1月15日(金)には、ビーフとフライドオニオンが入った「テキサスバーガー」(400~420円)が発売、瞬く間に人が殺到する人気商品になりました。テキサスバーガー人気もあってか、1月17日(日)のマクドナルドの売上は、一日の売上としては、過去最高だったそうです。
ランチタイムの明治通り新宿ステパ店は大にぎわいで、店内が大混雑するほどの人気ぶり。イートインスペースでは7、8割の人が「テキサスバーガー」を食べている様子で、注目度の高さが伺えた。
キッチンがフル回転し、テイクアウトする人も多くいたのは飯田橋店。ここでも店内では半数以上の人が「テキサスバーガー」を注文。女性の姿も多く見られるなど、男女差のない人気ぶりを見せつけました。
実際に食べている人の話を聞くと「ソースが変わっていておいしい」(20代男性)、「フライドオニオンの食感がいい」(30代男性)と、ピリッとしたバーベキューソースや、レギュラーのバーガーには入っていないフライドオニオンのおいしさを挙げる人が多数。「ボリュームがあるけど食べやすい。初めて食べる味」(20代女性)、「今までのマクドナルドと全く違う味で、衝撃!」(20代男性)など、“従来との味の違い”を感じた人も多かったようです。
そのほか、個々のユーザーが“つぶやき”を投稿する「ツイッター」でも、「テキサスバーガー」に関するつぶやきが増加。ここでも「うます!ヤミツキ」や「ヒットきた!!」といった肯定的な意見が占め、多くの人の心をつかんだ様子でした。
高評価でスタートを切ったBig Americaシリーズの「テキサスバーガー」。全く新しいマクドナルドの味、気になる人はぜひ食べてみては。
安いだけでは、食べたくもなくなる?
最近のデフレ傾向で、確かにいろいろなものが安くなっています。特にお弁当は安くなり、200円台のお弁当も珍しくはなくなっています。しかし、こんなに安いものばっかりだと、なんだか嫌になってきていたというのが、消費者の正直な感覚だったのではないかと思います。
私の、場合会社で社食が出ていて、それももともと300円という価格で結構なものが食べられますので、そればかり食べていますから、あまり気にはならないのです。何しろ、レストランのシェフがつくる社食ですから・・・・・・。日々感謝です!!もし、お弁当を買わなければならないとししたら、200円台はかなり抵抗があります。そんなお弁当なら、きっと私ならお弁当をうちから持っていくと思います。そのほうがずっと美味しいし、安全性も高いと思います。2年ほど前のあの餃子騒ぎで、食の安全性に関してヒステリックともいえるような反応を示したと言うのに一体どうしたというのでしょうか?それに、自宅でつくるというのなら、原材料費もかからないですし。おかずなんて、玉子焼きでも何でもいいわけですから。
毎日持っていけないとしたら、きっと、そういう日ならカップ麺でも食べていると思います。最近のカップ麺、美味しいですから。ただし、カップ麺は少し量が少ないような気がします。だから、カップ麺の、追い玉の小さいのとか、トッピング用の安い乾燥惣菜なんか売り出せは売れるような気がします。
ハンバーガーは、最近では安いものの代名詞のようになりましたが、確か、日本で最初にオープンしたばかりの頃は、そんなに安くはなかったと思います。それから、あまり値上がりせずにきて、10年程前にマックが100円マックなど導入してから、特に安物の代名詞になったように思います。
あまり安くなってからは、なんとくイメージが悪いので、あまり食べたことがありません。クオーターパウンドは食べてみました。とりたてて、すごく美味しいとも思いませんが、そこそこだと思いました。今回のテキサスバーガーもその程度のものだと思います。でも、値段をかんがえれば、その範囲の中で、努力しているのだと思います。残念ながらまだ食べてはいませんが、近日中に食べてみます。
消費者の立場からすると、しょっちゅう行く人は、別にして、たまに行く人なら、このくらいの価格なら、何とも思わないと思います。それに、蕎麦あたりだと、毎日のように行く人もいますが、ハンバーガーはまさか、毎日行く人は絶対いないと思います。それなら、多少高くても、美味しいものを食べたいと思うのではないでしょうか?
その意味では、100円マックは本当は失敗だったのかもしれません。飲食デフレの傾向は、やはり、100円マックの衝撃から始まったように思います。だからこそ、マックは、いまこうした実験を行っているのだと思います。いきなり値上げすると消費者離れが懸念されるため、まずは、こうした、実験を何回か繰り返し、消費者に慣れてもらいながら、いずれ全体的に値上げも視野にいれているのだと思います。
このような動き、牛丼屋でもやってみると面白いと思います。たとえば、黒毛和牛の美味しい牛丼とか、宅配ピザでも、最近では、随分割引をしているようですが、割引しないで、その分チーズの量を増やすとか、高級食材を使うなどのことをすれば良いと思います。
現状の味を維持して、安くするという方向ばかりに走るのでなく、価格は維持して、美味しさやサービスを追求するというのが、飲食店の本来の方向だと思います。日本の飲食店特にここ10年位こうした本来の姿勢を忘れていたのではないかと思います。昔浅草に行きつけの美味しいラーメン屋がありましたが、そのラーメン屋さんは、今でも人気店です。20年ぶりくらいで、2~3年前の出張のついでに行きました。相変わらず、美味しく、昔と変わらない味でした。それで、店のオヤジさんと話をしたら「味が変わらないといわれるため、実は毎年すこしずつ味を変えている」と言っていたので500~600円くらいのラーメンにここまで気を使っているのかと感動しました。
飲食店がこの本来の姿勢を忘れてしまえば、消費者はハンバーガーだって、自宅で作るようになると思います。つい最近ですが、自宅でハンバーガーとサンドウィッチをつくってみましたが、どの食材も良いものを使えば、本当に美味しいですし、外食をするのと比較すれば、本当に安いです。ここしばらくは、コンビニのサンドウィッチなど食べられないような気がしました。
ラビオリや、ロスーストビーフ(これの作り方、このブログにも掲載してあります)なども作ってみましたが、これなども美味しいです。特にローストビーフは、作りたてを冷まして、それから、切って食べるのがやはり一番です。冷め切ったものなど、全く駄目ですね。スパゲティだって、トマトのホール缶を買ってきて、トマト味のものをつくれは本当に美味しいです。ちょっとしたコツを覚えてしまえば、誰にでも美味しく素早くつくることができます。
最近では、本当に安いカップ麺でも味の追求がなされていますから、消費者の舌もそれなりに肥えています。3年前くらいに、うちの近くのラーメン屋が閉店しましたが、ここのラーメン何回か食べてみましたが、はっきりいってインスタントラーメンのほうが、美味しかったです。それに、本当に安いものであれば、何もマクドナルドのような全国チェーンでださなくても、街にはたくさんあります。古くからある商店街などいけば、場所にもよりますが、それこそ、コロッケのような揚げ物から、街の洋食屋さんや、和食やさんなどいろいろなものがあります。時折食べると、本当に安くてボリュームたっぷりで、ものすごく得をした感じですね!!
こんなことから、飲食業界があまりにディスカウントに走ると、ますます消費者が家ごもりや、内食に走るようになると思います。そうそう、レストランなどは、家庭では出せないような味を出すというのが、本分でしたね。
それから、期間限定、個数限定というのも、かつての画一的なマックでは考えられなかった方法ですね。何しろ、日本人「個数限定」というのには弱いですから!消費者心理の良いところを突いていますね!
日本最大の飲食店チェーンのマックの動きが、こうした日本の飲食業界に与えるインパクトは大きいと思います。いろいろな、飲食店で思ってもみなかったような、新しい味を手軽な価格で発見できるような世の中に戻って欲しいものです。ホント、皆さんそう思いませんか?
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