【私の論評】あまりの日本人の出来の良さに、味方にすればこれほど頼りがいのあるものはなし、敵にすればこれほど恐ろしいものはなしと悟ったアメリカ人(゚д゚)!
英語の勉強がてら、TEDをご覧になられている方も多いと思います。私もそうです。しかし、最近はあまり感動するものもなく、見ても内容をすぐに忘れてしまうというものが多く、あまり観ていませんでした。
しかし、このスタートレックの加藤役で知られるジョージ・タケイのプレゼンは、久しぶに感動し、記憶に残るものとなりました。そのため、本日はこれを掲載させていただくものとしました。
上の動画で日本語の字幕付きでご覧いただければ、英語学習のためなどで、ご覧になっている方は、以下の字幕なしの動画もかなり理解しやすいと思われますので、以下に掲載します。
私は、ジョージ・タケイ氏がゲイだったことは、寡聞にしてブログ冒頭の動画ではじめて知りました。臆することなく、はっきりとこれを表明するのも素晴らしいことだと思いました。
しかし、そのようなことは別にして、ジョージ・タケイの話は、日系アメリカ人の歴史や立場を遺憾なく表明しており、感動しました。
しかし、この動画を見て感動したのは、無論ですが、大東亜戦争終了直後のアメリカ人からみれば、日系アメリカ人は無論のこと、本家本元の日本人も、個々人ではなく、国民という観点でみるとあまりに出来が良くて、まとまっていて、かなり脅威を感じたと思います。
アメリカ国民としての、日本人はタケイが言うように、家族思いで、日系アメリカ人として結束力も強く、ヨーロッパ戦線で見事な活躍をして、アメリカ人であること意味そのものを変えてしまいました。これは、他の国から移民した人々とは一線を画したとてつもないことでした。
ヨーロッパ戦線に送り込まれた勇猛果敢な442部隊は、アメリカ史上もっとも、勲章を授与された部隊であり、その記録は未だに破られていません。
味方にすれば、これほど、頼りがいのあるものはないと当時の日系アメリカ人以外のアメリカ人も実感したことでしょう。
味方にすれば、これほど、頼りがいのあるものはないと当時の日系アメリカ人以外のアメリカ人も実感したことでしょう。
しかし、大東亜戦争後実際に日本に来たマッカーサーをはじめとするアメリカ人はここでも、日本の凄さに接して、畏敬の念をいだきつつも脅威を感じたことでしょう。
マッカーサーは、朝鮮戦争に対処するため、日本や朝鮮、中国の東北地方(かつての満州)のことを調べ、日本の戦争は侵略戦争ではなく、防衛戦争であったことをその後のアメリカの公聴会で証言しています。
また、当時日本に来た知性のあるまともなアメリカ人たちも、日本にはもともと日本独自の民主主義があって、戦前・戦中も軍が専横して、何もかも思い通りにしていたなどの事実はないこと。
さらに、アメリカは当時はまだまだ、色濃く人種差別があったにも関わらず、日本ではそのような歴史がなかったことを知り、日本の素晴らしさに心打たれたことと思います。
また、ほぼ単一民族で構成されている国民国家ということで、コミュニケーションも成り立ちやすく、一度国民のコンセンサスを得たことであれば、何でも迅速に進められる国体が整っているいることに驚いたことでしょう。
また、戦争が終わってみれば、確かに日本は戦争には負けましたが、その理想として掲げていた、欧米列強からのアジアの独立という理念は、現実のものとなり、アメリカが得たものといえば、一時敗戦国である日本や他国や他国の一部を統治できる程度のものであり、決してアメリカが一方的勝者ではないこと悟ったに違いありません。
こうした、日本や、日本人に対する、高い評価が正しい方向に向けば良かったのですが、現実には歪んた方向に向いてしまいました。
結局、日本に対する恐怖心がどうしても抜け切らないアメリカは、アメリカに対して二度と立ち向かうことがないように、徹底して日本を弱体化させる方向に動きました。
その一環として、ウォーギルト・インフォメーション・プログラムも導入されました。
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program、略称WGIP、ウォー・ギルト・プログラムあるいはウォー・ギルト・インフォメーションとも)とは、太平洋戦争(大東亜戦争)終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP、以下GHQと略記)による日本占領管理政策の一環として行われたとされる、戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画です。
マッカーサーは、朝鮮戦争に対処するため、日本や朝鮮、中国の東北地方(かつての満州)のことを調べ、日本の戦争は侵略戦争ではなく、防衛戦争であったことをその後のアメリカの公聴会で証言しています。
また、当時日本に来た知性のあるまともなアメリカ人たちも、日本にはもともと日本独自の民主主義があって、戦前・戦中も軍が専横して、何もかも思い通りにしていたなどの事実はないこと。
さらに、アメリカは当時はまだまだ、色濃く人種差別があったにも関わらず、日本ではそのような歴史がなかったことを知り、日本の素晴らしさに心打たれたことと思います。
また、ほぼ単一民族で構成されている国民国家ということで、コミュニケーションも成り立ちやすく、一度国民のコンセンサスを得たことであれば、何でも迅速に進められる国体が整っているいることに驚いたことでしょう。
また、戦争が終わってみれば、確かに日本は戦争には負けましたが、その理想として掲げていた、欧米列強からのアジアの独立という理念は、現実のものとなり、アメリカが得たものといえば、一時敗戦国である日本や他国や他国の一部を統治できる程度のものであり、決してアメリカが一方的勝者ではないこと悟ったに違いありません。
こうした、日本や、日本人に対する、高い評価が正しい方向に向けば良かったのですが、現実には歪んた方向に向いてしまいました。
結局、日本に対する恐怖心がどうしても抜け切らないアメリカは、アメリカに対して二度と立ち向かうことがないように、徹底して日本を弱体化させる方向に動きました。
その一環として、ウォーギルト・インフォメーション・プログラムも導入されました。
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program、略称WGIP、ウォー・ギルト・プログラムあるいはウォー・ギルト・インフォメーションとも)とは、太平洋戦争(大東亜戦争)終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP、以下GHQと略記)による日本占領管理政策の一環として行われたとされる、戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画です。
こうしたブログラムに沿って報道を始めたのが、当時の新聞やラジオであり、後にはテレビがそうしました。
このブログラムでは、日本が米国と戦争をしても、全く勝ち目が最初からなかったのであり、無謀な闘いであったかのごとき、情報も日本国民に刷り込まれましたが、それは違います。
当時の様々な情報にあたってみれば、それは間違いであり、日本が勝った可能性も十分あります。それは、アメリカの学者も以前から指摘していましたが、最近では倉山満氏が指摘しています。これについては、ここで掲載すると長くなるので、詳細は掲載しません。
ただ一つだけ掲載しますが、それは、日本人の多くが英雄と信じて疑わない山本五十六は、本当は愚将であったという事実です。考え見れば、最初の絶対防衛線をはるかに超えて、戦線を拡大したのは山本です。これは、もっと知られて良い事実だと思います。
山本五十六は、結果としてアメリカにとっては、日本を攻めやすくした功労者でもあります。であれば、日本に根強くある山本五十六英雄信仰は、WGIPによるものかもしれません。
それに、これもほとんどの日本人が知らないことですが、そもそ、日米戦争をするような、必然性など全くありませんでした。これも、史実をたどっていくと理解できます。
それに、これもほとんどの日本人が知らないことですが、そもそ、日米戦争をするような、必然性など全くありませんでした。これも、史実をたどっていくと理解できます。
しかし、そのような現実があったからこそ、終戦後すぐに日本が理想として掲げていた、欧米列強からのアジアの独立という理念は現実のものとなったのだと思います。
日本の愚将山本五十六 |
また、アメリカは、大日本帝国憲法そのものも、国際法に違反して、勝ってに日本国憲法という、日本国を弱体化させる憲法に変えてしまいました。
ところが、戦後七十年近くもたった、現在でも、この憲法は頑なに守られ、朝日新聞をはじめとする、報道機関もウォーギルト・インフォメーション・プログラムに沿った形の報道を基本的に踏襲しています。
ただし、終戦直後には、欧米ソ連の意向を踏まえた報道を行ってきたのですが、ソビエトの影響は、日本の経済高度成長するにおよび、自然消滅しました。
しかし、その後も戦勝国欧米の影響のもとに日本の報道機関は報道を続けましたが、最近では旧ソ連にかわって、戦勝国でもない、中韓の影響をかなり受けるようになりました。
しかし、基本的には、WGIPの影響を受けた形の報道に終始しています。
ただし、戦後70年もたっているのですから、戦勝国の欧米諸国の国民でさえ、このようなブログラムがあるという事自体知らない人々が大多数になっています。
にもかかわらず、WGIPコードに従った報道などまったく意味を持たないと思います。確かに、日本の報道機関がこれを全く無視するような、報道をしたとずば、欧米の一部や、中韓など大反発するでしょうが、それも一時的なものにすぎないと思います。
それに、日本国憲法についても、アメリカ議会では数年前から改憲派が多数になっています。
これについては、このブログでも過去に紹介したことがありますので、その記事のURLを以下に掲載します。
「日本は憲法改正せよ」が米国議会で多数派に―【私の論評】憲法を改正するか、中国の属国になるか、アメリカの51番目の州になるか、あなたはどの道を選択しますか?
詳細は、この記事をご覧いただくもとして、米国議会で、日本国憲法改正派が多数派になっていることは事実ですし、それは今でも変わりません。
また、この記事には、大東亜戦争は無謀な戦争ではなかったことを、アメリカ人の学者が著書として発表しており、その著書の日本語訳をした人が、その書籍について説明をする動画も掲載していますので、その動画も以下に掲載しておきます。
いずれにしても、いつまでも日本の報道機関が、WGIPに基づくような報道を継続していたり、もともと、国際法を無視してアメリカが無理やり成立させた日本国憲法などを未だに守り続けるのは間違いです。
それにアメリカにとっての日本は、「味方にすればこれほど頼りがいのあるものはなし、敵にすればこれほど恐ろしいものはなし」という事実は今も昔も変わりはないと思います。お互い戦う必然性が全くなかった両国のことを考えれば、アメリカにとってはこれからも日本を味方につけておいたほうが、良いことになると思います。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
【関連記事】
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いずれにしても、いつまでも日本の報道機関が、WGIPに基づくような報道を継続していたり、もともと、国際法を無視してアメリカが無理やり成立させた日本国憲法などを未だに守り続けるのは間違いです。
それにアメリカにとっての日本は、「味方にすればこれほど頼りがいのあるものはなし、敵にすればこれほど恐ろしいものはなし」という事実は今も昔も変わりはないと思います。お互い戦う必然性が全くなかった両国のことを考えれば、アメリカにとってはこれからも日本を味方につけておいたほうが、良いことになると思います。
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