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2013年2月8日金曜日

デフレは貨幣現象、金融政策で変えられる=安倍首相 ―【私の論評】政治家の無知と知ったかぶり炸裂!!これが所詮政治家のスタンダードなのか?だとしたら・・・・・・・・!!

デフレは貨幣現象、金融政策で変えられる=安倍首相

安倍総理と麻生財務大臣予算委員会で

[東京 7日 ロイター] 安倍晋三首相は7日午前の衆議院予算委員会で、デフレは貨幣現象であり、金融政策で変えられるとの認識を示した。民主党の前原誠司委員の質問に答えた。

人口が減少するなかで、構造問題を解決しないとデフレは脱却できないのではないかとの質問に、安倍首相は「人口減少とデフレを結びつける考え方を私はとらない。デフレは貨幣現象10+ 件であり、金融政策で変えられる。人口が減少している国はあるが、デフレになっている国はほとんどない」と答えた。

・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・

自身が日銀法改正に言及してきたことに関しては「日本以外の多くの国が採用している中銀と政府、国民との関係に戻す必要があるのではないかという問題意識があった。一つはインフレターゲット、もう一つは雇用に対しても責任を持つということだ」とした上で、「今の段階で日銀がそういう認識を持ち始めたことは良かったと思っている」と語った。

【私の論評】政治家の無知と知ったかぶり炸裂!!これが所詮政治家のスタンダードなのか?だとしたら・・・・・・・・!!

前原氏は、あいかわらず、金融のことは良くわかってはいないようです。これに関しては、以前このブログの記事にも掲載しましたので、ここでは詳細は解説しません。以下の記事をご覧になってください。

前原氏「慎重だった日銀に何が…」 2%目標検討に皮肉―【私の論評】でてきたでてきた、自民党公約違反をしろと勧める民主党の有害無比な主張!!そんなことより、今は反省が必要なのでは?
さて、こんな様子に水を差すような前原誠司の発言がありました。それが、上の記事です。でも、これって何かおかしくありませんか?そう、どう考えてもおかしいです。 前原といえば、デフレの原因は、人口減のせいだとしたり、過去には、日銀の政策決定会議に参加しても、まるで子供のお使いのようなことしかできませんでした。本当に、日本をデフレから脱却させてたいというのなら、日銀に対して、安倍総裁のように2%以上のインフレ目標を守るべきと、はっきり主張すべきだったでしょう。
予算委員会で質問する前原氏、見当外れで哀れみさえ感じてしまう!!
前原氏、デフレの原因は人口減などの構造的なものであると信じて疑っていないようです。だからこのような答弁になるのだと思います。デフレは、純然たる貨幣現象であり、人口の増減などまったく関係ありません。これは、前にもこのブログに掲載したことですが、これと関係ないことは、子どもでもすぐにわかります。

中性子爆弾(人動物を殺傷するが、物は破壊しないといわれている。よってお金は破壊されない)が日本に投下され、貨幣は破壊されずに、人だけが半分に減ったとします。そうなるどういうことになるでしょう?

人口は半分に減って、貨幣はそのままということになれば、これはもう大インフレですね。これを考えれば、人口減とデフレは、まったく関係ないことがすぐにわかります。金融政策で、デフレを解消できるという安部総裁の考えの正しさもすぐに理解できるというものです。

こんな突飛な話でなくても、地震などの自然災害で突然多くの人がなくなり、お金はそのまま残ったとすれば、インフレになりますね。日本は、急速な少子高齢化でどんどん人口が減っていますが、であればインフレになるはずですね。なぜいくぶんとも、インフレにならないかといえば、日銀の金融政策に根本的な問題があったということです。でも、現実にはデフレですね。 前原氏は、このような矛盾に気が付かないのでしょうか?本当にお粗末です。

それにしても、前原氏の人口減デフレ説など、いったいどこから出てくるのでしょうか?おそらく、下の写真の本でも読んだのか、この本のようなことを誰がに吹きこまれてたのでしょう。いずれにせよ、誰か、それも日本国を弱体化しようとする連中から吹き込まれて信じ込んてしまったという以外に考えられません。やせても、かれても元閣僚だった人が、こんな虚妄を信じてはいけません。結局前原氏の無知ということです。無知がこのような恥ずかしい、国会予算委員会での発言の源です。


この本を書いた人とか、この本を推薦している池上○○とか、山田□□なんて人たちは、偽装転向コミンテルンなんでしょうか?小難しい経済理論などわからなくても、中学生でもわかるような、事実の確認ができないということなどあり得ないです。本当に怪しいです。

それにしても、民主党議員の質問酷すぎです。昨日は、たまたま休みだったので、テレビて国会中継をしていたので、少しみましたがあまりにバカバカしいので、すぐにチャンネルをかえてしまいました。だから、上の前原氏の酷い質問も、サイトで知りました。

サイトで目についたのは、民主党原口氏の質問です。

日本の艦船の位置は「Google Earthで見れば分かる」? 原口元総務相の発言

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、問題となる発言は以下のようなものです。
「運用がどうのこうの場所がどうのこうのとおっしゃっていますが、しかし相手に場所は分かってるじゃないですか。だってレーダー照射までしてるわけです。Google Earthかなんかでみれば分かりますよ、どこに日本の艦船がいたかどうか。隠さなくていいことまで隠し、出さなきゃいけないことまで出さない」

原口氏の発言は以下の動画で視聴できます(昨日5時間42分ごろ)。


発言の趣旨は、常識的にどうみても「どこに日本の艦船がいたのか、Google Earthなどでみればわかる」という以外にとりようがありません。いい間違いだったにしても、間違いは間違いです。

この発言が単に言い間違いだったにしても、これは酷すぎです。今のところ、誤りの訂正もないようですから、始末に終えません。やはり、知ったぶりが災いしたということだと思います。

これらの、無知、知ったぶりなどをみていると、あのサラペイリンさんの発言を思い出しました。何とペイリンさんも、この種の発言をしていたことがありました。何と「アフリカ」を「アフリカ国」と議会で発言していました。ペイリンさんは、「アフリカ国」という国があると思っていたのです。


上の例は、たまたま民主党の議員の例ですが、このような事例は他の政党の政治家にもいます。無知、知ったかぶり、思い上がりなど誰にも多少はあるものです。しかし、少なくとも、政治家が国会の場での答弁や質問にこのようなことがあって良いはずがありません。きちんと調べるなり、誰かから聴くなり、受け取り間違いがないように、きちんと説明を考えるなり、それから答弁や質問をしていただきたいと思います。それが、最低限の政治家の態度であり、モラルだと思います。それができないというのなら、議員はやめるべきです。そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?


それから、デフレについて知りたくて本を読むなら上の『デフレの正体』なんて、読んじゃいけませんよ!!頭が悪くなるか、コミンテルンに洗脳されるだけです。読みたければ、下の書籍をおすすめします。これなら、まともです。


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