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2009年5月9日土曜日

NHKスペシャル/シリーズ JAPANデビュー"天皇と憲法"―NHkまた酷い偏向報道!!

NHKスペシャル/シリーズ JAPANデビュー"天皇と憲法"

【NHK・JAPANデビュー】「天皇と憲法」NHKが無視した時代背景[桜 H21/5/6]


このシリーズでは、前回は"アジアの一等国"というタイトルで放映した。台湾の歴史を中共の立場から一環して描いており、酷い偏向報道だった。そうして、このシリーズのタイトルは3年間継続して使われるそうだが、その「サブリミナル効果」による、反日的な報道姿勢は、とても一般国民のための公共放送にふさわしいものとはいえるものではなかった。

今回のテーマは「天皇と憲法」。5月2日夜9時から放映されたが、見る前から反日番組としてどのような歴史歪曲が繰り返されるのかと懸念していたが、またもや酷い偏向放送だった。大日本帝国発布から第二次世界大戦にいたるまで、四半世紀の時を経ていることや、戦争というのは、相手があって初めてなりたつものであり、憲法や国内事情だけで発生することなど完全に無視している。さらには、戦争にいたったその当時の時代背景など完全に無視している。この内容では、たとえば、これが日本史の卒論だったとすれば、まともな大学であれば、あまりにも独断的で、おそらくパスしないだろう。

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大日本帝国憲法の扉

NHkまた酷い偏向報道!!
NHK番組の説明によれば、この番組は、「日本が国家の骨格ともいうべき憲法を初めて定めてから120年。大日本帝国憲 法は「立憲君主制」を採用し、当時の世界からも評価されていた。しかし、19世紀帝国主義から第一次世界大戦を経てうねる時代の流れの中で、日本はその運用 を誤り、帝国憲法体制は瓦解する。その要因と過程を国内外に残された資料からつぶさに分析し、新しい日本国憲法誕生までの道程を検証する」としている。大日本帝国憲法体制の瓦解は、米軍の不法な占領政策によるものだが、番組では日本による「運用の誤り」のためだとしています。

この番組は、本来だったら少なくともこの特集で3回ほどは放映して、歴史的な流れを視聴者に認識させるべきだったと思いますが何と、120年以上もの歴史の流れを、無理やり1時間に収めて、製作の側の都合の良いようにまとめてあります。特に最後のほうの立花氏や、学者の話は、特に一方的であり、著しく公平さを欠いています。

天皇制は帝国憲法制定以降、国民に利用されてきた、憲法が規定する元首として、近代国家の形成を行った伊藤博文に利用され、美濃部達吉による天皇機関説がでてきて、昭和に入ってからは統帥権を振りかざした軍部に利用されたなどと、ととにかく日本国憲法の運用間違いを強調しています。

美濃部達吉の天皇機関説に関してさえ、本来的には1つの番組にしても良いくらいの深い内容だと思います。無論あの時代に精通していて、ほとんどのことを知っている人別でしょうが、あの番組を全く予備知識のない人が見たとしたら、大日本帝国憲法否定、日本国憲法否定、天皇制否定という流れに何の違和感もなく同調してしまうことでしょう。無論この番組では、このようにはっきりとはいっていません。あくまで、視聴者に考えさせているような体裁を繕いながら、結局は、天皇制否定に誘導しています。

だからこそ、本来的には、もっと細かく少なくともこの一本の番組を三本くらいできれば、もっと多くに分けて報道するのが、正しいありかただったと思います。

ちなみに天皇機関説とは、判りやすくいえば、国家を人体にたとえ、天皇をその頭(元首)にたとえて、 つまり天皇というのは国家の機関の一つなのだとすることで、明治憲法を合理化しようとしたものです。 大正期にはすでに定説になっていました。“天皇親政”の名の下に軍部独裁を企む陸軍にとってこの学説は邪魔でした。 美濃部の師匠にあたる一木喜徳郎に、狙っていた枢密院議長の座をさらわれた右翼のボス平沼騏一郎にとっても、 美濃部を叩くことは一木を叩くと同じだから非常に好都合でした。 それから海軍の軍艦派(軍備拡張派)の人たち。彼らにとって美濃部は、統帥権干犯問題のときに浜口内閣を支持した憎き相手だ、 ここぞとばかり叩いたのだと思います。 最後に、なんとなく日本を特別な国と思いたい人たちにとっても、やっぱり天皇機関説批判は好ましいことだったに違いありません。

ちなみに、天皇機関説を背景とした当時の年表を参考のためにあげておきます。
1932/03/01   満州国建国宣言
1933/12/09   陸海軍両省、軍部批判は黙視できぬと声明
1933/04/22   滝川事件 (鳩山文相、滝川教授の辞職を京都帝大総長に要求)
1934/10/01   陸軍パンフレット「国防の本義と其強化の提唱」発行
1935/02/19   天皇機関説問題 (菊池武夫、貴族院で天皇機関説を非難)
1935/04/06   真崎教育総監、全陸軍に国体明徴の訓示
1935/04/09   美濃部達吉の3著発禁 (売り切れ続出)
1935/07/15   真崎教育総監更迭 (後任:「統制派」渡辺錠太郎
1935/08/03   政府、国体明徴声明①
1935/08/12   相沢事件 (永田軍務局長斬殺)
1935/09/18   美濃部達吉、貴族院議員辞職
1935/10/15   政府、国体明徴声明② (天皇機関説は国体に背くと明言)
1936/02/26   二・二六事件

ま た、現行憲法は帝国憲法を改正したものだとして両憲法の一貫性を指摘した上で、現在の象徴天皇は国民の八割に支持されているが(NHK自らの調査によ る、ごたぶん漏れず、この調査なるものも、その方法、統計的な信頼性など全く公表させていません)、天皇の権限は国民が決めるもので、今後は国民が天皇の国事行為の権限を広げることもできるわけだから、天皇問題といういわば、国のへその問題をもっと考えな いといけないに関わらず、「みんなそれを面倒がって、あるいは危ないと思って、それをしようとしない」と訴え最終的には、天皇制廃止にもっていくことが望ましいとすることが、この番組の趣旨だと思いました。

番 組では触れていないことだが、帝国憲法の現行憲法との違いには、国民から何よりも大切な立派な大典として神聖視され、今のような改憲論などはほとんどなかっ たことが挙げられます。なぜなら天皇という日本の君主が定めた欽定憲法だからです。あの時代の国民の天皇に対する尊敬心は絶大なものでした。これは、現代の視点から、現時点に立脚してみると、おかしなことであり、理解しがたいことかもしれません。しかし、当時の時代背景を考えれば、当時養われた強烈な護憲の精神は戦後も受け 継がれ、それが占領軍の押し付けた憲法を頑なに擁護する現象を生んだ原因であるとの見方もあるほどです。さらに、日本がことさら遅れた国であるように受け取られるような報道内容ですが、たとえば、男性に対する参政権が認められたのもイギリスに遅れることほんの数年後でした。

まだ第二次世界大戦中に、日本の海軍が飛行機工場から各務原飛行場に運ぶために、道路の幅を拡張しようとしたときに、住民などの反対にあい、裁判をしたところ、軍側が負けて、飛行場までの飛行機の搬送は、飛行機を分解したうえで、牛車によって行ったそうです。これは、柳田邦夫氏の「ゼロ戦」という著書に書かれてあったことです。柳田氏はこれを日本の「非能率・非効率」の代表例としていましたが、確かにそうした側面もありますが、私自身はこれが日本が第二次世界大戦下にあっても、正しい意味で法治国家であったことの証だと思っています。

国民の皇室に対する強い尊敬心、神聖視を一顧だにせず、番組は、天皇は憲法規定を通じて利用されたと主張するのだから、何とも不自然です。皆さんはどう思うかわかりませんが、私自身は日本が本当の国難にあったときには、日本では古から必ず天皇が浮上してきます。一見天皇家がすっかり衰退したようにみえた時代ても、必ず天皇が表に出てきて国の進むべき道がきまりました。明治維新も、第二次大戦の終了のときも、同じでした。軍部が暴走していた時期でも、天皇が玉音放送を流して、戦争画終わったことの詔を発せられなげれば、誰も納得せず、戦争を継続して、さらに甚大な被害者が出たでしょう。また、アメリカの進駐軍のトップであった、マッカーサーですら、天皇制には手をつけることはできませんでした。もし、天皇を戦犯として裁いていたら、今日の日米関係はなかったでしょう。

さらに、私は今後も、もし本当に日本にとって大きな災厄がふりかかったり、本当の国難がきた場合には、またなんらかの形で天皇が浮上してくると思います。もちろん、日本国憲法で定められた象徴天皇ですから、いきなり、天皇が国家元首となることなどはあり得ないでしょうが、たとえば、報道の仕方なと特別なもので変化があったりするのではないかと思っています。日本では、それが最も重要な私利私欲をはるかに超えた方向転換などの前ぶれになると思います。私は、今回の金融危機の時も、何かそのようなことが起こるかもしれないと思い、天皇家の報道の仕方に関して一時気を配ったくらいです。しかし、特に変化はなかったため、金融危機も特に国難といえるほどではないのだと思い安心しました。

番組は、昭和の戦争時代に入ると、立憲政治が崩壊し、天皇絶対主義に変わったと解説するのですが、あの時代、立憲体制には何の変化もなかったのだから、この表現は不正確です。「天皇絶対主義」なるものを批判するために敢えて用いたとは言え、間違いです。

ま た歴史学者の平泉澄氏が、「天皇のために死ぬ思想」を唱えて国民をリードし、戦場では玉砕(そして特攻)が繰り返されたと言った説明も無茶でした。玉砕、 特攻と言う行為が、誰それの思想的影響を受けて行われたような次元の問題ではありません。それに戦争というのは、相手があるものであり、憲法論を中心とする国内の事情だけでするものではありません。国内だけの事情で起こす紛争は、内乱とか、内戦だけです。だから「天皇利用の人物」を特定したいがための暴論です。

番組は皇室のご存在を直接は批判してません。だがそのご存在を密かに覆そうと狙っているようです。そしてそのために「八割」の国民の洗脳を試みたのが、この番組ではないかと思います。

天皇を尊敬してはいけない、天皇を利用する勢力に警戒せよとの、左翼お決まりの反国家、反伝統キャンぺーンに完全に同調するどころか、扇動するような番組です。

さて、反日番組作りに余念なきNHKの目的を知りたいものです。

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