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2013年1月1日火曜日

「支え合って困難克服を」=新年の感想で天皇陛下―【私の論評】皇紀2703年元旦、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申しあげます!!

天皇陛下、新年迎えご感想「互いに支えあって・・・・」



 天皇陛下は年頭にあたってのご感想を1日付で宮内庁を通じて発表された。東日本大震災の被災者を案じ、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々な困難を克服していくよう期待しています」と呼び掛け、今年が良い年となるよう祈られている。


天皇陛下 新年のご感想(全文)

 東日本大震災から二度目の冬が巡ってきました。放射能汚染によりかつて住んでいた地域に戻れない人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など、年頭に当たって、被災者のことが、改めて深く案じられます。今後、震災や津波による被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われ、人々の安全な生活が確保される方向に向かうよう願っています。

 日本は、大震災の影響等により、現在厳しい状況に置かれていますが、皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々な困難を克服していくよう期待しています。

 本年が、我が国の人々、また、世界の人々にとって少しでもより良い年になることを祈ります。

【私の論評】皇紀2703年元旦、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申しあげます!!



購読者の皆様、あけましておめでとうございます。本年のブログ更新は何からはじめようかと迷いましたが、本年は天皇陛下のお言葉からはじめることとさせていただきます。

昨年師走に、安倍自民党政権が発足しました。そうして、昨年総選挙で大勝した安倍自民党政権の公約でもある、我が国が目指す方向は「戦後体制からの脱却」です。

では、戦後体制とは何かといえば、以下のようなものです。
  
 「戦後レジーム」というと内容がよく分からない言葉になってしまうのですが、これは要するに「YP体制(ヤルタ・ポツダム体制)」のことです。

ヤルタ会談

連合国(米ソ英3国)首脳のヤルタ会談とポツダム会談で決められた 敗戦後の日本の在り方を維持・継続させるお目付け役 が、 戦後の日本のマスコミ です。




多くの人が誤解しているようですが、 マスコミは (彼らが自称するような) 「権力の監視機関」なのではなく て、 「戦後レジームの監視機関」 です。

 安倍首相が以前首相だったとき、また麻生さんが首相だったとき何故あれ程マスコミに憎まれ叩かれたのか、その理由は、彼らが「戦後レジーム=YP体制」からの脱却を目指したからです。麻生前首相は安倍元首相ほど明確に表明しませんでしたが、目指す方向は本質的には同じようなものでした。

ポツダム会談 

YP体制とは、それぞれ「ヤルタ(Yalta)」「ポツダム(Potsdam)」を意味しており、要するに「ヤルタ・ポツダム体制」のことです。

 戦後の世界秩序は、いわゆる「ヤルタ会談」によって決定付けられ、米ソ二大国による覇権体制が確立された。これにより、各民族が当然に持つべきである民族自決の権利が侵害されています。

また「ポツダム会談」により、日本は「占領憲法(日本国憲法)」を押し付けられ、左翼勢力が跋扈し亡国への道を辿っています。

これらを、形成するYP体制の打倒をすることが戦後体制からの脱却です。

具体的には、「自主憲法の制定」「日米安保条約の破棄と自主国防体制の充実」を実現しなくてはなりません。

そうして、私たちは、私たちのもともとの国柄である、天皇陛下を頂点とする国柄を取り戻さなくてはならないのです。こういうと、大日本帝国憲法下の大日本帝国は、専制君主国家で、非民主的な国家であったかのように左翼が喧伝しているので、そうであるかのように思い込む人びとも、いるようですが、そんなことはありません。

我が国は、大日本帝国の頃から我が国独特の民主主義である憲政の常道などがあり、天皇陛下はそのころから、最高権威であらせられたのであり、決して国政を直接司っていたわけではありません。それに、大日本帝国憲法は、当時の水準からみれば、他国と比較しても、かなり民主的な憲法でもありました。

だからこそ、戦後体制から脱却を公約に掲げた安倍内閣が成立した今年は、このブログも天皇陛下のお言葉から始めさせていただいたのです。


現在の古今東西にみない、異常なデフ・円高、また戦後長きにわたって続いた戦後体制、それに、1,000年に一度の震災や津波、原発事故や戦後体制でさえ、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。そうして、こうした勤勉と実直さを強く継承してきた東日本の人々も近いうちに、復興をなしとげ、悠久の歴史の中で共に燦然と輝くことになることでしょう。このような国日本が、次なる大飛躍をせず、そのまま萎んでいくことなど考えられません。皆さん、次の大飛躍に備えましょう!!その日は近いです!!

本年が本当に、戦後体制から脱却元年となり、日本国が真の意味での独立国となることを祈念させていただき、新年の私のブログの初更新とさせていただきます。

天皇陛下 万歳!!  万歳!! 万歳!!


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