2015年2月11日水曜日

建国記念の日を知らない日本人―【私の論評】1000年以上の悠久の歴史を持つ日本の建国ははるか昔のこと、新参者のアメリカ、中国、韓国などとは異なる日本独自の歴史と文化(゚д゚)!




以前、建国記念日に関する記事を書かせて頂きましたが、日本青年会議所(JC)が行った調査によると、日本が建国された日を知っている日本人は2割未満しかいないという結果が出たそうです。

それに対して、日本在住の中国人は100%、米国人は90%以上が自国の建国・独立の日を正しく答えられたとのこと。

これはかなりショッキングな数字ですが、反面、「日本が好きか」という調査には、日本は比較的高い結果が出ています。

文科省所管の党系数理研究所が発表した国民性調査では83%の方が、「生まれ変わるなら日本に」という結果が出ており、また、Benesseが小学校1年生から高校3年生を対象に実施したアンケートでは、96.9%の子どもが今の日本を「好き」、93%が「幸せ」と回答しています。

「日本が好き」しかし「歴史や記念日などは良く知らない」というかい離。これがどういう意味なのか。日本は今後どのような道を進むべきかのヒントが色々と隠されているような気がします。それを考えながら今日は過ごしたいと思います。

皆さんはどう思われますか?


【私の論評】1000年以上の悠久の歴史を持つ日本の建国ははるか昔のこと、新参者のアメリカ、中国、韓国などとは異なる日本独自の歴史と文化(゚д゚)!

日本の、建国記念の日(けんこくきねんのひ)は、日本国民の祝日の一つ。2月11日神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節〔きげんせつ〕)は、戦後占領軍 (GHQ) の意向で祝日から削除されました。

しかしその後、紀元節を復活させようという動きが高まり、反対する動きを抑え建国を記念するための祝日を設けることになりました。その際「紀元節」から「建国記念の日」に改正され、1966年に国民の祝日に認められ翌年から適用されました。

そうして、神武天皇即位紀元(じんむてんのうそくいきげん)は、神武天皇(日本の初代天皇)即位した年を元年(紀元)とする、日本紀年法です。略称は皇紀(こうき)。他にも、即位紀元、皇暦(すめらぎれき、こうれき)、神武暦(じんむれき)、神武紀元(じんむきげん)、日紀(にっき)などともいいます。

神武天皇

この紀年法によれば、平成二十七年、西暦では、二〇一五年の、今年は、皇紀二六七五年です。要するに、日本という国ができてから、2675年になるということです。

なぜなら、日本の建国はあまりにも古いことだからです。キリストの誕生日とされる、年よりもさらに日本の建国は古いということになります。

この建国記念日について、学者の中には、神話から定められたものであり、根拠がないとするものもいます。しかし、日本という国という概念ができあがったのは、かなり古く、はっきりしないというのが実体です。しかし、日本という国の建国の時期がはっきりしないほど、古いということに私達は、誇りを持つべきです。

アメリカの建国は、イギリスから独立した日であり、独立記念日としてアメリカ国内で祝われています。アメリカの独立、すなわち建国は、1776年7月4日です。独立してから、今年で239年目ということで、日本の建国から比べると本当に新しい国です。

現在の中国である、中華人民共和国の建国は、1949年10月1日に建国されました。建国されてから、今年で66年目です。中国には、何千年もの歴史があるではないかという人もいるかもしれませんが、中国の歴史を遡ると、大帝国ができあがり、それが分裂して、また大帝国をつくり、また分裂ということで、集合と離散を何回も繰り返していて、それぞれの大帝国には歴史的なつながりはなく、分断されています。

だから、中国とひとくくりに語ることはできません。だから、現中国の建国は1949年とするのが妥当です。

ちなみに、韓国、正式名称大韓民国のの建国は、1948年であり、現中国の建国よりも、1年はやく今年で建国67年目になります。韓国の場合も、中国と同じで、過去の国と連続性はなく、やはり建国は1948年とするのが妥当です。

しかし、なぜ日本だけが、1000年以上もの歴史を持つかといえば、やはり日本という概念がはやくから確立され、文化的にもそれを裏付けるものがあるからです。

たとえば、神宮式年遷宮という儀式があります。これは、神宮(伊勢神宮)において行われる式年遷宮(定期的に行われる遷宮)です。神宮では、原則として20年ごとに、内宮(皇大神宮)外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷します。このとき、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、装束・神宝、宇治橋なども造り替えられます。

記録によれば神宮式年遷宮は、飛鳥時代天武天皇が定め、持統天皇の治世の690年(持統天皇4年)に第1回が行われまし。その後、戦国時代の120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの、1993年平成5年)の第61回式年遷宮まで、およそ1300年にわたって行われています。


2005年(平成17年)から第62回式年遷宮の各行事が進行し、2009年(平成21年)に主要な行事である内宮に係る「宇治渡始式」が、2013年(平成25年)には正遷宮(神体の渡御)が斎行されました。

神宮司庁によると、8年前から始まる2013年(平成25年)の第62回式年遷宮全体の費用は、建築、衣服、宝物の製作を含め約550億円と公表されています。

これについては、このブログでも紹介したことがあります。その記事URLを以下に掲載します。
「中韓」とは異質な日本人の「精神世界」…仏作家は「21世紀は霊性の時代。日本は神話が生きる唯一の国」と予言した―【私の論評】日本は特異な国だが、その特異さが本当に世界の人々に認められ理解されたとき世界は変る。いや、変わらざるをえない(゚д゚)!
最近ではパワースポットとして、女性にも人気の伊勢神宮
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に結論部分だけコピペさせていただきます。
このように、神話が現代なお生きているのが日本であり、日本それ自体が、神話そのものの国で、他国の影響を吸収し切って、連綿たる一個の超越性を保つ国が日本であり、霊性の根源に万世一系の天皇がある国が日本なのです。そうして、マルローが指摘したかどうかは、わかりませんが、日本では、過去が現在に現在が未来につながっているのです。そうなのです。霊的に時間を超越してつながっているのです。私たちの霊は、この悠久の流れにつながっているのです。こんなことは、当然であり、だからこそ、マルローも指摘しなかったのかもしれません。
京都府神道青年会が主催したバスツアー「神主さんと行く 
伊勢参宮」。女子大生107人が応募に殺到したといわれます。
私たち日本人は、このような国日本に誇りを持ち、自信を持ち、世界に日本の素晴らしさを伝えてていくべきです。日本のやり方が、世界伝わりそれが理解されれば、世界は変わります。 
あのどうしようもない、民主党政権など、歴史の悠久の流れの中に咲いた一時の徒花に過ぎなかったことが明らかになりました。1,000年に一度の震災も、ほんの一時のことに過ぎません。このようなな災厄からも日本は再び力強くたちあがることでしょう。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化は、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。 
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

20年に一回このようなことが、1000年以上にわたって、繰り返されている国など日本をおいて他には存在しません。このような継続される文化が過去から現代に至るまで、綿々とくりかえされてきたからこそ、日本という国は1000年以上もの歴史を持つと胸をはって世界に向かって言うことができるのです。

さて、このような古い歴史を持つ日本、建国されたのが、いつなのかあまりに古くて多くの人々が良くわからない国日本、それに対して、アメリカ、中国、韓国などの新興の国では、かなりのことが詳細に、歴史として残されています。しかし、古くから継続されてきた文化など存在しません。

こうした日本で、建国記念日の日付そのものは、そんなに大きな意味を持ちません。しかし、アメリカや中国、韓国のような新しい国では、国としてまとまるためにも、建国記念日などをしっかりと国民に根付けて、結束を促す必要があります。

私達日本人は、こうした稀有の歴史と継続性を持つ日本に対して、誇りを持ち、この国をさらにより良い国として継続できるように努力しようではありませんか!

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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