最近、近所の(自宅より歩いて3分)のところで「全国駅弁イベント(正式名称は失念)」がありましたので、ためし、二つお弁当を購入してみました。その写真が下の2枚です。両方とも神戸のお弁当です。左は、「トーマスランチ」のお弁当です。右は、「牛塩タン弁当」です。価格は両方とも1,100円です。
さて、次は「トーマス・ランチ」です。これ、トーマスの顔のあたる部分は、小物入れ(おそらく、マヨネーズやソース、おしょうゆを入れる)になっています。中身は空だったので、これは明らかにお弁当を食べた後、再利用をすることを意識して作っているのだと思います。
お弁当のイノベーションはできないものか?
さて、上はセブンイレブンの「がっつり炭火焼ステーキ弁当」です。このお弁当に限らず、セブンイレブンの炭焼きシリーズは本当に炭火焼をしているそうで、やはり他のお弁当とは一味違います。特にこのステーキ弁当は660円とお値段もお手ごろで大満足です。
さて、ここで三種類のお弁当の種類をあげたと思います。もう一度整理すると。
1.セブンイレブンなどのコンビニの低価格お弁当で、味を追求するもの
この炭焼きのように、低価格の中でもなんらかの形で味を追及するもの。電子レンジで暖めることを前提としている。
2.駅弁に何らかの付加価値をつけたもの
牛タン弁当のように、温められたり、容器を再利用できるなどの付加価値をつけたもの。列車内では、暖めることができないので、冷めたまま食べるか、なんらかの工夫ので暖める。
3.デパ地下、ホテイチなどで販売する高級お弁当
価格が1,500円以上のお弁当。味を追求しているが、お弁当ということで、冷めることを意識して作っていると思われる。和風のお弁当だと、冷めたまま食べることを前提としているものもあるが、たいていは結局電子レンジなどで暖める。
さて、1~3などのお弁当、ここ10年くらいいろいろと方法・素材など研究されてきました。それなりにお客様の満足に応えてきたと思います。しかし、もうそろそろ限界で何かイノベーションが欲しいところです。しかも、最近は社会も変わってきていて、まずは、アメリカ型自由主義経済の破綻により、アメリカでも個人の消費をあおるような考え方はだんだん影を潜めてきています。日本国内でも実感なき経済成長などということがいわれ、最近では金融危機にともない個人使用費などがさらに消費が低迷しそうです。
そんな中にあって、家庭が見直される、家庭の団欒などが見直されるという社会の変化があると思います。ここにイノベーションの種があると思います。
ここしばらく私は金融危機に関連して、金融危機後には「変わってしまった異質な社会」に対応する、インフラ革新、システム革新が必要だと述べてきました。そうして、具体的なことは特に何も書いてはきませんでした。社会に対応というと、皆さんの中には大仰なことを考えるかもしれません。しかし、上記のような新たなお弁当の開発ができれば、立派なシステム革新になると思います。ただし、基本的なものでもあるので、実際に実行するとすれば、かなり大きなシステム革新であり、市場もかなり大きいと思います。
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