「Androidの日本語化は2009年中に」、グーグルが会見で明らかに(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
「Androidはこれまでの日本のケータイ文化を否定するものではない」と語る、グーグルのジョン・ラーゲリン モバイルビジネス統括部長。
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現時点で標準状態のAndroidは、日本語の表示ができず日本語入力環境も持たない。2009年にはOSレベルで日本語をサポートするように改良を施す
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専用アプリケーションの配布サービス「Android Market」は、YouTubeのように自由な場だとグーグルは説明する。開発者が審査なく自身のソフトを登録できるのがアップル「App Store」との違いだ
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グーグルは2009年2月2日、報道関係者向けの説明会を開催、同社が携帯電話機メーカー向けに無償提供するスマートフォンOS「Android」 の現状を紹介した。その中で、「公表しているロードマップ通り、2009年中には日本語に対応させる。日本語入力ソフトも提供する」(ジョン・ラーゲリン モバイルビジネス統括部長)ことを明らかにした。日本語に対応したAndroidが提供されれば、いよいよ各メーカーが国内市場向けのオリジナルな携帯電 話機を開発できる環境が整う。
携帯電話会社のNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルらは、Androidに賛同しており、“Androidケータイ”の普及促進を目的 とする業界団体「オープンハンドセットアライアンス」(OHA)に加盟済み。国内外の携帯電話機メーカーも加盟しており、近い将来iPhone 3GやWindows Mobile搭載機とはひと味違った、第3のスマートフォンが登場する可能性が高い。なお、現時点で発売済みのAndroidケータイは、10月に米 ティー・モバイルUSAが米国で出荷した「T-Mobile G1」(開発は台湾HTC)のみ。ほかに豪コガンテクノロジーズが「Agora」を1月に出荷する予定だったが、こちらは発売が延期されている。
グーグルはまた、「Android Market」という、Androidケータイ専用のアプリケーションソフトを配布するサービスを提供している。現在1000近いソフトが登録されている が、「近いうちに、課金システムを立ち上げ、開発者が有料ソフトをアップロードし、顧客に販売できる環境を整える」(ラーゲリン部長)という。 Android Marketは、iPhone 3Gにおける「App Store」に近い位置づけだが、「Android Marketだけがソフトの流通ルートでない。開発者自身が勝手サイト上で配布しても、ユーザーはこれをインストールできる」(ラーゲリン部長)。App Storeとの違いをアピールした。
(高田 学也=
日経パソコン)
[2009/02/02]
Androidでまた発展する携帯電話日本の携帯電話、「ガラパゴス」と揶揄されて久しいですが、Andoroidの登場によって「ガラパゴス」から世界に向かって解放されることになるでしょう。
日本の携帯電話の機能は、かなり高機能で、この高機能を活かした様々なサービスが展開されています。いろいろな業者がしのぎを削って開発を続けてきたので、多種多様なサービスがあります。
しかし、残念なことに各キャリア(携帯電話事業者)毎に、ばらばらに開発していたので、あるキャリアに関して開発したものをまた、他のキャリア向けに開発しなおす必要があったりして、非効率この上ないということがありました。また、日本で開発したものは、すぐに世界では使用できず、海外向けに開発しなおすという手間もありました。
Android搭載携帯により、OSが統一され、開発環境が整い様々なサービスが一挙に花開く可能性があります。まずは、gooleが提供しているパソコン向けサービスは全部携帯で使えるようになるでしよう。
グーグルマップ、アース、ストリートビュー、カレンダー、メール、ブロガーなども携帯で自由に使えるようになります。それに、iphoneのように、様々なサービスが開始されていますし、技術的に優れた日本が参加すればもっと幅が広く、奥行きも深いサービスが可能になります。
先日も、世界で最も売れているiphone用のソフトを開発した日本の人の話がでていて、日々どのくらいダウンロードできるか確認できるようになっているため、驚いていることが報道されていました。
iphoneの場合は、アップル一社でハードを提供しているわけですが、Andoroidの場合は、これを搭載したものをどこの会社でもつくることができるわけで、その影響ははかり知れないと思います。
今年中に日本語Androidが開発されれば、発売も間近ということで、今から楽しみです。それに、日本語化されたということで、日本国内でも開発環境が整い、いろいろなサービスが提供されれば、内需拡大にも寄与するのではないかと期待しています。私は、現在ブログはパソコン用のもののみしか提供していませんが、Androidが普及したら、携帯電話用のものも是非作りたいです。
最近円高で、そのデメリットばかりが強調されでいますが、そろそろ円高メリットもそうとう浸透するようになってきています。特に携帯電話を含むエレクトロニクスの世界はそれが顕著になってきました。5000円以下のパソコン用の地デジチューナーが販売されたり、ハイビジョン・ビデオカメラが2万以下で販売されたりしています。
Andoroid携帯も、海外からの部品調達比率をあげたり、委託生産などすれば、かなり廉価になることも考えられます。さらに、小売業ではモノが売れないと悩んでいるようですが、従来の方法で集客しようとするから、なかなか集まらないのであって、たとえば、このAndroid携帯をうまく活用したイベントや仕掛けなどするなど、発想の転換で新たな集客方法も考えられるのではないかと思います。うまく活用すれば、Android携帯により内需の拡大も期待できると思います。
ただ、一つ気になるのは、実は日本の携帯電話には、TRONが搭載されたものもあったはずです。あの、TRONはどうなってしまったのでしょうか?せっかく、すでに市場に出回っていたものなのですから、日本としてTRONを強力に売り出すことなど考えられないのでしょうか?
TRONに関してどうなっているのか、ご存知の方いらっしゃいましたら、是非教えてください。
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