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2012年9月16日日曜日

“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践―【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!

“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践


★本当に効く成功法則はコレだ!

有名経営者や名だたるビジネス作家の本が並ぶビジネス書コーナーで、異彩を放つ作家がいる。曹洞宗僧侶の枡野俊明氏だ。


枡野氏は禅寺住職でありながら、世界的に活躍する庭園デザイナーであり、美大教授。禅の思想に裏打ちされた著作はすでに十数冊に及び、仕事術の本も人気が高い。「禅」とビジネス。一見関連がなさそうだが、禅を学んで果たして成功できるのか?枡野氏に聞いてみた。

「禅の考え方は、今自分が成すべきことを、ただ一生懸命やるということ。過去を憂えたり、未来を心配したりしても、実体のないものにとらわれているだけ。今に集中すれば、心にゆとりが出てくるし、無駄なところにエネルギーを使わないので、結果は後から自然についてくるようになります」


禅を仕事に生かすことでストレスから解放され、その結果、作業の効率も上がり、精神的にも安定すると言う。

しかし、成功したいがために禅を学ぶのは本末転倒。禅とは、「物事への立ち向かい方や、心地よく暮らすための生き方を突き詰めていく思想」と枡野氏。禅の思考法を、ビジネスという分野に当てはめたら意外に使えたということか。

枡野氏によるセルリアンタワー東急ホテル「閑坐庭」(かんざてい)
そういえば、かのスティーブ・ジョブズが禅に傾倒していた話は有名だ。

「ジョブズの手がけたアップル製品には一切の無駄がなく、枯山水のような美しさがあります。彼は、毎日鏡に向かい『今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはこれでいいのだろうか』と問いかけたと言います。今やりたいことに集中する、まさに禅の発想です」


洗練されたiPadやiPhoneのデザイン。実は、枯山水を体現していたのかも!?

【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!

まずは、枡野氏の略歴など以下に掲載させていただきます。

ますの しゅんみょう
枡野 俊明

曹洞宗 徳雄山建功寺 住職

庭園デザイナー (日本造園設計 代表)

多摩美術大学 環境デザイン学科 教授

ブリティッシュ・コロンビア大学 特別教授(Adjunct Professor)




1975 玉川大学農学部農学科卒業。在学中より斉藤勝雄氏に師事。
斉藤勝雄氏の弟子となる。
1979 大本山總持寺にて雲水として修行する。 
1982 日本造園設計を設立。 
1985 曹洞宗徳雄山建功寺の副住職となる。 
1987 ブリティッシュ・コロンビア大学より招聘され、特別教授として集中講義を行う。(中曽根基金の特別教授)'87年より海外の大学において毎年講演。 
1989 コーネル大学、トロント大学等において講演。 
1990 ハーバード大学GSDにて講演。 
1994 ブリティッシュ・コロンビア大学より特別功労賞
『AWARD OF MERIT』を受賞。併せて同大学教授に就任。 
1995 新渡戸記念庭園改修においてCSLA(Canadian Society OfLandscape Architects)より『NATIONAL MERIT AWARD』を受賞。 
1997 日本造園学会賞受賞 (設計作品部門)
横浜文化賞奨励賞受賞。 
1998 多摩美術大学 環境デザイン学科 教授に就任。 
1999 芸術選奨文部大臣新人賞受賞(美術部門)。 
2001 曹洞宗 徳雄山 建功寺 の住職となる。 
2003 外務大臣表彰受賞。 都市緑化功労者 国土交通大臣表彰受賞。
2005 『Gala Spa Award 2005 (Special prize) 』 ドイツ。
カナダ政府より『Meritorious Service Medal』(カナダ総督褒章)を受章。
ブリティッシュ・コロンビア大学より名誉博士号を授与。 
2006 ドイツ連邦共和国 功労勲章 功労十字小綬章を授与。 
2007 第17回AACA(日本建築美術工芸協会)賞奨励賞受賞。 
2010 第55回神奈川県建築コンクール 優秀賞・神奈川県建築士事務所協会賞 受賞。 
素晴らしい、経歴です。この方は、日本文化を追求することにより、これだけの偉業を達成できたのだと思います。今のニッポン人、グローバリズムなどなんだのといいつつ、日本文化文化の素晴らしさを忘れていると思います。私は、日本人が日本人たる所以を忘れてしまっては、文化的背景もなにもない、ただの弱いニッポン人(日本的文化の背景のない日本人という意味)になるしかないと思います。


本当の意味で、国際人となるには、日本人ならば、日本の文化的背景を忘れては、決してなれないと思います。たとえ、英語ができたとしても、海外に行けば馬鹿されるだけです。最近私は、Google+のハングアウトで海外の人とも話す機会がありますが、そのときに海外の人から「どこからなの?」という質問をうけて、「日本から」というと、日本人だというだけで、"So, Smart"などといわれて、歓迎されるので、やはり、日本は、世界の中でも、尊敬されている国であることを実感しています。

そんな彼・彼女らに、話をして評判が良いのは、やはり、日本文化です。いろいろなことを話していて、「日本的なやり方だとこうだ・・・・・」といいつつ、その背景になる日本の伝統文化などについて、話をするとかなり評判が良いです。やはり、日本には、西欧にはない日本の古来から知恵があるのだと思います 。


このようなことがわかったので、最近では、英語で書かれている日本文化に関する、サイトの記事や、書籍を集めておき、いろいろな機会に話ができるようにしています。最近では、アニメの話題も多いので、アニメに関することも集めています。

そのような中で、「只管打坐(しかんたざ)」についての話もかなり外国の人々の関心を惹くことが、よく分かりました。只管打坐とは、詳細は、以下のURLをご覧いたてだくものとして、その意味は、『余念を交えず、ただひたすら座禅すること。仏教、特に禅宗の語。「只管」はひたすら、ただ一筋に一つのことに専念すること。「打坐」は座ること、座禅をすること。「打」は助字。「只」は「祇」とも書く』です。

http://www17.plala.or.jp/tozanji/sikantaza.html

この只管打坐の考えかたに、外国人の方々も共鳴するものがあるよゔです。実際、ハングアウトで、只管打坐について語った人の中には、次の週に自分の近くの禅道場をみつけて、やりはじめた人も、一人や二人ではありません。アメリカ人の良い思ったことは、躊躇せずにすぐに行動に移す態度には、いつも感心させられます。 上の文章にも、「ジョブズの手がけたアップル製品には一切の無駄がなく、枯山水のような美しさがあります。彼は、毎日鏡に向かい『今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはこれでいいのだろうか』と問いかけたと言います。今やりたいことに集中する、まさに禅の発想です」とありましたが、まさにそうです。


これに関しては、ジョブズが日本の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という「葉隠」とも相通じる考え方を持っていて、実際仏門に入ろうと企てたこともあったことをこのブログにも掲載したことがあります。これについては、詳細はここでは述べません。詳細は、以下のURLをご覧になってください。

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私たちは、こうした多くの外国人をも魅了する、伝統文化に培われた日本に育っていますが、そのことを忘れがちです。そうして、その文化を受容して、日々の生活を送っていれば、あまり悩むこともなく、日々やるべきことに集中できるはずなのに、そうではなく、先のことを悩んだり、過去のことに引きずられがちです。


そのようなことから決別するためにも、もう一度日本文化を見直すべきだと思います。座禅など、私も久しくやっていませんか、また、やってみようと思います。私は、この古い伝統文化を思い出し、それこそ、スティーブ・ジョブズがやったように、良いところを現代的に取り入れるということにより、次世代の新しい日本をつくりだすことができるのではないかと期待しています。皆さんは、どう思われますか?



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2012年4月1日日曜日

睡眠効率99.9%も夢じゃない! 考えグセを断ち切る禅の教えと最新ツールで、眠りの悩みを解消!−【私の論評】iPadで読書しながら、音楽を聴くのが一番効果がある?

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【私の論評】iPadで読書しながら、音楽を聴くのが一番効果がある?

睡眠に関する詳細は私は専門家でもないので、上の記事を読んでいただくものとして、これに関して私の経験を掲載してみます。


上の記事で、特に興味を持ったのは、以下の部分です。

「自宅のドアを開けたら仕事のことを忘れる、ベッドに入る前は静かな音楽を聞いたり本を読んだりしてリラックスすることが大切です。すると、脳内から幸福感をもたらすセロトニンという物質が分泌され、心と体が落ち着いて寝付きがよくなります」

私自身は、深い睡眠をとっているかどうかは、わかりませんが、昔から眠れないということはほとんどありません。どうしても、寝付けないときには、本を読むようにしています。そうすると、何時の間にか眠くなって寝てしまうのがほとんどでした。


だから、上の引用文の内容は、正しいと思います。それから、最近ですが、眠る少し前には、iPadを使うようにしています。

どのように使っているかというと、眠る小一時間くらい前に、まずは、iPadでVimeoなどの動画をみます。動画の種類としては、あまり刺激の強いものではなく、美しいい風景のものとか、宇宙の美しい動画です。これは、言葉よりも、実物をごらんいただくほうが良いと思いますので、下にその動画を貼り付けておきます。



これを見て、気分が落ち着いてきたころに、今度は、音楽を聴きます。音楽も、あまり刺激の強いものは避けて、静かなものを聴きます。最近は、モーツァルトの音楽が多いです。

次に、iPadで、音楽を聴きながら、kIndleの電子書籍を読みます。この時点では、すでにベッドに入っています。電気も消してしまいます。電気を消しても、iPadでなら、書籍を読むことができます。少し眠気がさしてきたら、今度は、音楽をとめます。音楽をとめて、読書に集中するようにしています。そうすると、どんどん眠くなってきます。そうなると、iPadを枕元において、寝てしまいます。そうすると、もう、ぐっすり朝まで寝てしまいます。

そうして、ここで、iPadを用いることの、良さがあります。その良さとは、パソコンなどと違い、電源を落とす必要がないからです、枕元においておけば、そのまま、スリープしてしまうので、何も気にする必要もありません。これが、良いところだと思います。それに、電灯を消したままでも、読めるというところが、これも良いところだと思います。書籍だと電灯をつけないと読めません、とすると、電灯を消すということをしなければなりません。これが、結構面倒だったりします。


電子書籍の内容としては、これも、あまり刺激の強いものではなく、なんというか、自分の価値観にあった書籍を読みます。たとえば、ドラッカーの書籍など、自分の価値観にあったものを意図的に選びます。最近では、このブログでも、紹介したことのある"Spend Shift"を読んでいます。

これは、最近は完璧に習慣になっているので、これをやるとだいたいかなりぐっすり眠ることができます。

以前は、テレビを見た直後に寝たりしていましたが、これは、あまり良くないです。何かの記事で、眠る直前の動画は良くないということがいわれていましたが、まさにそうだと思います。それから、寝酒ということがいわけていますが、これも良くないと思います。全く飲まないか、飲んだにしても、少しでしょう。間違っても、酔っ払うまでは、飲まないほうが良いです。


またものの本によると、寝付きの悪い人は、毎晩寝る直前に同じような行動をして、習慣化して、一の儀式のようにしてしまうと良いということも書かれていました。要するにある夜は、テレビを見た直後に寝て、またあるときは、読書をした直後に寝るといのではなく、眠る直前は同じようにするということです。

私の場合、寝る直前にIPadで音楽を聴きながら、読書をするということで、眠れないということはないのですが、眠りの深さは、どうなのかわかりません。これに関しては、iPhoneで睡眠を記録するアプリが各種あるようなので、今度試してみようと思っています。エスエス製薬から無料のアプリ、『ぐっすりニャー/睡眠記録』というので、まずは、試してみようと思います。Android版も似たようものもあります。今度試してみたら、ブログに掲載します。



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