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2015年4月9日木曜日

「国立大で国旗、国歌を」首相、入学式などで―【私の論評】「筋」を通し、「けじめ」をつける社会にするためには、まずは国立大学から国旗・国歌を(゚д゚)!


予算案が可決、成立し、一礼する安倍首相=9日午後
安倍晋三首相は9日の参院予算委員会で、国立大の入学式や卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱に関し「税金によって(運営が)賄われていることに鑑みれば、教育基本法の方針にのっとって、正しく実施されるべきではないか」との認識を示した。同時に「学習指導要領がある中学、高校ではしっかり実施されている」と強調した。

次世代の党の松沢成文氏が、国立大での実践例がほとんどないと指摘したのに対し答弁した。

松沢氏は「各国立大に実施するよう指導すべきだ」と下村博文文部科学相に要求。下村氏は「各大学で、適切な対応が取られるよう要請していきたい」と述べた。

【私の論評】「筋」を通し、「けじめ」をつける社会を復興するため、まずは国立大学から国旗・国歌を(゚д゚)!

ここ数日、マスコミを賑わせた例の上西議員について、このブログでも掲載して、「筋」を通して「けじめ」をつけることのできない国会議員がでてきたことについて、いろいろと掲載してきました。

このようなことは、2年ほど前にもありました。2013年3月22日の参院予算委員会で、安倍晋三首相が、ヤジを続けていた民主党の小西洋之氏に対し「うるさいから黙ってもらえますか。 小西さん。子供みたいですよ」と指を指して自粛を求める一幕がありました。

小西氏のヤジは、自民党の憲法改正草案の条文解釈をめぐって議論がヒートアップしていた最中でした。

首相は「指を指さないと分からなかった」と説明。議事を進行する石井一予算委員長が「委員会の気分が緩んでいる。 閣僚席も委員席も私語はやめてください」と一喝すると、騒然としていた議場は静まり返りました。

首相は3月29日の予算委で、憲法の条文に関して細かい質問を続けた小西氏に対して
「クイズのような質問は生産的ではない」とたしなめた経緯がありました。



三馬鹿元首相もこのようなことができないのですから、このような首相を許容した社会にも問題があり、とうとう小西議員や上西議員のような国会議員が出てきてしまったのです。

その背景として、戦後のGHQのWGIPにより、日本人が洗脳されてしまい、日本は悪、欧米の戦勝国は善という刷り込みを受けたなかで、戦前からある価値観がことごとく破壊されてきたということが大きかったと断じました。

「筋」を通し、「けじめ」をつけるということは、社会人として、当然のことであり、これは戦前であろうが、戦中であろうが、戦後であろうが、当たり前のことです。しかし、この当たり前のことができない人が、巷に溢れ、挙句の果てに国会議員や、元総理大臣のなかにもそのような人がいることは実になげかわしいことです。

ここで、もう一度日常生活でも、職場でも、不可欠な「けじめ」と「筋を通す」ことについて考えてみましょう。こんなことは、本来このブログにも何やら上から目線のようでもあり、それに本来はこんなことは学生や新社会人に言うべきことなのですが、敢えて以下に述べてみます。

社会で生きていく上は勿論のこと、日常生活でも、仕事をする上でも「けじめ」は、なくてはならない大切なことです。それは、人としての「礼・義」を示すことであり、「筋を通す」、「誠実さ」を表すことでもあります。

これは、人から愛されたり、尊敬されたり、親しまれるために、私生活で信用、信頼され、職場では、キチンと円滑に業務を行い信頼され期待される人となるために必要です。

自らの立場を弁え(わきまえ)、人として確り(しっかり)とした「精神の指標」(=筋)を弁えた上で「言うべき時か、否か」や「正しい・良し悪し」の判断をし、「言うべきことは言う」、「言うべき時には言う」
をすることが「けじめ」であり人として「筋を通す」ことです。

それには、先ず、社会や職場の ルールをキチンと守ること。また「良いことは良い、悪いことは悪い」と判断し、「出来ない時は出来ない、出来る時には出来る」などの、「けじめ」や「筋を通す」ことを心掛けることです。

そうして行く中で、何が良いのか、何が悪いのかが、少しずつ理解出来て来ます。そうして同時に、正しい判断の仕方や決断力が身に付くようになります。

大切な人に接する時の心構えに、「けじめ」と「筋を通す」ことが有ります。「けじめ」とは、“今は、何をする時か?”をよく考えてすることを指しています。たとえば、お葬式のときに、「ニタニタ」してはいけないなどは、その典型的な例です。「筋を通す」とは、“道理にかなうようにする。物事の首尾を一貫させる。”ことです。

人は、「和」を大切にする余り、「けじめ」を忘れたり、人として「筋を通す」ことをから逃避してしまう場合もあります。よほど悟った人でない限り、人間は放っておくと、楽で安易な方に流れてしまいます。中途半端な考えから「和」を実践しようとすると、人間関係が乱れてしまいます。

必要特定の人に対し、大局から見て「けじめ」をつけること、人としての「筋を通す」ことは、長い時間の流れから見て、人間が性善であることの表れと言えます。

先にあげた、お葬式の時に、「ニタニタ」してはいけないなどということは、当たり前のど真ん中のように思われるでしょうが、これは非常にわかりやすい例です。

しかし、国の教育機関である、国立大学などが、入学式で国旗掲揚、国歌斉唱が執り行われていないという事実があります。これは、そもそ国立大学が、国立であることを考えれば、国の教育機関としては、落第です。

これを国が義務化したとすれば、国立大学として、義務とし実行すべきです。そうして、国旗掲揚や、国歌を斉唱することに忌避感を持つ方々は、間違いなく、自虐的歴史観の呪縛にとらわれています。



日本国の教育機関である国立大学がこの有り様ではとんでもないことが起こってしまうのも無理はありませんでした。その顕著な例として、忘れもしない、民主党が政権交代をして、鳩山総理が、新しい内閣を組閣したとき、各大臣が記者会見したときに、会見場に設置してあった日章旗に鳩山首相などほんの数名だけが、登壇の際に挨拶をして敬意を示ていましたが、他のほとんどの閣僚がそれをしませんでした。

この記者会見、私はテレビで見ていましたたが、あの様は異様であり、民主党政権とはこんなものかと思いました。そうして、これは大変なことになったと思いました。ある自衛隊の元幹部の人は、あれを見て、「こんな奴らのために、国を守るのかと思うと情けない」と言い放っていました。

日の丸を背負って戦った澤穂希
そうして、案の定民主党政権の三年間は、何もできず、何も決められず漂流していたというような有り様でした。しかし、これは私の予想通りでした。というのも、私は会社でキチンと挨拶のできる新人は、その後期待通りの活躍をしてくれるのですが、そうではない新人はほんどが挫折することを経験的に知っていたからです。

無論、きちんと挨拶ができる新人が、入社十年後、二十年後までも全員がキチンと仕事ができるなどとはいいません、そこに至っては、挨拶以上のものもあるからです。しかし、入社して数年間では、挨拶がキチンとできる新人は即戦力になるという傾向が強く、そうではない新人は、挫折するか、即戦力になるまで相当苦労するというのは事実です。

これは、やはり挨拶がコミュニケーションの第一歩であるということがあるのだと思います。そうして、挨拶にも様々な段階があります。最初は、当たり前の挨拶を元気にできるだけでも良いのですが、その時々で間のとり方や、表情、態度などで、挨拶によってかなりのことを相手に伝えることがてきます。ここまでできるようになるには、意図して意識して練習して場数を踏んでようやっとできるようになります。

ここまでくると、普通の組織では、管理職はもとより、それ以上も目指すことができるようになっているものです。挨拶を馬鹿にする人には、そのような機会は訪れません。

新人の挨拶

記者会見などで、登壇する際に、壇上に国旗が配置してある場合、これは組閣記者会見などでなくても、国旗に会釈して敬意を示すのでは日本では当たり前のこととされています。国旗を掲揚するとか、国歌を斉唱する、国旗に敬意を表するという行為は、それ自体がコミュニケーショでもあるのです。

コミニケーションに問題のある人は、当然仕事も支障がでるはずです。それは、新人でも、議員でも、閣僚、総理大臣いや、社会人にはあてはまる現実です。

荒川静香さんはなぜ最後のオリンピックのウィニングランで日章旗を手にしたのか

しかし、これができない閣僚が多数存在したというのは、本当にショックでした。こういう人たちが、海外に行ったら他国の国旗や、権威の象徴などにどのような態度をとるのだろうと思い、忸怩たる思いがしました。

閣僚や国会議員なども、国旗に敬意を表することもできない人たちは、新人がまともな挨拶ができないのと同じようなもので、やはりまともに仕事はできないのだとつくづく思いました。

今後、こういう馬鹿な閣僚や、その他にも「筋」を通して、「けじめ」をつけられない、首相や議員をこれ以上出さないように、またそのような閣僚や、議員を許容する社会を醸成しないためにも、まずは国立大学から、国旗掲揚、国歌斉唱などを実行するようにしていくべきです。それも、ただ掲揚する斉唱するというだけではなく、その意味を新入生認識させながら実施するということが肝要です。

天皇皇后両陛下は、本日パラオ・ペリリュー島をご訪問され、献花をされました。戦後七十年の節目にあたって、素晴らしい「筋」の通し方と、「けじめ」のつけ方だと思います。

「筋」を通して、「けじめ」をつけるということが希薄となってしまった今の社会、これはそのまま放置できません。それこそ、どこかで「筋」を通して「けじめ」をつけて、まともな社会に復興していかなければなりません。これは、東日本大震災からの復興にならんで、今の日本では重要な事柄であると思います。

私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

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2015年4月8日水曜日

上西議員垂れ目風アイメークが不評 「ものすっごく癇に障るんです」とまで...―【私の論評】「筋」を通して、「けじめ」をつけることができない、上西議員や三馬鹿元総理が出る背景には、米国によるWGIPがあったことを認識せよ(゚д゚)!

上西議員垂れ目風アイメークが不評 「ものすっごく癇に障るんです」とまで...
2015/4/ 7 19:33

国会病欠前後の行動が問題視され、維新の党から除名された上西小百合議員(31)。2015年4月5日には無所属で議員活動を続けていくことを発表したが、世間の目は依然冷ややかだ。

6日放送の「モーニングバード」(テレビ朝日系)では、コメンテーターが上西議員の「メーク」にまで不快感を示した。

ばっちりメークは新人議員として初登院した2012年当時から
クリックすると拡大します

黒のマスカラは下まつ毛にもたっぷり塗られている

番組では3日の記者会見の様子を中心に、一連の騒動を詳しく紹介した。VTRが終わると、コメンテーターの住田裕子弁護士(63)は開口一番に「もうあり得ないと思いました」と厳しい言葉を口にした。その後、上西議員の行動や説明に対する疑問点を指摘するうちにヒートアップしたのか、
「そして女性からいくとね、なんかあのウソついているあのお化粧が、あのアイメークが、ものすっごく癇に障るんですよねぇ」

と顔をしかめた。

住田裕子弁護士

上西議員の目元はいつも太めのアイラインが入っており、まつ毛はしっかりと上を向いている。黒のマスカラは下まつ毛にもたっぷり塗られていて、いわゆる「垂れ目風」のアイメークに仕上がっている。

これも「浪速のエリカさま」ともてはやされるようになった所以の一つかもしれないが、騒動後には一転、ばっちりメークがどうやら不評に拍車かけてしまっているようなのだ。

実際、インターネット上には、
「あの化粧、全く好感が持てない」
「これ周り誰も突っ込まんの?」
「上西議員はメークで絶対に損してると思う」

といった声がいくつも投稿されている。報道陣の前で謝罪した3日の会見にも普段と変わらぬメークで登場していたことから「TPOをわきまえてない」という声も目立つ。

【私の論評】「筋」を通して、「けじめ」をつけることができない、上西議員や三馬鹿元総理が出る背景には、米国によるWGIPがあったことを認識せよ(゚д゚)!

元キャンギャル出身の上西議員は、2012年の出馬のころから「浪花のエリカ様」とのニックネームがつけられていました。ところが今回の騒動により、愛称が各メディアで繰り返し報じられると、顔が似ていないことから「沢尻エリカ様に謝れ」「沢尻エリカに失礼だと思わないの」などとネット上では突っ込みの声が相次いでいます。

上西議員(左)とかみおかすみこ(右)
そこで新たに浮上したのが女芸人・にしおかすみこ(40)説。少ししゃくれたアゴに、目元の下のアイシャドーは、SM女王様コントをやっていたころのにしおかに確かによく似ています。もっとも、比べられるにしおかにとっても迷惑な話でしょう…。

SM嬢王様コントをやっていたころのにしおかすみこ

上西事件が起きてから、私自身も上西議員の過去を調べてみました。だいたいのところは、以下に集約されるようです。

1983年4月30日生まれ(現在31歳)、大阪府羽曳野市生、大阪教育大学付属天王寺高校卒業、神戸女学院大学卒業。

日新火災海上保険入社(2年間勤務後退社)、阪南理美容入社(「プラージュ」運営会社)。

2012年12月衆院選に維新の会公認で出馬選挙区で敗れるも、比例代表で復活当選。

2014年12月衆院選に維新の党公認で出馬、選挙区で敗れるも比例代表で復活当選

大学在学中には、天神祭の「ギャルみこし」や「うちわ娘」などのキャンペーンガールとして活動。

上西百合子 ギャル.jpg
キャンギャル時代の上西議員
上西議員は、阪南理美容という会社に入社しています。この会社、あまり馴染みがないようですが、実は「プラージュ」という屋号で美容院や理容店を全国展開しており、業界では15年連続売上日本一だそうです。

上西議員はプラージュの本社勤務であり、社長秘書として勤めていたそうです。

今回の騒動では上西議員は、親分の橋下徹氏の辞職勧告を拒否して、維新の党を除名処分となりました。とにかく議員辞職する気は毛頭ないとのこと。

橋本氏が公表した上西氏の年収は経費込みでおよそ3300万円になることが明らかになっています。にもかかわらず、衆議院の本会議をなぜ出席しなかったのでしょうか。 しかも前日には飲食店をはしごしているにも関わらずです。

もちろん、この上西議員の議員報酬や経費は税金で賄われています。前回の衆院選で比例で当選としたとはいいながら、上西議員に投票した有権者の方々もいらっしゃるはずです。この方たちは、どのような気持ちなのでしょうか。このようなことも、上西議員は忖度できないようです。

無論これができるようであれば、上西議員は今回のような馬鹿真似はしなかったと思います。

それにしても、今回の件に関しては、事実関係はともあれ、やれ化粧がどうした、沢尻エリカさまに似ていないとか、さまざまなことが言われています。

沢尻エリカ
しかし、このようなことは物事を本質をついてはいません。本質をつかない論議はいくら積み重ねても砂上の楼閣です。

私は、上西事件の本質が語られないまま、このままでは、歴史の泡沫として消え去るのではないかと思い危機感すら、感じたので、このブログに二度にわたって記事を掲載しました。本日は三度目になります。

以下に過去の二度の記事のURLを掲載します。
上西氏「エモーショナルな処分」と除名の維新を批判 騒動後初の本会議出席 議員続行を強調―【私の論評】三馬鹿元首相のいる日本では、上西議員のように筋を通して、けじめをつけらない人が出るのは必然か!これを阻止するため歴史を語り継いでいこう(゚д゚)!
 
上西議員を除名処分、大阪維新の会 「あんな議員につきあって1時まで…」橋下氏陳謝―【私の論評】国立大が入学式に国旗掲揚も国歌斉唱もしないという「けじめ」の欠如した社会が、「モンスター」を生み出した?

詳細は、これらの記事をご覧いただくものとして、この二つの記事で、私は日本国の教育機関である、国立大が入学式に国旗掲揚も国歌斉唱もしないという「けじめ」の欠如した社会が、「モンスター」を生み出したと断じました。そうして、筋を通して、けじめをつけらない三馬鹿元首相のいる日本では、上西議員のように人が出るのは必然かであると断じました。

しかし、これらの記事で、私はなぜ今の日本においては、昔にはあり得なかったような、筋を通して、けじめをつけられない国会議員や、総理大臣がでてきたのか、その原因にまでは触れていませんでした。

私は、その原因は、やはり戦後の歪んだ、本来の歴史ではなく、米国などの第二次世界大戦の戦勝国による修正された歴史とそれらによる教育にその根源があると思っています。

「筋」を通して、「けじめ」をつけるという行為は、前前から行われてきたものです。しかし、米国などによる日本弱体化のための歴史修正は、戦前の価値観をことごとく破壊しつくしただけではなく、本来戦前であろうが、戦中であろうが、戦後であろうが、変わらないあらゆる組織における規範や、序列、禁忌、価値観まで破壊してしまったのだと思います。

これらは、終戦直後からどんどん崩されてきました。それでも、戦前生まれの多かった時代には、それらが残ってはいたのですが、戦後七十年も経て、最後の砦でもあった総理大臣まで、それを失ってしまった馬鹿者がでてきたのです。そうして、日本社会がそれを許容したのです。

「筋」を通して、「けじめ」をつけることすらできない日本の三馬鹿元総理大臣
おそらく、今から30年ほど前までには、保守・革新を問わず、総理大臣になったものは、在任期間中は無論のこと、退任した後も全員が少なくとも、「筋」を通して、「けじめ」をつけることができない者はいなかったと思います。

中には近衛文麿のような、コミンテルンの一派ではないかと疑われるような総理大臣もいましたし、はっきりと無能のそしりを受けている者もいましたが、それでも、総理大臣を退いてから、老醜・老害を晒すような馬鹿真似はしませんでした。やはり、現在の三馬鹿元総理大臣などとは異なります。

誰もが、少なくとも最低限の、「筋」を通して、「けじめ」をつけていました。というより、それが、総理大臣や、国会議員としては、当たり前のことでした。少なくとも、これらの人たちは、一般の他の国民に対して模範的な存在でした。

しかし、現在はそれが崩れつつあるわけです。確かに、これは諸外国でも崩れつつあるのですが、日本のそれは、もうすでに許容の限界を超えつつあるようです。だからこそ、今回の上西議員の県のようなことが起こってしまったのです。そうして、そもそも、「筋」を通し、「けじめ」をつけるなどの観念のない上西議員にとっては、維新の党からの除籍処分は、エモーショナル(感情的)に見えるのです。

さて私は、本来「筋」を通して、「けじめ」をつけて模範にならならなければならないような人まで、これらが欠如してきているのは、米国などの第二次世界大戦の戦勝国による修正された歴史とそれらによる教育にその根源があると掲載しました。

そうして、その最たるものは、米国によるウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムです。これに関しては、本日産経新聞にそれに関する記事が掲載されいたので、以下にそのURLを掲載します。
【月刊正論】これが戦後の元凶だ! 米占領軍の日本洗脳工作「WGIP」文書、ついに発掘
この記事は、幻ともいわれた「WGIP」文書がついに発掘されたことと、その中身について簡単に振れたものです。詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下にこの記事の要点だけ掲載します。
 WGIP(War Guilt Information Program)とは、大東亜戦争後の昭和20(1945)年からサンフランシスコ講和条約発効によって日本が主権回復を果たした昭和27年までの7年間の占領期間に、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が占領政策として行った、戦争への罪悪感を日本人の心に植えつける宣伝計画です。 
 WGIPが残した毒は、政、財、官、法律、教育等あらゆる分野で、今も枢要の地位を占める人を含む、多くの日本人の思考を今も縛っています。最近も、戦後70年の首相談話を検討する「21世紀を構想する有識者懇談会」の北岡伸一座長代理が、「総理に侵略だといわせたい」などと、およそ信じがたい発言をされました。自民党の三役の一人が、「慰安婦問題は終わっていない」などと、歴史事実を知りもせず、韓国に媚びた発言をする光景には、あきれ返るばかりです。普通の国では起こりえない、自虐的な発想や、非常識な外交対応などが頻発する背景には教育などさまざまな要因があるでしょう。ですがその源流はWGIPによる洗脳にほかなりません。そしてその洗脳から日本人は解放されていないのです。 
 このままでは日本は、どうかなってしまうのではないか。諸悪の根源を突きとめ、その元凶を絶つ必要がある。そのために多くの日本人にWGIPについてしっかりとした認識を持って欲しいという思いがありました。 
 そのようなわけで文書を探し始めた私はまず私は国会図書館に足を運びました。検索で資料が出ないか、と試みましたがどうにもうまく進みません。自宅でも検索を重ね、目当ての文書がどうやら明星大学(東京都日野市)戦後教育史研究センターに所蔵されていることがわかりました。早速、明星大学に足を運びましたが、2万5千点もの膨大な資料があって、この中から目当ての文書を特定しなければなりません。全ての文書に目を通すことは到底できないし、絞るにしても目録だけで500ページ近くあって、至難のワザでした。 
 高橋史朗教授や勝岡寛次氏にもアドバイスをいただき、さらに私なりの“読み”を加えながら、丹念に絞り込んでいきました。そしてようやく目指す文書を手にすることができました。
 GHQ は、日本人を洗脳するために、どのように日本のメディアを操り、どのような情報を流すかを考え実行したわけです。その内容が、私が収集した原資料に繰り返し出てきます。これに対して日本人に知られたくない情報を日本人から隠したのが、焚書(占領軍にとって有害な図書の没収)や、報道の削除や禁止を定めた命令でした。 
 しかし、いずれの場合でも、占領軍は、日本の一般人に対しては直接実行する方式ではありませんでした。日本政府や日本の報道機関を通じて実施した間接統治であったことが、この作戦の巧妙な所であり、多くの日本人は、それらの思想が、占領軍から押し付けられたことに気づかない。日本政府や日本人自らが行ったと錯覚させられてしまう。そういう巧妙な構造のもとで進められました。 
 WGIPには、積極的に日本人を洗脳する作戦と、アメリカにとって都合の悪いことを糊塗する作戦の二つの側面があります。 
関野通夫氏 昭和14年神奈川県鎌倉市生まれ。39年、東京大学工学部航空学科卒業後、本田技研工業に入社。フランス、イランなど海外駐在が長く、米国ではホンダ関連法人の社長を務めた。平成13年に退職。実務翻訳に従事。
この内容は、月間『正論』に詳細が掲載されているそうです。是非ご覧になって下さい。今回のこの文書の発見により、前から言われていたのですが、GHQの日本人に対する洗脳工作がよりいっそうはっきりとした疑いのないものになりました。

現在の日本では、マスコミはもとより、多くの日本人がこのGHQによる日本人洗脳ブログラムの影響を受けたままであり、この洗脳により戦前の日本はことごとく悪という認識が形成され、大人として当たり前であった「筋」を通して、「けじめ」をつけるということが、議員はおろか元総理大臣までかそのようなことができなくなりつつあるのです。

この状況はまことに危機的なものであります。これが、進めば、日本という国は統治不能となります。しかし、今回の維新の党の上西議員に対する処分は厳正なものでした。これで、一定の歯止めがかかったものと思います。

それにしても、GHQのWGIPの悪影響や、終戦直後の占領地法にすぎない日本国憲法がそのまま残されていれば、ますます日本の弱体化は、進み、上西議員のような議員や、無責任な輩が増えどうしようもない混沌状態になると思います。

それだけは防ぐべきです。だからこそ、上西議員の今回の行為を個人のせいにするのではなく、その背景まで知った上で、何が日本を弱体化させているのかを多くの人々に知らせ、啓蒙していく必要があります。それなしに、まともな議論はできません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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上西議員を除名処分、大阪維新の会 「あんな議員につきあって1時まで…」橋下氏陳謝―【私の論評】国立大が入学式に国旗掲揚も国歌斉唱もしないという「けじめ」の欠如した社会が、「モンスター」を生み出した?



独首相の“助言”に違和感…日本とナチスを混同か―【私の論評】習近平に毒入りプレゼントをしたメルケルは商売上手だが、これが世界の現実であることを日本人も肝に命ぜよ!そうでなければお花畑の住人になるだけ(゚д゚)!

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以下の書籍を読むことにより、皆さんの心は、米国の洗脳から解き放たれることでしょう。



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2015年4月4日土曜日

上西議員を除名処分、大阪維新の会 「あんな議員につきあって1時まで…」橋下氏陳謝―【私の論評】国立大が入学式に国旗掲揚も国歌斉唱もしないという「けじめ」の欠如した社会が、「モンスター」を生み出した?


上西議員

維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は4日午後、大阪市福島区で街頭演説し、体調不良で国会を病欠した同党の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=を、自らが代表を務める大阪維新の会から除名処分としたことを明らかにした。

橋下氏はこれに先立ち、同日午前、同市淀川区内で街頭演説し、上西氏の国会欠席について「大変ご迷惑をおかけしました。本当にすみません」と改めて陳謝した。

橋下氏は「あんな国会議員の記者会見につきあって午前1時ですよ」と苦笑しながら述べ、3日夜から4日未明にかけて上西氏と会見を開いたことを説明。そこで得られた結論として、上西氏が病欠の翌日に旅行へ出かけたとの疑惑については「報道とはちょっと違う。(私的な)旅行ではない」と有権者に理解を求めた。

一方で「国会前日に『おなかが痛い』と言って病院に行っておきながら、(その夜に別の)国会議員と食事に出かけ、予算案の採決を欠席したのはだめだ」と改めて上西氏を批判した。

【私の論評】国立大が入学式に国旗掲揚も国歌斉唱もしないという「けじめ」の欠如した社会が、「モンスター」を生み出した?



橋下氏のこの処分、これで正しいものと思います。上西氏が欠席した国会は、国会の中でも最も重要な予算に関するものであり、他は欠席してもこれだけは欠席してはならない最も重要なものです。

たとえ体調が悪くても、欠席する事自体が、非常に問題です。ましてや、欠席の前日に食事に出かけていて、それで次の日には大事な国会に欠席するというのですから、弁解の余地は全くありません。

このような重要な国会で欠席した事例として、石橋湛山首相の例があります。この事例をwikipedia
から引用します。

石橋湛山
内閣発足直後に石橋は全国10ヵ所を9日間でまわるという遊説行脚を敢行、自らの信念を語るとともに有権者の意見を積極的に聞いてまわった。しかし帰京した直後に自宅の風呂場で倒れた。軽い脳梗塞だったが、報道には「遊説中にひいた風邪をこじらせて肺炎を起こした上に、脳梗塞の兆候もある」と発表した。 
副総理格の外相として閣内に迎えられていた岸信介がただちに総理臨時代理となったが、2ヵ月の絶対安静が必要との医師の診断を受けて、石橋は「私の政治的良心に従う」と潔く退陣した。1957年(昭和32年)度予算審議という重大案件の中で行政府最高責任者である首相が病気療養を理由に自ら国会に出席して答弁できない状況での辞任表明には、野党でさえ好意的であり、岸の代読による石橋の退陣表明を聞いた日本社会党浅沼稲次郎書記長は石橋の潔さに感銘を受け、「政治家はかくありたい」と述べたと言う。
国会とはいっても、予算審議は最も重要なものであり、この国会に欠席せざるを得なかった石橋湛山首相は、潔く首相の座を退いたのです。それほど、予算の審議は重要なものです。

確かに、法律や施策などが決まったにしても、それを実行するための予算が決まらなければ、何もできないわけであり、最も重要な国会審議であるわけです。

話は、少しそれますが、旧大蔵省や現財務省がまるて一大政治勢力のように強大な権力があるのは、まさにこの予算に直接かかわってきたからです。大蔵省や財務省の差配で、各省庁への予算のかなりの部分が決まってしまうわけですから、役所の中の役所といわれるわけです。これは、ネガティブな事例ですが、予算の審議とはそれだけ重要な事なのです。

これだけ、重要な予算審議を病気で欠席し、欠席の前の日に居酒屋に行っていたことが露呈してしまったのですから、これは仕方ないです。出席さえしていれば、後は、前の日だろうが、後日であろうが、私的旅行に行こうが、居酒屋に行こうが、オカマバーに行こうが何の問題もなかったはずでした。犯罪などの法律に触れるようなことさえしていなければ、何も問題にならなかったはずです。

上西議員は、この審議の重要性を認識していなかったのだと思います。国会議員としては、何があろうとも、この審議にだけは参加するというのが、筋であり、けじめというものだと思います。それにしても、これは小西議員だけの問題ではないと思います。このような国会議員が存在するという事自体が、今の日本の社会が病んでいることを示しているのではないかと思ってしまいます。

その病んでいることの査証として、前衆議院議員の中山成彬氏が以下のようなツイートをしています。
評論家の山際澄夫氏が以下の様なツイートをしていました。
以下にこのツイートへの私のコメントと、山際氏とのやりとりを掲載します。
私自身は、国歌斉唱や国旗掲揚はすべきものと考えています。しかし、どうしても国歌斉唱とか、国旗掲揚が嫌だというなら、入学式や卒業式に参加しないという選択肢もありますし、そもそも、そういう学校には行かせない、行かないという選択肢もあるので、少なくとも国立の大学や教育機関などでは、国旗掲揚、国歌斉唱はすべきものと思います。

私は、現在札幌市に在住していますが、近くに区役所があり、区役所では北海道旗、区旗と並んで、日本国旗も掲揚されています。国旗は、中央に配置されています。毎朝警備員の人が、朝はやくに掲揚しています。

このようなことは、規範として重要なことであると思います。規範というと少し難しいですから、「けじめ」「筋」と言い換えても良いかもしれません。国立の教育機関は、国の機関ですから、国旗や、国歌は公式の行事では欠いてはならないと思います。

橋本氏も、国旗、国歌については以前以下の画像ようなことを語っていました。


橋下氏としても、やはり公務員として「けじめ」「筋」について語っていたのだと思います。とにかく、今の社会では、この「けじめ」がないがしろにされていることが多いです。

今の日本では、「公私のけじめをつける」ことや「親子の間にもけじめが必要だ」という認識が希薄化していると思います。

国立大学で入学式・卒業式などの公式な行事で国家斉唱、国旗掲揚をしないことと、上西議員の国会欠席とは一見関係ないようにもみえますが、私自身は多いに関係があると思っています。

今の国立大学は独立法人とはなっていますが、国の予算があってはじめて成り立つ機関であることには変わりありません。国の予算とは、元々は国民の税金です。国民の税金をいただいている国立大学の運営者が、公式の行事のときに国歌斉唱や、国旗掲揚など行うのが当然という社会になっていなければ、予算の審議を軽く見る国会議員がでてくるのも当然といえば、当然です。

民主党政権時代には、このような「けじめ」が政権内でもかなり軽んじられていました。その象徴的な出来事についてはこのブログでも過去に掲載したことがあるので、そのURLを以下に掲載します。
鳩山首相、米へ出発…オバマ大統領と会談へ-初の訪米は国旗に会釈できる鳩山さんが適任だった!? 
初の訪米に向かう鳩山元首相
詳細は、 この記事をご覧いただくものとして、この記事は、民主党鳩役政権が登場したばかりの頃のものです。民主党と国旗にまつわる部分のみ以下にコピペさせていただきます。
今回初訪米が鳩山さんで本当に良かったと思います。16日の首相官邸で行われた、閣僚全員の記者会見の模様がテレビで報道されていました。ご覧になった方も多いと思います。会場には、演壇の斜め後ろあたりに、国旗が掲揚されていました。鳩山さん自身は、登壇、退出の両方とも国旗に対し会釈して、敬意を評していました。その他閣僚で両方ともしていたのは、前原国交相、平野内閣官房長官、中井国家公安委員会委員長だけでした。国旗に対して会釈するなど、主義、主張を超えて、まともな家に育った人なら当たり前のことだと思います。 
しかし、他の閣僚はしていませんでした。岡田さんは、無論していませんでしたし、文部大臣もしていませんでした。しかし、そうしたことにたとえ疎い人であったとても、あるいは、国旗に対して日教組の馬鹿教師と同じような感覚を持っている人であっても、鳩山さんがきちんと、会釈しているのですから、その様子を見て右に倣えで礼をすべきだったと思います。 
まあ、この有様ですから、あの日の丸裁断による民主党旗問題も起こってしまうような土壌が最初からあったのだと思います。それにしても、あのような問題があったのなら、党内で国旗に対する取り扱いなど徹底しておくべきだったと思います。 
私は、自民党の閣僚クラスの人が、国旗に会釈をしなかったというのを見たことがなかったので、驚きました。民主党ではまるで、しないのが当たり前のようでした。しかし、こうした躾のない人達が海外などに行ったとすれば、外国の国旗に対して無礼を働いたり、社会常識を欠いた珍奇な振る舞いをするのではないかと心配です。やはり、要人としての最初の訪米は鳩山さんが適任だったと思います。岡田さんは、外務大臣としても問題ですが、それよりもなりにりも、まずは躾をきちんとしなければ、人前、特に外国には出せませんね。でも、岡田さんもアメリカに行っているんですよね。観光旅行ならいいでしょうが、無礼なことをしなければよ良いですが・・・・・・・・。 
それにしても、情けない~。今回の閣僚の平均年齢は、麻生内閣より年齢が上だったはずですね。いい年をしてとは、まさにこのこと? もう、これくらいの年齢になったら、人にいわれなくても、自分で気をつけてもらいたいものです。
 とにかく、民主党が政権与党だった時代があり、そのときは上記のように「けじめ」がなかったわけです。そうして、教育機関たる国立大学などの国立の機関にこうした「けじめ」がないのですから、重要な国会の予算審議を病欠してしまう国会議員も出てきて当然なのかもしれません。

今後こうした社会を変えていかなければ、上西議員のような「けじめ」のない人間が大勢出てくることになると思います。「けじめ」の全くない人には、家族を支えることはできません。会社を支えることもできません。町を支えることができせん。国家を支えることなども到底無理です。

泣きじゃくり会見をした野々村議員

私は、このように「けじめ」のない社会が、国会議員でありながらそれが欠如した上西議員のような「モンスター」を生み出しているのだと思います。あのなきじゃくり会見の野々村元議員もそうかもしれません。まさに、上西議員は、私達の社会をうつしだしている鏡なのかもしれません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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