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2010年8月26日木曜日

小沢氏が出馬表明、民主党代表選 鳩山氏も支持―日本でも、重要なポストに関してはアメリカなみの情報開示が必要では?!

小沢氏が出馬表明、民主党代表選 鳩山氏も支持(この内容すでにご存じの方は、この項は読み飛ばしてください)


 鳩山前首相との会談を終え、引き揚げる民主党の小沢前幹事長=26日午前8時21分、東京都港区
 民主党の小沢一郎前幹事長は26日朝、鳩山由紀夫前首相と都内で会談し、9月の代表選に出馬する考えを伝えた。その後、記者団に対し「鳩山前首相から、出馬を決断するなら全面的に支援していきたいとの言葉を聞いたので、鳩山氏の前で出馬する決意をした」と表明した。

再選を目指す菅直人首相と小沢氏の一騎打ちになる見通し。首相は小沢氏の出馬について「大変いいことだ。民主党は何回も代表選をやったが、それで分裂したことは一度もない」と新人議員との会合で語った。

小沢氏は参院選敗北の責任や衆院選マニフェスト(政権公約)見直し問題で首相を批判。このほか、小沢氏が抱える政治資金問題や「ねじれ国会」対応が争点となる。「9月1日告示―14日投開票」に向け、両陣営の多数派工作が激化する。小沢氏をめぐっては出馬困難との見方があったが、不戦敗による求心力低下を懸念したとみられる。

鳩山氏は、小沢氏支持を表明。羽田孜元首相も小沢氏に支持を伝えた。旧民社党グループ幹部が国会内で対応を協議したが、結論は先送りした。一方、再選を支持する若手が首相を官邸に訪ね、政策提言した。







日本でも、重要なポストに関してはアメリカなみの情報開示が必要では?!
小沢さん、代表戦に出馬するということは、代表に選出されれば、総理大臣になるということです。では、小沢さんは総理大臣として相応しいのでしょうか?

私は、政治献金問題などで、ふさわしくないという方々もおられるようですが、それ以前に小沢さんはふさわしくはないと思っています。

まずは、小沢さん、歴史観が著しく偏向しています。小沢さんの歴史に関する発言いろいろありますが、失言として済まされないものもあります。その一つが下の動画にも掲載されている、天皇家朝鮮ルーツ説です。これは、全く根も葉もない説です。


これに関しては、失言といって済まされるものではなく、歴史の歪曲であり、偽造であるといえます。昨年の韓国訪問時に、ソウルの大学で講演を行った小沢一郎氏であるが、その内容は「天皇家のルーツは朝鮮半島にある」というものでした。いわゆるトンデモ史観で韓国に媚びた、曲学阿世の歴史観であると断じざるをえません。

天皇家とそれをとりまくいわゆる日本における朝廷とは、2670年にもおよびに日本独自に醸成されてきたものであって、これに及ぶものは、世界のどこに探してもありません。ただし、そのルーツになったものはあったようですが、それとても、中国や朝鮮とは全く関係なく南方の島々にあったことが最近の研究によって明らかになっています。これは、アメリカでいえば、アメリカの独立宣言は偽物だったというのと、同程度の歪曲歴史観だったと思います。このような発言をする人は、アメリカでは絶対に大統領にはなれません。

間接侵略を防いできた「神聖首長つまり君主は自我をもっていないけれども神聖で不可侵である」という日本の伝統文化のルーツに関しては、下の動画をごらんになってください。


さて、小沢氏は、上の動画のような発言以外にも、いろいろと失言を繰り返してきました。特に、アメリカに対しては、多いようです。それに関して、アメリカのメディアも報道しています。特に、昨日アメリカ人は単細胞などと語ったことに関しては、皮肉を交えて報道しているようです。

さて、そのアメリカですが、大統領になる可能性のある人や、政府でも要職につく人に関しては、第三者機関が徹底的に出自は無論のこと、政治的信条や、歴史認識その他、プライベートにかかわることまで徹底的に調査し公表します。

無論オバマ大統領も、大統領選に打って出る前に、まずは候補としてふさわしいかどうか徹底的に調査されています。だから、日本でも、父親や母親のこと、さらには、祖父、祖母に関しても報道されていたことは皆さんの記憶にも新しいことと思います。

母親に抱かれる幼少の頃のオバマ
実際の調査など、少なくとも3代先までさかのぼって行われるようです。これに関しては、アメリカでは、徹底していています。オバマ氏が大統領に就任してから、1年たってから、財務関係の重要な7ポストのうち、5ポストまでが空白のままでした。それは、なぜかといえば、財務関係のポストにつくともなれば、出自はもとより、金のやりとりや、プライベートなことまで徹底的に洗いざらい調べられるので、それをいやがって、なかなかそのポストにつきたがる人がいなかったためです。

アメリカでは、これは、徹底していて、たとえば、アメリカの有名私大・大学院でも同じことです。入学願書を出すと、その志願者の住んでいる近辺に調査員が派遣されます。志願者の素行は、もとより、社会貢献をしているかどうか、いろいろ調べるのです。アメリカは、完全な学歴社会ですから、有名私大・大学院を卒業すると各界の要人になる確率がかなり高いです。

だからこそ、とんでもない人間を入学させ、卒業させてしまっては、学校の信用問題にかかわるので徹底的に調べます。この調査では、たとえば、志願者の親戚などで、偏向した考えを持っている人がいたり、あるいは、その人が志願者と同じ大学の出身者で経済的余裕があるのに、さしたる理由もないのに大学に寄付金を納めていなかったりすると、それだけで入学できないこともあります。

これは、アメリカの私企業でも、共通しています。日本のように、個人情報保護がどうのこうのというような人は、アメリカの上場企業の幹部にはなれません。

それだけ厳しいのです。オバマ氏の出自に関しても、あれだけかなり調べているのにも、かかわらず、未だに本当かどうかはわかりませんが、疑惑がでているくらいです。

こうするには、いわゆる人種差別とか、偏見ということではなく、それなりのわけがあります。アメリカは、いろいろな出自の人がいます。人種の坩堝といわれるくらい、いろいろな国をルーツに持つ人がいます。また、考え方や歴史観なども種々様々です。そうした中には、国籍としてはアメリカ人なのですが、反米的な政治心情を持つ人、反米的な歴史観を持つ人もいます。

こうした人が政府の要人になったり、産業界の要人になっては困るということです。だから、徹底的に調べるのです。特に、スパイに関しては、たとえば、政治の中枢に入った人が、それこそ、入って30年も経過しているのに、実は外国のスパイだったとして摘発を受けたりしています。

最近では、ロシアの美人スパイ事件に関して、皆さんの記憶にも新しいことだと思います。

アンナ・チャップマン

この事件に関しては、FBIニューヨーク支局スパイ対策部の特別捜査チームは2009年、モスクワのSVR本部(通称モスクワセンター)から米国内のスパイに暗号で送られた極秘指令を入手していました。

「重要な任務」について極秘指令には、次のように記載されていたそうです。

《米国において、国家運営に関与しうる政策集団を特定し、関係を発展させ、モスクワセンターに情報を送信することである》

10年以上の長期間にわたって米国に住み、人脈を広げて、国家の政策決定過程に関与できる人物を協力者に仕立て、情報を収集し政策を誘導する。これがチャップマンら今回摘発されたスパイ団の任務でした。

日本では、スパイ防止法もなく、スパイを摘発するにしても、スパイ行為そのものだけで、実害がなければ摘発しようがなく、実害があったときだけ、それに関して摘発や取締りができるというだけです。

非常に甘いです。この甘さ、自民党が政権与党だったときには、遺憾なく発揮されました。新しい総理大臣が決まって、組閣も終わって、半年もしないうちに、多くの閣僚が旧悪が露見して、辞任に追い込まれました。民主党に関して、もっと甘くなって、総理大臣や、閣僚などの旧悪が露見したとしても、そのまま居座っていたりします。もうどうしようもないです。


このブロクでも、何回も掲載してきたように、小沢氏は、いわゆる日本解体法案導入に積極的です。それにアメリカではとても、要人になることはできないような歪んだ歴史観を披瀝しています。

これに関してはどうしてなのか、なかなか理解できない人も多いと思います。しかし、私自身は、判っていましたが、開示されてこなかった小沢氏の出自に関係があるのではないかと思います。

これに関しては、新潮45別冊・小沢一郎研究」に掲載されていたこと、さらに、私自身がサイトなどから拾い集めたものです。そこから少し抜粋します。
小沢の父・佐重喜(さへき)は衆議院議員で第2次吉田内閣で運輸大臣を務めていますが、戦後間もなく隠退蔵物資に絡んで当時、衆院の隠退蔵物資摘発委員会(現在の検察組織)の世耕弘一委員長に怒鳴り飛ばされていたというエピソードは有名です。わらじ履いて水沢から徒歩で上京、苦学の末弁護士になった、という話はよく知られていますが、上記のエピソードを知る者は少ないようです。
多額の政党助成金を衆人監視のもとにも関わらず窃盗(税金泥棒)、あまつさえ、不動産買漁りであくなき蓄財をしている沢一郎という男の破天荒な恥知らずは、まさに親譲りというわけです。なぜかといえば、隠退蔵物資犯罪というのは当時、GHQ(連合国総司令部)直轄で逮捕されれば身柄米本国送りという重犯罪でした。何か、小沢氏が、検察に対して敵愾心を持つのが理解できるようなエピソードです。
小沢の母親・本名・荒木みちにも触れておきます。父・佐重喜の伝記的な刊行物「人間小沢佐重喜」(陸山会発行)によれば、「みち夫人は明治34年2月15日千葉県東葛飾郡風早村に元庄屋・荒木儀助の4女として生まれました。父儀助は千葉県議会議長もやった地方の名望家だった」と母方の家系にも政治家の血が流れていると思わせる記述があります。しかし、これがとんだ大嘘で、「荒木儀助なる千葉県議会議長は過去に実在しておらず、県会議員にもいません」という千葉県議会事務局総務課の証言もあります。なぜこのようなまやかしがまかりとっているのか、不可解な謎です。
謎と言えばもっと不可解な事実があります。この荒木家は現在、みちさんの姪の長男(72)が継いでいますが、この実家の土地登記簿謄本に昭和61年5月、千葉朝鮮信用組合から三億五千万円を限度額とする巨額融資の記載があるのです。債務者は朝鮮名の男になっているが、経済に通じているものならすぐにわかることだが、朝鮮信用組合という金融機関は在日朝鮮人以外の、例えば日本人には融資を行わないという原則があります。
小沢氏の出自は、朝鮮系が混じっていることは、もう、ネット上では公然と語られています。おそらく、事実でしょう。なんでも、小沢氏の母親は、済州島出身で、小沢氏も墓参りに行っていたという事実もあるそうです。

私自身は、小沢氏の出自に朝鮮系が混じっていたからといって、それだけで、彼を排斥するという考えは全くありません。しかし、上の動画での歴史観は捨ておけません。こうした歴史観を持っていることと、日本国解体法案を推進する立場であることから、小沢氏は、日本の総理大臣には出来ないと思います。

いわゆる、小沢氏に関して、ダークヒーロー的に支持する人もいますが、ダークヒーローは、スターウォーズのような映画の世界では成り立つかもしれませんが、現実のそれも、日本国の政治においては成り立たせるべきではありません。小沢氏それなりに、努力もしているし、政治家としては過去には素晴らしい面を持っていた時代もあります。それが、いつの間にか変節してしまいました。今の小沢氏は、総理大臣にさせてはならないと思います。

民主党の代表戦で、小沢氏が代表になることだけは避けたいところです。しかし、民主党に期待してもそれは、無理というものでしょう。やはり、何としても、民主党そのものを政権の座から落とすよりほかに方法はなさそうです。




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