ラベル 中国製ギョーザ、中毒、中国人、逮捕、中国、対日配慮、首相、相互訪問、バブル崩壊、第二の経済大国、サルコジ、アメリカ、EU、フランス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2010年3月27日土曜日

中国製ギョーザ中毒:中国人逮捕 中国、にじむ対日配慮 首相相互訪問にらみ-無礼千万!何をいまさら!!対日戦略の変更か?それとも・・・・??

中国製ギョーザ中毒:中国人逮捕 中国、にじむ対日配慮 首相相互訪問にらみ(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、中国当局が製造元の天洋食品(河北省石家荘市)の元臨時従業員、呂月庭容疑者(36)逮捕をこの時期に発表したのは、中国と欧米との関係がぎくしゃくするなか、日本の対中世論を好転させようとする中国指導部の意向を反映したものとみられる。

日中両政府は5月1日に開幕する上海万博に合わせた鳩山由紀夫首相の訪中と温家宝首相の訪日の調整をスタートさせており、中国側はギョーザ事件を解決することで首相相互訪問を後押しする方針とみられる。

容疑者逮捕を伝えた26日夜の中国国営・新華社通信は、逮捕時期には触れていないが、同社関係者によると、警察当局は比較的早い段階で待遇に不満を持っていた同容疑者に注目し、証言集めなど裏付け捜査を進めてきた。同通信は中国側捜査態勢について「事件発生後、両国消費者への高度の責任感に基づき、全国から捜査、検査などの専門家を選び出し、専門捜査班を組織した」と説明した。

中国指導部は事件発覚から1年の昨年1月末、中国側捜査の中間報告を発表し、中国側での毒物混入を認め、日本国内の対中感情の好転を図ろうと検討したといわれる。

しかし、地元の河北省警察当局は「犯人逮捕までは中国側で毒物が混入されたことを証明できない」と強く抵抗。中間報告の発表は見送られ、中央の公安省主導で捜査が続けられてきた。

また、中国政府は事件発覚から2年の今年1月末には、捜査と切り離して「食の安全」に関する覚書を日本政府と交わし、事件解決に先だって再発防止策を進める方針を固めた。

中国は昨年暮れから地球温暖化対策で欧米との対立が激化。最近では、中国政府のネット検閲廃止を求めた検索最大手グーグルが中国本土から撤退するなど対外イメージの悪化が続いていた。

無礼千万!何をいまさら!!対日戦略の変更か?それとも・・・・??
毒餃子事件の究明が遅れて、今頃になってようやっと犯人逮捕とは、無礼千万お粗末極まる対応だと思います。今逮捕というなら、ずっと以前にも出来たはすです。私自身は、中国はこの事件は解決しないものと思っていました。今頃、逮捕という事実に驚いています。これが、逆の立場だったら、何を言っているかわかったものでありません。これに関しては、日中関係ではなく、他の国と国との間でも同じことです。これからでも、謝罪のほうはきちんとしてもらいたいものです。

すんでしまったことは、あれこれ言ってももう仕方ありませんが、では、この変化わたしたちはどう見るべきでしょうか?私は、三つの見方があると思います。

1.直近での対日配慮によるもの
まず一つ目ですが、上の記事の通りの見方です。私としては、これは、否定しません。でも、にじむ対日配慮というのはいただけないと思います。このような事件が起こった場合には、きちんとした謝罪があってしかるべきですが、それもありませんし、それにこの種の大事件としてはあまりに対応が遅すぎます。この対応は、傍若無人、無礼千万というべきでしょう。中国中央政府は、自国民なら、多少死んでも、病気になったとしても、いつものことでたいしたことにはならないだろうと、高をくくっていたのだと思います。

2.中国官僚機構の恐ろしいほどの非効率によるもの
二つ目ですが、単に、今回の犯人の特定までの道のりのあまりにも長く、対応がお粗末だったのは、中国官僚機構のおそるべき無能力によるものという見方です。これに関して、多くの人が指摘するところですし、私自身も以前指摘したことがあります。要するに、中国警察をはじめ、これに関与した官僚機構が絵に描いたような非効率なため、このようなことになってしまったということです。

3.中国が第二の経済大国になれないどころではないことがはっきりしてきたため
さらに、三つ目ですが、これは最早中国は、第二の経済大国にはなれないということがはっきりしてきたということです。中国の大バブル崩壊が近づいているということです。バブル崩壊後には、現在頼りになるのは日本が財政破綻をするなどと、オバカなことを言っているマスコミの期待を裏切り日本くらいのものです。アメリカはこれからも、アフガンで膨大な戦費を必要とする上に、健康保険法案が可決されされ、これに膨大な税制支出が迫られています。EUでは、ご存知のごとく、ギリシャ、アイルランドのデフォルト騒ぎがあり、これも自分たちのことで精一杯です。他の新興諸国などもあまり当てになりません。だからこそ、中国側としては、できるだけ日本との関係を良くしておきたいという意図があるのです。

バブル崩壊に関しては、すでに多くの兆候があることはこのブログでも何回かにわたって掲載してきました。その兆候はいたろところに現れています。これに関しては下の【関連記事】のところに、リンクを貼り付けておきますが、たとえば、フランスが中国に航空機を売ることをやめたり、北野武氏がフランスの最高の文化勲章を受章されたことや、従来は中国に対しておっかなびっくりのどちらかというと及び腰だった、サルコジ大統領が最近は手のひらを返したような態度でもわかります。フランスだけではなく、アメリカにも兆候があります。このようなことは、私だけが感じていることではありません。日本以外のマスコミでは従来から流布されていることです。たとえば、以下のような記事もあります。これは、日本語で掲載さていたので、ここにも掲載します。


私自身は、上海万博後の次の大イベントあたりまでは、持つようなきがしています。でも、そうなるとし、始末に負えないことになるかもしれません。そうです。いわゆる日本での中国幻想がますます強まり、大やけどをする人がさらに増えるかもしれません。

さて、この三つの見方があります。私は、どれが正しくとどれが間違いということはないと思います。というより、この三つが複雑に絡んだ複合要因で、今回の餃子事件の犯人逮捕がなされたのだと思います。このような三つの要因が全くなければ、今頃になってからの犯人逮捕などなかったと見ています。

それにしても、この三つの要因を民主党幹部は気づいているのでしょうか?無理でしょうね。自ら、積極的に朝貢外交などする輩ですから。中国幻想に酔って、何でも中国と考えるのがトレンドと勘違いする外交センスのなさ、いや、外交の本質すらわからず、外遊と外交の区別がついていなのかもしれません。これに関しては、あのチャウシェスクを思いだしてしまいます。

皆さんは、マスコミの中国幻想に惑わされずに、自分で情報を集め、自分で判断しましょう!!



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