ノーベル文学賞受賞者が自虐的歴史観を持っている(゚д゚)! |
【変わるか日本 参院選 教育改革】自虐史観脱却、教育委制度是非、費用負担減…多様な焦点
今から十数年前。東京都武蔵村山市の教育長、持田浩志さん(62)は、中学生だった長女の社会科の成績が悪いことに悩んでいた。特に歴史分野が弱かった。持田さんは中学・高校の社会科教員免許を持つ小学校教師だっただけに、忸怩(じくじ)たる思いで長女に尋ねると、一言「日本史は嫌い」と返ってきた。続けて「なぜ、嫌いなのか」と尋ねるとこう答えた。
「教科書には日本の悪口ばかり書いてあるし、先生も日本の悪口ばかり言う。小学校からずっとだよ…」
愕然(がくぜん)とした持田さんはそれ以降、日本の歴史に誇りを持たせるため、歴史的人物の裏話や心温まるエピソードなどを積極的に話すようにした。だが、長女の成績が伸びることはなかった。手遅れだったのだ。持田さんは、自国の歴史をことさらおとしめる自虐史観の歴史教科書が現在も大半を占めることに危機感を募らせる。
「確かに歴史的事実には過ちもあるが、今では想像できないような過去の状況や事実を現在の価値観で断罪し『日本が悪い』と教えても、将来を担う子供たちの豊かな発想を育むことにはならない。先達を敬う心も芽生えない」
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【私の論評】日本人なら、アメリカには広島型原爆8個を落とされるくらいの借しがあると腹の中で思うくらいが妥当だ(゚д゚)!
上の記事の、長女の方気の毒だと思います。私は、小さな時分から、自虐的歴史観ではなく、まともな歴史観を持つ機会に恵まれましし、学校教育でも、あまりその影響を受けずにすみました。本当に幸運なことと思っています。
自虐史観にもとづき作成された小学校の社会の問題 |
自虐的歴史観とは、大東亜戦争での敗戦により、GHQによる統治が行われる中で、歴史学界や教育界の一部(学校教育の現場、日本教職員組合に入っている教師ほか)などでは、占領政策を支え、GHQに迎合するかたちで、なぜ敗戦に至ったのかという視点から過去への反省がなされることとなり、その過程で戦前の日本国民が共有していたすべての価値観は根底から覆され、否定される事になりました。
アメリカとの比較で日本の近代化の遅れや、民主主義の未成熟などが問題とされるました。また、戦前には皇国史観が歴史学研究に影響を及ぼした結果、その発展が阻害されたといわれたため、その反省から、マルクス主義の影響を強く受けた歴史研究(唯物史観)が主流となりました。また、GHQによるNHKのラジオ番組「真相はこうだ」などの歴史検証番組の放送や、墨塗り教科書、皇国史観と見なされた図書の焚書などもそれに拍車をかけました。そうして、侵略国家日本という虚像が、一人歩きするようになったのです。
マッカーサー |
私は、自虐的歴史観の洗礼を受けなかった数少ない現代人の一人だと思います。まずは、子供の頃は、歴史関係に関する書籍や、テレビや、映画などみたときに、その内容など良く理解できないとき、父親にその背景を良く聴きました。その時に話してくれたのが、まともな歴史観にもとづく話であり、自虐的歴史観ではありませんでした。そうして、こういうことから、日本に対する良いイメージ、先達の素晴らしさを学ぶことができました。
それに、昔のいわゆる列強(ヨーロッパなどの強い国々)のことなども聴くことができ、これら列強が自国の権益を広げるため、様々な行動をし、多くの国を植民地化し、日本にも圧力をかけていたことなどを知り、日本だけが悪いなとということなど考えたこともありませんでした。
それに、今から考えると、少なくとも学校の教科書など自虐的歴史観とか、唯物史観で書かれたものには記憶の限りでは、お目にかかったことなどありません。学校の先生でも、自虐的歴史観や、唯物史観にもとづく講義をした先生などいませんでした。
それから、大学は理工系に進みましたので、ここでも自虐的歴史観、唯物的歴史観に触れることはありませんでした。とはいっても、教養の時代には、歴史などもあったのですが、その時にも、運良く、自虐的歴史観、唯物史観などの洗礼は受けずじまいですみました。
一つだけ、触れそうな機会がありました。それは、日本国憲法という講義です。これは、学校の教師などになるためには、必須の科目でした。ただし、私は、教職資格など取得するつもりは全くなかったことと、それに、この講義は、朝一番にあるということもあり、朝が苦手だった私は、履修しませんでした。
こう考えると、本当に自分は運が良かったと思います。
そうして、自虐史観なるものが、私に全く何の影響も与えなかったのは、やはり、父のおかげたと思います。特に、あの日のことは今でも忘れられません。父かがテレビを見ていて、なにやら随分憤っているいたので、なぜそんなに憤慨するのかということをたずねたことがあります。
そのテレビの内容は、米国人が、原爆のことについて語っており、あれは戦争を終了させるためいたし方なかったとし、その理由をいくつか説明するものでした。そうして、父がいうには、アメリカの原爆攻撃はどう考えても非道なものであり、正当性など全くないというものでした。
そうして、「アメリカには広島型原爆8個を落とされるくらいの借りがある」と語っていました。どういうことかといえば、非道に対処するのは、無論倍返しというのが原則であるから、アメリカは4個の原爆を落とされるだけの借りがあるということです。そうして、人口をみてみると、当時からアメリカの人口は日本倍以上あることから、比例原則からいって、アメリカは日本に原爆を八個落とされるだけの借りがあるというのです。
そうして、当時の私は、この考えに賛同しました。無論、父も私も、アメリカに対して、8個の広島型原爆を落とすべきと考えているわけではありません。しかし、アメリカにはそれだけの借りがあるということを言いたいだけです。
それから、実はこの考えに似たことを日下公人先生がおっしゃっていました。ただし、日下先生のは、培換えしの原爆4個というものでした。私の父の半分ですね。日下先生の説は、昨年あたりはじめて拝聴したのですが、同じようなことを考える人はいるんだと思い、力づけられました。きっと、同じようなことを考えている人はほかにもいくらでもいるのだと思います。
広島に投下された原爆 |
なのに、日本の現実はそうではありません。現在の日本人の多くは、自虐的歴史観に影響を受けていて、私のような考え方は少数派です。しかし、本来日本人なら、アメリカには広島型原爆8個を落すくらいの借しがあると腹の中で思うくらいが妥当だと思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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