籍を読むには、300g台ということで、軽くて手軽だからです。

これが、あれば、電子書籍リーダーなど必要ありません。こう考えていくと、電子書籍リーダーもいずれ姿を消すのではないかと思います。電子書籍リーダーは、現在ではAmazon Kindleがありますが、リーダーはリーダーの単機能であり、読みやすいことは読みやすいのですが、単機能で物足りないです。そのためでしょうか、Amzonでも、Kindle Fireという独自のアンドロイド・タブレット端末を発売しています。これで、電子書籍が読めるだけではなく、アンドロイド端末でも電子書籍が読めるようになっています。

初代iPadは革新的だった(゚д゚)!

こうなると、電子書籍リーダーもいずれ消えてなくなる運命と見て間違いないと思います。ただし、今のタブレット端末にも足りない部分があります。それは、実際に使用した方はご存知かもしれませんが、タブレット端末は日光などの照り返しが強く、日中野外などでは非常に電子書籍などが読みにくいというところがあります。まあ、そのような状況というのは、考えにくく、室内で読めば、普通のタブレット端末でも十分に読めますが、それにしても、電子書籍リーダーの優位性の一つであることであることも事実です。これに関しては、確かに、Kindleなどの電子書籍リーダーのほうが、電子インクを持ちているので、かなり読みやすいです。

電子書籍リーダーKindleは、野外でも読みやすい(゚д゚)!

しかし、これとても、タブレット端末が、電子書籍モードなどを備えて、特に電子書籍を読みやすいような環境を整えれば、すぐに解消できます。それから、電子書籍リーダーは何といっても、低価格という魅力もありましたが、最近では、7インチのタブレット端末もかなり低価格になってきましたので、電子書籍リーダーとタブレット端末とを比較すると、タブレット端末がいろいろなことができるということで、軍配があがります。

実際に、最近では電子書籍リーダーの売上は、伸び悩みであり、タブレット端末のほうがはるかに売れています。こんなことから、電子書籍リーダーはいずれこの世から消えるのは間違いないものと思います。

Kindle Fireは電子書籍リーダーとしても、タブレット端末としても使える

スティーブ・ジョブズはiPodが消えることを2008年に予言していたということですが、こうして、見てみると、世の中には出現した時点でいずれ消え行く運命にあるものと、そうではないものとがあるように思います。それにして、パソコンそのものは、スマホや、タブレットが出てきてから、特にノートパソコンの売上は落ちているようですが、未だに売れ続けています。これからも、売れていくことでしょう。おそらく、従来のように爆発的に売れていくことはないにしても、スマホ、タブレットも売れ続けていくのだと思います。

Nexus7は軽くて動作も軽快、電子書籍リーダーとしても最適

それにしても、上の記事にもあったように、スティーブ・ジョブズが亡くなってから、アップルは革新的な製品は出していません。このままでは、アップルもいずれ、現状のソニーのような企業になりつつあるということでしょうか。

アップルでもどこの企業でも良いですが、何やら胸がときめくような、新たな新製品をたてつづけに出すような企業が出現してくれると良いと思います。そろそろ、最近ではデフレで苦境に陥っていて、余裕のなかった日本のメーカーから、そのようなものが出てくるべきではないかと思います。そうして、こんなことはいずれできるようになると思います。

最近では、STAP細胞など、胸がときめくような発表がなされましたが、これは最先端の研究の話であって、残念ながら、現在の私たちが直接恩恵をこうむるとか、それによって直接影響受けるということではありません。これは、まだまだ先のことです。

これ以外にも、何か画期的なガジエットが日本からでてくると良いと思います。デフレで縮こまっていては、せっかく潜在能力があっても、新たなイノベーションはなかなか生まれないのもいたしかたないところがありました。私は、日本が、デフレから本当に脱却することができたとき、日本の潜在能力は相当なものですから、新たな社会を形成してくような、新たなガジエットなども登場してくるのではないかと期待しています。そうなれば、このブログでもどんどん取り上げていきます。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2012年9月16日日曜日

“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践―【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!

“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践


★本当に効く成功法則はコレだ!

有名経営者や名だたるビジネス作家の本が並ぶビジネス書コーナーで、異彩を放つ作家がいる。曹洞宗僧侶の枡野俊明氏だ。


枡野氏は禅寺住職でありながら、世界的に活躍する庭園デザイナーであり、美大教授。禅の思想に裏打ちされた著作はすでに十数冊に及び、仕事術の本も人気が高い。「禅」とビジネス。一見関連がなさそうだが、禅を学んで果たして成功できるのか?枡野氏に聞いてみた。

「禅の考え方は、今自分が成すべきことを、ただ一生懸命やるということ。過去を憂えたり、未来を心配したりしても、実体のないものにとらわれているだけ。今に集中すれば、心にゆとりが出てくるし、無駄なところにエネルギーを使わないので、結果は後から自然についてくるようになります」


禅を仕事に生かすことでストレスから解放され、その結果、作業の効率も上がり、精神的にも安定すると言う。

しかし、成功したいがために禅を学ぶのは本末転倒。禅とは、「物事への立ち向かい方や、心地よく暮らすための生き方を突き詰めていく思想」と枡野氏。禅の思考法を、ビジネスという分野に当てはめたら意外に使えたということか。

枡野氏によるセルリアンタワー東急ホテル「閑坐庭」(かんざてい)
そういえば、かのスティーブ・ジョブズが禅に傾倒していた話は有名だ。

「ジョブズの手がけたアップル製品には一切の無駄がなく、枯山水のような美しさがあります。彼は、毎日鏡に向かい『今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはこれでいいのだろうか』と問いかけたと言います。今やりたいことに集中する、まさに禅の発想です」


洗練されたiPadやiPhoneのデザイン。実は、枯山水を体現していたのかも!?

【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!

まずは、枡野氏の略歴など以下に掲載させていただきます。

ますの しゅんみょう
枡野 俊明

曹洞宗 徳雄山建功寺 住職

庭園デザイナー (日本造園設計 代表)

多摩美術大学 環境デザイン学科 教授

ブリティッシュ・コロンビア大学 特別教授(Adjunct Professor)




1975 玉川大学農学部農学科卒業。在学中より斉藤勝雄氏に師事。
斉藤勝雄氏の弟子となる。
1979 大本山總持寺にて雲水として修行する。 
1982 日本造園設計を設立。 
1985 曹洞宗徳雄山建功寺の副住職となる。 
1987 ブリティッシュ・コロンビア大学より招聘され、特別教授として集中講義を行う。(中曽根基金の特別教授)'87年より海外の大学において毎年講演。 
1989 コーネル大学、トロント大学等において講演。 
1990 ハーバード大学GSDにて講演。 
1994 ブリティッシュ・コロンビア大学より特別功労賞
『AWARD OF MERIT』を受賞。併せて同大学教授に就任。 
1995 新渡戸記念庭園改修においてCSLA(Canadian Society OfLandscape Architects)より『NATIONAL MERIT AWARD』を受賞。 
1997 日本造園学会賞受賞 (設計作品部門)
横浜文化賞奨励賞受賞。 
1998 多摩美術大学 環境デザイン学科 教授に就任。 
1999 芸術選奨文部大臣新人賞受賞(美術部門)。 
2001 曹洞宗 徳雄山 建功寺 の住職となる。 
2003 外務大臣表彰受賞。 都市緑化功労者 国土交通大臣表彰受賞。
2005 『Gala Spa Award 2005 (Special prize) 』 ドイツ。
カナダ政府より『Meritorious Service Medal』(カナダ総督褒章)を受章。
ブリティッシュ・コロンビア大学より名誉博士号を授与。 
2006 ドイツ連邦共和国 功労勲章 功労十字小綬章を授与。 
2007 第17回AACA(日本建築美術工芸協会)賞奨励賞受賞。 
2010 第55回神奈川県建築コンクール 優秀賞・神奈川県建築士事務所協会賞 受賞。 
素晴らしい、経歴です。この方は、日本文化を追求することにより、これだけの偉業を達成できたのだと思います。今のニッポン人、グローバリズムなどなんだのといいつつ、日本文化文化の素晴らしさを忘れていると思います。私は、日本人が日本人たる所以を忘れてしまっては、文化的背景もなにもない、ただの弱いニッポン人(日本的文化の背景のない日本人という意味)になるしかないと思います。


本当の意味で、国際人となるには、日本人ならば、日本の文化的背景を忘れては、決してなれないと思います。たとえ、英語ができたとしても、海外に行けば馬鹿されるだけです。最近私は、Google+のハングアウトで海外の人とも話す機会がありますが、そのときに海外の人から「どこからなの?」という質問をうけて、「日本から」というと、日本人だというだけで、"So, Smart"などといわれて、歓迎されるので、やはり、日本は、世界の中でも、尊敬されている国であることを実感しています。

そんな彼・彼女らに、話をして評判が良いのは、やはり、日本文化です。いろいろなことを話していて、「日本的なやり方だとこうだ・・・・・」といいつつ、その背景になる日本の伝統文化などについて、話をするとかなり評判が良いです。やはり、日本には、西欧にはない日本の古来から知恵があるのだと思います 。


このようなことがわかったので、最近では、英語で書かれている日本文化に関する、サイトの記事や、書籍を集めておき、いろいろな機会に話ができるようにしています。最近では、アニメの話題も多いので、アニメに関することも集めています。

そのような中で、「只管打坐(しかんたざ)」についての話もかなり外国の人々の関心を惹くことが、よく分かりました。只管打坐とは、詳細は、以下のURLをご覧いたてだくものとして、その意味は、『余念を交えず、ただひたすら座禅すること。仏教、特に禅宗の語。「只管」はひたすら、ただ一筋に一つのことに専念すること。「打坐」は座ること、座禅をすること。「打」は助字。「只」は「祇」とも書く』です。

http://www17.plala.or.jp/tozanji/sikantaza.html

この只管打坐の考えかたに、外国人の方々も共鳴するものがあるよゔです。実際、ハングアウトで、只管打坐について語った人の中には、次の週に自分の近くの禅道場をみつけて、やりはじめた人も、一人や二人ではありません。アメリカ人の良い思ったことは、躊躇せずにすぐに行動に移す態度には、いつも感心させられます。 上の文章にも、「ジョブズの手がけたアップル製品には一切の無駄がなく、枯山水のような美しさがあります。彼は、毎日鏡に向かい『今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはこれでいいのだろうか』と問いかけたと言います。今やりたいことに集中する、まさに禅の発想です」とありましたが、まさにそうです。


これに関しては、ジョブズが日本の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という「葉隠」とも相通じる考え方を持っていて、実際仏門に入ろうと企てたこともあったことをこのブログにも掲載したことがあります。これについては、詳細はここでは述べません。詳細は、以下のURLをご覧になってください。

Appleを復活させた「魔法使い」、ジョブス氏の休職―【私の論評】ジョブスの生き方は、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という日本人の理想を体現

私たちは、こうした多くの外国人をも魅了する、伝統文化に培われた日本に育っていますが、そのことを忘れがちです。そうして、その文化を受容して、日々の生活を送っていれば、あまり悩むこともなく、日々やるべきことに集中できるはずなのに、そうではなく、先のことを悩んだり、過去のことに引きずられがちです。


そのようなことから決別するためにも、もう一度日本文化を見直すべきだと思います。座禅など、私も久しくやっていませんか、また、やってみようと思います。私は、この古い伝統文化を思い出し、それこそ、スティーブ・ジョブズがやったように、良いところを現代的に取り入れるということにより、次世代の新しい日本をつくりだすことができるのではないかと期待しています。皆さんは、どう思われますか?



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2012年3月21日水曜日

自分の死後にメッセージを投稿! もしもの時に備える無料Facebookアプリ『if i die』 #myspi: −【私の論評】ジョブズも提唱していたようにSNSでも死を意識する生き方を?

自分の死後にメッセージを投稿! もしもの時に備える無料Facebookアプリ『if i die』 #myspi:



マイスピより:SNSを使って自分の生活を記録したり、友人と交流したりすることがすっかり定着しつつある今日このごろ。 特にFacebookでは、去年から自分年表として投稿や写真を記録できる「タイムライン」機能がスタートし、毎日の行動や思考の記録として活用している人も多いようです。こうした中で最近話題となっているのが、自分が他界した時のウェブページの「終え方」。

例えば『if i die』という生前に登録しておいたメッセージを自分の死後にアップすることができるFacebookの無料アプリ。

Facebookを利用している家族や友人3人を管理者としてあらかじめアプリに設定しておき、その3人全員が自分の死に同意すると、生前に作成しておいたメッセージを自分のウォールに自動投稿できるという仕組みになっています。

メッセージの種類はテキストと動画の2種類。現在は、テキストと動画のどちらか1種類に1メッセージを登録できます。

登録したメッセージの種類や内容はいつでも修正が可能。今後は複数のメッセージを登録・投稿できるサービスも検討しているとのことです。

健康に生きている時は自分の命がいつか果てるということをイメージしにくいものです。それでも、人はいつかこの世を去ります。その時あなたはこれまで関わってきた人たちにどんなメッセージを伝えたいですか?

自分のエンディングメッセージを準備してみることで、毎日どんな生き方がしたいか考えるためのきっかけを得られるかもしれませんね。

【私の論評】ジョブズも提唱していたようにSNSでも死を意識する生き方を?

インターネットや、サイト、ブログましてや、SNSなどまだまだ、新しいです。そのためでしょうか、サイトをみていても、あまり、そこに亡くなった方のメッセージなどみることは少ないです。とは、いいながら、少数ながらはあります。

たとえば、最近ではハンドルネーム「花うさぎ」さんという方が昨年お亡くなりになりました。このかたは、長年「花うさぎ 世界は腹黒い」というブログを運営されていましたが昨年の暮れにお亡くなりになりました。そのブログの画像が下の写真です。



花うさぎさんの、晩年に書かれたブログの一番左のコラムには、下記のような文章が掲載されていました。(下の写真は、在りし日の花うさぎさん)

日本よ 
陽はまた昇る 

祖国日本を防衛するために
陸 海 空に散華された方々に
私たちは誇りと 叡知を此の胸に抱き 
凛として愛を 捧げる
それがあって 初めて
日本の 新しい時代が始まる


私自身も、このブログはいく度となく、読ませていただき、確かいかくか、コメントさせていただいたこともあると記憶しています。このブログは、花うさぎさんが亡くなっても、まだ、ネット上に存在しています。ご本人が他界してしまってからは、さすがに、日々更新されることないですが、それでも、ご遺族の方により、葬儀の模様が掲載さたり、ごく最近も更新され、新しい写真が掲載されていたりします。そうして、この記事には、159ものコメントが寄せられていました。


ご本人が亡くなってからも、参照されている方もまだまだ、たくさんいらっしゃるようです。ご本人が亡くなったあとでも、そのまま残り、いまでもこのように参照する人が跡を絶たないとのは、すごいことだと思います。

私は、Blogなど、管理人が亡くなったあとでも、誰かそのアカウントを引き継げばそのまま存続できるのかどうかは、知りません。しかし、花うさぎさんのブログが存続されているところをみると、できるのではあるは、思います。



ただし、先に述べたように、またブログやSNSなど、新しいですから、はっきりした決まりなどまだないのかもしれません。しかし、できれば、これらは、本人が亡くなったあとでも、一定の条件を満たせば、残して欲しいものだと思います。そうなれば、亡くなった方のブログやSNSを訪れることが、故人に対しての供養になるばかりではなく、このようなものが、多く残されれば、後年には、歴史的にも貴重な資料となるのではないかと思います。(上は、facebookの画像、下は、ブログの画像、こうした若い時分の姿を、SNSやブログに掲載しておけば、自分の思い出になるし、また、ファッションなどの歴史的資料にもなるだろう)



そうして、上のような"If I die"のようなサービスがあれば、さらに良いと思います。これから、ブログやSNSを利用する方も、時が流れるにつれて、亡くなっていく方がかなり増えていくことが予測されます。 生前のブログだけではなく、ご当人が、亡くなった後のことを考えで残すメッセージなど残せたら素晴らしいことと思います。

花うさぎさんは、セレブではなく、ごく一般的な人でした。その彼か丹念に情報集め、日々ブログにそれを掲載してきたことにより、多くの人に知られるようになりました。そうして、亡くなった後でも、彼のブログは今でも多くの人に閲覧され、新たなコメントも多数寄せられています。もし、ブログというものがこの世に存在しなかったら、このようなことはなかったでしょう。花うさぎさんが、集めた情報や、それをまとめな内容など誰の目にも触れず、永遠に埋れてしまったかもしれません。

そうして、亡くなった方のブログやSNSなどが、当人が亡くなった後でも残しておくということは、価値あることだと思います。それによって、多くの人が、限りある生命ということに気づくことのきっかけを提供することになると思います。


上の記事にでは、「 自分のエンディングメッセージを準備してみることで、毎日どんな生き方がしたいか考えるためのきっかけを得られるかもしれませんね」と掲載されていました。しかし、「死を意識した生き方」には、それ以上の大きな意味と、意義があります。それは、このブログにも以前紹介した、スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチといわれる、スタンフォード大でのスピーチにも盛り込まれています。詳細は、以下の動画をご覧になってください。


この中で、彼は、「死を意識する行き方」について、語っています。それは、決してネガティブな行き方ではなく、死を意識するからこそ、日々を積極的に生きて行こうというものです。これは、以前このブログでも紹介しましたが、日本に古くから伝わる武士道精神にも相通じるところがあります。まさしく、「武士道とは死ぬことと見つけたり」というのと同じことです。

SNSやブログで、亡くなった方のものも残しておくということは、多くの人々にこうした、「死を意識した行き方」を意識させるきっかけになるかもしれません。

このブログでも以前紹介したように、facebookには、Timelineという機能がつくようになりました。これは、いずれすべてのものが、このような表示になるようです。であれば、私は、亡くなった方のストリームなどそのまま残し、さらに、Timelineには、誕生日はもとより、命日を入れるようにすると良いと思います。(下はTimeline表示になったfacebookの画面、画面右上はタイムスケール)


このように、亡くなった方のSNSのストリームや、 blogの記事が、timelineつきで、しかも、本人の生前に残したメッセージもそのまま掲載されるようになれば、すごいことになると思います。たとえば、戦前戦後にかけてのこのような多くの記録が残されており、しかも、誰でも閲覧できるようになっていたとしたら、いわゆる、自虐的歴史観など、はびこる余地がなくなっていたと思います。

河村市長が語っていたように、南京虐殺など、なかったことも明らかになります。それに、日本が決して侵略戦争をしたわけではないこと、また、戦争に突入したのも、やむにやまれずにそうしたことなどが、誰にはっきりと理解できるようになると思います。マッカーサーが公聴会で証言したように、「日本の戦争は、防衛戦争だった」ということが誰にでも実感できていたかもしれません。

そんなことから、皆さんもfacebookやブログなど、自分自身が亡くなった後にも残せるという前提で考えてみると、また違った観点から、読んだり、書き込んだりできるようになるかもしれません。今までは、一般人ではなかなかできなかった、日々歴史的を紡いでいっているという感覚になるかもしれません。それから、自分は過去の歴史から続いており、これからも、悠久の歴史の中に連綿として続いていけるのだという実感を味わえるかもしれません。SNSやブログを提供している企業も、その使命の一つとして、歴史を紡いでいくということも含めていただきたいと思います。先の、「花うさぎ」さんのブログは、このような背景から、これからも貴重な歴史的資料として悠久の歴史の中で燦然と輝き続けることでしょう。

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『死』というキーワードを含むこのブログの過去の記事は、こちらから!!

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