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2012年9月24日月曜日

【TED】 Coursera創業者による「オンライン教育が教えてくれること」―【私の論評】coursera授業受けています!!

【TED】 Coursera創業者による「オンライン教育が教えてくれること」:



Stanford大学の教授陣が立ち上げたCourseraが人気、とは知っていたのですが、こちらのTEDトークでその目指すところなどがよくわかりました。教育系サービスに興味がある方は是非。

Courseraは開講期間が決まっていて、受講したい時にすぐ受講できるわけではないので未体験だったのですが、この映像をみてその内情がよくわかりました。授業の質はもとより、仕組みとしてかなりレベルが高いですね・・・。

映像の途中でクイズが出てきたり、プログラミングの授業ではリアルタイムに結果をシミュレートしたり、自動&相互添削の仕組みが実装されていたりと「え、そんな機能もあったの・・・」という驚きの連続でした。

Courseraを観た当初は「Stanfordからスピンオフした人が実験ぽくやっているのかなー」程度に思ったのですが、これは・・・次世代の大学の正しい姿かもしれませんね。

ちなみに個人的にはこうしたオンライン授業では得ることのできない「オフラインでの人とのつながり」みたいなものが「Courseraの受講生が自発的に実施しているローカルStudy Group」で補完されていると知って唸ってしまいましたよ・・・。これはよい仕組みだ。

■ Courseraのビジネスモデル(の可能性)

なお、CourseraはKhan Academyと違って営利組織なのですが、ビジネスモデルとして以下のような方向性を模索しているようですね。こちらも参考になるのでメモしておきます(Wikipediaより)。
  • 修了証書
  • 授業は無料だけど、優秀なひとには有料で修了証書を販売する、というものですね。これで就職が有利になったりしたらいいですよね。
  • 資格試験
  • オフラインのテストです。上記の修了証書の各分野版ですね。
  • 成績情報の販売
  • 生徒の許可をとって、企業の採用部門などにデータを販売するサービスですね。ありそう。
  • Courseraによるテスト
  • 企業や既存の学校による試験部分をCourseraがアウトソースして受ける、というモデルですね。
  • チューターサービス
  • 生徒向けに有料でチューター(家庭教師)サービス。ありそうですね。
  • ライセンス販売
  • 他教育機関への授業コンテンツのライセンス販売ですね。
  • スポンサー(冠講座)
  • 企業がある講座をスポンサーする、みたいなやつですね。日本の大学でもよくされますね。
  • 授業料
  • これは直球で。より高度な授業は有料で、というモデルですな。
教育系はアツいですね・・・これからもウォッチしていきたいところです。

 


【私の論評】coursera授業受けています!!
 このブログにも以前掲載したように、私は、今月から、Gamificationのコースを受けています。また、本日からは、待望の"An Introduction of Operational Management"がはじまります。おっと、これは違います。アメリカ時間では、24日からでずが、日本では、25日からです。なんといってもチェーンオペレーションを旨とする企業にいる私としては、これは、以前から興味津々でした。


本日は、実際にCourseraで授業を受けている女の子たちの写真とともに、掲載させていただきます。

 Gamificationのコースに関しては、実は、先月の末あたりからはじまっており、それを知らずに今月に入ってからギリギリで登録しました。そのため、勝手が良くわからず、最初は大変でした。 授業に関しては、まずは、ビデオレクチャーがあります。

ビデオレクチャーのプレイヤーが優れもので、英語が聞き取りにくくても、字幕を出すことができます。それから、音声の速度も遅くしたり、速くしたりもできます。それから、ビデオの途中で、五択のクイズが出てきたりします。

全部のビデオレクチャーについているわけではありませんが、とにかく、結構多くのビデオレクチャーについてきます。これに答えて、次に進むよう形式になっています。その他サジェッションなどが出てくる場合もあり、 ただし、クイズに正解しなければ、次に進めないということはなく、どんどん先に進むことができますが、私の場合、クイズに正解しなければ、ビデオレクチャーを良く理解していないとみなして、もう一度最初から見るようにしました。



こんなことをいうとかなり時間がかかるように受け取られるかもしれませんが、ビデオの長さは、最高に長いものでも、15分くらいで、10分以内のものがほとんどで、時間的には、それほどでもありません。 ちなみ、一週間分のビデオレクチャーとしては、たとえば、一番新しい内容ですと、以下のようになります。


ビデオの時間は、短いといいながら、盛りだくさんです。私の場合、勝手がわからないものですから、いきなにこのビデオレクチャーをみて、すぐに、宿題などやってしまいました。しかし、このビデオレクチャーに関するwikiというものがあり、これもなかなか充実していて、関係記事、関係サイト、関係書籍などが紹介されています。

 それに、ビデオレクチャーが放映された後に、Note(簡単な講義メモのようなもの)や、抗議内容のマインドマップも掲載されます。このNoteなど見て、何のことかわからない場合は、再度ビデオレクチャーをみるようにすれば、かなり効果があります。 最近では、このNoteをコピペしておき、それを見ながら、メモなどとるようにしています。

このときは、ビデオレクチャーは、パソコンで、メモは、iPadでとるようにしています。板書のように、教授が書いたものは、iPadで撮影します。そうして、後で、ワードなどで、整理しますす。こうすると、なかなか効率が良いですし、ビデオだけでなく、テキスト様のものも残りますし後でかなり便利になると思います。

 宿題は、週ごとにだされます。五択の問題が、10問ほど、あります。これを提出します。また、小論文もあります。これは、最初の週のものは、200文字でしたが、次は500文字、最新のものは、1000字です。これを月末まで提出しなければならないので、頭が痛いです。


 これも、提出しますが、何と、この評価は、このコースに参加した学生が行うようになっています。私自身は、全く余裕がないので、他者の小論文を評価しようと思えばできるようになっていますが、まだやったことはありません。いずれ、余裕があれば、チャレンジしてみたいです。

それから、SNSのようなものもありますが、これを見ていると、日本人も結構受講していることがわかります。 それと、無論この記事に掲載したような、女の子たちと、メッセージを交換することもできます。facebookなんかで、直接メッセージを出してもなかなか返してくれないですが、Courseraの場合だと、同じ目的に向かって、活動しているせいでしょうか、結構戻ってくる率が高いです。それに、このコースでは、最後に期末試験もあります。宿題、小論文、期末試験も含めて、教授による最終評価もあります。どういう評価なのか、評価基準も示されています。私自身は、準備不足なところもあって、いまのとこは、日本風でいえば、「可」がとれれば、最高だと思います。



それにしても、せつかく始めたのですから、最後までやり遂げたいと思います。ちなみに、このコースは、開催期間は、6週間です。他のコースもこれと同じくらいの期間のものが多いです。

さて、Gamificationのコースの様子など掲載しましたが、私がこのコースを受けた動機といえば、何とといっても、英語力のアップです。実際、このような英語のコースをとれば、他のことをやるより、はるかに実務的な英語力がつくと思います。

少し残念なのは、コースの中には、ビデオチャットのようなものが踏まれていないので、話すことに関する練習にはならないかもしれませんが、いずれにしても、単に英語をお勉強するというよりは、はるかに実利的と思います。それに、次のコースあたりでは、他の学生を誘って、Google+ ハングアウトなどもしてみようと思っています。



そうすれば完璧きですね。それに、Courseraのコースは、学問というより、かなり実務的です。 それに、新しい話題が多いです。特にGamificationは、ネットの世界でも、その重要性がいわてきたのは、ごく最近のことですから、最新のトピックスを実務的に学べるのですから、本当素晴らしいことだと思います。それに、この記事にも掲載したような女の子たちとも、知り合いになれます。海外に多数知り合いができるということは、何かと便利で良いと思います。

このような講義、受講するには、大量の英文を読み、大量のビデオを見て、英文も書く必要があります。それも、最新の事柄についてのものがほとんどです。1年〜2年ほど受け続ければ、英語力、それもかなり実務的な英語力がつくと思います。私はそれを狙っています。

 このコース本当に無料です。英語力を高めたいとか、最新トピックスを知りたいと思われるがた、是非チャレンジしてみてください!!特に英語力のあ方など、片手間でも十分できると思います。これは、企業につとめている人もそうですが、学生など、馬に食わせるほど時間が余っていると思います。是非チャレンジしてみてください。


何かcourseraについて質問のあるかた、私は、実際に講義を受けていますから、受けていない人よりは、的確にお答えできると思います。是非お寄せください!!

今日Courseraの宿題やります。ビデオレクチャーも見ます!!

このコースが世の中に定着したら、今度は、大学院のコースも用意されるようになった良いと思います。

【関連記事】






2012年7月19日木曜日

誰でも無料で一流大学の講義が受けられる!?オンライン授業「コーセラ」は教育で社会変革を起こせるか - ビジネスモデルの破壊者たち―【私の論評】社会変革を大成功させる新たな「ビジネス・モデル」を打ち立てよ!!

誰でも無料で一流大学の講義が受けられる!?オンライン授業「コーセラ」は教育で社会変革を起こせるか - ビジネスモデルの破壊者たち:

Coursera
スタンフォード大学から生まれた無料のオンライン授業「コーセラ」が話題を呼んでいる。今までも大学の授業を公開するオンライン授業はいくつかあった。だが、コーセラは他とは全然違う。なんと、宿題もあり、しかも質問を投げかけることも可能なのだ。 (画像はブログ管理人掲載)

提供されているカリキュラム

この記事のつづきはこちらから!!


【私の論評】社会変革を大成功させる新たな「ビジネス・モデル」を打ち立てよ!!

「コーセラ」なかなか、良さそうです。これに類したものは、過去にもいくつかあったと思います。たとえば、iTunes Universityなども含めて結構いまでもあるのですが、結局どれも中途半端で、実際に受講したことはありません。


特に提供している内容が良いと思います。これらの内容など、社会人にも興味が持て、やってみようという気になるものが多いです。それに、英語の勉強にはかなりなりそうです。変に、英会話の勉強するよりははるかに実践的な英語が身につきそうです。

これらなら、どれかのコースを選んで私も受講してみたいと思ったので、実際に登録してみました。そうして、あるコースも登録しました。そうして、気づいたのですが、これは一般に良くeラーニングにみられるように、いつでも受講開始ができるというものではなく、普通の大学のように、講義がスタートし、そこに一斉に受講者が受講を開始し、中間には中間試験もあるし、期末には、期末試験もあります。個々の講義の後には、質問や、課題もあります。最終的に教授からの評価もあります。もし登録して、実際に受講をはじめたら、このブログでもその内容など、掲載させていただきます。そうして、本日は、セクシーな先生の画像とともに掲載させていだきます。それにしても、こんなセクシーな先生ばかりだと、あまり勉強が身につかないかもしれません。やはり、eラーニングのほうが、良いかも(笑)!!


それにしても、このような教育システムいまこそ必要だし、重要だと思います。

ドラッカー氏は、かつて、成人の教育に関して以下のようなことを語っています。

学習が、大人になれば止めるものでなく、生涯継続すべきものとなったからには、学校もまた継続学習に向けて組織されなければならない。(『断絶の時代』)

まもなく、あらゆる人が、数年ごとに学校に戻ることが当然となることも語っていました。成人が学校に戻ることが常識になるとも言っていました。ただしこの書籍を読んだ時には、「そうなれば確かに良いのだか、本当にできるのだろうか?」という半信半疑な気持ちがありました。しかし、今日のeラーニングの興隆や、この「コーセラ」を見ていると、今日では、可能であると確信するに至りました。

現在なら、SNSもあり、SNSでは、動画は見られるものの、ビデオチャツトもできるわけですから、可能性は無限です。ただし、やはり、何らかの形でスクーリングも実施すべきと思います。ただし、ビデオチャツトなどで、普段から話をできるようにしておけば、スクーリングの時間もかなり密度の濃い実りのあるものにできる可能性が高いです。

それから、ドラッカーは、18歳で学校に行くのをやめたからといって、知識労働に必要な知的資質を欠いていると見なすべき理由はないと語っています。むしろ逆だと言っています。

10年もすると、誰もが学校に戻りたくなる。そのとき彼らは、その強い動機づけのゆえにきわめて意欲的な学生となる。

確かにそうです。今では大学はおろか、中学、高校でさえ、勉強することの意味を見いだせない人間で溢れています。そんな人が大学に行っても、あまり学問など身につかないと思います。ただし、このブログにも以前紹介したように、いわゆる、中学・高校時代にある程度以上の詰め込みをしておかないと、その後リーダー的な資質を持つことは困難になるようです。ただし、すべての人が、リーダーになるわけではないので、リーダー教育は別として、多くの人が、学びたい時に学べる環境を整えることは良いことだと思います。


知識社会における現在では、人生のいかなる段階にあろうと、さらに高度な知識労働への道を開くことができなければなならないと思います。そして社会は、年齢にかかわりなく、いかなる人をも受け入れなければならないのです。そのようにして、組織の多様性も確保されます。

知識が仕事に不可欠になったからには、継続学習、すなわち成人を何度も学校に帰らせることが必要です。日本でも、社会人学生が増え、専門職大学院が次々に設立されています。

今日すでにあらゆる分野の人たちが、自らの再教育のために学校に戻り始めています。


知識社会では学校と生活は切り離されたものではありえない。学校と生活は相互にフィードバックしあうという有機的なプロセスとして結合される。これこそが、継続学習が目指すものである」(『断絶の時代』)
さて、上ではドラッカーの『断絶の時代』のなかから、いくつか言葉を選んで掲載させていただきました。この著作が出版された時代には、無論、eラーニングなど存在していませんでした。しかし、その後の著作の中には、無論でてきて、ドラッカーもこれ成人教育に大きな役割を果たし大きな社会変革になるであろうことを語っていました。そうして、eラーニングが、今世紀の大きな産業になるであろうことも語っていました。

 
上の記事にも、「無料でオンライン授業を提供するとは言っても、コーセラは営利目的の企業である。一体、収入を上げるためのビジネスモデルは何か」と掲載されていました。この「コーセラ」今のところ、ユーザーを増やすことに集中しているのだと思います。そのため、まだ、何によって利益を得ていくのか明らかではありません。しかし、何らかの方法で利益をあげることも考えているのだと思います。それに、大きなムーブメントとなれば、政府からの補助金や、企業や、個人からの献金も期待できます。NPOにするということも考えられます。

欧米では、営利企業だろうが、非営利企業だろうが、いわゆる事業はビジネスと呼び、そのモデルは、ビジネス・モデルと呼びます。ぜひとも、この社会変革を大成功させる新たな「ビジネス・モデル」を打ち立てていただきたいものです。そうして、私たちも、このようなモデルをみならって、ビジネス・モデルの破壊者をめざしたいものです。

そうして、この「コーセラ」のやりかたは、このブログでも、しばしば述べている現在アメリカで、大潮流となっている「スペンド・シフト」という消費動向に適合した動きであります。



スペンド・シフトは、以前このブログにも掲載したことがありますので、ここでは詳細は述べませんが、簡単に触れておくと、以下の様なものです。

自分を飾るより ⇒ 自分を賢くするためにお金を使う。

ただ安く買うより ⇒ 地域が潤うようにお金を使う。モノを手に入れるより ⇒ 絆を強めるためにお金を使う。

有名企業でなくても ⇒ 信頼できる企業から買う。

消費するだけでなく ⇒ 自ら創造する人になる。

コーセラは、自分を賢くするために時間を使うことになりますし、受講者どうしで絆を深めることもできるし、自ら創造する人になるための手助けをしてくれるものともなるということで、この潮流にも十分のっているものと思います。いずれゴーセラも、何らかの形で利益などをあげて、このような事業を継続できるようにするビジネス・モデルの全貌が見えてくると思います。素晴らしいチャレンジだと思います。実際に評価するのは、それからになるとは思います。しかし、私たちも、このようなチャレンジを見習いたいものてす。




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2012年5月9日水曜日

大人のための“着せ替え人形”サイト「ポリボア」がファッションを民主化する! - ビジネスモデルの破壊者たち―【私の論評】ある程度規則性を持たせた、コラージュをユーザーに作成させ、シェアさせることでイノベーションに成功か!?

大人のための“着せ替え人形”サイト「ポリボア」がファッションを民主化する! - ビジネスモデルの破壊者たち:

大人の着せ替え人形をネット上で実現したようなサイト「ポリボア」をご存じだろうか。このサイトでは、自分の好みでファッションをコーディネートし、多様なスタイルを実験できる。他愛ない仕組みに見えるが、このサイトの潜在的可能性はかなり高そうだ。 

さて、実際にどのようにコーデできるのか、いかに「ポリボア」から以下に私が気に入ったものをコピペしてみます。






ポリボアは、インターネット上のさまざまなファッション・ショッピングサイトから、スカートやブラウス、靴、バッグといった個々のアイテムを選んで、それを組み合わせてシェアするサイトである。優しく軽やかなサーモンピンクのジャケットに、白いシャツと赤茶色のショートパンツを組み合わせ、同系色の茶色のバッグや靴を合わせる。これで今年の春らしい装いができる。あるいは、黄色とグリーンと黒の色を適度なポーションで合わせれば、夏を待つシャープなスタイルになる。

【私の論評】ある程度規則性を持たせた、コラージュをユーザーに作成させ、シェアさせることでイノベーションに成功か!?

いわゆる、着せかえではないことがお分かりになると思います。着せ替えというより、自らイメージを組み立てて、それを枠内にはめ込んでいくというようなものです。とにかく、自分のイメージで、こうしたコーデをクリエイトすることもできるし、他の人のものにfacebookのように、「いいね!」もできるし。コメントすることもできます。この仕組み口で、説明するのは、難しいので、是非実物をご覧になってください。なかなか、創造力を刺激されるサイトです。これは、いいわ!!そうそう、何というか、ファッション写真のコラージュを自由に作成できると表現したほうが良いです。

GAP2
Styld.byの画面
とにかくアイテムが豊富にあるので、本当にいろいろな組み合わせが無限にできます。これって、女性なら本当にはまってしまいそうな気がします。これは、以前紹介した、GAPの新しいオンラインメディア「Styld.by」を完全に超えています。こちらは、自分でコーデするのではなく、あくまで、コーデされたものなどを、見やすいとかね、SNS機能でシェアしやすいというところまでで、自らコーデできる機能は備えていませんでした。それに、こちらは、コーデを人が実際に着用している写真が掲載されているだけで、コラージュではありません。

ファッションサイトというと、実はGoogleが随分前から挑戦していましたが、結局は失敗しています。Boutique.comというサイトを買収して挑戦していたのですが、現在アクセスすると、すでに、販売などは行っておらず、ファッションサイトへのポータルサイトのようになっています。






以前Googleのファッションサイトに関して掲載したときに、以下のように論評ました。
グーグルは、検索エンジンの分野においても、人間の感性が絡むファッションの分野に関しては、なかなか難しい分野であり、他の検索に関してはほぼ完成の域に達しているのですが、こうした分野は、最後のフロンティア(最前線)なのだと思います。 
だからこそ、この分野でも、サイトを立ち上げて研究しているのだと思います。Googleは、単にファッションサイトを立ち上げて、そこで収益をあげるなどという単純なことは考えてはいないと思います。この分野で得られた知見をもとにして、さらに検索エンジンを改良して、ファッションも扱えるようにするとか、さらに新たなサービスを提供するなどして、さらに、多くの人々を自分たちのプラットフォームに参加できるように努力しているのだと思います。
しかしながら、結局はうまくいかず、おそらく、トラフィックを増すことも期待できず、結局は、閉鎖ということになったのだと思います。

それにしても、「ポリボア」は、コラージュという手法で、しかもそれをユーザーに自由に作成させつつも、全く自由ということではなく、ある程度の規則性を持たせて、その範囲の中で自由な発想を開花させ、それだけではなく、それをシェアできるというSNSの機能を持たせて成功しています。いままで、ファッショサイトでは、コラージュはあくまで、サイト側が提供するものでしたが、サイト側がすべて提供するというのでは、確かにプロが作成するということで、あまりに外れはないものの、数的にも、センス的にも限度、限界があります。しかし、ポリボアでは、このコラージュをユーザー自身に作成してもらうということで、ありとあらゆる、感性による、数多くのコラージュが掲載できるということです。何と素晴らしい!!

ところで、コラージュとは、知っているようで、その歴史や、定義などあいまいなところもありますので、以下に実際にコラージュとともに、その意味あいなど掲載しておきます。


コラージュ(仏: 英: collage)とは現代絵画の技法の1つで、フランス語の「糊付け」を意味する言葉です。

facebookに掲載されていたコラージュ写真
通常の描画法によってではなく、ありとあらゆる性質とロジックのばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせることで、例えば壁画のような造形作品を構成する芸術的な創作技法です。作品としての統一性は漸進的な並置を通して形成されます。コラージュは絵画と彫刻の境界を消滅させることを可能にしました。

セクシーアニメのコラージュ
絵画におけるコラージュはキュビスム時代にパブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックらが始めたパピエ・コレに端を発するといわれています。主観的構成の意図を持たない「意想外の組み合わせ」としてのコラージュは1919年にマックス・エルンストが発案しました。主に新聞、布切れなどや針金、ビーズなどの絵具以外の物を色々と組み合わせて画面に貼り付けることにより特殊効果を生み出すことが出来ます。後に様々な方向で工夫されて発展し、現在に至っています。


Wow Random Icons Collage Graphic
それにしても、このコラージュという手法、他のサイトでもいろいろ応用できそうです。たとえば、家具なども良いですね。

Hollister Sexy Par Collage Wallpaper
インテリアデザインなどにも応用できそうです。とにかく、人間の感性が必要なデザインの分野のサイトで、これから大活躍しそうな予感です。皆さんも、いろいろ考えてみては?きっと、いろいろと工夫すれば、既存のサイトにはないかなり面白いものができるのではないかと思います!!



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