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2011年6月3日金曜日

「教師だけ立たないのはおかしい」 現場からは冷静な声 教職員組合は反発 大阪府の国旗国歌条例―【私の論評】いまどきの教師、いまどきの総理、いい加減60過ぎたら大人になれよ!!

「教師だけ立たないのはおかしい」 現場からは冷静な声 教職員組合は反発 大阪府の国旗国歌条例



大阪府内の公立学校の教職員に対し、式典での国歌斉唱時の起立を義務付ける条例が成立した3日の府議会。「命令に従わない教員はやめてもらう」と、ボルテージを上げる橋下徹知事に、教職員組合などは「思想統制だ」と強く反発した。一方、実際の学校現場では、多くの教員が起立斉唱するようになっており、「思想信条の自由は守られるべきだが、式典では教師個人の気持ちは心にしまうべきだ」と、条例制定を冷静に受け止める声も目立った。

府立高校の男性教諭(32)は「自分の学校でも今春の卒業式で不起立の教員が2、3人いた」と打ち明ける。「スポーツ選手が国際試合などで国を背負って戦うような場合、国歌斉唱時に起立するのは当たり前」と述べたうえで、「学校の式典で立たない先生がいれば、生徒も混乱するのでは。不起立の教師を他の教師は案外、冷めた目で見ています」と話す。

別の府立高校の男性教諭(55)も「思想の自由から反対するのはわかるが、生徒も立って歌っている中で起立しないのはやはりおかしい」と批判。

「条例として呼びかけることでそのような先生も減ってくると思う。国歌斉唱に反対するのならば、もっと政治的な場などで意見を言えばいい」と述べた。

府内の市立小学校の50代の男性教諭は「改めて条例といわれると違和感を持つが、公務員の立場で職務命令に従わないのはおかしいという知事の気持ちもわかる」としたうえで「不毛なことでごちゃごちゃするくらいなら、子供のために粛々とやった(起立して歌った)方がいいというのが現場の感覚だ」と述べた。

府内の市立中学校の校長は「うちの学校では不起立の教員はいないので条例化の影響はない」と話す一方、「もし起立しない教員がいた場合、『校長が条例を盾に職務命令を出す』とより強硬な姿勢を取ることも考えられ、かえって関係は厳しくなるのではないか」と懸念する。

一方、府立高等学校教職員組合などはこの日、「条例制定は公教育への介入で教職員への思想統制」と強く反発した。

元府立学校長で学校現場の国旗・国歌の指導の実態をまとめた「学校の先生が国を滅ぼす」の著者、一止羊大さんの話 「教職員組合が公然と国旗掲揚や国歌斉唱に反対してきた大阪でこうした条例ができるのは画期的だ。指導を無視する教員を許してはならず、今後は処分基準を明確化した条例の制定にも期待したい」
【産経ニュース】

【私の論評】いまどきの教師、いまどきの総理いい加減60過ぎたら大人になれよ!!



国旗に敬意を示す、国歌を歌うということは、私は単なる躾の問題だと思います。決して、思想の自由とか、そのような次元の問題ではないと思います。個性に関して、良く勘違いされる人がいますが、生まれたばかりの子供や、生まれてからいわゆる教育など全くされていない小は、個性豊です。個性の塊だといって良いと思います。

このままの状況で社会に出てしまったらいったいどういうことになるでしょうか?大変ですね、猿みたいなもんです。たとえば、お葬式に出席するときには、ニヤニヤしていてはいけないとか、学校に行けば先生の話をよく聞くとか、人と話をするときにはどのような態度ですべきかということなど、いわゆる、習慣などですが、これらは、親から教えられないければ、なかなか身につくものではありません。

だから、子供は、小さいときはいうまでもなく、ある程度の段階までは、型にはめるような教育・訓練が必要です。それを躾といいます。躾の対象は、理屈や思想ではありません。

こういった事柄には、いわゆる理屈など必要ありません。思想も必要ありません。皆がそうしているから、そうだというだけです。人類の長い歴史の中で、自然とそのようにすることが、形作られてきたものです。これは、様々な先祖の人たちの智慧が生かされているものです。これに疑問を持ったり、履行しないということは、別に思想というわけではないです。要するに、常識知らずということだけです。

だから、本来は、条例などでわざわざ定めるべきものではないのかもしれません。しかし、お葬式でニヤニヤしてはいけないという慣習について、これを守ることは、自分の思想や、信条に反するなどという人が、しかも、学校の先生が幾人かでてきて、葬式でニヤニヤし始めたらどうなるのでしょうか?

まあ、個人の葬式ならば、遺族がそんな奴は追い返せ良いと思います。しかし、それが、国葬のレベルだったらどういうことになるでしょうか?あるいは、会社でどなたかが、亡くなって、社葬の場合などどうでしょうか?会社であれば、そんな奴は、うんもすんもなく、会場から追い出すべきですね。総務かなんかの人が、丁重にお話して、それでもやめなければ、腕力に訴えるということも十分考えられます。

そうして、そういうことがたまに一回くらいあるというのではなくて全国の、葬式会場で、葬式を執り行えば、毎回何人かは、ニタニタするような人間がいるようになったらどうなりますか。そのときは、条例などで、そのような人間を会場から追いだしても良いというようなものが出来上がることだって十分考えられます。

現在の国旗、国歌の問題は、上で述べた事例と同じくらい、本来、異常なことです。躾も満足にできていない、猿教師が世の中には大勢いるということです。こういう猿教師は、いずれ、解雇もできるようにしないといけないと思います。

このようなことが、平気でまかり通っているからこそ、昨日の首相不信任案ということも起こってくるのだと思います。普通、会社などて辞めると公言した人は、もう、まわりでも、そのような扱いをし、あまり長い間いないのが、当たり前です。それが、社会人としての躾です。しかし、そんなこと、無視して居残るというのですから、躾もなにもあったものではありません。

猿教師と、総理の不信任問題とは、一見関係がないようにみえて、大有りだと思います。躾ができていない、猿教師が教師として勤まるような、世の中では、あのような馬鹿総理が登場しても仕方ありません。

これは、何も、民主党にだけ当てはまるわけではありません。自民党も相当躾ができてない連中が増えてきたと思います。一番それを感じたのは、政権与党だったときの自民党の人事のやり方が全くおかしかったことです。それに関しては、自民党時代の日銀総裁人事に関して、このブログにも書いたことがあります。それを以下にコピペしてきおきます。
私が、最近政界の規範がずれ始めていると思ったのは、例の日銀総裁の人事です。人事などはとても厳正に厳格施行されるべき筋あいのものです。会社の人事の内容を施行される前に知ったとしても、公にならなければ、絶対に口外などするべき筋あいのものでありません。もし、口外したとしたら、それこそ降格になったり酷い場合には、解雇されたりすることもあり得ます。 
なのに、自民党では何回も何回も候補者をあげ、あげくの果てに民主党にはねられて、なかなか決まりませんでした。私は、あの候補者の方々はどなたかが、就任されたとしても十分勤まる方だったと思い、非常に気の毒だと思いました。そうして、ああしたやり方をする自民党に怒りと憤りを感じました。 
それから、最近バラエティー番組に政治家が出て、ああでもないこうでもないと馬鹿話をするのも、本来であったら立派な規範破りだと思います。現在ですと、さほど問題にはならないのでしょうが、馬鹿議員がくだらない番組にでて、政治家というものの価値を下げていると思います。 
バラエティー番組に出ている、政治家以外の芸能人の人たちも本当におかしいです。いろいろ、批判はしますが、実際に自分でやってみたら、そのプレッシャーなどに耐えられる人はまずいないでしょう。
これだけ規範が狂ってくれば、昨日の無様な、首相居座り劇など、おこるのが当たり前です。こんなことは、政治信条、思想などとは関係ない、本当に躾の話だと思います。こんな躾のなっていない日本では、本来持っている潜在能力を発揮できなくなると思います。

だからこそ、私は、この橋下知事のように、このような躾のなさを一時的に条例をつくってでも、守らせるという姿勢は貴重だと思います。しかし、これは、本来的に本当に困ったことです。君が代で敗訴した高校教師も、今の総理も、60歳を過ぎても、躾のない子供のようです。60歳も過ぎたら大人になれよといいたいです!!

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